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ある日、ユカ・スタンフィールド侯爵令嬢のもとに夫が自死したとの報が届いた。しかも夫は、愛人と心中したという。ユカに愛人との仲を引き裂かれ、それを苦にしての心中。その結婚も、夫からの申し出だった。夫の生家の借金を肩代わりして欲しい。そのかわりに、婿養子になると。領地で領地経営に勤しみ、噂に疎く、人のいいユカはその申し出を受けただけだったのに……。しかも夫の生家と心中相手の令嬢の生家から、慰謝料の請求まで届く始末。そんな中、激しい雨の夜屋敷に現れたのは、心中したはずの夫だった。彼はユカにつきまとい、ユカの親友に「金目当てでユカと親しくしているんだろう?」と絡むのだった。
※ハッピーエンド確約。ざまぁは軽め。ご都合主義のゆるゆる設定はご容赦願います。
文字数 3,454
最終更新日 2026.03.29
登録日 2026.03.29
「おれがおまえの姉ディアーヌといい仲だということは知っているよな?ディアーヌの離縁の決着がついた。だからやっと、彼女を妻に迎えられる。というわけで、おまえはもう用済みだ。そうだな。どうせだから、異母弟のところに行くといい。もともと、あいつはディアーヌと結婚するはずだったんだ。妹のおまえでもかまわないだろう」
この日、リン・オリヴィエは夫であるバロワン王国の第一王子マリユス・ノディエに告げられた。
選択肢のないリンは、「ひきこもり王子」と名高いクロード・ノディエのいる辺境の地へ向かう。
そこで彼女が会ったのは、噂の「ひきこもり王子」とはまったく違う気性が荒く傲慢な将軍だった。
クロードは、幼少の頃から自分や弟を守る為に「ひきこもり王子」を演じていたのである。その彼は、以前リンの姉ディアーヌに手痛い目にあったことがあった。その為、人間不信、とくに女性を敵視している。彼は、ディアーヌの妹であるリンを憎み、侍女扱いする。
しかし、あることがきっかけで二人の距離が急激に狭まる。が、それも束の間、王都が隣国のスパイの工作により、壊滅状態になっているいう報が入る。しかも、そのスパイの正体は、リンの知る人だった。
※全三十九話。ハッピーエンドっぽく完結します。ゆるゆる設定です。ご容赦ください。
文字数 59,674
最終更新日 2026.02.28
登録日 2026.01.31
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