黒い猫

黒い猫

よろしくお願いします。 書きたいモノを書きます。短編・長編どのジャンルでも書きます。 少しでも楽しんでもらえると嬉しいです。
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恋愛 完結 長編
煌びやかに彩られた装飾品が並べられた会場に高級な料理。そして、その会場にいるのはこれまた煌びやかに着飾った男性や女性。 こういった場所に相応しいのは「ダンス」や「素晴らしい演奏」だと思うし、ついさっきまではそうだったのだけれど……。 「サーシャ・グレイブ! お前との婚約を破棄する!!」 そう大々的に宣言したのは、この国の第一王子『リオン・ディーク』だ。 私はこの日、卒業式が終わった後に開かれた『卒業パーティー』で婚約破棄をされてしまう。 ――これは『悪役令嬢』だった私『サーシャ・グレイブ』が婚約破棄をされてからの物語である。
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文字数 51,801 最終更新日 2025.06.20 登録日 2025.05.11
夏祭り……普通であれば『友達』もしくは『恋人』とにくるモノなのだろう。 「……」 しかし、私はこの夏祭りに『一人』で来ていた。特に理由があったわけではない。 「おや?嬢ちゃん今日は一人かい?」 「えっ、あっ……まぁ」 そう、いつも私の隣には『腐れ縁』の『あいつ』がいる。ただ、この時は……いなかった。 「……??」 そんな時、ふと何気なくいつも封鎖されている『池』がなぜかその時に限って封鎖が解かれていた。 「……」 池を一周周り、出ようとした瞬間、いきなり『男』が私に向かって突っ込んできた――。 ◆  ◆  ◆  ◆  ◆ 「ヤッホー、眠り姫」 病院で目を覚ました私の目の前には……自身を『死神』という『数馬』が現れた――。 これは、私『日和昴』と幼馴染……いや、腐れ縁の『音沢緑』が『死神』の『数馬』からの『ある提案』を受け、必死に『御札』を集める始めた。 そしてそれは、私の伯父にあたる『神薙勝幸さん』や緑の姉『神薙琴葉さん』まで巻き込んだ出来事となった――。
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文字数 85,804 最終更新日 2025.06.17 登録日 2025.05.11
 キレイな桜が舞う中、一人の男性が女性を抱えて何やら話をしている……。 「…………」  しかし、その女性は手の施しようがないほどの怪我を負っており、その二人の周りも血で覆われていた。辛うじて男性が座っていた岩の部分は血が付いていなかったが、それでも女性の息はそう長くはなく、一言二言男性と会話を交わすと……そのまま息絶えた。  私『椎名《しいな》咲月《さつき》』は、ここ最近ずっとこの夢を見続けている。それはまるで、自分の事であるかのように――。 ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ただ、そんな夢を見ても、ちっとも現実的ではない。私は普通に学校に通う高校生であって、あの夢に出てくるような和服姿の女性ではない……。  なんて思いながら毎日を過ごしていると、ある日。友人の『結賀《ゆいが》エリカ』からこの地域に伝わる『神隠し』とそれが揺らいで始まった『狐祭り』について教えてもらった。  そして、その『狐祭り』がある少し前、エリカを含めた数人の『少女』が忽然と姿を消す……という事件が起きる。  警察も捜査に乗り出したようだが、原因も犯人も分からずなかなか進展がない。そんな中まことしやかに『神隠しにあったのではないか』とささやかれる様になっていた。  そこで私はその『神隠し』の伝承に関わりのある『人物』に会いに行こうと、幼少期のトラウマがある自宅裏にある山へと足をすすめたのだった――。  これは、過去と今を生きてきた『妖狐』と今を生き、たった一人の友人を助けたいと願い『妖狐に助けを求める』と言ったとんでもない行動に出た『少女』の物語である。
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文字数 83,378 最終更新日 2025.05.09 登録日 2025.04.02
ケイネリア王国のヴァーミリオン公爵家。 その公爵家の執事である『クリス』はある場所へと急いで向かっていた。 「どうされましたか?」 部屋に入りそう尋ねると、ふて腐れた表情の少女がいた。 彼女はヴァーミリオン公爵の娘なのだがただ、その性格はワガママで気ままだ。 今日もそんな彼女に振り回されている使用人たちのフォローをする。 それが俺の日常。 そんな彼には誰にも言えない。公爵にすら言えない『ある秘密』があった──。 しかし、ある日。彼女は突如として『前世の記憶』を取り戻し、異変に気がついていたクリスに話した。 そして、お嬢様いわく「このまま行ったら……私、破滅してしまう」との事だった──。
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文字数 120,208 最終更新日 2025.03.31 登録日 2025.03.06
『私』はいつもの様に『公園』にいた。 悠々自適に公園を徘徊していたのだが、一人の人間が何やらゴミ箱の前で、固まっていた。 別にゴミ箱がいっぱいだから……という訳でもなさそうだ。 『……そんなにそのチラシが捨てられないなら、捨てなければいいのに』 なんて事を思ったが、それを決めるのは『人間』だ。 それに私には関係ない。 『大変ね。人間は……』 心の中でそう呟き、私はその場をゆっくりとした足取りで立ち去るのだった―――。
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文字数 5,816 最終更新日 2025.03.04 登録日 2025.03.04
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