喜雨と悲雨

喜雨と悲雨

まったりとマイペースで投稿しております。皆様と楽しい時間を共有できましたら幸いです。
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恋愛 完結 短編 R18
26歳、独身、恋愛経験ゼロ。——これが私の現実。 周りは次々と結婚し、式を挙げて幸せそうな家庭を築いていく。 その一方で私は、ボロアパートと会社をただ往復するだけの毎日。 恋なんてしたこともない。 だけど、さすがに焦っていた。 そんなある日、公園のベンチに置かれた一冊の雑誌が目に入った。 「誰でも簡単登録!友達づくりから恋人探しまで——もちろん無料!」 出会い応援サイト『小林さん』 今思えば、ページも黄ばんだ古い雑誌だった。 当時はそれなりに良質なサイトだったのかもしれない。 でも、時が経ち、中身も運営も変わっていたんだと思う。 ……それに気づかず、真に受けた私がバカだった。 この物語は、恋人を夢見た枯れた社畜女が、 出会いを求めて一歩踏み出した結果—— なぜか、斜め上の変態を釣り上げてしまう話である。 ※これは過去作のリメイクです。
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小説 30,794 位 / 212,828件 恋愛 13,743 位 / 61,721件
文字数 7,811 最終更新日 2025.08.24 登録日 2025.08.20
恋愛 完結 短編 R15
私の名前はミラン。街でしがない薬師をしている。 そして恋人は、王宮騎士団長のルイスだった。 二年前、彼は魔物討伐に向けて遠征に出発。 最初は手紙も返ってきていたのに、 いつからか音信不通に。 あんなにうっとうしいほど構ってきた男が―― なぜ突然、私を無視するの? 不安を抱えながらも待ち続けた私の前に、 突然ルイスが帰還した。 ボロボロの身体。 そして隣には――見知らぬ女。 勝ち誇ったように彼の隣に立つその女を見て、 私の中で何かが壊れた。 混乱、絶望、そして……再起。 すがりつく女は、みっともないだけ。 私は、潔く身を引くと決めた――つもりだったのに。 「私を簡単に捨てられるとでも? ――君が望んでも、離さない」 呪いを自ら解き放ち、 彼は再び、執着の目で私を見つめてきた。 すれ違い、誤解、呪い、執着、 そして狂おしいほどの愛―― 二人の恋のゆくえは、誰にもわからない。 過去に書いた作品を修正しました。再投稿です。
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小説 4,221 位 / 212,828件 恋愛 2,246 位 / 61,721件
文字数 15,738 最終更新日 2025.08.20 登録日 2025.08.10
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