真夜中にだけ営業している花屋「Pantalea(パンタレア)」
そこには季節に関係なく、どんな花でも揃っていた。
店を訪れる客は、さまざまな理由で花を求めてやってくる。
そして花を選ぶと、店主はひとつの話をする。
ーーその花にまつわる、どこにでもありそうで、どこかおかしな話。
客は皆、それを他人事のように聞き、花を手に店を後にする。
——けれど、どこかで見覚えのある話ばかりだった。
これは、互いに無関係なはずの人々に起きた、いくつもの記録。
文字数 6,529
最終更新日 2026.03.29
登録日 2026.03.23