ゆら

ゆら

5
BL 連載中 短編 R15
毎日そばにいたかった。 一緒に暮せばもっと幸せになれるんだと信じてた。 約束の2年が経ち、僕らとうとう同棲をはじめた。 愛する人が同性だということは、まだ言えない。
24h.ポイント 0pt
小説 220,147 位 / 220,147件 BL 30,634 位 / 30,634件
文字数 10,286 最終更新日 2026.01.10 登録日 2025.08.08
恋愛 連載中 短編
理由なんて、 はっきりしていなかった。 ただ、隣にいるだけじゃ足りなくて、 「いていい」じゃなく 「いてほしい」と言われたかった。 生まれた時から、 私たちは近すぎた。 母親どうしが幼なじみで、 家族ぐるみで、 いつも同じ景色の中にいた。 互いに手を伸ばして 一緒にいたわけじゃない。 気づいたら、隣にいた。 選択じゃなく、配置みたいな関係。 それが、 ずっと続くものだと、 どこかで思っていた。 成長するにつれて、 身体も、心も、 少しずつ形を変えていく。 誰かに見られること。 誰かに触れられること。 誰かに選ばれること。 そのたび、 私は初めて知る感情を あなたに重ねていった。 でも、 あなたはいつも一歩遅れていた。 近いのに、遠い。 触れそうで、触れられない。 「幼なじみだから」 その言葉は、 守りでもあり、 逃げ道でもあった。 私は、 あなたの一番でいたかった。 でも同時に、 あなたの世界を壊す勇気もなかった。 だから、 選ばれない場所に 自分から立った。 応援するふりをして、 相談に乗るふりをして、 安全な距離を保ちながら、 心だけを削っていった。 恋だったのか、 情だったのか。 あの頃は、 名前をつけるには若くて、幼かった。 ただ一つ、 確かなことがある。 私は、 あなたに愛されたかった。 これは、 運命の話じゃない。 何度も間違えて、 それでも選び直した、 私たちの話だ。
24h.ポイント 0pt
小説 220,147 位 / 220,147件 恋愛 64,221 位 / 64,221件
文字数 6,194 最終更新日 2026.01.09 登録日 2026.01.09
恋愛 連載中 ショートショート
幾度となく、私の心に現れる彼。 誰と付き合ってもあなたを忘れたことはない。 あの月夜の約束から、もう何年も経っているのに。
24h.ポイント 0pt
小説 220,147 位 / 220,147件 恋愛 64,221 位 / 64,221件
文字数 1,142 最終更新日 2025.08.10 登録日 2025.08.02
BL 連載中 短編
少しだけ足を引きずって歩く。 雨音が響く静かな廊下には、体育館からのいろんな部活の声が聞こえる。 部活に出られない日々は、どうにも落ち着かなくて。 リハビリ帰りの体で、また学校へ戻ってきた。どこか冷たい校舎の空気が染みる。 「朝比奈」 名前を呼ばれて、振り返ると、そこに立っていたのは――結城律人先輩だった。 誰もが「怖そう」「近寄りがたい」って言う、無口でストイックな同じ野球部だった三年の先輩。 ポジションも学年も違うけど、 でも俺は、知ってる。 試合前、後輩のグラブを無言で直してくれるマメだらけの無骨な手。 打てずに落ち込んでる後輩に、缶ジュースを差し出す無愛想な優しさ。 「……サボリ?」 先輩の声は低く淡々としていて、でもどこか優しかった。 「ち、違いますって。リハビリ帰りです、ほんとに」 慌てて言い返したら、ほんの一瞬だけ、先輩の口元がかすかに緩んだ気がした。 この人の笑った顔なんて、たぶん俺しか見てないんじゃないか。 そう思ったら、胸の奥が少しだけ、熱くなる。 それが、きっかけだった。 部活にも出られず、焦ってばかりの毎日に、 ぽつんと灯る、あたたかい灯火みたいな存在――律先輩。 俺はまだ、知らなかった。 この夏、恋をするなんて。
24h.ポイント 0pt
小説 220,147 位 / 220,147件 BL 30,634 位 / 30,634件
文字数 6,815 最終更新日 2025.08.08 登録日 2025.08.07
恋愛 連載中 短編
追い求めていた彼、 気持ちが繋がるのはいつだってバットタイミングだ。 結婚式当日。 花嫁が選ぶ未来とは。
24h.ポイント 0pt
小説 220,147 位 / 220,147件 恋愛 64,221 位 / 64,221件
文字数 3,281 最終更新日 2025.08.01 登録日 2025.08.01
5