VRMMO《アストラル・リンク》――
それは、女性向けファンタジー世界を舞台にした自由度の高い冒険ゲーム。
ゲーム初心者のミアは、偶然テイマー職を選び、相棒として小さなスライム「スラ」と出会う。
しかしそのスライムは、誰も見たことのない“特別な個体”だった。
ひょんなことから出会ったのは、ゲーム最前線を走る10人のトップランカーたち。
守られるだけだった初心者は、仲間と共に戦い、成長し、やがて世界中から注目される存在へと変わっていく。
これは――
小さな相棒と初心者テイマーが、最強プレイヤーたちと紡ぐ冒険のはじまりの物語。
「初心者だけど、一緒なら戦える。」
心が繋がるとき、奇跡の進化が始まる。
文字数 10,355
最終更新日 2026.03.25
登録日 2026.03.18
「死に様なら、もう八通りも見てきたわ」
公爵令嬢レオノーラは、義妹ミアを「聖女」として引き立てるための「悪役」として、九回の人生をループしてきた。
どれほど善人に振る舞おうと、どれほど婚約者の王太子に縋ろうと、最後は常に処刑台か追放。
すべては、周囲の好感度を強制的に書き換えるミアの「偽りの奇跡」のせいだった。
十度目の十六歳。
累計八十年の人生を経験し、精神年齢も魔導知識も「枯れた」域に達したレオノーラは、ついに決意する。
「いい子を演じるのは、もう飽きたわ。今世は悪役令嬢らしく、あなたの『幸運』をすべて奪い尽くしてあげる」
ミアが手に入れるはずだった【癒やしの聖杯】を先回りして献上し、
ミアの信奉者になるはずだった【最強の騎士団長】を魔導の力で救済して味方につけ、
王太子との「思い出の場所」を物理的に整地してバラ園に変える。
「あら、殿下。ゴミ(思い出)を片付けて何が悪いのかしら?」
冷徹に、そして優雅に「ざまぁ」を完遂していくレオノーラ。
そんな彼女の前に、前世では「死神」と恐れられた隣国の皇帝ギルバートが現れる。
彼は、聖女の補正が効かない唯一の男。そして、誰よりも重すぎる独占欲を抱えた男だった――。
「君は世界を奪え。私は、そんな君を奪うとしよう」
これは、九回殺された悪役令嬢が、十回目で「真の幸福」と「最強の地位」を力ずくでもぎ取る、逆転無双の物語。
【全10話+後日談 完結まで投稿済 最終投稿は3/27】
文字数 12,947
最終更新日 2026.03.25
登録日 2026.03.19
【13話+α 完結・投稿済】
「悪役令嬢」と噂される侯爵令嬢エリシア・ローゼンフェルト。
冷酷無比と名高い公爵家嫡男レオンハルト・グランディールの婚約者である彼女は、社交界では“いずれ婚約破棄される存在”として密かに注目されていた。
なぜなら――物語ではいつだって、選ばれるのは聖女だから。
聖女候補、令嬢たち、そして貴族社会の思惑。
次々と現れる「婚約を奪おうとするヒロイン枠」。
しかし当の公爵令息は。
「彼女は私の人生の最優先事項ですが?」
……まったく揺るがなかった。
これは、
悪役令嬢だと思い込んでいる真面目な令嬢と、
婚約者を溺愛しすぎて常識が少しズレている完璧公爵令息の、
外野だけが騒がしい勘違いラブコメディ。
断罪? 婚約破棄?
――その予定は最初から存在しない。
「悪役令嬢なのに、誰も敵になれない」溺愛物語。
文字数 12,509
最終更新日 2026.03.25
登録日 2026.03.22
名前を呼ばれた瞬間、
人は「役割」を背負わされる。
主人公は、
怪異が“見えてしまう”人間だった。
そして同時に、
誰かに頼られ、
誰かを救う位置に
立たされやすい人間でもある。
助ければ、感謝される。
応えれば、期待される。
それは善意であり、
同時に――逃げ場を奪う呪いでもあった。
怪異は問いかけてくる。
世界は状況を用意してくる。
「それでも、お前がやるんだろう?」
主人公は逃げる。
距離を取る。
見届けるだけで済ませようとする。
だが、逃げきれたと思ったその瞬間こそが、
いちばん危ない。
救えたと思ってしまう。
役割を終えたと、勘違いしてしまう。
第三章までで描かれるのは、
怪異との戦いではない。
世界を変える物語でもない。
――自分を、
“使われる人”にしないための、
小さくて、静かな抵抗。
名前を呼ばれないまま、
立っていられるかどうか。
この物語は、
そこから始まる。
文字数 26,565
最終更新日 2026.03.25
登録日 2026.02.08
結婚して十三年。私たちの旅行は、いつも車で気ままに走るドライブ旅だった。
予定はゆるく、目的地もその場しだい。それが当たり前だと思っていたある日、夫が突然予約してきたのは――クルーズ船の旅。
海の上で過ごす七日間。急がなくていい時間。何もしなくても進んでいく景色。
最初は落ち着かなかった船旅も、知らない人との出会い、寄港地の街歩き、そして静かな夜を重ねるうちに、私たちは少しずつ「同じ時間」を取り戻していく。
これは、大きな事件も奇跡も起きない物語。ただ夫婦ふたりが、もう一度同じ方向を向くまでの、やさしい船旅の記録。
文字数 18,854
最終更新日 2026.03.21
登録日 2026.03.11
気が小さくて、人に頼るのが苦手な52歳の由紀。
ある日、信じてしまった一本の連絡から、彼女は詐欺被害に遭ってしまう。
誰にも言えない。
責められるのが怖い。
何より、自分自身を許せなかった。
外に出るのも怖くなり、静かに縮こまっていく日々。
けれど――
同じように傷ついた人たちとの小さな出会いが、止まっていた時間を少しずつ動かしていく。
これは、特別な誰かの成功物語ではありません。
失敗したままでも、怖いままでも、
もう一度前を向こうとした「普通の人」の、小さな再出発の物語。
もし今、ひとりで抱え込んでいるなら。
この物語が、あなたの隣に座れますように。
文字数 16,743
最終更新日 2026.03.21
登録日 2026.03.12
王宮で地味に「呪物の鑑定と浄化」を担っていた伯爵令嬢。異世界から来た「聖女」に、汚いものを扱う不浄な女だと蔑まれ、婚約者の王子からも「お前の代わりは聖女がいる」と断罪・追放される。
しかし、彼女が密かに浄化していたのは、王宮の地下に溜まった建国以来の強大な呪いだった。彼女が去った瞬間、王宮は真っ黒な泥に沈み、王子たちの顔には消えない呪いの痣が浮き上がる。
文字数 5,700
最終更新日 2026.03.20
登録日 2026.03.17
女性向けVRMMOゲーム「アストラル・ガーデン」。
ゲームを始めたばかりの少女プレイヤー・ユイが選んだのは、
戦闘ができないレア職業――星詠みの庭師だった。
星の力を宿す花「星花」を育てることができる不思議な職業。
森の奥で見つけた場所に、ユイは小さな庭を作る。
しかしその庭には、プレイヤーの能力を大きく強化する特別な力が秘められていた。
その力に気づいたのは、トッププレイヤーの騎士レオン。
やがて彼の仲間たち――
剣士、魔導士、弓使い、盾役、召喚士など、
ゲームでも有名な強者たちが次々と庭に集まり始める。
そしてある日、巨大フィールドボス討伐の動画が拡散され、
ユイの庭はゲーム内で一躍有名な場所になってしまう。
押し寄せるプレイヤーたち。
困惑するユイの前で、レオンは静かに宣言する。
「この庭は、俺たちが守る」
こうして誕生したのは、
星の庭を守る10人の守護騎士。
戦えない庭師と最強の冒険者たちによる、
星の花が咲く庭から始まるVRMMO冒険ファンタジー。
文字数 14,875
最終更新日 2026.03.18
登録日 2026.03.09
「魔力ゼロの欠陥品め、国外追放だ!」
異世界の夜会で婚約者に裏切られ、殺されかけた公爵令嬢リリア。絶体絶命の瞬間、彼女が転移したのは――現代の東京・銀座だった。
ボロボロのドレス姿で倒れていた彼女を拾ったのは、冷徹なIT企業の若き社長、久条 蓮。
「お前に帰る場所がないなら、俺の『専属秘書』になれ」
魔法の代わりに「科学」と「金」が支配する世界で、リリアは初めて自分の価値を見出していく。
しかし、リリアを諦めきれない異世界の元婚約者が、魔導兵団を率いて現代へ侵攻を開始。東京の空を異世界の軍勢が埋め尽くす中、蓮は不敵に笑い、スマートフォンを操作する。
「悪いが、俺の秘書のスケジュールは数十年先まで埋まってるんだ。――全額投資して、お前の国ごと買い叩いてやるよ」
無能と蔑まれた令嬢が、現代のスパダリに溺愛され、科学の力で過去を塗り替える大逆転シンデレラストーリー!
文字数 13,449
最終更新日 2026.03.15
登録日 2026.03.06
王太子から「魔法が何も起こらない役立たず」と断罪され、婚約破棄された伯爵令嬢リリア。
追放された彼女の能力は――
魔法の“意味”を読み解き、術式そのものを理解する力《魔力翻訳》。
辺境の魔導研究所でその才能を見出された彼女は、
三百年解読不能だった古代魔法を次々と再生させていく。
一方、彼女を失った王都では魔法事故が連鎖。
国家結界すら崩壊寸前に――。
「戻ってきてほしい」
そう告げられても、もう遅い。
私を必要としてくれる場所は、
すでに別にあるのだから。
これは、役立たずと呼ばれた令嬢が
本当の居場所と理解者を見つける物語。
文字数 16,159
最終更新日 2026.03.14
登録日 2026.03.11
最新VRMMORPG――
《Sweet Frontier Online》にログインした甘い物大好きな少女ミユ。
彼女は剣士の幼馴染ソウタと一緒に、スイーツだらけの世界を冒険することになる。
森で出会ったのは、ぷるぷる揺れるプリンのモンスター。
さらにラズベリーゴースト、ショートケーキフェアリーなど、なぜかミユにはスイーツモンスターが次々となついてしまう。
素材を集めてスイーツを作りながら、気まぐれに始めたゲーム内配信。
しかしその配信は――
「ボス戦中にレア素材を取りに行く少女」
としてバズってしまった!
気づけば視聴者は10万人超え。
人気配信者とのコラボや、巨大スイーツボスとの戦いも始まり――
これは
甘党ゲーマーとスイーツモンスターたちの、のんびりでちょっと大騒ぎなVRMMO配信冒険譚!
文字数 17,036
最終更新日 2026.03.14
登録日 2026.03.09
目が見えない伯爵令嬢、リリア・フォン・エルヴェイン。
先天的な失明を理由に、社交界では同情と蔑みの視線を向けられながらも、彼女は穏やかに微笑み、静かに日々を過ごしていた。
ある日、伯爵家の護衛として任命されたのは、無愛想で感情を表に出さない若き騎士、レオンハルト。
仕事として淡々と彼女を守るだけ――それが、彼の最初の認識だった。
しかしリリアは、彼の足音、剣の気配、魔力の揺れから、
彼が思っている以上に優しく、不器用な人物であることを感じ取っていく。
「あなた、今……無理して笑いましたね」
視線を交わすことのない彼女に、心を見抜かれるたび、レオンハルトは戸惑いながらも、彼女のそばを離れられなくなっていく。
見えないからこそ、迷わず差し出される手。
守られるはずの令嬢に、いつの間にか心まで守られていた騎士。
――これは、
“見ること”では始まらなかった恋が、
静かに、確かに、甘く育っていく物語。
文字数 11,738
最終更新日 2026.03.13
登録日 2026.02.06
魔法と魔導具が当たり前の世界。
だが、それらを扱えるのはほとんどが貴族だけだった。
王都の片隅で暮らす平民の青年 リクト は、魔力量が少なく魔法もろくに使えない。
そのせいで魔導学院を落第し、いまは貧乏な魔導具店の雑用係。
だがリクトには、誰も気づいていない才能があった。
それは――
「魔導具の構造が、なぜか全部わかる」
壊れた魔導具を直し、
効率を上げ、
誰も作れなかった道具を作る。
やがてその技術は、王都の貴族社会や魔導師団を巻き込み、
世界の魔導理論さえ揺るがしていく。
これは――
魔法が使えない平民が、魔導の常識を塗り替える物語。
文字数 21,761
最終更新日 2026.03.13
登録日 2026.03.08
剣と魔法が支配する異世界に、一人の男が迷い込んだ。
着古したスーツ、空っぽの胃袋、そして行き場のない孤独。
魔獣に追われ、絶望の淵で彼がたどり着いたのは、森の境界に佇む奇妙な喫茶店『豆と杖』だった。
店主は、かつて魔王を封印したとされる伝説の大魔導師。
しかし今の彼は、聖遺物級の杖を「完璧な温度調整」のためだけに振るう、ただの頑固な店主だ。
「……死にたいなら外へ行け。生きたいなら、これを飲め」
差し出されたのは、異世界の魔力結晶豆を現代のドリップ技術(男の助言)で昇華させた、究極のブラックコーヒー。
その一口が、男の凍てついた心を溶かしていく。
やがて男は店に居着き、現代の「ミックスジュース」や「黄金比のカフェオレ」をメニューに加え、店主と共に店を盛り上げ始める。
• 悩める聖騎士には、心を解きほぐす完熟果実のジュースを。
• 孤独なエルフには、ミルクたっぷりの温かいココアを。
これは、異世界を救うことに疲れた者たちが、一杯の飲み物を通じて「ただの人」に戻るための、優しくて少しだけ贅沢な物語。
文字数 15,775
最終更新日 2026.03.11
登録日 2026.03.07