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「お前は世界で一番いらない存在だ」
最愛の母を亡くし、形見の宝物まで無残に壊されたあの日、フィオレルの世界から光が消えた。公爵家の屋根裏部屋、埃にまみれた孤独の中で、彼女はただ静かに死を待つ。感情を殺した横顔は「氷華の令嬢」と揶揄されるほど冷たく、硬く、凍りついていた。
けれど、運命は彼女を見捨てなかった。
現れたのは、皇太子。彼は凍えたフィオレルを強く抱きしめ、壊れた心ごと包み込む。「もう、怯えなくていい」――その温もりは、止まっていた彼女の時間を動かす春の音。
これは、全てを失った少女が、真実の番に愛され、もう一度自分の花を咲かせるまでの物語。
*初めての投稿なので、いろいろ間違いがあると思います。
※ざまぁはあるので、残酷描写をつけました。
文字数 21,079
最終更新日 2026.03.02
登録日 2026.03.01
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