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その日、私は思い出した。 自分が乙女ゲームのサポート保健医“アニエス”であることを。
そして――最推しの教師テオドールが、物語の途中で命を落とす運命にあることを。
推しを救いたい。
ヒロインの恋も応援したい。
全員生存のハッピーエンドを目指し、前世のゲーム知識を頼りに行動を始めるアニエス。
しかし、事態はアニエスの予想を裏切った。
本来とは異なる属性を持つヒロイン。
予定より早く動き出す攻略対象。
そして何より――。
「あなたには何手先まで、見えているんです?」
未来を知っているかのようなアニエスの言動に、推し教師テオドールが強い関心を抱き始めて――?
彼を救うため運命に抗うアニエスと、彼女の秘密を暴こうとするテオドール。
アニエスが運命を変えようと動くたびに、テオドールは彼女から目が離せなくなっていく。
推しを救いたい主人公と、彼女の正体を追う教師。
二人の思惑が交差する、乙女ゲーム転生ファンタジー。
文字数 53,258
最終更新日 2026.08.29
登録日 2026.08.22
ハズレ聖女と蔑まれ、国のお荷物として生きてきたニア。
政略結婚で嫁いだ相手は、冷酷と恐れられる砂の国の獣王。
形だけの愛のない結婚――そう思ってたのに。
国を襲う竜巻を、役立たずとされた風魔法で消し去った、その瞬間。
「やっと見つけた――」
そう言って彼女を抱きしめたのは、誰よりも冷酷なはずの獣王だった。
「もう離さん」
なぜか執着され、逃げる隙もないほど甘く囲い込まれる日々。
まるで最初から、彼女のすべてを知っているかのように。
やがて彼女は国を救う王妃として、そして彼の唯一として――自分の居場所を手に入れていく。
※本作品は「小説家になろう」にも掲載しています
文字数 16,175
最終更新日 2026.08.06
登録日 2026.08.03
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