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国境近くの小さな町で、錬金術師の父と薬師の母と暮らす五歳のルリハ。
材料を混ぜると、ルリハにだけ「桃色の筋」が見える。筋がいちばん太くなったところでへらを止めれば、つなぎの油を入れ忘れた温石だって、ぴたりとくっついてしまう。
ところがその温石が、隣の領地の伯爵家の使者の目に留まった。
「お嬢さんを、専属としてお迎えしたい」
「娘を縛り付ける契約には、署名できません」
父はきっぱり断り、一家は保護を求めて白泉神殿の職員住宅へ引っ越すことに。
新しい暮らしで出会ったのは、聖女クララ様、匂いでなんでも当ててしまうたれ耳のコボルト・ポル、そして聖女様の前でだけ挙動のおかしい辺境伯様。
聖女様のお茶がさめないお皿を作ったり、つぶれないお弁当箱を考えたり、幼馴染と舟を浮かべたり。
でも、なんにも作らない日だってある。何も持たずに遊びに行っても、聖女様は手を後ろで組んで「おそろい」と笑ってくれるから。
――けれど、あの伯爵様は、まだあきらめていないようで……?
五歳の勘違いと大人の小さな失敗にくすっと笑える、ものづくりと家族の異世界ほのぼの日常ファンタジー。
文字数 70,448
最終更新日 2026.10.14
登録日 2026.10.02
太陽王と灰色の王妃
レンタル有りムーンライトノベルズに掲載していた「太陽王と灰色の王妃」の番外編等。当時のWEB小説版の設定のままのため、書籍版とは食い違うところが多々あります。
また、内容にも何一つ手を加えていませんので、今見るとあらが目立つかもしれません。
文字数 217,910
最終更新日 2020.01.23
登録日 2016.07.10
銀の娘は海竜に抱かれて
レンタル有り舞台は、海竜の島と呼ばれるマルゲリア島。不思議な力を持つ島の娘イサラは、ある事件をきっかけに人を愛することを恐れ、心を閉ざして生きていた。わたしに人を愛する資格なんてない――そんな彼女が、突然悪人たちの手で島から連れ出されてしまう。彼等の狙いは、伝説の海竜の宝。何とか逃げ出した彼女は島に帰るべく、ぶっきらぼうなディミオスと名乗る傭兵とともに旅をすることになるが……。愛を恐れる娘が旅路の果てに掴んだものとは? 輝く海と鮮やかな空のもとで紡がれる美しきファンタジーロマンス!
文字数 153,560
最終更新日 2020.01.23
登録日 2020.01.23
暗黒大陸と呼ばれるラティーマ大陸帰りのエリザベスは、自ら商売を営むたくましい令嬢。
帰国してから三か月、日々仕事に勤しむ彼女の家に泥棒が入ったことをきっかけに、は聖人の骨が絡む事件に巻き込まれる。
胃痛もちの執事をお供に、事件解決に乗り出すエリザベスだったが…
文字数 134,938
最終更新日 2019.12.05
登録日 2017.10.10
レディ・ウォーカーと海竜の島
レンタル有り父親の罪のせいで、後ろ指を差されながらも 遺跡探索人として強く生きてきたセラ。そんな彼女のもとに遊び人と悪評高い、コルテス商会の次男坊、エレミオが訪ねてくる。――海竜の島に一緒に行ってほしい。竜の末裔である彼は、夢で誰かに“海竜の島に来い”と呼ばれ、その島の歴史の第一人者であるセラのもとへやって来たのだ。彼と度々ぶつかり合いつつも、旅をともにするうちに、なぜか国家間の戦争に巻き込まれていって―― 神秘の島と二つの大国をめぐるヒストリカル風ファンタジー!
文字数 158,374
最終更新日 2019.05.23
登録日 2019.05.23
暗黒大陸と呼ばれるラティーマ大陸帰りのエリザベスは、自ら商売を営むたくましい令嬢。帰国してから三か月、日々仕事に勤しむ彼女は聖人の骨が絡む事件に巻き込まれる。胃痛もちの執事をお供に、事件解決に乗り出すエリザベスだったが…
登録日 2014.05.05
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