第15回 「思い出すのは、悔しい思いばかり――」 髙津臣吾監督6年間を飾る、ラストメッセージ
2025.10.24
東京ヤクルトスワローズ 髙津流マネジメント2025
今後、懸念されるのは大リーグ公式戦のテレビ中継である。現在、MLBに支払っている放映権料の額は公表されていないが、25年シーズンは日本全体で150億円と推定されており、そのうちNHKが8割~9割を負担しているとみられている。
昨年、ドジャースが連覇を達成したワールドシリーズでのブルージェイズとの激闘はかつてないほど日本国内でも多くのファンを魅了した。日本人選手の活躍がポストシーズンの結果を左右するほど存在感を増している中、日本向けの放映権料の見直しをMLBが考えないはずがない。
その時、NHKをはじめ日本のテレビ局が負担しきれるのか。大谷ら大リーガーが井上尚弥のように「日本のテレビでは見ることができないスーパースター」になる危険性は低くない。
今回、NetflixによるWBC独占放映は、いわば黒船の襲来である。一過性の出来事で終わると考えるのは楽観的に過ぎる。日本のスポーツとメディアを巻き込んだ大変革が起こると考えて間違いなさそうだ。