『ラズーン』第四部 8.使者(14) (個人サ...
『狩人の山』(オムニド)の頂上近くに建てられた神殿は冷気に満たされている。冷えて凍え、命ある者は、そこで永らえることは叶わない環境だ。
だが、『泉の狩人』(オ...
だが、『泉の狩人』(オ...
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登録日 2018.08.06 21:06
『闇を闇から』第4章 11.六人と七人(1) 『...
『 ありがとうございます、と石塚には伝えた。
未来の夫の職が失われるかも知れないのよ、それどころか、警察沙汰になって、ほんと大変な思いするかも知れないのよ。...
未来の夫の職が失われるかも知れないのよ、それどころか、警察沙汰になって、ほんと大変な思いするかも知れないのよ。...
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登録日 2018.08.05 22:47
『ラズーン』第四部 8.使者(3) アップ。
「主人が許可したのなら、背くわけにはいくまい」
ユーノがアシャのことを頼んでいくほどの信頼を与えたのだ、アシャが拒むことなどできない。
(ユーノ、おれは)
...
ユーノがアシャのことを頼んでいくほどの信頼を与えたのだ、アシャが拒むことなどできない。
(ユーノ、おれは)
...
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登録日 2018.08.05 22:44
『闇を闇から』第4章 11.六人と七人(1) 『...
真崎が弾むような足取りで出かけた後、美並は元子に呼び出された。
『ちょっと席を離れられる?』
「ええ、はい?」
『できれば、早退する形で』
「…」
思わず石...
『ちょっと席を離れられる?』
「ええ、はい?」
『できれば、早退する形で』
「…」
思わず石...
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登録日 2018.08.04 07:09
『ラズーン』第四部 8.使者(12) (個人サ...
ユーノが欲しかった。ユーノに支配されたかった。ユーノの側で、自分の中で縮こまり竦み、満たされないまま成長を止めてしまった存在を見つけて、それを育て上げ、認めて...
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登録日 2018.08.04 07:08
『闇を闇から』第4章 10.ホール・カード(1...
「う、課長……何ですかいきなり、聞いてたんですか? 人が悪いなあ」
「そりゃこういう部署の課長をやってれば、多少人も悪くなるよ」
真崎が冷ややかに言い放ったのに...
「そりゃこういう部署の課長をやってれば、多少人も悪くなるよ」
真崎が冷ややかに言い放ったのに...
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登録日 2018.08.03 07:44
『ラズーン』第四部 8.使者(11) (個人サ...
(誰かに護ってもらおうとは考えないのか。そうしてずっと、一人で生きていくと決めてしまっているのか)
いつかの問いに、ユーノは迷うような瞳でアシャに尋ね返したこ...
いつかの問いに、ユーノは迷うような瞳でアシャに尋ね返したこ...
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登録日 2018.08.03 07:44
『闇を闇から』第4章 10.ホール・カード(1...
何だろうな、この展開は。
溜め息混じりに美並は印刷機の前で書類を手に取る。
あれだけ気負って出てきて、今朝『羽鳥』を間近に捉えて、自分の中の猛々しいものを...
溜め息混じりに美並は印刷機の前で書類を手に取る。
あれだけ気負って出てきて、今朝『羽鳥』を間近に捉えて、自分の中の猛々しいものを...
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登録日 2018.08.02 08:40
『ラズーン』第四部 8.使者(10) (個人サ...
ユーノが引くわけがない、たとえ『泉の狩人』(オーミノ)を前にしようとも。そして、『泉の狩人』(オーミノ)はそういう『跳ね上がりの子ども』を好まないのに。
(な...
(な...
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登録日 2018.08.02 08:39
『闇を闇から』第4章 10.ホール・カード(9...
「どうしたの?」
さっき、そんなにトイレ、行きたかったの?
隣を歩きながら、高崎が尋ねてくる。
「……」
「朝寝坊したの? 凄い形相だったよ」
無神経、いや...
さっき、そんなにトイレ、行きたかったの?
隣を歩きながら、高崎が尋ねてくる。
「……」
「朝寝坊したの? 凄い形相だったよ」
無神経、いや...
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登録日 2018.08.01 09:09
『ラズーン』第四部 8.使者(9) (個人サ...
「ふ、…うっ!」
「起き上がらぬ方がいい」
水底から浮かび上がってきた泡が弾けるように、深い息を一瞬に吐いて薄く目を開けたアシャは、次の瞬間跳ね起きようとして...
「起き上がらぬ方がいい」
水底から浮かび上がってきた泡が弾けるように、深い息を一瞬に吐いて薄く目を開けたアシャは、次の瞬間跳ね起きようとして...
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登録日 2018.08.01 09:08
『闇を闇から』第4章 10.ホール・カード(8...
「……よし」
いいや、と思い切って水を止めた。濡れた雑巾を絞り切る。同時に体の中で疼いた甘い波も一気に絞って外し、バケツと雑巾を外のテラスに干した。窓一つ向こう...
いいや、と思い切って水を止めた。濡れた雑巾を絞り切る。同時に体の中で疼いた甘い波も一気に絞って外し、バケツと雑巾を外のテラスに干した。窓一つ向こう...
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登録日 2018.07.31 19:52
『ラズーン』第四部 8.使者(2) アップ。
緊張感に身を引き締め、剣を握りしめるユーノの掌には、いつしかじっとりと粘りつくような汗が滲んで来ていた。
(アシャで五分五分……私なら……もって四分六……まずくすれ...
(アシャで五分五分……私なら……もって四分六……まずくすれ...
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登録日 2018.07.31 19:51
『闇を闇から』第4章 10.ホール・カード(7...
石のついている婚約指輪は雑巾掛けには不向きだ。石も傷むし、雑巾掛けする時も余分な気を使わなくてはならない。
それはどこか、いつも頭の隅で京介と一緒に暮らして...
それはどこか、いつも頭の隅で京介と一緒に暮らして...
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登録日 2018.07.30 09:11
『ラズーン』第四部 8.使者(7) (個人サ...
『太皇(スーグ)』はミダス公の屋敷に置き去りにしてきた『聖なる輪』(リーソン)の代わりに、新しい『聖なる輪』(リーソン)を授けてくれた。
そしてユーノは、幾...
そしてユーノは、幾...
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登録日 2018.07.30 09:10
『闇を闇から』第4章 10.ホール・カード(6...
少し早すぎたかも。
美並は自分の気負いに赤面しつつ、開発管理課のデスクを雑巾掛けする。
窓から差し込むきららかな朝日、配湯室の湯もまだ湧いていなかったから...
美並は自分の気負いに赤面しつつ、開発管理課のデスクを雑巾掛けする。
窓から差し込むきららかな朝日、配湯室の湯もまだ湧いていなかったから...
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登録日 2018.07.29 11:28
『ラズーン』第四部 8.使者(5) (個人サ...
「はい」
ユーノは、弾けば響く立風琴(リュシ)のように、軽々と応じた。
「わかっています。使者とはいえ、『泉の狩人』(オーミノ)に気に入られなければ岩とかげよ...
ユーノは、弾けば響く立風琴(リュシ)のように、軽々と応じた。
「わかっています。使者とはいえ、『泉の狩人』(オーミノ)に気に入られなければ岩とかげよ...
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登録日 2018.07.29 11:28
『闇を闇から』第4章 10.ホール・カード(5...
自分には人にはない特殊な感覚がある。
それは苦痛をもたらしてきたけれど、どこかでそれでも自負があったのかもしれない、能力を使うことによる優越感。
けれど真...
それは苦痛をもたらしてきたけれど、どこかでそれでも自負があったのかもしれない、能力を使うことによる優越感。
けれど真...
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登録日 2018.07.28 07:06
『ラズーン』第四部 8.使者(5) (個人サ...
「、ふっ…」
詰めていた息を吐いて、ユーノはぼんやり眼を開けた。
冷えきった額の『聖なる輪』(リーソン)がきつく締めつけてきて我に返ったらしい。ぶるっ、と小...
詰めていた息を吐いて、ユーノはぼんやり眼を開けた。
冷えきった額の『聖なる輪』(リーソン)がきつく締めつけてきて我に返ったらしい。ぶるっ、と小...
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登録日 2018.07.28 07:05
『segakiyui短編集』『テリトリー』
「今回の依頼は簡単やったなあ」
桂がゆらゆら体を揺らせながら夜道を先へ進む。
「そうか?」
蔵の中に居たのは大層な化け物だったし、例によって家人は解決を望ん...
桂がゆらゆら体を揺らせながら夜道を先へ進む。
「そうか?」
蔵の中に居たのは大層な化け物だったし、例によって家人は解決を望ん...
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登録日 2018.07.27 09:25