似た傾向の小説

「お前に価値はない」と婚約破棄された令嬢、隣国の英雄に求婚されて即・再婚決定です 表紙

「お前に価値はない」と婚約破棄された令嬢、隣国の英雄に求婚されて即・再婚決定です

ゆっこ
 大広間に響き渡る王太子の声は、まるで判決を言い渡す裁判官のようだった。 「――リディア・エルフォード。お前との婚約を、ここに破棄する」  その一言に、場の空気が凍りついた。  貴族たちのざわめきが、冷えた空気に乗って広がっていく。だが当の本人、リディアは静かに立っていた。整った栗色の髪を結い上げ、瑠璃色のドレスをまとった姿は、侮辱を受けたというのになお気品を失っていなかった。 「理由をお聞きしても?」  リディアは静かに問いかけた。
恋愛 完結 長編
文字数:12,626
嘘は吐けない 表紙

嘘は吐けない

みど里
ルヴィ・システィーヌは貴族でありながら、一般牢に収容され憔悴していた。 そこに元婚約者でもあった怒れる王子が訪ねてくる。 「貴様の沙汰だ。自白剤による公開審問を行う」。 ルヴィは、例え嘘でも罪を認めてそれだけは避けねばと震えるが――。※11/11王子視点後日談追加。
恋愛 完結 短編 R15
文字数:11,872
公爵令嬢ですが、実は神の加護を持つ最強チート持ちです。婚約破棄? ご勝手に 表紙

公爵令嬢ですが、実は神の加護を持つ最強チート持ちです。婚約破棄? ご勝手に

ゆっこ
 王都アルヴェリアの中心にある王城。その豪奢な大広間で、今宵は王太子主催の舞踏会が開かれていた。貴族の子弟たちが華やかなドレスと礼装に身を包み、音楽と笑い声が響く中、私——リシェル・フォン・アーデンフェルトは、端の席で静かに紅茶を飲んでいた。  私は公爵家の長女であり、かつては王太子殿下の婚約者だった。……そう、「かつては」と言わねばならないのだろう。今、まさにこの瞬間をもって。 「リシェル・フォン・アーデンフェルト。君との婚約を、ここに正式に破棄する!」  唐突な宣言。静まり返る大広間。注がれる無数の視線。それらすべてを、私はただ一口紅茶を啜りながら見返した。  婚約破棄の相手、王太子レオンハルト・ヴァルツァーは、金髪碧眼のいかにも“主役”然とした青年である。彼の隣には、勝ち誇ったような笑みを浮かべる少女が寄り添っていた。 「そして私は、新たにこのセシリア・ルミエール嬢を伴侶に選ぶ。彼女こそが、真に民を導くにふさわしい『聖女』だ!」  ああ、なるほど。これが今日の筋書きだったのね。
恋愛 完結 長編
文字数:12,926
王太子様が突然の溺愛宣言 ―侍女から王妃候補へ― 表紙

王太子様が突然の溺愛宣言 ―侍女から王妃候補へ―

有賀冬馬
王太子付き侍女として地味に働いていた私。 でも陰湿な嫌がらせに限界を感じ辞めたその日に、王太子が突然私のもとに現れて「お前がいないと息ができない」と涙ながらに求婚――
恋愛 完結 短編
文字数:14,070
【完結】リクエストにお答えして、今から『悪役令嬢』です。 表紙

【完結】リクエストにお答えして、今から『悪役令嬢』です。

野菜ばたけ@既刊5冊📚好評発売中!
「断罪……? いいえ、ただの事実確認ですよ。」 *** ただ求められるままに生きてきた私は、ある日王子との婚約解消と極刑を突きつけられる。 しかし王子から「お前は『悪』だ」と言われ、周りから冷たい視線に晒されて、私は気づいてしまったのだ。 ――あぁ、今私に求められているのは『悪役』なのだ、と。  今まで溜まっていた鬱憤も、ずっとしてきた我慢も。  それら全てを吐き出して私は今、「彼らが望む『悪役』」へと変貌する。  これは従順だった公爵令嬢が一転、異色の『悪役』として王族達を相手取り、様々な真実を紐解き果たす。  そんな復讐と解放と恋の物語。 ◇ ◆ ◇ ※カクヨムではさっぱり断罪版を、アルファポリスでは恋愛色強めで書いています。  さっぱり断罪が好み、または読み比べたいという方は、カクヨムへお越しください。  カクヨムへのリンクは画面下部に貼ってあります。 ※カクヨム版が『カクヨムWeb小説短編賞2020』中間選考作品に選ばれました。  選考結果如何では、こちらの作品を削除する可能性もありますので悪しからず。 ※表紙絵はフリー素材を拝借しました。
恋愛 完結 短編
文字数:16,966
婚約破棄の、その後は 表紙

婚約破棄の、その後は

冬野月子
ここが前世で遊んだ乙女ゲームの世界だと思い出したのは、婚約破棄された時だった。 身体も心も傷ついたルーチェは国を出て行くが… 全九話。 「小説家になろう」にも掲載しています。
恋愛 完結 短編
文字数:18,729
婚約破棄短編集 表紙

婚約破棄短編集

由香
更新週3投稿の午前10時。(火・木・土) 1/20 一時更新停止 「異世界×貴族×婚約破棄×傍観者」 をテーマにした短編集です。 それぞれ一話完結。
恋愛 連載中 短編
文字数:26,921
婚約破棄された悪役令嬢ですが、面倒なので全部放置します 表紙

婚約破棄された悪役令嬢ですが、面倒なので全部放置します

かきんとう
 王都の大広間に、どよめきが広がった。  天井から吊るされた巨大なシャンデリアが、何百もの蝋燭の光を反射し、きらきらと輝いている。その光の中心に立つ私は、妙に他人事のような気分で、その場の空気を眺めていた。 「エレノア・フォン・リーベルト! 私は貴様との婚約をここに破棄する!」  高らかに宣言したのは、第一王子であり私の婚約者でもあったアルベルト殿下だった。  周囲の貴族たちが一斉に息を呑み、次の瞬間には小声のざわめきが連鎖のように広がっていく。  ――ああ、ついに来たのね。
恋愛 完結 長編
文字数:12,323