そんな役立たずの祝福、誰が欲しがるんだ」と笑われましたが、どうやら竜には必要だったようです
「壊れている場所がわかるだけ」の祝福を持つ伯爵令嬢セレナは、婚約者アーヴィンから役立たずと笑われ続けていた。
そんなある日、学院の騎竜訓練場で一頭の黒竜が暴れ出す。誰も原因を突き止められない中、セレナだけが騎乗具の内部に隠れた亀裂を発見する。
黒竜に近づくだけで暴れられ、「竜に嫌われた騎士」と噂されていた辺境伯令息レオンは、セレナの言葉を疑わなかった。
「壊れている場所がわかれば、直せる人間に頼める」
初めて自分の祝福を必要としてくれたレオンとともに原因を調べるうち、セレナは自分の力が本当に役立たずなのか疑い始める。
一方、そんな彼女に婚約者は言い放つ。
「なら壊れてから直せばいいだろう」
けれどセレナは、もう知っていた。
壊れてからでは、遅いことがあるのだと。
そんなある日、学院の騎竜訓練場で一頭の黒竜が暴れ出す。誰も原因を突き止められない中、セレナだけが騎乗具の内部に隠れた亀裂を発見する。
黒竜に近づくだけで暴れられ、「竜に嫌われた騎士」と噂されていた辺境伯令息レオンは、セレナの言葉を疑わなかった。
「壊れている場所がわかれば、直せる人間に頼める」
初めて自分の祝福を必要としてくれたレオンとともに原因を調べるうち、セレナは自分の力が本当に役立たずなのか疑い始める。
一方、そんな彼女に婚約者は言い放つ。
「なら壊れてから直せばいいだろう」
けれどセレナは、もう知っていた。
壊れてからでは、遅いことがあるのだと。
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