【完結】婚約破棄された悪役令嬢は、一途な愛を注ぎこまれています。

「リディア、きみとの婚約を破棄することを、ここに宣言する!」

 その宣言を聞いて、私は思い出した。前世のことを。

 そして、私が殿下ルートの悪役令嬢だということを!

 とはいえ、私……断罪されるようなことをした覚えはないのだけど?

 まぁ、婚約破棄されたのなら、もう次期王妃教育を受けなくてもいいのよね、やったー!

 ……って思ったら、竜の国、ユミルトゥスの公爵家令息からプロポーズをされちゃって……

 一途に愛されちゃってます!?

※ベリーズカフェさまに投稿した小説を、改稿しました。約11万字の物語です。
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