幼馴染の許嫁

私にとって世界一かっこいい男の子は、同い年で幼馴染の高校1年、朝霧 連(あさぎり れん)だ。
彼は、私の許嫁だ。

___あの日までは

その日、私は連に私の手作りのお弁当を届けに行く時だった
連を見つけたとき、連は私が知らない女の子と一緒だった
連はモテるからいつも、周りに女の子がいるのは慣れいてたがもやもやした気持ちになった

女の子は、薄い緑色の髪、ピンク色の瞳、ピンクのフリルのついたワンピース
誰が見ても、愛らしいと思う子だった。
それに比べて、自分は濃い藍色の髪に、水色の瞳、目には大きな黒色の眼鏡
どうみても、女の子よりも女子力が低そうな黄土色の入ったお洋服
どちらが可愛いかなんて100人中100人が女の子のほうが、かわいいというだろう

「こっちを見ている人がいるよ、知り合い?」

可愛い声で連に私のことを聞いているのが聞こえる

「ああ、あれが例の許嫁、氷瀬 美鈴(こおりせ みすず)だ。」

例のってことは、前から私のことを話していたのか。
それだけでも、ショックだった。
その時、連はよしっと覚悟を決めた顔をした

「美鈴、許嫁をやめてくれないか。」

頭を殴られた感覚だった。
いや、それ以上だったかもしれない。

「結婚や恋愛は、好きな子としたいんだ。」

受け入れたくない。
けど、これが連の本心なんだ。
受け入れるしかない
一つだけ、わかったことがある
私は、連に

「許嫁、やめますっ」

選ばれなかったんだ…
八つ当たりの感覚で連に向かって、そして女の子に向かって言った。
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