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この学校には、ある噂が広まっていた。 「黒い手紙が届いたら、それはアリアさんからの招待状」 招かれた人は、夜の学校に閉じ込められて「恐怖の時間」を過ごすことになる……と。 招待状を受け取った人は、アリアさんから絶対に逃れられないらしい。 『恋の以心伝心ゲーム』 私たちならこんなの楽勝! 夜の学校に閉じ込められた杏樹と星七くん。 アリアさんによって開催されたのは以心伝心ゲーム。 心が通じ合っていれば簡単なはずなのに、なぜかうまくいかなくて……?? 『呪いの人形』 この人形、何度捨てても戻ってくる 体調が悪くなった陽菜は、原因が突然現れた人形のせいではないかと疑いはじめる。 人形の存在が恐ろしくなって捨てることにするが、ソレはまた家に現れた。 陽菜にずっと付き纏う理由とは――。 『恐怖の鬼ごっこ』 アリアさんに招待されたのは、美亜、梨々花、優斗。小さい頃から一緒にいる幼馴染の3人。 突如アリアさんに捕まってはいけない鬼ごっこがはじまるが、美亜が置いて行かれてしまう。 仲良し3人組の幼馴染に一体何があったのか。生き残るのは一体誰――? 『招かれざる人』 新聞部の七緒は、アリアさんの記事を書こうと自ら夜の学校に忍び込む。 アリアさんが見つからず意気消沈する中、代わりに現れたのは同じ新聞部の萌香だった。 強がっていたが、夜の学校に一人でいるのが怖かった七緒はホッと安心する。 しかしそこで待ち受けていたのは、予想しない出来事だった――。 ゾクッと怖くて、ハラハラドキドキ。 最後には、ゾッとするどんでん返しがあなたを待っている。
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転校初日、僕が見つけたのは――存在しないはずの「学校の記録」だった。 この学校には、七つの怪談がある。 誰もいない教室から聞こえる声。 夜になると鳴るチャイム。 十三段目が現れる階段。 黒板に残り続ける知らない名前。 ただの噂だと思っていた。 でも、古い資料室で見つけた一冊のノートには、こう書かれていた。 『校内未確認記録』 そこには、学校で起きた説明できない出来事が記録されていた。 そして最後のページには、まだ空白の項目が一つ。 八つ目のフシギ 七つの怪談を追ううちに、僕たちは気づいてしまう。 この学校の怪談は、ただの噂じゃない。 誰かが忘れた記憶。 誰かが残した約束。 そして、今も校舎のどこかにいる「誰か」の存在。 これは、放課後に始まる―― 少年少女と七つの怪異を巡る、少し怖くて不思議な学校の記録。 あなたの隣にいるその子は、本当に“あなたの知っている子”ですか?
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大病の治療を終えたばかりの中学一年生、高瀬凪。 学校には戻れたものの、少し歩けば息が切れ、体育は見学。友達や家族から「無理しないで」と言われるたびに、自分だけが普通の毎日から取り残されているような気がしていた。 迎えた初めての中学の夏休み。凪は体力を取り戻すため、茨城県北茨城市の五浦で民宿「潮待ち荘」を営む叔母のもとへ預けられることになる。 東京より涼しい海辺の町。松林の向こうに広がる五浦海岸。海を見守るように建つ六角堂。温泉の湯気に、新鮮な常磐ものの魚料理。 静かに休むだけの夏になるはずだった。 ところが、久しぶりに再会した一歳年上の従兄・湊は、凪を病人扱いするどころか、初日から遠慮がない。 「元気なふりして倒れんのが、一番ごじゃっぺだかんな」 民宿の手伝いではお茶をこぼし、魚を狙う猫を追えば逆に転び、茨城弁のお年寄りとは会話がかみ合わない。港の魚屋の娘とは意地を張り合い、温泉では人に見られたくない傷痕と向き合うことになる。 笑って、怒って、ときどき泣いて。 凪は湊や地域の人々と過ごすなかで、少しずつ海辺を歩けるようになり、魚料理を食べられるようになり、疲れたときには「休みたい」と言えるようになっていく。 けれど湊にも、凪には言えない悩みがあった。 故郷を好きになり始めた凪と、いつか故郷を出たいと願う湊。 元いた場所へ戻れない少女と、生まれた場所から離れたい少年が、五浦のひと夏で見つけるものとは――。 これは、病気になる前の自分へ戻る物語ではない。 海風と温泉、あたたかな茨城弁とおいしいごはんに囲まれながら、自分の新しい歩幅を見つけていく、笑いと涙の夏休み物語。
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