【完結】婚約発表前日、貧乏国王女の私はお飾りの妃を求められていたと知りまして


────とうとうこの時が来たのね
決められた運命を受け入れて生きていくつもりだったのに────

貧乏国の王女のウェンディ。
貧乏だろうと王女として生まれたからには、国のために生きるのが当たり前。
そう思って生きて来た。

そんなある日、婚約が決まったことを父親から告げられる。
その相手は女癖が悪いという噂の他国の王子。
複雑な思いを抱くもこれは国のためにも受け入れるべき結婚。断るなんて選択肢はない。
そう腹を括ったウェンディに対して、なぜか様子がおかしくなったのは、
護衛騎士のエリオット。
そんな彼の様子を不思議に思いながらも、婚約者となった王子、ヨナスとの対面を果たすウェンディ。

愛はなくてもせめてお互いを尊重しやっていけたなら……
そう考えていたウェンディに対してヨナスは、
はっきりと“お飾りの妃”を求めているのだと口にした。

それを聞いたウェンディは────……


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関連作

『結婚式当日、婚約者と姉に裏切られて惨めに捨てられた花嫁ですが』

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※こちらのシリーズ作品のスピンオフとなります。
リクエストのありました、
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陽気な公爵令息エドゥアルトの両親の話。

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(追記 その後を書いたのでベビーたちも登場しました)
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