不機嫌な侯爵様に、その献身は届かない

サルコベリア侯爵夫人は、夫の言動に違和感を覚え始める。

始めは夜会での振る舞いからだった。

それがさらに明らかになっていく。

機嫌が悪ければ、それを周りに隠さず察して動いてもらおうとし、愚痴を言ったら同調してもらおうとするのは、まるで子どものよう。

おまけに自分より格下だと思えば強気に出る。

そんな夫から、とある仕事を押し付けられたところ──?



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