50 / 51
-5-
50
しおりを挟む
道の先を歪めるほどの暑さにため息ばかりがもれる。九月も半ばというのに、どうしてこうも太陽が照り付けているのだろう。
誰に話していいかわからない愚痴を抱えながら、田畑に囲まれた県道を駆け抜けていく。正面にもバックミラーにも車の姿は見えず、対向車も時折通り過ぎていくだけ。
十五年もたてば開発が進んでいるかと思ったけれど、ここはずっと昔のまま。あの日、こんな日差しの中を歩いていたんだ。今考えると若さという狂気に身震いしてしまいそう。
ある程度車を走らせると、ガードレール脇の立て看板が目についた。錆ついて字も擦れ、ぱっと見は何の看板か見当もつかない。けれど脳裏に映る映像にはっきりと描かれている。
速度を落としてハンドルを切る。その後は突き当りに見える黄金色の葉で包まれた林を右に曲がるだけ。やっと、やっと会える。あの日の約束をようやく果たす時がきた。
「あれ、かな」
晴れ渡る空の下、ひと気のない道路で目当ての門を見付けた。とりあえず路肩に車を止める。林に近いせいか、うんざりするほど聞いた蝉たちが歓迎するように鳴き始めた。車内にも届くほど鳴かなくてもちゃんと聞こえるのに。
高く積まれたブロック塀と堅固な門。厳戒な雰囲気の向こうに、杏さんがいる。左手首を覗けば十一時少し前。早めに来たのはいいけれど、心の準備は全くできていない。
この十五年、シミュレーションだけはしてきた。けれど杏さんと再会する場面でいつも思考にノイズが走り、その先を見ることはできなかった。
私を一目見た時の表情から言動まで、どうしても想像するのが怖い。あの頃よりは前向きになったとはいえ、根本は何も変わっていないのだろうか。暑さのせいにできないほどの冷や汗が背中に滲みだした。
そもそも杏さんは私だと気付いてくれるだろうか。身長や髪形、それに眼鏡まで当時とあまり変わっていない。けれども恰好は随分と変わってしまった。
シャツとスカートというシンプルな恰好。杏さんが来るまでに、カーゴパンツを売っている店を探した方がいいのだろうか。
ついついため息がこぼれる。数えきれないほどの不安に押し潰されてしまいそう。早くなった鼓動を落ち着かせようとあれこれ試していた時、車内に着信音が響いた。
「どうしたの?」
――ちゃんと着いたか心配になってね。お父さんも朝からそわそわしっぱなしなのよ。
「子どもじゃないんだから。心配しなくても大丈夫だって」
――親にとって子どもは、いくつになっても子どもなのよ。何かあったらすぐに連絡しなさいね。お父さんが迎えに行くから。
「平気だってば。杏さんを迎えたらまた連絡するから、お父さんにもそう伝えて」
――ええ、必ず連絡してね。それじゃあ。
スマホを仕舞う。眼鏡を外してダッシュボードに置き、シートに背中を深く預けた。杏さんも今の状況を知ったら驚くだろうか。あんなに毛嫌いしていた両親と仲直りできたと伝えたら。
今思うと、ありふれたすれ違いだった。お母さんは私を育てたい一心で独りよがりになり、私は何も言わずにうんざりしていただけ。三人で話し始めたあの日から、こうも変わるとは思わなかった。
小さな笑みも口元に現れ、緊張はだいぶ解れた気がする。後は本番だけと短く息を吐いた途端、刑務所の入り口に人影が見えた。
慌てて眼鏡をかけ直す。入り口までの距離が遠くてはっきりと判別できないものの、見覚えのあるワインレッドのキャリーケースが目についた。
来た。ついに、来た。
後方を確認して外に飛び出し、車に鍵をかけることなく道路を渡る。歩道と施設の境目に立ち、視界の真ん中にその姿を置いた。
ベージュのコートを羽織り、シャツとデニムというシンプルな恰好はあの頃と変わっていない。それと栗色のポニーテールも。
しかし歩き方はまるで別人で、地面に目をやりながら背中を丸める姿に心が痛んだ。これが、十五年か。私も杏さんも変わってしまった。けれども悲観するのはまだ早い。まだ、言葉を交わしていない。
「杏さん!」
変わり様を見せつけるように大声で名を呼んだ。右手を掲げ、私がここにいると知らせる。軽快に飛び跳ねるように走り寄った。
とぼとぼと過去の私のように歩く姿は声に反応し、ぴたりと歩みを止めた。そして一言だけ答えてくれた。
「うそ」
杏さんが口を両手で覆い、手を離したキャリーケースが地面に倒れ込む。拾い上げて渡すも、杏さんは固まったまま受け取ってくれない。何も伝えずに来たのだから当然か。
「お久しぶりです。えっと、覚えてますか?」
「え、あんちゃん、よね? 大泉、杏」
「はい」
かつての杏さんのまねをして微笑んだ。けれども目に映る表情はこわばったまま。嫌な予想が的中してしまったのだろうか。やっぱり私になんか会いたく――まだ、まだ考えなくていい。久しぶりに会った緊張に支配されてたまるか。
「どうして、どうして、ここに?」
「杏さんに会いたくて頑張ったんです。とりあえず車に乗ってから話しませんか?」
車? と首をかしげる杏さんが前方へ目をやり、再び目と口を丸くしてしまった。
「あれ、私の車? なんで?」
「それも中で説明します。ほらほら、荷物持ちますから」
キャリーケースを引くと妙に軽い。そういえば他の荷物はどうしたのだろう。それに自首した時に持っていたあのリュックは? 聞きたいことがさらに増えてしまった。
案内するように先行し、荷物をトランクへと仕舞う。そうしている間、杏さんは歩道でじっとこちらを見つめていた。何か言いたげというか、胸に何か詰まっているというか。それも全部聞きだせるといいけれど。
「私が運転しますね。どうぞ、乗ってください」
「あんちゃんが?」
「一応ゴールドなんですよ。慎重過ぎるってたまに怒られますけど」
「……それじゃあ、お願いね」
「はいっ」
杏さんからの頼みごと。それがなんだか嬉しくて気分よく車に乗り込んだものの、車内の空気はすぐに冷えきってしまった。
とりあえず口元に笑みを残しながらハンドルを握る私と、太ももに重ねた両手を見つめ口を閉ざす杏さん。
まるで初対面を再現したような重苦しい雰囲気。けれども杏さんが考えていることは手に取るように分かる。あえて話しかけず沈黙を守ろう。
そうして幾分かたった後、エンジン音に包まれた世界で杏さんが口火を切った。
「どうして、来たの?」
シンプルな問いだけれど、ここに来るまで決して単純な道のりではなかった。それを語れば杏さんの表情も和らぐだろうか。
「杏さんに会いに来たんです」
「会いにって、どうやって? 出所日なんて家族しか知らないはずなのに」
「そのご家族に聞いたんです」
杏さんを見ると、不思議そうに視線を返してくれた。
「杏さんが逮捕された後、公判を傍聴して杏さんのお母さんに会ったんです。その後、何度もお願いして収監先を教えてもらいました」
誰に話していいかわからない愚痴を抱えながら、田畑に囲まれた県道を駆け抜けていく。正面にもバックミラーにも車の姿は見えず、対向車も時折通り過ぎていくだけ。
十五年もたてば開発が進んでいるかと思ったけれど、ここはずっと昔のまま。あの日、こんな日差しの中を歩いていたんだ。今考えると若さという狂気に身震いしてしまいそう。
ある程度車を走らせると、ガードレール脇の立て看板が目についた。錆ついて字も擦れ、ぱっと見は何の看板か見当もつかない。けれど脳裏に映る映像にはっきりと描かれている。
速度を落としてハンドルを切る。その後は突き当りに見える黄金色の葉で包まれた林を右に曲がるだけ。やっと、やっと会える。あの日の約束をようやく果たす時がきた。
「あれ、かな」
晴れ渡る空の下、ひと気のない道路で目当ての門を見付けた。とりあえず路肩に車を止める。林に近いせいか、うんざりするほど聞いた蝉たちが歓迎するように鳴き始めた。車内にも届くほど鳴かなくてもちゃんと聞こえるのに。
高く積まれたブロック塀と堅固な門。厳戒な雰囲気の向こうに、杏さんがいる。左手首を覗けば十一時少し前。早めに来たのはいいけれど、心の準備は全くできていない。
この十五年、シミュレーションだけはしてきた。けれど杏さんと再会する場面でいつも思考にノイズが走り、その先を見ることはできなかった。
私を一目見た時の表情から言動まで、どうしても想像するのが怖い。あの頃よりは前向きになったとはいえ、根本は何も変わっていないのだろうか。暑さのせいにできないほどの冷や汗が背中に滲みだした。
そもそも杏さんは私だと気付いてくれるだろうか。身長や髪形、それに眼鏡まで当時とあまり変わっていない。けれども恰好は随分と変わってしまった。
シャツとスカートというシンプルな恰好。杏さんが来るまでに、カーゴパンツを売っている店を探した方がいいのだろうか。
ついついため息がこぼれる。数えきれないほどの不安に押し潰されてしまいそう。早くなった鼓動を落ち着かせようとあれこれ試していた時、車内に着信音が響いた。
「どうしたの?」
――ちゃんと着いたか心配になってね。お父さんも朝からそわそわしっぱなしなのよ。
「子どもじゃないんだから。心配しなくても大丈夫だって」
――親にとって子どもは、いくつになっても子どもなのよ。何かあったらすぐに連絡しなさいね。お父さんが迎えに行くから。
「平気だってば。杏さんを迎えたらまた連絡するから、お父さんにもそう伝えて」
――ええ、必ず連絡してね。それじゃあ。
スマホを仕舞う。眼鏡を外してダッシュボードに置き、シートに背中を深く預けた。杏さんも今の状況を知ったら驚くだろうか。あんなに毛嫌いしていた両親と仲直りできたと伝えたら。
今思うと、ありふれたすれ違いだった。お母さんは私を育てたい一心で独りよがりになり、私は何も言わずにうんざりしていただけ。三人で話し始めたあの日から、こうも変わるとは思わなかった。
小さな笑みも口元に現れ、緊張はだいぶ解れた気がする。後は本番だけと短く息を吐いた途端、刑務所の入り口に人影が見えた。
慌てて眼鏡をかけ直す。入り口までの距離が遠くてはっきりと判別できないものの、見覚えのあるワインレッドのキャリーケースが目についた。
来た。ついに、来た。
後方を確認して外に飛び出し、車に鍵をかけることなく道路を渡る。歩道と施設の境目に立ち、視界の真ん中にその姿を置いた。
ベージュのコートを羽織り、シャツとデニムというシンプルな恰好はあの頃と変わっていない。それと栗色のポニーテールも。
しかし歩き方はまるで別人で、地面に目をやりながら背中を丸める姿に心が痛んだ。これが、十五年か。私も杏さんも変わってしまった。けれども悲観するのはまだ早い。まだ、言葉を交わしていない。
「杏さん!」
変わり様を見せつけるように大声で名を呼んだ。右手を掲げ、私がここにいると知らせる。軽快に飛び跳ねるように走り寄った。
とぼとぼと過去の私のように歩く姿は声に反応し、ぴたりと歩みを止めた。そして一言だけ答えてくれた。
「うそ」
杏さんが口を両手で覆い、手を離したキャリーケースが地面に倒れ込む。拾い上げて渡すも、杏さんは固まったまま受け取ってくれない。何も伝えずに来たのだから当然か。
「お久しぶりです。えっと、覚えてますか?」
「え、あんちゃん、よね? 大泉、杏」
「はい」
かつての杏さんのまねをして微笑んだ。けれども目に映る表情はこわばったまま。嫌な予想が的中してしまったのだろうか。やっぱり私になんか会いたく――まだ、まだ考えなくていい。久しぶりに会った緊張に支配されてたまるか。
「どうして、どうして、ここに?」
「杏さんに会いたくて頑張ったんです。とりあえず車に乗ってから話しませんか?」
車? と首をかしげる杏さんが前方へ目をやり、再び目と口を丸くしてしまった。
「あれ、私の車? なんで?」
「それも中で説明します。ほらほら、荷物持ちますから」
キャリーケースを引くと妙に軽い。そういえば他の荷物はどうしたのだろう。それに自首した時に持っていたあのリュックは? 聞きたいことがさらに増えてしまった。
案内するように先行し、荷物をトランクへと仕舞う。そうしている間、杏さんは歩道でじっとこちらを見つめていた。何か言いたげというか、胸に何か詰まっているというか。それも全部聞きだせるといいけれど。
「私が運転しますね。どうぞ、乗ってください」
「あんちゃんが?」
「一応ゴールドなんですよ。慎重過ぎるってたまに怒られますけど」
「……それじゃあ、お願いね」
「はいっ」
杏さんからの頼みごと。それがなんだか嬉しくて気分よく車に乗り込んだものの、車内の空気はすぐに冷えきってしまった。
とりあえず口元に笑みを残しながらハンドルを握る私と、太ももに重ねた両手を見つめ口を閉ざす杏さん。
まるで初対面を再現したような重苦しい雰囲気。けれども杏さんが考えていることは手に取るように分かる。あえて話しかけず沈黙を守ろう。
そうして幾分かたった後、エンジン音に包まれた世界で杏さんが口火を切った。
「どうして、来たの?」
シンプルな問いだけれど、ここに来るまで決して単純な道のりではなかった。それを語れば杏さんの表情も和らぐだろうか。
「杏さんに会いに来たんです」
「会いにって、どうやって? 出所日なんて家族しか知らないはずなのに」
「そのご家族に聞いたんです」
杏さんを見ると、不思議そうに視線を返してくれた。
「杏さんが逮捕された後、公判を傍聴して杏さんのお母さんに会ったんです。その後、何度もお願いして収監先を教えてもらいました」
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる