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レスターの提案
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メモを見る頃には敵は全員上陸出来ていないはずだ。矢の雨を降らせて混乱させて捕虜にして筏で下ってくる奴らも捕虜にしろ。武器を運んでくる商人の一行がくるからそれも押さえてしまえ。wunitとの立体作戦を見せる必要はない。wunitは通常の連携作戦で戦うように。以上。
「報告です。アーロ殿下とリッキー隊長とwunitケイト小隊長と二百の兵がこちらに向かっています。半日はかかりますが緊急時ですので二十名程度は飛行魔法を使いますのであと十分程度で到着します」
「了解。では隊長と小隊長と精鋭十九名が先に到着するのだな。矢の準備を急げ。次に敵の集団と上陸部隊を分断する。二小隊騎馬で矢の後の混乱に乗じて一気に入り込め」
「おす!」
「弓兵部隊!開始!」
三十本の矢がミロン達の真上に降ってくる。次の矢はそのまわりに拡散されて逃げることができない。中心に戻ると次の矢は真上に降ってくる。次はまわりに次は真上にと振り回される。
「騎馬隊行け!」
矢の雨に振り回されるミロン達と東側のハンズ―川との間に騎馬隊に入られて上陸部隊が川から上がってこられない。次々と筏が流れてくるが武器と兵とを別の筏で流れてくるので武器を持たない傭兵たちは護身用の短剣だけで戦う強者もいたが切り倒されてハンズ―川に流れていった。勇猛果敢な傭兵は次々と倒され流されていく。ハンズ―川が赤くなる頃には後続の筏の兵は誰もが降参した。
「弓兵隊取り囲め!!」
矢の雨で振り回した弓兵隊は弓を置き剣でミロン達の西側から囲い込みを始める。血気盛んな傭兵の中には突撃してくるものもいたが、wunitの突撃魔法で吹っ飛ばされて傭兵の集団にぶつかり口元から血を流して足元に転がっていた。二人目の自信家が飛び出したが突撃魔法と正面衝突して後ろの傭兵に突っ込んで三人まとめて後ろに転がった。三人目の腕自慢は声と腕を上げた瞬間に突撃魔法が顔にあたり百八十度後ろに回転し頭から地面にあたり気を失った。それ以降飛び出すものはいなくなった。
リッキー隊長とケイト小隊長と精鋭十九名とwunit十九名が到着した。
「終わってしまっているな。武装解除に行ってくれ!」
「おす!」
「ケイトはwunitを連れて川から上陸する兵への拘束魔法を担当してくれ」
「承知いたしました」
「この中で指揮を取っている奴がいるだろう?誰だ?」
捕虜になった奴ら同士は仲間意識が低く、庇って言わないのではなくただ単に言いたくないようだ。
「お前らは軍隊じゃないな?金で集められた集団だな。捕虜として扱うからじっくり話をきかせてもらおうか!」
続々と捕虜が増えていく。ついでに武器も筏に乗って流れてくるので没収だ。捕虜を並べて縄で縛り座らせていく。数えると四百名余りの数になった。一人の兵士が交易隊の馬の列を見つけてリッキー隊長に報告する。
「待っていたぞ。こんなところに商人の交易隊が来るはずはない。すぐに捕まえて事情を聞け。武器を持っているはずだ」
商人はハンド―ラの兵士を見て顔色が変わる。しかし、もう遅い。事情は王宮で聞くから同行を促すと同意した。
ハンド―ラの王宮は捕虜であふれてしまっていた。地下の牢屋も入りきらない、王宮軍の牢屋も入りきらない始末で陛下とリッキー隊長とケイトは困っていた。傭兵たちでも口の軽い物がいて指示役はミロンで傭兵を集めて今回の攻撃を誰からか依頼を受けたのらしいと聞き出せた。だがミロンは全く口を開かないのでこちらも困っていた。誰に聞いてもミロンに聞けとしか言わないのだ。本当に知らないのだろう。
捕虜であふれる王宮に到着したアーロと王宮軍はあっけに取られていた。傭兵軍の損害は戦死と怪我人で約九十人捕虜は四百人余りだと聞く。武器も防具もほとんど没収できた。大勝利ではないか?後の始末に困ってはいるが、最近聞かないほどの大勝利であった。なぜ勝てたかはあとで調査するとして、今はあふれた捕虜をどうするかだ。
レスターから耳打ちをされた。二人で話しできませんか?了解だと頷く。同行した兵士にリッキー隊長の指揮下に入るよう指示を出して王宮の小部屋に移動する。
「殿下、ありがとうございます。捕虜たちですが、陛下と殿下でハンド―ラに取り入れることはできませんか?十分な兵士ですし王宮軍での試験に合格すれば入隊もできるし家族をハンド―ラの呼び寄せることもできるとしてはいかがでしょうか?国の事情と軍の事情もあるとは思いますが、傭兵よりも王宮軍に入りたいものは結構いるのではないでしょうか?」
「あ!!なるほど!だが……可能性はあるか……」
「このまま夜を迎えれば夜中にぽろぽろと逃げ出します。ハンド―ラに散らばると厄介です。その前に取り込める人間はハンド―ラに取り込み、帰りたい人間は国境まで軍の人間が送ってはいかがでしょうか?国内にいる間は見張りをつけるのです」
「確かにそうだな」
「これは可能でしたらで結構なのですが、帰りたい人間に国境までと国境を超えてからの一週間分の食料と僅かでいいのでお金を渡すのです。貨幣はハンド―ラのハットの貨幣で隣国でも使えるので問題ないでしょう」
「そこまでしてハンド―ラにいいことあるのか?」
「人の噂話を利用するのです。ハンド―ラから捕虜として食料ももらえて国境を超えた後の面倒まで見てくれたと。ハンド―ラは他の国と違うと国外で噂になりましょう」
「わかった。陛下に進言に行くから、レスター今の話をそのまましてくれ。俺の考えではないからレスターの口から頼むぞ」
「報告です。アーロ殿下とリッキー隊長とwunitケイト小隊長と二百の兵がこちらに向かっています。半日はかかりますが緊急時ですので二十名程度は飛行魔法を使いますのであと十分程度で到着します」
「了解。では隊長と小隊長と精鋭十九名が先に到着するのだな。矢の準備を急げ。次に敵の集団と上陸部隊を分断する。二小隊騎馬で矢の後の混乱に乗じて一気に入り込め」
「おす!」
「弓兵部隊!開始!」
三十本の矢がミロン達の真上に降ってくる。次の矢はそのまわりに拡散されて逃げることができない。中心に戻ると次の矢は真上に降ってくる。次はまわりに次は真上にと振り回される。
「騎馬隊行け!」
矢の雨に振り回されるミロン達と東側のハンズ―川との間に騎馬隊に入られて上陸部隊が川から上がってこられない。次々と筏が流れてくるが武器と兵とを別の筏で流れてくるので武器を持たない傭兵たちは護身用の短剣だけで戦う強者もいたが切り倒されてハンズ―川に流れていった。勇猛果敢な傭兵は次々と倒され流されていく。ハンズ―川が赤くなる頃には後続の筏の兵は誰もが降参した。
「弓兵隊取り囲め!!」
矢の雨で振り回した弓兵隊は弓を置き剣でミロン達の西側から囲い込みを始める。血気盛んな傭兵の中には突撃してくるものもいたが、wunitの突撃魔法で吹っ飛ばされて傭兵の集団にぶつかり口元から血を流して足元に転がっていた。二人目の自信家が飛び出したが突撃魔法と正面衝突して後ろの傭兵に突っ込んで三人まとめて後ろに転がった。三人目の腕自慢は声と腕を上げた瞬間に突撃魔法が顔にあたり百八十度後ろに回転し頭から地面にあたり気を失った。それ以降飛び出すものはいなくなった。
リッキー隊長とケイト小隊長と精鋭十九名とwunit十九名が到着した。
「終わってしまっているな。武装解除に行ってくれ!」
「おす!」
「ケイトはwunitを連れて川から上陸する兵への拘束魔法を担当してくれ」
「承知いたしました」
「この中で指揮を取っている奴がいるだろう?誰だ?」
捕虜になった奴ら同士は仲間意識が低く、庇って言わないのではなくただ単に言いたくないようだ。
「お前らは軍隊じゃないな?金で集められた集団だな。捕虜として扱うからじっくり話をきかせてもらおうか!」
続々と捕虜が増えていく。ついでに武器も筏に乗って流れてくるので没収だ。捕虜を並べて縄で縛り座らせていく。数えると四百名余りの数になった。一人の兵士が交易隊の馬の列を見つけてリッキー隊長に報告する。
「待っていたぞ。こんなところに商人の交易隊が来るはずはない。すぐに捕まえて事情を聞け。武器を持っているはずだ」
商人はハンド―ラの兵士を見て顔色が変わる。しかし、もう遅い。事情は王宮で聞くから同行を促すと同意した。
ハンド―ラの王宮は捕虜であふれてしまっていた。地下の牢屋も入りきらない、王宮軍の牢屋も入りきらない始末で陛下とリッキー隊長とケイトは困っていた。傭兵たちでも口の軽い物がいて指示役はミロンで傭兵を集めて今回の攻撃を誰からか依頼を受けたのらしいと聞き出せた。だがミロンは全く口を開かないのでこちらも困っていた。誰に聞いてもミロンに聞けとしか言わないのだ。本当に知らないのだろう。
捕虜であふれる王宮に到着したアーロと王宮軍はあっけに取られていた。傭兵軍の損害は戦死と怪我人で約九十人捕虜は四百人余りだと聞く。武器も防具もほとんど没収できた。大勝利ではないか?後の始末に困ってはいるが、最近聞かないほどの大勝利であった。なぜ勝てたかはあとで調査するとして、今はあふれた捕虜をどうするかだ。
レスターから耳打ちをされた。二人で話しできませんか?了解だと頷く。同行した兵士にリッキー隊長の指揮下に入るよう指示を出して王宮の小部屋に移動する。
「殿下、ありがとうございます。捕虜たちですが、陛下と殿下でハンド―ラに取り入れることはできませんか?十分な兵士ですし王宮軍での試験に合格すれば入隊もできるし家族をハンド―ラの呼び寄せることもできるとしてはいかがでしょうか?国の事情と軍の事情もあるとは思いますが、傭兵よりも王宮軍に入りたいものは結構いるのではないでしょうか?」
「あ!!なるほど!だが……可能性はあるか……」
「このまま夜を迎えれば夜中にぽろぽろと逃げ出します。ハンド―ラに散らばると厄介です。その前に取り込める人間はハンド―ラに取り込み、帰りたい人間は国境まで軍の人間が送ってはいかがでしょうか?国内にいる間は見張りをつけるのです」
「確かにそうだな」
「これは可能でしたらで結構なのですが、帰りたい人間に国境までと国境を超えてからの一週間分の食料と僅かでいいのでお金を渡すのです。貨幣はハンド―ラのハットの貨幣で隣国でも使えるので問題ないでしょう」
「そこまでしてハンド―ラにいいことあるのか?」
「人の噂話を利用するのです。ハンド―ラから捕虜として食料ももらえて国境を超えた後の面倒まで見てくれたと。ハンド―ラは他の国と違うと国外で噂になりましょう」
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