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偽情報
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偽の情報を送り続けた。
相手は疑わないので、フルナールの王宮もたるんでいると王宮の中枢部の幹部連中もわいろに血縁での縁故採用など実際にないことばかりを書いておいた。
もちろん、陛下の許可を得てだ。
陛下から俺の悪口も散々に書いとけと指示されたが、さすがになぁ~無理だわ。
おかげでチルティからの返事もご機嫌な事ばかりだった。
それもそうだろう。
ふざけて攻め込んでも絶対に勝てると思ってくるわけだ。
こちらも調子にのって、ドナガガにはいる前日には前祝いでしっかり飲んでおけよ。こちらで勝利すると忙しくなってゆっくり飲んでいる暇はないぞと。
さすがに疑ってくると思ったが……信じた。
ほんとかあいつら。
そんなやり取りをしながらフルナールの王宮軍の増援も続いている。
もう五百は超えた。
心配いらない。
攻め込む準備もできたな。
明日はチルティの五百の兵が到着する。
捕虜を取るつもりはないが、司令官とその補佐は生け捕りにしておこう。
サザンギオンとの繋がりの証人が必要だ。
今日は八時に就寝して四時に起きるように指示を出してある。
翌朝は四時起床で四時半には所定の場所に兵士の待機は完了した。
太陽があがってくる頃にチルティの兵士が顔を出した。
「おはよう。手紙のやり取りをしてくれたのは誰かな? 」
「おはようございます。自分です」
「いや~ありがとう。おかげで順調に来れたよ」
「よかったです。この後の予定を教えてもらえますか? 自分らも準備があるので」
「先発の兵と合流してフルナールの首都フリシュを目指す。ほどなくして落せるだろう。チルティの国王陛下も国境付近に参じている。フリシュを落してすぐに入城できるようにだ」
「手筈が整っていますね。素晴らしいです。チルティ万歳です。皆さん暗いうちに守備隊の敷地に急いでください」
「そのつもりだ。よろしく」
「はい」
さすがに五百の兵の移動に時間はかかったが、空が明るくなる前には全員が守備隊の敷地に入った。
「かかれ!! 」
守備隊の敷地の三百六十度から隠れていた兵が殺到した。
前回の殲滅戦と一緒で弓矢に長槍に爆弾も用いての距離を取った戦いだ。
司令官と補佐役は詰所で軟禁してある。
今回の殲滅戦は前回よりもペースが早い。
兵の熟練度を感じる。
五百の兵の殲滅は各家庭の朝食を迎える時間には終わっていた。
掃除屋も出番が早いと驚きながらも一斉に展開していった。
仕事は王宮軍も掃除屋も回を重ねるごとに早くなった。
掃除もお昼過ぎには終わり、夕方には陛下からの早馬の返事も来ていた。
お褒めの言葉は定型文だが、チルティの国王陛下が近くに来ているのは一大事だ。
陛下の判断は……俺が行くまで待機していろ!!
ホントか陛下?
チルティの司令官と補佐は拷問するまでもなく、事情を説明したところですべてを白状した。
・サザンギオンの属国となったチルティはフルナールに攻め込むことで支援金を期待して攻め込んでいる。
・フルナールの首都フリシュを陥落させて国王ラファエル二世を生け捕りにすることでチルティはサザンギオンを同格になり、対等の立場になれる。
・フルナールを陥落させた後はボールドにサザンギオンの軍事支援を受けボールドを陥落させる。
・ハンド―ラをサザンギオンとの合同の軍を組み陥落させる。
・百年来の因縁の中のルーシアとの戦闘に合同軍で打ち負かすことで世界最強を果たす。
聞いていてうんざりしたが、チルティはこの誘惑に負けたのだと痛感した。
こんな絵空事上手く行くわけね―じゃねえか!!
誰でも子供でも無理ってわかんねーの??
そんな声が左から右へ止むことなく走っているのが頭に浮かぶ。
そんなことなのに、国王陛下までのこのことついてきて先が見えてはいるが……
わが父の到着を待つ。
相手は疑わないので、フルナールの王宮もたるんでいると王宮の中枢部の幹部連中もわいろに血縁での縁故採用など実際にないことばかりを書いておいた。
もちろん、陛下の許可を得てだ。
陛下から俺の悪口も散々に書いとけと指示されたが、さすがになぁ~無理だわ。
おかげでチルティからの返事もご機嫌な事ばかりだった。
それもそうだろう。
ふざけて攻め込んでも絶対に勝てると思ってくるわけだ。
こちらも調子にのって、ドナガガにはいる前日には前祝いでしっかり飲んでおけよ。こちらで勝利すると忙しくなってゆっくり飲んでいる暇はないぞと。
さすがに疑ってくると思ったが……信じた。
ほんとかあいつら。
そんなやり取りをしながらフルナールの王宮軍の増援も続いている。
もう五百は超えた。
心配いらない。
攻め込む準備もできたな。
明日はチルティの五百の兵が到着する。
捕虜を取るつもりはないが、司令官とその補佐は生け捕りにしておこう。
サザンギオンとの繋がりの証人が必要だ。
今日は八時に就寝して四時に起きるように指示を出してある。
翌朝は四時起床で四時半には所定の場所に兵士の待機は完了した。
太陽があがってくる頃にチルティの兵士が顔を出した。
「おはよう。手紙のやり取りをしてくれたのは誰かな? 」
「おはようございます。自分です」
「いや~ありがとう。おかげで順調に来れたよ」
「よかったです。この後の予定を教えてもらえますか? 自分らも準備があるので」
「先発の兵と合流してフルナールの首都フリシュを目指す。ほどなくして落せるだろう。チルティの国王陛下も国境付近に参じている。フリシュを落してすぐに入城できるようにだ」
「手筈が整っていますね。素晴らしいです。チルティ万歳です。皆さん暗いうちに守備隊の敷地に急いでください」
「そのつもりだ。よろしく」
「はい」
さすがに五百の兵の移動に時間はかかったが、空が明るくなる前には全員が守備隊の敷地に入った。
「かかれ!! 」
守備隊の敷地の三百六十度から隠れていた兵が殺到した。
前回の殲滅戦と一緒で弓矢に長槍に爆弾も用いての距離を取った戦いだ。
司令官と補佐役は詰所で軟禁してある。
今回の殲滅戦は前回よりもペースが早い。
兵の熟練度を感じる。
五百の兵の殲滅は各家庭の朝食を迎える時間には終わっていた。
掃除屋も出番が早いと驚きながらも一斉に展開していった。
仕事は王宮軍も掃除屋も回を重ねるごとに早くなった。
掃除もお昼過ぎには終わり、夕方には陛下からの早馬の返事も来ていた。
お褒めの言葉は定型文だが、チルティの国王陛下が近くに来ているのは一大事だ。
陛下の判断は……俺が行くまで待機していろ!!
ホントか陛下?
チルティの司令官と補佐は拷問するまでもなく、事情を説明したところですべてを白状した。
・サザンギオンの属国となったチルティはフルナールに攻め込むことで支援金を期待して攻め込んでいる。
・フルナールの首都フリシュを陥落させて国王ラファエル二世を生け捕りにすることでチルティはサザンギオンを同格になり、対等の立場になれる。
・フルナールを陥落させた後はボールドにサザンギオンの軍事支援を受けボールドを陥落させる。
・ハンド―ラをサザンギオンとの合同の軍を組み陥落させる。
・百年来の因縁の中のルーシアとの戦闘に合同軍で打ち負かすことで世界最強を果たす。
聞いていてうんざりしたが、チルティはこの誘惑に負けたのだと痛感した。
こんな絵空事上手く行くわけね―じゃねえか!!
誰でも子供でも無理ってわかんねーの??
そんな声が左から右へ止むことなく走っているのが頭に浮かぶ。
そんなことなのに、国王陛下までのこのことついてきて先が見えてはいるが……
わが父の到着を待つ。
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