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ルルフとぼくの中二病モード(5)
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ルルフとぼくの中二病モード(5)
あの子、平気かなあ。
ウヌよ、あんなやつのことを気にする暇があったら我にかまえ。
いや 私と 一緒
これミシテラ!我のバズトだぞ?自重せよ!
いや みんなのバズト なの
いや、ぼくのバズトなんだけどなあ。ぼくだし。
ええい!そんなに気にするなら
見舞いへ行けばよいではないか!ほれ!
そういうとルルフはバズトへ紙を手渡した。
これって…
うむ。あの女が入院している病院の住所?
とかってやつじゃ!
なぁんだ。ルルフも心配してるじゃん。
ない!断じてあり得ん!ウヌが心配していたから調べていただけのこと!
そ、そっか。ありがとねルルフ。
う、うむ。ちとこそばゆいな……ほれ、さっさと行かぬか!ボサボサしていると日が暮れてしまうぞ?
うん!行ってくる。
キィィィ……バタンッ
バズトは家を飛び出しその病院へ向かった。
うむ…うむ……それでこそウヌよ。……これ、ミシテラ。おとなしくしておれよ?
えー うん わかった。
ジェミニ診療所
ここか。すみませーん。
はい。外来の方ですか?
いえ。お見舞いに来ました。
かしこまりました。では、お名前等の御記入をお願いします。
はい。
…………書けた。けど
そうだったそうだった。ぼく、あの子の名前知らないよ……あれ?ルルフのくれた紙の端っこ、なんか書いてある……。
仮死墓ミイナ……これがあの子の名前?
すみませーん。
あっ、はい。ありがとうございます。
えっと……仮死墓さんですね?お友達の方ですか?
えっと、はい。そんな感じです。
はい。ではこちらへどうぞ。
…あの。ずっとキョロキョロされてますけど、
どうかされましたか?
え?ああ、いや。なんでもないです。
(周りは起きてる。怪我自体も大したことはなさそう。ならきっと―――)
(なんとかなったあああ!!)
2階の個室へ案内されるバズト。扉を開けるとそこには昨夜見た顔がベッドに横になっていた。
寝てるのか。
はい。どうされます?面会時間はあと1時間ほどですけど。
ならギリギリまで待ちます。ありがとうございます。
そうですか。失礼します。
診療所で二階建て。それに加えてスタッフ不足ぽい?受付の人が案内してたし
幸い、軽傷で済んだみたいで大事には至らず。
なぜ理解るかって?ここ、そんな重症患者はいないようだし。想像でしかないけどね。
…しかし、よく寝るなあ。ちゃんと見ると可愛い顔してるし。言葉遣いだけ直せば可愛いのに。
なんだ……アタシに……何の用だ……?うっ!?
どうしたんだ!?
(頭を押さえてる……やっぱ痛むのか?)
るさい!……って、おまえはあん時の!
ああ。ぼくはバズト。何事もなくてよかったよ。キミは?
ああ?アタシは仮死墓ミイナ。
……これが大事ないに見えるかよ。
命には関わらないんだよね?ならそうだよ。
……そうかよ。ま、どっちでもいい。
つかおまえ、アタシのこと嫌いじゃないのかよ。
うん。嫌いだよ。それが?
それが?じゃねえよ。なんで嫌いなやつ見舞いに来るんだよ。頭沸いてんのか?
それとこれとは別。理由がどうあれぼくのせいで倒れた人に見舞いのひとつもないなんてあり得ないって思うから来たんだよ。それに
どうして悪霊狩りをするのか。それが気になるんだ。話してくれないかな?
あ?んなの、嫌に決まってんだろ。どこの誰かも知らねえ小僧にアタシの話しなんてしねえよ。
ぼくはバズト。この古賀原町に住むバズトだよ。キミは?
古賀原町、仮死墓ミイナだ。ほら、もういいだろ?
うん。これでどこの誰かは理解ったみたいだね。
はあ?嫌に決まってんだろ。第一、アタシらは敵同士だ。理由を話したとして素直に退くなんてしないだろ?
まあね。けど敵対するつもりはないよ。
昨日もそう言ってたな。つかよ、おまえホントにあん時のおまえかよ?まるで別人だぜ。
あれは………ルルフがやれってうるさくて。
あの霊、そんなに大事かよ
もちろん。?ミイナこそ、なんでルルフやミシテラを消そうとするの?
…あいつらがアタシのダチを殺した。
……そう言ったら差し出してくれるのか?
そういうミイナの瞳は悲しみに淀んでいた。
ミイナ……差し出したりはできないよ。
そうかよ。なら話しは終わりだ。帰れ!
ええ!?まだなにも話せてないよ!友達が殺されたってどういうこと!?ルルフたちってなんなの!?
知らねえよ。おまえに話すことなんざなんもねえ!失せろよ!…うっ!?……はやく…出ていけ、よ……。
また来るから。それじゃ
バズトはその場をあとにした。
何か理由がありそうだな……ミイナ
アタシが……可愛い?あいつ目ぇ大丈夫か?
あの子、平気かなあ。
ウヌよ、あんなやつのことを気にする暇があったら我にかまえ。
いや 私と 一緒
これミシテラ!我のバズトだぞ?自重せよ!
いや みんなのバズト なの
いや、ぼくのバズトなんだけどなあ。ぼくだし。
ええい!そんなに気にするなら
見舞いへ行けばよいではないか!ほれ!
そういうとルルフはバズトへ紙を手渡した。
これって…
うむ。あの女が入院している病院の住所?
とかってやつじゃ!
なぁんだ。ルルフも心配してるじゃん。
ない!断じてあり得ん!ウヌが心配していたから調べていただけのこと!
そ、そっか。ありがとねルルフ。
う、うむ。ちとこそばゆいな……ほれ、さっさと行かぬか!ボサボサしていると日が暮れてしまうぞ?
うん!行ってくる。
キィィィ……バタンッ
バズトは家を飛び出しその病院へ向かった。
うむ…うむ……それでこそウヌよ。……これ、ミシテラ。おとなしくしておれよ?
えー うん わかった。
ジェミニ診療所
ここか。すみませーん。
はい。外来の方ですか?
いえ。お見舞いに来ました。
かしこまりました。では、お名前等の御記入をお願いします。
はい。
…………書けた。けど
そうだったそうだった。ぼく、あの子の名前知らないよ……あれ?ルルフのくれた紙の端っこ、なんか書いてある……。
仮死墓ミイナ……これがあの子の名前?
すみませーん。
あっ、はい。ありがとうございます。
えっと……仮死墓さんですね?お友達の方ですか?
えっと、はい。そんな感じです。
はい。ではこちらへどうぞ。
…あの。ずっとキョロキョロされてますけど、
どうかされましたか?
え?ああ、いや。なんでもないです。
(周りは起きてる。怪我自体も大したことはなさそう。ならきっと―――)
(なんとかなったあああ!!)
2階の個室へ案内されるバズト。扉を開けるとそこには昨夜見た顔がベッドに横になっていた。
寝てるのか。
はい。どうされます?面会時間はあと1時間ほどですけど。
ならギリギリまで待ちます。ありがとうございます。
そうですか。失礼します。
診療所で二階建て。それに加えてスタッフ不足ぽい?受付の人が案内してたし
幸い、軽傷で済んだみたいで大事には至らず。
なぜ理解るかって?ここ、そんな重症患者はいないようだし。想像でしかないけどね。
…しかし、よく寝るなあ。ちゃんと見ると可愛い顔してるし。言葉遣いだけ直せば可愛いのに。
なんだ……アタシに……何の用だ……?うっ!?
どうしたんだ!?
(頭を押さえてる……やっぱ痛むのか?)
るさい!……って、おまえはあん時の!
ああ。ぼくはバズト。何事もなくてよかったよ。キミは?
ああ?アタシは仮死墓ミイナ。
……これが大事ないに見えるかよ。
命には関わらないんだよね?ならそうだよ。
……そうかよ。ま、どっちでもいい。
つかおまえ、アタシのこと嫌いじゃないのかよ。
うん。嫌いだよ。それが?
それが?じゃねえよ。なんで嫌いなやつ見舞いに来るんだよ。頭沸いてんのか?
それとこれとは別。理由がどうあれぼくのせいで倒れた人に見舞いのひとつもないなんてあり得ないって思うから来たんだよ。それに
どうして悪霊狩りをするのか。それが気になるんだ。話してくれないかな?
あ?んなの、嫌に決まってんだろ。どこの誰かも知らねえ小僧にアタシの話しなんてしねえよ。
ぼくはバズト。この古賀原町に住むバズトだよ。キミは?
古賀原町、仮死墓ミイナだ。ほら、もういいだろ?
うん。これでどこの誰かは理解ったみたいだね。
はあ?嫌に決まってんだろ。第一、アタシらは敵同士だ。理由を話したとして素直に退くなんてしないだろ?
まあね。けど敵対するつもりはないよ。
昨日もそう言ってたな。つかよ、おまえホントにあん時のおまえかよ?まるで別人だぜ。
あれは………ルルフがやれってうるさくて。
あの霊、そんなに大事かよ
もちろん。?ミイナこそ、なんでルルフやミシテラを消そうとするの?
…あいつらがアタシのダチを殺した。
……そう言ったら差し出してくれるのか?
そういうミイナの瞳は悲しみに淀んでいた。
ミイナ……差し出したりはできないよ。
そうかよ。なら話しは終わりだ。帰れ!
ええ!?まだなにも話せてないよ!友達が殺されたってどういうこと!?ルルフたちってなんなの!?
知らねえよ。おまえに話すことなんざなんもねえ!失せろよ!…うっ!?……はやく…出ていけ、よ……。
また来るから。それじゃ
バズトはその場をあとにした。
何か理由がありそうだな……ミイナ
アタシが……可愛い?あいつ目ぇ大丈夫か?
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