ルルフと僕の中二病モード

九重死処/しおり

文字の大きさ
3 / 5

ルルフとぼくの中二病モード(3)

しおりを挟む
ルルフとぼくの中二病モード(3)


お主、ミシテラだけに構うのも大概にせんか。
えー、だってミシテラまっすぐで
いい子なんだから仕方ないでしょ?

仕方なくないわーい!

ごめんって。
反省しておるのか?

うん。してるよ。
ならば今宵、出掛けるぞ?無論2人で…な!
え?もしかしてまた悪霊が?

うむ!それ以外になかろう♪


わかったよ。ならミシテラを寝かせたらいこうか。
よいよい!それでこそ我の主というものよ♪


まっている の?私だけ
うん。危険かもしれないから
家でまっててくれるかな?


わかった まってる
偉いぞ。よし、ならまずはごはんを食べよう。

うん そうする


今晩のメニューはバズト手製の肉じゃが

白メシと一緒に召し上がれ
うむうまいっ!ガツガツガツガツ……!


あんま食べすぎるなよ?
満腹で動けなくなるぞ?ルルフ


問題ない!我はそのようなこと……げふっ

いわんこっちゃない。ミシテラは平気そうだな。
よし、食べ終わったら歯を磨いて寝ような?

うん ところで
ん?どうした?

私たちは霊だから その 必要ない
なのにバズトは させる なんで?


必要がないからしない、そうしてたら楽しいって思うこともないだろ?そんなの勿体ないじゃないか。
そう バズトは優しい 私たちのこと 考えてくれる

いやいや、優しくなんかないさ。ただぼくが霊になって、楽しいことが0になったら嫌だってだけで

そうなの ?
ああ。だからこれはあれだよあれ。

自分がされて嫌なことを他人にするな!ってやつ?
なるほど 人間って 難しい

…難しかったか?そうか。ま、追々覚えればいいさ。よし、磨けたな?


うん 磨いた
なら寝ようか。おやすみ、ミシテラ
うん バズト 気をつけて なんか嫌な感じがする

ん?ああ、気をつけるよ。ありがとな
(嫌な感じってなんだろう…?)
ミシテラを寝かせた後、ぼくとルルフは外に出た。


ねえルルフ。今日はどこに向かうの?

おほん!
左のこんびにを右に曲がった路地を直進
その後拓けた道に出て右に進んだところにある
廃ビルの地下1階に向かおうではないか!


そ、それって平気なやつなの??

なぁに!我と主がいるのじゃ!案ずることはない!
泥舟に乗った気でおれ!!あっはっはー!

いやそれ沈むじゃん…

沈む気持ちを切り替えようとルルフをイジりながら歩いていくと、割りとすぐにそこ廃ビルに到着した。

ここか…。よし

今より悪霊を更正させる。
ルルフよ、足を引っ張るでないぞ?

強気もーどじゃな!よいよい!

少し前、ルルフと約束したことがある。
ぼくとルルフの悪霊更正においてぼくは
強気もーど…所謂中二病を表に出すという約束が。
ルルフがぼくをイジりたいだけだと考えてはいるが、ぼくも強気になれている気がして不思議なものだ。



ふっ!はっ!!

散乱する瓦礫を飛び越え、地下1階へと潜った。
そして奥の奥、その更に奥の部屋へと辿り着いた。


じゃまするぞ。悪霊め!
しかしそこにいたのは―――


あー悪いね。悪霊は今消しちゃった。

悪霊ではなく、1人の女子高生であった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする

夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】 主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。 そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。 「え?私たち、付き合ってますよね?」 なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。 「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

(ほぼ)5分で読める怖い話

涼宮さん
ホラー
ほぼ5分で読める怖い話。 フィクションから実話まで。

中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語

jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
 中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ  ★作品はマリーの語り、一人称で進行します。

処理中です...