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4話 生ゴミと女王
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Re:剣導部 4話 生ゴミと女王
4―――
こんにちは、冥果。
それとお邪魔します、正則さん。
逝照正則(ゆくて まさのり)
朱里と冥果ちゃんの父親で
俺が幼い頃からよくしてくれてる人だ。
うん。けど今はこんばんはなんじゃない?春途くん
あー、たしかに。こんばんは
冥果
今日冥果ちゃん家に
お泊りすることになったからよろしくね
あ、正則さんお邪魔します
あっうん。……え
と、ととと泊まりー!?そんな突然!
ごめん!やっぱ迷惑だったか?
そんなことない…けど、前もって
話してくれればよかったなって………思ったの。
おいおい仲間外れかあ?悲しいぞぉおい?笑
すみません、忘れてました
まじで忘れてた。
まじか。本当に忘れてやがるたぁ、
父ちゃん悲しいぜぃ……。しゅんっだぜ?しゅんっ
貴方の子になった覚えはありませんよ。
なんだよ、2人から好きな方を
選べばいいじゃねえか。お前なら大歓迎だぞ?
あ、あはは…
まあまあ。お泊りなんていつぶりかしらねえ~。
さ、あがってあがって。玄関じゃ寒いでしょう?
暖かくしてるから。
そうさせてもらいます。
逝照無亜(ゆくて むあ)
正則の奥さんで家庭を支えている
裏ボスみたいな人。
朱里と冥果の恋の相談相手であり、口は堅い。
2人が同じ人を好きになっている事が主な悩みだとか。
ねえ春途、誰の部屋で寝るか決まってる?
いやまだわからん。てか空いてるのか?部屋
ふっふっふー!私の部屋に寝なさい!
辞めとくわ なんでよ!?
お前絶対なんかするだろ?怖いもん、目が
そんなこと…ないわよぉ?
絶対あるじゃんと思いながら
真面目にどこで寝るかを考えていると
あ!あのっ!春途くんがよければ
私の部屋でどうかにゃ!?…うー。噛んだあ……
それは色々マズいからない
多分俺が我慢できないから。
我慢しなくていいって言ったら…どうするの?
あ~もう!からかわなくていい!
正則さんの部屋で寝させてもらうことにするよ
そ…そうなのね…。
何かに落胆する冥果、その理由が
わからないまま、正則さんの部屋に向かった。
いやあすまんなあ…。この部屋は1人用なんだ。
他をあたってくれ。広いのはなあ…うーん
あっ!冥果の部屋だ!あそこがいいじゃないか!
さあ!行った行った!
イジワルだ。ヒトの底すら知れない悪意とは
きっとこういうことを云うのだろう。
コンコンッ
すまん
はい…。何か御用ですか?
正則さんに追い出されちゃってさ。
冥果ちゃんの部屋で寝てもいい?
すると顔を明るくして
はいっ!!!是非どうぞ!どこに寝ます!?
ベッドですか?それともベッド!?
落ち着け落ち着け。俺がベッドで寝たら
冥果が寝れないだろう?
俺をなんだと思ってるのか、こういう時は
何故か冥果ちゃんが下に出るのだ。
ああ、普段もそういうところはあるか。
そ、それじゃ困るって
何に困るの?
何にって、心臓が落ち着かないんだよ…
そう。じゃあ布団しいておくから外でまってて。
わかった。すまんな
ううん、気にしないで。
その後少しして部屋に戻るとしっかり布団がしかれていた。
おやすみ、冥果
おやすみなさい。春途くん
4―――
こんにちは、冥果。
それとお邪魔します、正則さん。
逝照正則(ゆくて まさのり)
朱里と冥果ちゃんの父親で
俺が幼い頃からよくしてくれてる人だ。
うん。けど今はこんばんはなんじゃない?春途くん
あー、たしかに。こんばんは
冥果
今日冥果ちゃん家に
お泊りすることになったからよろしくね
あ、正則さんお邪魔します
あっうん。……え
と、ととと泊まりー!?そんな突然!
ごめん!やっぱ迷惑だったか?
そんなことない…けど、前もって
話してくれればよかったなって………思ったの。
おいおい仲間外れかあ?悲しいぞぉおい?笑
すみません、忘れてました
まじで忘れてた。
まじか。本当に忘れてやがるたぁ、
父ちゃん悲しいぜぃ……。しゅんっだぜ?しゅんっ
貴方の子になった覚えはありませんよ。
なんだよ、2人から好きな方を
選べばいいじゃねえか。お前なら大歓迎だぞ?
あ、あはは…
まあまあ。お泊りなんていつぶりかしらねえ~。
さ、あがってあがって。玄関じゃ寒いでしょう?
暖かくしてるから。
そうさせてもらいます。
逝照無亜(ゆくて むあ)
正則の奥さんで家庭を支えている
裏ボスみたいな人。
朱里と冥果の恋の相談相手であり、口は堅い。
2人が同じ人を好きになっている事が主な悩みだとか。
ねえ春途、誰の部屋で寝るか決まってる?
いやまだわからん。てか空いてるのか?部屋
ふっふっふー!私の部屋に寝なさい!
辞めとくわ なんでよ!?
お前絶対なんかするだろ?怖いもん、目が
そんなこと…ないわよぉ?
絶対あるじゃんと思いながら
真面目にどこで寝るかを考えていると
あ!あのっ!春途くんがよければ
私の部屋でどうかにゃ!?…うー。噛んだあ……
それは色々マズいからない
多分俺が我慢できないから。
我慢しなくていいって言ったら…どうするの?
あ~もう!からかわなくていい!
正則さんの部屋で寝させてもらうことにするよ
そ…そうなのね…。
何かに落胆する冥果、その理由が
わからないまま、正則さんの部屋に向かった。
いやあすまんなあ…。この部屋は1人用なんだ。
他をあたってくれ。広いのはなあ…うーん
あっ!冥果の部屋だ!あそこがいいじゃないか!
さあ!行った行った!
イジワルだ。ヒトの底すら知れない悪意とは
きっとこういうことを云うのだろう。
コンコンッ
すまん
はい…。何か御用ですか?
正則さんに追い出されちゃってさ。
冥果ちゃんの部屋で寝てもいい?
すると顔を明るくして
はいっ!!!是非どうぞ!どこに寝ます!?
ベッドですか?それともベッド!?
落ち着け落ち着け。俺がベッドで寝たら
冥果が寝れないだろう?
俺をなんだと思ってるのか、こういう時は
何故か冥果ちゃんが下に出るのだ。
ああ、普段もそういうところはあるか。
そ、それじゃ困るって
何に困るの?
何にって、心臓が落ち着かないんだよ…
そう。じゃあ布団しいておくから外でまってて。
わかった。すまんな
ううん、気にしないで。
その後少しして部屋に戻るとしっかり布団がしかれていた。
おやすみ、冥果
おやすみなさい。春途くん
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