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春途の春
11話
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11―――
私です私、そう私です。現在時刻深夜3時、奥手男子にもう飽き飽きだよとか思ってたりなかったりの深夜です。春途くんのお家に泊まらせてもらってます、案の定眠れないです。おかしいてす。小さい頃はよく泊まってたのに、、
「今は心臓と書いてはぁとが爆発と書いてザウィッチしそうなほど暴れてますぅぅ」
アタフタアタフタ アタフタアタフタ
「そうです!春途くんのお部屋にいきましょう!」
「しっしっ忍び足…♪」
「私だって姉さまみたいな
アグレッシブなアプローチできるんだもん!」
ノシっノシっ
ツルンっ
「あだだだ~!?」
電気をつけずに移動していたら転んでしまった……。
「ううう~~。…痛い。」
「大丈夫か?」
「ほえ…?は、春途くん!?何しゅに……ウ~カンダ…」
「何しにって、早く起きちゃったし
トイレでもとかそんなんだよ。」
「冥は?何してたの?」
「わ、わわわわ私はですね!?トイレ!
そうトイレに行こうとしてたのですー!」
「でもトイレ逆じゃん。」
「ホントですね!なんでかなーアハハ」
「はっくちゅっっ!!あぅぅ…。」
「平気か?一度下に降りて
ティッシュ取ってこないと」
「ならその…春途くんの部屋にいかせて…
くれませんか……?」
「い、いいけど…。ティッシュは箱のしかないし、
少し使ってるしなあ…。」
「いいです!むしろその方が!!………ッハ!」
「い、いいい、今のナシ!今のナシですぅぅ」
「お、おう?わかった」
「よかったです?」
「なんで疑問符?」
「なんでもないですぅ…プクゥ」
「え?、あっごっごめんって…!」
「もういいから部屋に案内してください」
「わ、わかったわかった。こっち」
「パアアッ!! はい!そっちですねー!!」
わかりやす、けどそれがいい。
「ふんふんふーんふふんっ✨」
鼻水をすすりながら冥は鼻歌を歌っていた。
「けど平気か?病院行ったほうがいいよな?
やっぱ」
「なんでです?私はどこも悪くないですよ?」
「フェックチッ!! フェックチッ!!!!」
「…言わんこっちゃない…。明日病院行こ?
風邪かもだし。」
「一緒にですか??」
「ああそう。冥は一人だと行かなそうだしな。」
「理由は何でもいいです!!ぜひ行きましょ?」
「………疑問符?」
「放っといて下さい!それは治りませんから!」
「けどなあ」
「う~!!」
わかったって。
「よろしいっ!」
「で、ここだよ。俺の部屋は。」
「し、失礼しましゅっ…ウッカンジャッタ…ハズカシ」
ガチャと音を立て扉が開いた。
私です私、そう私です。現在時刻深夜3時、奥手男子にもう飽き飽きだよとか思ってたりなかったりの深夜です。春途くんのお家に泊まらせてもらってます、案の定眠れないです。おかしいてす。小さい頃はよく泊まってたのに、、
「今は心臓と書いてはぁとが爆発と書いてザウィッチしそうなほど暴れてますぅぅ」
アタフタアタフタ アタフタアタフタ
「そうです!春途くんのお部屋にいきましょう!」
「しっしっ忍び足…♪」
「私だって姉さまみたいな
アグレッシブなアプローチできるんだもん!」
ノシっノシっ
ツルンっ
「あだだだ~!?」
電気をつけずに移動していたら転んでしまった……。
「ううう~~。…痛い。」
「大丈夫か?」
「ほえ…?は、春途くん!?何しゅに……ウ~カンダ…」
「何しにって、早く起きちゃったし
トイレでもとかそんなんだよ。」
「冥は?何してたの?」
「わ、わわわわ私はですね!?トイレ!
そうトイレに行こうとしてたのですー!」
「でもトイレ逆じゃん。」
「ホントですね!なんでかなーアハハ」
「はっくちゅっっ!!あぅぅ…。」
「平気か?一度下に降りて
ティッシュ取ってこないと」
「ならその…春途くんの部屋にいかせて…
くれませんか……?」
「い、いいけど…。ティッシュは箱のしかないし、
少し使ってるしなあ…。」
「いいです!むしろその方が!!………ッハ!」
「い、いいい、今のナシ!今のナシですぅぅ」
「お、おう?わかった」
「よかったです?」
「なんで疑問符?」
「なんでもないですぅ…プクゥ」
「え?、あっごっごめんって…!」
「もういいから部屋に案内してください」
「わ、わかったわかった。こっち」
「パアアッ!! はい!そっちですねー!!」
わかりやす、けどそれがいい。
「ふんふんふーんふふんっ✨」
鼻水をすすりながら冥は鼻歌を歌っていた。
「けど平気か?病院行ったほうがいいよな?
やっぱ」
「なんでです?私はどこも悪くないですよ?」
「フェックチッ!! フェックチッ!!!!」
「…言わんこっちゃない…。明日病院行こ?
風邪かもだし。」
「一緒にですか??」
「ああそう。冥は一人だと行かなそうだしな。」
「理由は何でもいいです!!ぜひ行きましょ?」
「………疑問符?」
「放っといて下さい!それは治りませんから!」
「けどなあ」
「う~!!」
わかったって。
「よろしいっ!」
「で、ここだよ。俺の部屋は。」
「し、失礼しましゅっ…ウッカンジャッタ…ハズカシ」
ガチャと音を立て扉が開いた。
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