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春途の春
21話 刃張の双子のこと
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21――刃張の双子のこと
部活動開始時間になり、更衣室で着替えにいた所、刃張くんが入ってきた。
「わっ、お兄さん!今から部活ですか?」
ああ。今からだ。刃張くんもなんだね
「はい!よければ立会、教えてくれませんか?」
いいよ!やろうか!ところで、
刃張くんは双子だって聞いたんだけど、もう一人はどういう人なの?少し気になって
「ああ~!あやのことですね!あやは優しい人ですよ。けどその…ぼくのやること成すことに首を突っ込んでしまうことが多く思えますね…。」
ん?シスコン?ああ、ブラコンかな?
「えっとその、双子で同い年な時もブラザー、シスターというのでしょうか?」
う~ん、どうだろう…?まあわかりやすいしいいんじゃないか?
「それもそうですね!」
それで?刃張くんはその人のことはどうなの?嫌じゃないの?
「彩刃(あやは)です!あやは、ぼくにする行動は少しだけむっとなりますけど嫌ではない…ですね。」
そっか。双子仲良くていいね。
「あ~!今のお兄さんおじさんっぽいですよー」
やめてくれ。なんとなくそんな気はしてたんだ。
「わわっ、すみませんー!」
いいよ、なんかわかってたかもだし。
あー、なんか俺傷ついてるー?なんでー?
「お兄さんはいい人です!部の中では1番まともですし周りを見て対応を考えていますし素敵です!」
お?いきなりなんだ??
「なのでえーーっと!!お兄さんが落ち込む必要はないです!傷つけたぼくが言うのもアレですけど……。」
まあほんそれ、ほんとにそれよ。
けどありがとう!少しだけ元気が出た気がする。
さあ!初めての立会、するか!
「よろしくお願いします!」
既に着替えていた俺たちはそのまま
立会場に踏み込んでいった―――
部活動開始時間になり、更衣室で着替えにいた所、刃張くんが入ってきた。
「わっ、お兄さん!今から部活ですか?」
ああ。今からだ。刃張くんもなんだね
「はい!よければ立会、教えてくれませんか?」
いいよ!やろうか!ところで、
刃張くんは双子だって聞いたんだけど、もう一人はどういう人なの?少し気になって
「ああ~!あやのことですね!あやは優しい人ですよ。けどその…ぼくのやること成すことに首を突っ込んでしまうことが多く思えますね…。」
ん?シスコン?ああ、ブラコンかな?
「えっとその、双子で同い年な時もブラザー、シスターというのでしょうか?」
う~ん、どうだろう…?まあわかりやすいしいいんじゃないか?
「それもそうですね!」
それで?刃張くんはその人のことはどうなの?嫌じゃないの?
「彩刃(あやは)です!あやは、ぼくにする行動は少しだけむっとなりますけど嫌ではない…ですね。」
そっか。双子仲良くていいね。
「あ~!今のお兄さんおじさんっぽいですよー」
やめてくれ。なんとなくそんな気はしてたんだ。
「わわっ、すみませんー!」
いいよ、なんかわかってたかもだし。
あー、なんか俺傷ついてるー?なんでー?
「お兄さんはいい人です!部の中では1番まともですし周りを見て対応を考えていますし素敵です!」
お?いきなりなんだ??
「なのでえーーっと!!お兄さんが落ち込む必要はないです!傷つけたぼくが言うのもアレですけど……。」
まあほんそれ、ほんとにそれよ。
けどありがとう!少しだけ元気が出た気がする。
さあ!初めての立会、するか!
「よろしくお願いします!」
既に着替えていた俺たちはそのまま
立会場に踏み込んでいった―――
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