117 / 226
泉ヶ峰剣導高校編・2(終)
107話 凍土の姫のゆきどけ
しおりを挟む
107話 凍土の姫のゆきどけ
それから俺とユキのコンビネーション訓練が始まった。
まずはこれ。
そういいユキは春途にプリントを手渡した。
ええっとー?……これ完成させるのか?
当然よ。本番まであまり時間がないわ。急ぎましょ
それもそうだな。挟み撃ちやスイッチ戦法か。シンプルながらに難しそうだな…
あ、さすがにわかるのね。そう、そもそも立会は個人戦が主ってのもあるし、味方と呼吸を合わせるなんて経験ないでしょ?
まあな。そういうユキはあるのか?
これでも泉ヶ峰の2位なんだっての。
そのくらいあるわ
そ、そうか。ならユキが俺に合わせてくれよ。経験者が合わせてくれた方がうまく行きそうだし
はあ?あたしがあんたに?…まあ、いいわよ。
経験者だし?他ならぬ弟の頼みだし?これくらい朝飯前よ!
なんだかわからないけど、助かる
早速やるわよ!
ああ!
ズバッ!ジャキンッ!!ズズズ!
30分後
ぜえ…ぜえ…あ、あんた……
やっぱあんたが合わせなさい……
なんで?
合わないからよ…あんたの攻撃、傾向が絞れないわ。連繋なんだからもう少しわかりやすくしなさいよ!
ご、ごめん。なら俺がユキに合わせるよ。さ、やろう
ええ!そうこなきゃ!!
…ダッ!!!ズザザ…!!ザクッ!
…なかなか、悪くないんじゃない?
だな。さっきよりいい。さすがユキだよ。
呼び方!前にやったやつになさい……
ユキは顔を真っ赤にして恥ずかしそうに告げる
は?あ、えと…ユキお姉ちゃん……?
そう!それよ!!ええ!
とってもいいわ!勿論今の連携も!!
そんなこんなで俺たちは連携の練習を
目が覚めてから陽が落ちるまでずっと続けた。
さて。そろそろご飯にしましょう。
ああ。腹減った~
なあユキ、メシどうする?
どうって、あんたが作りなさいよ。あたしこの間作ったじゃない。
…はぁ、まあそうなるよな。わかった、作るよ
よろしい。それで?何を作るの?
うーん…まああるものってとこかな。チャーハンとかか?
あたし、他のがいいわ。
わがまま言うなよ。じゃあししゃもフライとかどうだ?
ししゃ…!?……な、なんでもない。それでいいわよ。
今、明らかにキラキラしてたような……?
るっさい!さっさと作りなさいっての!!
あー、わかったわかった!わかったから座っててくれ!
45分後
ほら、できたぞ。
ほんと!?もう!?
ああ。慣れてるってのもあるが元々時間が掛からないものだしな。ほれ、召し上がれ。
いただきますー!!はむっ、もぐっ…んぐ…
んまっ!!!
そうか?なによりだよ。…それでユキ、連繋の練習なんだけど、繰り出す攻撃を固定すればいいんじゃないのか?
それじゃだめよ。それしか出せなくなるじゃない。
…それもそうか。
ええ。それにあたし始動ならうまくいったし、それでいいじゃない。
まあそうなんだけどさ。…て、それ俺の分……
むぐ?あら、そうだったわ。
ならいる?口開けなさい
ちょいまちちょいまち、なにする気だ??
いーいーかーらー!!ほら、あーん
(覚悟を…決める……それしか…ねぇか……)
あ、あー…
目、閉じててよ。
俺が口を開けたその時、ユキが悪い笑顔を見せた。
次の瞬間
……チュ…ンッ……チュ…ンハァ…
!?!?
なんとユキはししゃもフライを口移ししたのだ
んぐっ!?……ケホッ…ケホッケホッ………!
な、なんだよユキ…変なこと…するなよ…!
あーもー、勿体ないじゃないの。せっかくのししゃもフライを吐き出しちゃって……ん、おいし
春途の吐き出したししゃもフライを拾って食べるユキ
ふ、ふざけるのにも限度があるだろ?
あら、ふざけていないって言ったら…どうする?
そ、それは…どういう……?
…
……
………
あたし…ふ、ファーストキス……だったの……
そ、そうだった…のか………
ちょっとそこ!
恥ずかしいから噛み締めんなっての!!
バシーーーン!
痛って!?なにすんだよー!
それから俺とユキのコンビネーション訓練が始まった。
まずはこれ。
そういいユキは春途にプリントを手渡した。
ええっとー?……これ完成させるのか?
当然よ。本番まであまり時間がないわ。急ぎましょ
それもそうだな。挟み撃ちやスイッチ戦法か。シンプルながらに難しそうだな…
あ、さすがにわかるのね。そう、そもそも立会は個人戦が主ってのもあるし、味方と呼吸を合わせるなんて経験ないでしょ?
まあな。そういうユキはあるのか?
これでも泉ヶ峰の2位なんだっての。
そのくらいあるわ
そ、そうか。ならユキが俺に合わせてくれよ。経験者が合わせてくれた方がうまく行きそうだし
はあ?あたしがあんたに?…まあ、いいわよ。
経験者だし?他ならぬ弟の頼みだし?これくらい朝飯前よ!
なんだかわからないけど、助かる
早速やるわよ!
ああ!
ズバッ!ジャキンッ!!ズズズ!
30分後
ぜえ…ぜえ…あ、あんた……
やっぱあんたが合わせなさい……
なんで?
合わないからよ…あんたの攻撃、傾向が絞れないわ。連繋なんだからもう少しわかりやすくしなさいよ!
ご、ごめん。なら俺がユキに合わせるよ。さ、やろう
ええ!そうこなきゃ!!
…ダッ!!!ズザザ…!!ザクッ!
…なかなか、悪くないんじゃない?
だな。さっきよりいい。さすがユキだよ。
呼び方!前にやったやつになさい……
ユキは顔を真っ赤にして恥ずかしそうに告げる
は?あ、えと…ユキお姉ちゃん……?
そう!それよ!!ええ!
とってもいいわ!勿論今の連携も!!
そんなこんなで俺たちは連携の練習を
目が覚めてから陽が落ちるまでずっと続けた。
さて。そろそろご飯にしましょう。
ああ。腹減った~
なあユキ、メシどうする?
どうって、あんたが作りなさいよ。あたしこの間作ったじゃない。
…はぁ、まあそうなるよな。わかった、作るよ
よろしい。それで?何を作るの?
うーん…まああるものってとこかな。チャーハンとかか?
あたし、他のがいいわ。
わがまま言うなよ。じゃあししゃもフライとかどうだ?
ししゃ…!?……な、なんでもない。それでいいわよ。
今、明らかにキラキラしてたような……?
るっさい!さっさと作りなさいっての!!
あー、わかったわかった!わかったから座っててくれ!
45分後
ほら、できたぞ。
ほんと!?もう!?
ああ。慣れてるってのもあるが元々時間が掛からないものだしな。ほれ、召し上がれ。
いただきますー!!はむっ、もぐっ…んぐ…
んまっ!!!
そうか?なによりだよ。…それでユキ、連繋の練習なんだけど、繰り出す攻撃を固定すればいいんじゃないのか?
それじゃだめよ。それしか出せなくなるじゃない。
…それもそうか。
ええ。それにあたし始動ならうまくいったし、それでいいじゃない。
まあそうなんだけどさ。…て、それ俺の分……
むぐ?あら、そうだったわ。
ならいる?口開けなさい
ちょいまちちょいまち、なにする気だ??
いーいーかーらー!!ほら、あーん
(覚悟を…決める……それしか…ねぇか……)
あ、あー…
目、閉じててよ。
俺が口を開けたその時、ユキが悪い笑顔を見せた。
次の瞬間
……チュ…ンッ……チュ…ンハァ…
!?!?
なんとユキはししゃもフライを口移ししたのだ
んぐっ!?……ケホッ…ケホッケホッ………!
な、なんだよユキ…変なこと…するなよ…!
あーもー、勿体ないじゃないの。せっかくのししゃもフライを吐き出しちゃって……ん、おいし
春途の吐き出したししゃもフライを拾って食べるユキ
ふ、ふざけるのにも限度があるだろ?
あら、ふざけていないって言ったら…どうする?
そ、それは…どういう……?
…
……
………
あたし…ふ、ファーストキス……だったの……
そ、そうだった…のか………
ちょっとそこ!
恥ずかしいから噛み締めんなっての!!
バシーーーン!
痛って!?なにすんだよー!
0
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
『俺アレルギー』の抗体は、俺のことが好きな人にしか現れない?学園のアイドルから、幼馴染までノーマスク。その意味を俺は知らない
七星点灯
青春
雨宮優(あまみや ゆう)は、世界でたった一つしかない奇病、『俺アレルギー』の根源となってしまった。
彼の周りにいる人間は、花粉症の様な症状に見舞われ、マスク無しではまともに会話できない。
しかし、マスクをつけずに彼とラクラク会話ができる女の子達がいる。幼馴染、クラスメイトのギャル、先輩などなど……。
彼女達はそう、彼のことが好きすぎて、身体が勝手に『俺アレルギー』の抗体を作ってしまったのだ!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
月弥総合病院
御月様(旧名 僕君☽☽︎)
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。
また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。
(小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる