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第一話 首筋に触れた月光
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首に、冷たい鉄が触れた。
「——動くな」
声は低く、息が整っている。脅しのための刃ではない。刺す角度で当てている。私の脈の上を、確かめるように撫でた。
私は、ゆっくり両手を上げた。指先まで力を抜く。肩を動かせば喉が裂ける。息を吸いすぎれば皮膚が震え、刃が滑る。だから呼吸は細く、静かに。
王宮の夜は、静かだ。静かすぎて、遠い巡回の鈴の音さえ拾ってしまう。廊下の石は冷たく、月明かりが薄く差している。今ここで一つでも余計な音を立てれば、終わる。
「名を言え」
「ユナ・クロイツです」
「違う」
その一言で、心臓が一段沈んだ。
今日、私は王女付きの護衛としてこの宮に入った。地方の小さな騎士家の縁者。剣の腕は及第。礼法は最低限。身元は整っている。
整えた。何度も。誰にも触れさせないために。
背後の男は、迷いなく続けた。
「君の名は、別にある。灰庭の犬だろう」
灰庭。
喉の奥が冷えた。刃より先に、言葉が刺さる。灰庭の名をここで口にできる者は少ない。王宮の上役でも、噂としてしか知らないはずだ。
私は反射で首を引きかけた。刃がわずかに食い込み、薄い痛みが走る。皮膚が熱を思い出し、血の気が引く。
「動くなと言った」
背後の気配は一つ。だが、この静けさは二つ目の影を隠すのに十分だった。
「……誰の差し金だ」
問いが口を出た自分に、少し驚く。私はいつも、問いより先に逃げ道を数える。なのに今夜は、問いが先に出た。焦りは、こういう形で漏れる。
「差し金など要らない」
もう一つ、足音がした。ゆっくり。石を恐れない歩き方。近づくのに気配が薄い。刃を当てている男とは別の種類の静けさ。
私は目だけを動かした。廊下の先、柱の影から一人が現れる。灯りの届かない場所から出てきたのに、輪郭がはっきりしていた。背が高く、肩が落ち着いている。余計な飾りのない衣。だが身分を隠す気配はない。
昼の拝礼で、遠くから見た顔だ。王族の並びの中でも視線を集めぬように立っていた男。
第一王子、レオニス・アルヴァン。
「そこまでにしよう、カイ」
呼び名で制した。刃の男——カイ——は、刃を少しだけ離した。離しただけだ。私の脈の上に冷たさが残っている。
王子は数歩進み、私とカイの距離を測るみたいに立った。月の薄光が横顔を削る。笑みはある。けれど暖かくない。笑いという行為が、ただの道具みたいだ。
「初日の夜に、随分と忙しいね。……ユナ・クロイツ、だったかな」
わざと偽名を呼ぶ。私がそれを守ろうとしたことを、踏みにじるために。
「そうです」
「違う、と言われたばかりなのに?」
私は黙った。言葉を重ねれば隙になる。隙は刃になる。今は、首筋の冷たさだけで十分だ。
王子は私の首筋を見た。血が出ているかどうかを確かめるように。視線が触れただけで、そこが痛む気がした。
「灰庭の作法は、相変わらずだ」
胃の底が落ちた。
噂で知った者の言い方ではない。知っている者の言い方だ。具体を言われたわけではないのに、分かってしまう。王子は、私の裏の歩き方まで知っている。
「……殿下は、何をお望みですか」
声が乾いた。乾かすのは得意だ。湿った声は、情を見せる。
「望み、か。まずは整理しよう」
王子は静かに言った。
「君は今日から王女付きの護衛。表の務めはそれでいい」
王女、ミレイア殿下。昼に見た笑顔が脳裏に浮かぶ。まだ幼さを残した笑み。あの笑みが、今夜の刃より怖い。守りたいと思ってしまうからだ。
「そして——裏の務めも、続けるつもりだろう?」
否定はしない。否定は嘘になる。そして、この男の前で嘘は命取りになる。
「灰庭は、私に命じています」
「命じている、ね」
王子の声は柔らかい。柔らかいのに、こちらの肋骨の隙間に正確に入ってくる。
「ならば、順を違えるな」
「……順?」
「君が見たもの、嗅いだもの、拾ったもの。すべて。まず私に報せる。その次に、灰庭へ報せる」
私は息を止めかけた。短い沈黙が落ちる。遠い鈴の音がもう一つ鳴った。巡回が近づいている。時間をかければ、第三者の目が入る。ここで決まる。
「私が拒めば」
王子は迷いなく答えた。
「君は宮を去る。——いや、去れないかもしれない」
穏やかな声で、骨に届く冷たさを言う。告発、取り潰し、処断。王宮では正しさより先に手続きが走る。灰庭の者だと公にされれば、私はその流れに飲まれる。
「脅しですか」
感情は入れない。入れた瞬間、この男はそれを握る。
王子は少しだけ笑った。
「脅しは嫌いだ。脅しは恨みを残す。恨みは、いずれ刃になる」
言葉が淡々としていて、だから余計に怖い。恨みが刃になることを、この男は知っている。刃に囲まれて生きてきたのだ。
「取引だよ、ユナ」
偽名を呼ぶ。今度は否定しない。否定しても意味がない。名は、もう奪われた。
「王女を守れ。王女の身に何かあれば——私は君を生かさない」
その言葉は、怒りでも脅しでもない。ただの事実として落ちた。王子にとって王女は例外なのだろう。例外がある者は、そこが弱点になる。だから怖い。
「そして、私に報せろ。君が灰庭に報せる前に」
「灰庭が許しません」
「許さなくていい。許すのは私だ」
傲慢ではない。確信だ。この男は許す側にいる。許される側ではない。
王子は懐から一枚の紙を取り出した。封はしていない。紙は薄いが質がいい。王宮のものだ。灰庭の紙ではない。
「これを今夜、送れ」
私は受け取る前に、指先を一度だけ握った。迷いを捨てる癖だ。迷いは手に出る。
「文は一字も変えるな」
「……殿下が、灰庭に?」
「そうだ。君の手で、君の作法で」
紙を渡される。王子の指が、ほんの一瞬、私の指に触れた。体温が移る。それが妙に不快だった。温かさは人を油断させる。油断は死ぬ。
私は紙を握りしめた。破ろうと思えば破れる。それでも破らない。破った瞬間、私の喉が裂ける。
王子は私の表情を見て、何も言わない。その沈黙が、妙に優しいのが厄介だ。優しさは、縄になる。
「なぜです」
問うた。余計だと分かっている。それでも今夜は、余計を吐き出さないと息ができない。
王子は、ほんの少しだけ目を細めた。
「君の上官に伝えておきたい。君が今夜から、王女のそばにいることを。君が今夜から、私の目の届く所にいることを」
灰庭に向けた宣言。私に向けた宣告。
そのとき、王子の袖口の下から、淡い紅が見えた。布の端。いつかの血。新しい傷ではない。古い。だが、洗い落としきれない色。
この男も、刃の中で生きている。
私はその紅から目を逸らした。逸らしたのは、同情が胸に触れかけたからだ。同情は弱い。弱さは刃になる。
背後でカイが短く息を吐いた。笑ったのか、呆れたのか分からない。
王子は振り返りもせずに言った。
「カイ。彼女を通せ」
「はい、殿下」
刃はもうない。だが背中に視線が刺さる。私は一歩、歩いた。足音が石に落ちる。小さな音が、やけに大きい。
廊下の先、闇の中へ向かう。巡回の鈴が近い。私の歩幅は乱れない。乱した瞬間、首筋の冷たさが戻る。
首の傷が、じくじくと熱い。
冷たさは触れていないのに、まるで印のように残っている。ここから先の道を示す印。戻れないことを示す印。
——今夜、手紙を送る。文は一字も変えない。
その一線を越えた先で、私はまだ、自分の名を取り戻せるだろうか。
それとも、名を捨てたまま生きるのが、この宮で生き延びる唯一の道なのか。
月光が、紙の端を薄く照らした。
私はその白さを見ないようにして、闇へ歩いた。
「——動くな」
声は低く、息が整っている。脅しのための刃ではない。刺す角度で当てている。私の脈の上を、確かめるように撫でた。
私は、ゆっくり両手を上げた。指先まで力を抜く。肩を動かせば喉が裂ける。息を吸いすぎれば皮膚が震え、刃が滑る。だから呼吸は細く、静かに。
王宮の夜は、静かだ。静かすぎて、遠い巡回の鈴の音さえ拾ってしまう。廊下の石は冷たく、月明かりが薄く差している。今ここで一つでも余計な音を立てれば、終わる。
「名を言え」
「ユナ・クロイツです」
「違う」
その一言で、心臓が一段沈んだ。
今日、私は王女付きの護衛としてこの宮に入った。地方の小さな騎士家の縁者。剣の腕は及第。礼法は最低限。身元は整っている。
整えた。何度も。誰にも触れさせないために。
背後の男は、迷いなく続けた。
「君の名は、別にある。灰庭の犬だろう」
灰庭。
喉の奥が冷えた。刃より先に、言葉が刺さる。灰庭の名をここで口にできる者は少ない。王宮の上役でも、噂としてしか知らないはずだ。
私は反射で首を引きかけた。刃がわずかに食い込み、薄い痛みが走る。皮膚が熱を思い出し、血の気が引く。
「動くなと言った」
背後の気配は一つ。だが、この静けさは二つ目の影を隠すのに十分だった。
「……誰の差し金だ」
問いが口を出た自分に、少し驚く。私はいつも、問いより先に逃げ道を数える。なのに今夜は、問いが先に出た。焦りは、こういう形で漏れる。
「差し金など要らない」
もう一つ、足音がした。ゆっくり。石を恐れない歩き方。近づくのに気配が薄い。刃を当てている男とは別の種類の静けさ。
私は目だけを動かした。廊下の先、柱の影から一人が現れる。灯りの届かない場所から出てきたのに、輪郭がはっきりしていた。背が高く、肩が落ち着いている。余計な飾りのない衣。だが身分を隠す気配はない。
昼の拝礼で、遠くから見た顔だ。王族の並びの中でも視線を集めぬように立っていた男。
第一王子、レオニス・アルヴァン。
「そこまでにしよう、カイ」
呼び名で制した。刃の男——カイ——は、刃を少しだけ離した。離しただけだ。私の脈の上に冷たさが残っている。
王子は数歩進み、私とカイの距離を測るみたいに立った。月の薄光が横顔を削る。笑みはある。けれど暖かくない。笑いという行為が、ただの道具みたいだ。
「初日の夜に、随分と忙しいね。……ユナ・クロイツ、だったかな」
わざと偽名を呼ぶ。私がそれを守ろうとしたことを、踏みにじるために。
「そうです」
「違う、と言われたばかりなのに?」
私は黙った。言葉を重ねれば隙になる。隙は刃になる。今は、首筋の冷たさだけで十分だ。
王子は私の首筋を見た。血が出ているかどうかを確かめるように。視線が触れただけで、そこが痛む気がした。
「灰庭の作法は、相変わらずだ」
胃の底が落ちた。
噂で知った者の言い方ではない。知っている者の言い方だ。具体を言われたわけではないのに、分かってしまう。王子は、私の裏の歩き方まで知っている。
「……殿下は、何をお望みですか」
声が乾いた。乾かすのは得意だ。湿った声は、情を見せる。
「望み、か。まずは整理しよう」
王子は静かに言った。
「君は今日から王女付きの護衛。表の務めはそれでいい」
王女、ミレイア殿下。昼に見た笑顔が脳裏に浮かぶ。まだ幼さを残した笑み。あの笑みが、今夜の刃より怖い。守りたいと思ってしまうからだ。
「そして——裏の務めも、続けるつもりだろう?」
否定はしない。否定は嘘になる。そして、この男の前で嘘は命取りになる。
「灰庭は、私に命じています」
「命じている、ね」
王子の声は柔らかい。柔らかいのに、こちらの肋骨の隙間に正確に入ってくる。
「ならば、順を違えるな」
「……順?」
「君が見たもの、嗅いだもの、拾ったもの。すべて。まず私に報せる。その次に、灰庭へ報せる」
私は息を止めかけた。短い沈黙が落ちる。遠い鈴の音がもう一つ鳴った。巡回が近づいている。時間をかければ、第三者の目が入る。ここで決まる。
「私が拒めば」
王子は迷いなく答えた。
「君は宮を去る。——いや、去れないかもしれない」
穏やかな声で、骨に届く冷たさを言う。告発、取り潰し、処断。王宮では正しさより先に手続きが走る。灰庭の者だと公にされれば、私はその流れに飲まれる。
「脅しですか」
感情は入れない。入れた瞬間、この男はそれを握る。
王子は少しだけ笑った。
「脅しは嫌いだ。脅しは恨みを残す。恨みは、いずれ刃になる」
言葉が淡々としていて、だから余計に怖い。恨みが刃になることを、この男は知っている。刃に囲まれて生きてきたのだ。
「取引だよ、ユナ」
偽名を呼ぶ。今度は否定しない。否定しても意味がない。名は、もう奪われた。
「王女を守れ。王女の身に何かあれば——私は君を生かさない」
その言葉は、怒りでも脅しでもない。ただの事実として落ちた。王子にとって王女は例外なのだろう。例外がある者は、そこが弱点になる。だから怖い。
「そして、私に報せろ。君が灰庭に報せる前に」
「灰庭が許しません」
「許さなくていい。許すのは私だ」
傲慢ではない。確信だ。この男は許す側にいる。許される側ではない。
王子は懐から一枚の紙を取り出した。封はしていない。紙は薄いが質がいい。王宮のものだ。灰庭の紙ではない。
「これを今夜、送れ」
私は受け取る前に、指先を一度だけ握った。迷いを捨てる癖だ。迷いは手に出る。
「文は一字も変えるな」
「……殿下が、灰庭に?」
「そうだ。君の手で、君の作法で」
紙を渡される。王子の指が、ほんの一瞬、私の指に触れた。体温が移る。それが妙に不快だった。温かさは人を油断させる。油断は死ぬ。
私は紙を握りしめた。破ろうと思えば破れる。それでも破らない。破った瞬間、私の喉が裂ける。
王子は私の表情を見て、何も言わない。その沈黙が、妙に優しいのが厄介だ。優しさは、縄になる。
「なぜです」
問うた。余計だと分かっている。それでも今夜は、余計を吐き出さないと息ができない。
王子は、ほんの少しだけ目を細めた。
「君の上官に伝えておきたい。君が今夜から、王女のそばにいることを。君が今夜から、私の目の届く所にいることを」
灰庭に向けた宣言。私に向けた宣告。
そのとき、王子の袖口の下から、淡い紅が見えた。布の端。いつかの血。新しい傷ではない。古い。だが、洗い落としきれない色。
この男も、刃の中で生きている。
私はその紅から目を逸らした。逸らしたのは、同情が胸に触れかけたからだ。同情は弱い。弱さは刃になる。
背後でカイが短く息を吐いた。笑ったのか、呆れたのか分からない。
王子は振り返りもせずに言った。
「カイ。彼女を通せ」
「はい、殿下」
刃はもうない。だが背中に視線が刺さる。私は一歩、歩いた。足音が石に落ちる。小さな音が、やけに大きい。
廊下の先、闇の中へ向かう。巡回の鈴が近い。私の歩幅は乱れない。乱した瞬間、首筋の冷たさが戻る。
首の傷が、じくじくと熱い。
冷たさは触れていないのに、まるで印のように残っている。ここから先の道を示す印。戻れないことを示す印。
——今夜、手紙を送る。文は一字も変えない。
その一線を越えた先で、私はまだ、自分の名を取り戻せるだろうか。
それとも、名を捨てたまま生きるのが、この宮で生き延びる唯一の道なのか。
月光が、紙の端を薄く照らした。
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