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「ただいま戻りました。さて、全員聞いてちょうだい」
実家の公爵邸、私の離れに戻るなり、私はパンパンと手を叩いて使用人たちを集合させた。
夜会のドレスのまま、私は懐中時計を掲げる。
「これより、この屋敷を出て北の領地へ向かいます。出発目標時刻は二十分後。私の荷造りは三分で終わらせますので、あなたたちはその間に『解散手続き』を済ませなさい」
「……はい?」
並み居る侍女や執事たちが、ぽかんと口を開けた。
代表して、先ほどまで一緒だった侍女のマリアがおずおずと尋ねる。
「あ、あの、お嬢様? 解散手続きというのは……?」
「言葉通りの意味よ。あなたたちは本日付で全員解雇です」
「ええええええっ!?」
悲鳴のような声がホールに響き渡る。
私はその悲鳴を無視して、早口でまくしたてた。
「理由は単純。私は婚約破棄され、辺境の岩山へ移住します。あそこには屋敷もなければ、優雅なティータイムもありません。あるのは岩と、風と、野生動物だけ。あなたたちを連れて行っても、住む場所すら提供できません」
「そ、そんなの関係ありません! 私たちはどこまでもお供します!」
「いいえ、許可しません。非効率です」
私はきっぱりと断言した。
「住環境が整っていない場所に大人数で押しかければ、食料の備蓄がマッハで尽きます。それに、あなたたちの給与を支払う現金も、今の私の手元にはありません(岩山はあるけど)」
「お給金なんていりません!」
「私が困るの。労働対価を払えない雇用主なんて、私のプライドが許しませんわ」
私は懐から、分厚い封筒の束を取り出した。
これもまた、事前に用意しておいたものだ。
「ここには、あなたたちの再就職先への紹介状と、退職金(給与の三ヶ月分+特別功労金)が入っています。紹介先は私のコネクションをフル活用した優良企業ばかりよ。さあ、これを持って実家に帰るなり、新しい職場で働くなりしなさい。これは命令です」
「お、お嬢様ぁ……っ!」
「泣かないの。時間がもったいないわ」
私は封筒を執事に押し付けると、ドレスの裾を翻して自室へと駆け上がった。
バタン、と扉を閉める。
さあ、ここからが本番だ。
(スタート!)
私は心の中でストップウォッチを押した。
まず、この動きにくいドレスを脱ぎ捨てる。
コルセット? 邪魔だわ、カット!
代わりに袖を通したのは、動きやすさ重視の乗馬服と、ブーツ。
貴族令嬢としてはありえない格好だが、これから岩山に登るのにフリルは不要だ。
次に持ち物。
クローゼットに並ぶ美しいドレスの数々――無視。
宝石箱の煌びやかなネックレス――無視。
「必要なのは、これと、これと、これ!」
私が鞄に放り込んだのは、以下の三点。
一、高性能な測量器具セット。
二、魔導計算機(私の自作)。
三、当面の保存食(干し肉と堅焼きパン)。
「あと、一番大事なものを忘れてはいけないわね」
私は机の引き出しの奥から、一冊の分厚いノートを取り出した。
表紙には『王国全土・地下資源分布図(推測)』と書かれている。
これこそが、私の知識の結晶であり、今後の「武器」だ。
「よし、完了。所要時間、二分四十五秒。新記録ね」
鞄一つを肩に担ぎ、私は部屋を出た。
廊下に出ると、そこには――。
「お嬢様……!」
「うぅ……行かないでくださいましぇ……」
使用人たちが、廊下に正座して待ち構えていた。
全員、涙と鼻水で顔がぐちゃぐちゃだ。
ここは通夜会場か何かかしら。
「……あなたたちね。紹介状は見たの? 王都一番の商会とか、条件の良いところばかりよ?」
「そんなものいりません! 私たちのご主人はステファニー様だけです!」
「岩山でも野宿でも構いません! どうか、連れて行ってください!」
マリアが私の足にすがりついてくる。
この子、普段は冷静なのに、どうしてこう私のこととなるとIQが下がるのかしら。
私はため息をつき、しゃがみ込んでマリアの目を見た。
「マリア。そして皆。よくお聞きなさい」
「は、はい……」
「私はね、あの岩山を『世界一のリゾート地』にするつもりなの」
「リゾート……?」
「そう。温泉を掘り、ホテルを建て、カジノを作り、隣国の王族すら列をなして予約するような楽園を作るわ。その計画には、膨大な人手と、優秀なスタッフが必要になる」
私はニヤリと不敵に笑ってみせた。
「今はまだ、ただの岩山よ。あなたたちを連れて行っても、石運びくらいしかさせられない。それは『人材の無駄遣い』だわ」
「お嬢様……」
「だから、待っていなさい。私が現地を開拓し、従業員宿舎を建設し、雇用契約書を作成するまでの間、あなたたちは有給休暇だと思って英気を養っておくこと。いいわね?」
しんと静まり返る廊下。
やがて、執事が震える声で尋ねた。
「……迎えに、来てくださるのですか?」
「当たり前でしょう。あなたたちほど優秀なスタッフ、他では手に入らないもの。私が基盤を作るまで、せいぜい三ヶ月……いいえ、一ヶ月もあれば十分ね」
私の言葉に、使用人たちの顔色がパッと明るくなった。
絶望から希望へ。
単純で助かる。
「わかりました! では、私たちはその間に、お嬢様がいつ戻られてもいいように、荷造りの訓練をしておきます!」
「岩山でのサバイバル術も勉強しておきます!」
「ええ、頼むわね。……それじゃあ、行ってきます!」
私はマリアの手を振りほどき、颯爽と階段を駆け下りた。
玄関ホールを抜け、屋敷の外へ飛び出す。
夜風が冷たいが、それすらも心地よい。
厩舎から愛馬の「ハヤテ号(名付け親は私ではない)」を引き出し、鞍をつける。
馬車?
そんな遅い乗り物、待っていられない。
「ヒヒィン!」
私は軽やかに馬に飛び乗った。
背後で、屋敷の窓という窓から、使用人たちがハンカチを振っているのが見える。
「お嬢様ー! ご武運をー!」
「必ず! 必ずお迎えをお待ちしておりますー!」
「風邪ひかないでくださいよー!」
まるで戦場に向かう将軍を見送るような熱気だ。
私は苦笑しながら、一度だけ振り返って手を振った。
「行ってくるわ! ……さあ、飛ばすわよ!」
手綱を振るう。
馬は矢のように駆け出した。
目指すは北。
王都の光が、あっという間に後ろへと流れていく。
「ふふっ……あはははは!」
夜の街道を独走しながら、私は高笑いした。
これだ。
このスピード感。
誰の許可もいらない。
決裁印もいらない。
私が右と言えば右に行き、止まりたい時に止まる。
この自由こそが、何よりの財産だ。
「待っていなさい、私の岩山! 今すぐ『宝の山』に変えてあげるから!」
月明かりの下、元悪役令嬢ステファニーは、婚約破棄からわずか数時間で、物理的にも社会的にも王都を置き去りにしていった。
そのあまりの行動の速さに、翌朝、王家からの使者が公爵邸を訪れた時には、すでに彼女の痕跡すら残っていなかったという。
実家の公爵邸、私の離れに戻るなり、私はパンパンと手を叩いて使用人たちを集合させた。
夜会のドレスのまま、私は懐中時計を掲げる。
「これより、この屋敷を出て北の領地へ向かいます。出発目標時刻は二十分後。私の荷造りは三分で終わらせますので、あなたたちはその間に『解散手続き』を済ませなさい」
「……はい?」
並み居る侍女や執事たちが、ぽかんと口を開けた。
代表して、先ほどまで一緒だった侍女のマリアがおずおずと尋ねる。
「あ、あの、お嬢様? 解散手続きというのは……?」
「言葉通りの意味よ。あなたたちは本日付で全員解雇です」
「ええええええっ!?」
悲鳴のような声がホールに響き渡る。
私はその悲鳴を無視して、早口でまくしたてた。
「理由は単純。私は婚約破棄され、辺境の岩山へ移住します。あそこには屋敷もなければ、優雅なティータイムもありません。あるのは岩と、風と、野生動物だけ。あなたたちを連れて行っても、住む場所すら提供できません」
「そ、そんなの関係ありません! 私たちはどこまでもお供します!」
「いいえ、許可しません。非効率です」
私はきっぱりと断言した。
「住環境が整っていない場所に大人数で押しかければ、食料の備蓄がマッハで尽きます。それに、あなたたちの給与を支払う現金も、今の私の手元にはありません(岩山はあるけど)」
「お給金なんていりません!」
「私が困るの。労働対価を払えない雇用主なんて、私のプライドが許しませんわ」
私は懐から、分厚い封筒の束を取り出した。
これもまた、事前に用意しておいたものだ。
「ここには、あなたたちの再就職先への紹介状と、退職金(給与の三ヶ月分+特別功労金)が入っています。紹介先は私のコネクションをフル活用した優良企業ばかりよ。さあ、これを持って実家に帰るなり、新しい職場で働くなりしなさい。これは命令です」
「お、お嬢様ぁ……っ!」
「泣かないの。時間がもったいないわ」
私は封筒を執事に押し付けると、ドレスの裾を翻して自室へと駆け上がった。
バタン、と扉を閉める。
さあ、ここからが本番だ。
(スタート!)
私は心の中でストップウォッチを押した。
まず、この動きにくいドレスを脱ぎ捨てる。
コルセット? 邪魔だわ、カット!
代わりに袖を通したのは、動きやすさ重視の乗馬服と、ブーツ。
貴族令嬢としてはありえない格好だが、これから岩山に登るのにフリルは不要だ。
次に持ち物。
クローゼットに並ぶ美しいドレスの数々――無視。
宝石箱の煌びやかなネックレス――無視。
「必要なのは、これと、これと、これ!」
私が鞄に放り込んだのは、以下の三点。
一、高性能な測量器具セット。
二、魔導計算機(私の自作)。
三、当面の保存食(干し肉と堅焼きパン)。
「あと、一番大事なものを忘れてはいけないわね」
私は机の引き出しの奥から、一冊の分厚いノートを取り出した。
表紙には『王国全土・地下資源分布図(推測)』と書かれている。
これこそが、私の知識の結晶であり、今後の「武器」だ。
「よし、完了。所要時間、二分四十五秒。新記録ね」
鞄一つを肩に担ぎ、私は部屋を出た。
廊下に出ると、そこには――。
「お嬢様……!」
「うぅ……行かないでくださいましぇ……」
使用人たちが、廊下に正座して待ち構えていた。
全員、涙と鼻水で顔がぐちゃぐちゃだ。
ここは通夜会場か何かかしら。
「……あなたたちね。紹介状は見たの? 王都一番の商会とか、条件の良いところばかりよ?」
「そんなものいりません! 私たちのご主人はステファニー様だけです!」
「岩山でも野宿でも構いません! どうか、連れて行ってください!」
マリアが私の足にすがりついてくる。
この子、普段は冷静なのに、どうしてこう私のこととなるとIQが下がるのかしら。
私はため息をつき、しゃがみ込んでマリアの目を見た。
「マリア。そして皆。よくお聞きなさい」
「は、はい……」
「私はね、あの岩山を『世界一のリゾート地』にするつもりなの」
「リゾート……?」
「そう。温泉を掘り、ホテルを建て、カジノを作り、隣国の王族すら列をなして予約するような楽園を作るわ。その計画には、膨大な人手と、優秀なスタッフが必要になる」
私はニヤリと不敵に笑ってみせた。
「今はまだ、ただの岩山よ。あなたたちを連れて行っても、石運びくらいしかさせられない。それは『人材の無駄遣い』だわ」
「お嬢様……」
「だから、待っていなさい。私が現地を開拓し、従業員宿舎を建設し、雇用契約書を作成するまでの間、あなたたちは有給休暇だと思って英気を養っておくこと。いいわね?」
しんと静まり返る廊下。
やがて、執事が震える声で尋ねた。
「……迎えに、来てくださるのですか?」
「当たり前でしょう。あなたたちほど優秀なスタッフ、他では手に入らないもの。私が基盤を作るまで、せいぜい三ヶ月……いいえ、一ヶ月もあれば十分ね」
私の言葉に、使用人たちの顔色がパッと明るくなった。
絶望から希望へ。
単純で助かる。
「わかりました! では、私たちはその間に、お嬢様がいつ戻られてもいいように、荷造りの訓練をしておきます!」
「岩山でのサバイバル術も勉強しておきます!」
「ええ、頼むわね。……それじゃあ、行ってきます!」
私はマリアの手を振りほどき、颯爽と階段を駆け下りた。
玄関ホールを抜け、屋敷の外へ飛び出す。
夜風が冷たいが、それすらも心地よい。
厩舎から愛馬の「ハヤテ号(名付け親は私ではない)」を引き出し、鞍をつける。
馬車?
そんな遅い乗り物、待っていられない。
「ヒヒィン!」
私は軽やかに馬に飛び乗った。
背後で、屋敷の窓という窓から、使用人たちがハンカチを振っているのが見える。
「お嬢様ー! ご武運をー!」
「必ず! 必ずお迎えをお待ちしておりますー!」
「風邪ひかないでくださいよー!」
まるで戦場に向かう将軍を見送るような熱気だ。
私は苦笑しながら、一度だけ振り返って手を振った。
「行ってくるわ! ……さあ、飛ばすわよ!」
手綱を振るう。
馬は矢のように駆け出した。
目指すは北。
王都の光が、あっという間に後ろへと流れていく。
「ふふっ……あはははは!」
夜の街道を独走しながら、私は高笑いした。
これだ。
このスピード感。
誰の許可もいらない。
決裁印もいらない。
私が右と言えば右に行き、止まりたい時に止まる。
この自由こそが、何よりの財産だ。
「待っていなさい、私の岩山! 今すぐ『宝の山』に変えてあげるから!」
月明かりの下、元悪役令嬢ステファニーは、婚約破棄からわずか数時間で、物理的にも社会的にも王都を置き去りにしていった。
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