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ヴァーロくんの両親……育ての親
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早足で応接室に駆け込んだヴァーロだが、室内の様子に、微妙な表情になった。
「……えぇぇ……いたの? 母さん。父さんもくつろいでるなんて聞いてないよ?」
「わーい! 元気そうだね! ヴァーロ!」
バキッ!
ティーカップを破壊……握りつぶした少女は飛び跳ねるようにして立ち上がると、手を広げ突進しようとする。
「わーい! 会いたかったよぉ~!」
「ストップ! 母さん! 手から流血してるのに! まずは父さんにお願いして手当てだよ!」
慌てて両手を広げ、来ないでという仕草をし、血が滲む右手を示す。
カップの破片で手を切ったらしい。
ヴァーロを少し年を経た感じの人物が、少女に駆け寄り手の怪我を確認して薬を塗り包帯を巻く。
その慣れた様子に、琴葉はこれは日常茶飯事なのだなと理解する。
「ヴィルナ……二、三日ものを握っちゃダメだよ。いいね?」
言い聞かせ、そのまま空いていたソファに並んで座る。
その隙にヴァーロは琴葉の隣に座り、自分専用の缶を取り出すと、最近お気に入りの野菜チップスをモリモリ食べ始める。
「いいなぁ……ヴィルナも欲しい! ちょうだい!」
「ヤダ! 母さんのお願いでも聞けないもん! ボクのおやつ!」
「いいでしょ~? ね?」
「ダーメ!」
「ヴァーロくん……そんなに好物になったんだね……あ、少しですが、どうぞ……」
自分のおやつをとられるのを物凄く嫌がるヴァーロに苦笑いしつつ、バッグの中からチップスとクラッカー、ジャムを数種類出す。
「えっ? いいの? ありがとう! ドルフ、食べていい?」
「あぁ。ちゃんと怪我していない手を拭いてから、食べるんだよ?」
大変過保護な細身の青年が、少女の手を拭いて、そして野菜チップスを食べる。
「うわぁぁ! 美味しい! 甘い! 塩味ついてるけどカリカリ! ドルフ、美味しいよ!」
「あぁ、本当に美味しそうだね。ありがとう、お嬢さん。ヴィルナやヴァーロの味覚に合うお菓子なんてすごいね! えっと……ヴィルナやヴァーロが食べているのは……もしかして」
「野菜を薄くスライスして、軽く焼いた後、塩やハーブなどで味付けしたものです」
「えっ……」
ヴィルナという少女は硬直し、目を丸くする。
「えっ? これ……野菜?」
「あ、はい。穴が開いているのはレンコン、薄くて楕円のものがゴボウ、黄色のはじゃがいも、濃い黄色がサツマイモ、半月のようなものがカボチャになります」
「……えぇぇ! こんなに美味しいのに、野菜?」
「はい。そして、そのクラッカーにつけて食べるジャムが、こちらがトマト、さつまいも、カボチャです」
どうしようかなと躊躇い出したヴィルナの横から手を伸ばし、クラッカーにトマトのジャムを乗せ、食べる。
「……これは美味しい! 多分レモン果汁か何かを足して、砂糖でコトコトしているからかな? 全くトマトらしくない。酸味はあるけれど、甘みが強いね!」
「えっ? そうなの? ドルフ、美味しい?」
「あぁ、美味しいよ。でもヴィルナは慣れないかもね……そうだ。この黄色いジャムはどう? 優しい味かもしれないよ?」
クラッカーにカボチャのジャムを乗せ、ヴィルナの口元に運ぶ。
一瞬躊躇ったものの、思い切ってアーンと口を開け、食べると、頬を緩ませ呟く。
「……お、お、美味しい! な、な、なんで? これお菓子みたい!」
「あ、私のすんでいた地域では、麦粉を練って作った皮にカボチャや芋のジャム、甘く煮た豆を包んで、焼いたり蒸したりしてお菓子として食べます。それを作って、こちらで食べる時にクラッカーに乗せたりしているのです。美味しいですか? よかったです」
「美味しいよぉ! こんな美味しいの、ドルフの料理以来! ドルフは料理得意なんだよ! あ、お芋のジャム欲しい!」
頂戴、頂戴!
と小鳥の雛のように強請るヴィルナに苦笑しつつ、
「ごめんね。私は料理は得意なんだけど、お菓子と言うのは余り種類も知らなくてね。こんなに美味しいお菓子というのは初めてかもしれないね。ありがとう」
「いいえ。褒めてくださって嬉しいです。ヴァーロくんもジャム食べる?」
「うん! あ、ボクのジャム使おうかなぁ」
「えぇぇ! ヴァーロ専用のジャムなんてあるの? ずるい~! ヴィルナにも頂戴!」
「ダメ~!」
食い意地の張った二人の言い合いに、琴葉が、
「あの……もしよければ、未開封の差し上げます。いくら保存容器に入れていても早めに食べたほうがいいと思うので……」
マジックバッグの中から野菜のジャムとベリー、マーマレード、ブドウ、モモ、リンゴジャムの瓶を出す。
他にもイチジク、キウィフルーツのジャムはひと回り小さい瓶に入れられている。
「少しずつですが、食べてくださると嬉しいです」
「えっ? いいのかな?」
「はい」
「お金……」
「大丈夫です。ヴァーロくんのご家族ですから。それにアルスさんにもソフィアさんにもお世話になってますし……あ、アルスさんから、お父様がきっとレシピを教えてくれと言われるはずだから、と前もってレシピをお渡ししています。もしつくられる時は、是非」
琴葉は微笑み、隣に座ったチャチャの頭を撫でる。
チャチャはさっきまでは落ち着かない様子だったが、今は気持ちよさそうに眠っている。
「そういえばその子は、ドラゴンの子?」
「はい。私が保護して面倒を見ています。名前はチャチャです」
「……へぇ……変わった子だね」
「えっ? 変わった子?」
「うん、この子、私が見ても謎が多すぎる……こ、こら! ヴィルナ! ドカ食いしない!」
一気に口に押し込んだらしく咽せ始めた妻に、お茶を飲ませたり背中をさすったりする。
「……えぇぇ……いたの? 母さん。父さんもくつろいでるなんて聞いてないよ?」
「わーい! 元気そうだね! ヴァーロ!」
バキッ!
ティーカップを破壊……握りつぶした少女は飛び跳ねるようにして立ち上がると、手を広げ突進しようとする。
「わーい! 会いたかったよぉ~!」
「ストップ! 母さん! 手から流血してるのに! まずは父さんにお願いして手当てだよ!」
慌てて両手を広げ、来ないでという仕草をし、血が滲む右手を示す。
カップの破片で手を切ったらしい。
ヴァーロを少し年を経た感じの人物が、少女に駆け寄り手の怪我を確認して薬を塗り包帯を巻く。
その慣れた様子に、琴葉はこれは日常茶飯事なのだなと理解する。
「ヴィルナ……二、三日ものを握っちゃダメだよ。いいね?」
言い聞かせ、そのまま空いていたソファに並んで座る。
その隙にヴァーロは琴葉の隣に座り、自分専用の缶を取り出すと、最近お気に入りの野菜チップスをモリモリ食べ始める。
「いいなぁ……ヴィルナも欲しい! ちょうだい!」
「ヤダ! 母さんのお願いでも聞けないもん! ボクのおやつ!」
「いいでしょ~? ね?」
「ダーメ!」
「ヴァーロくん……そんなに好物になったんだね……あ、少しですが、どうぞ……」
自分のおやつをとられるのを物凄く嫌がるヴァーロに苦笑いしつつ、バッグの中からチップスとクラッカー、ジャムを数種類出す。
「えっ? いいの? ありがとう! ドルフ、食べていい?」
「あぁ。ちゃんと怪我していない手を拭いてから、食べるんだよ?」
大変過保護な細身の青年が、少女の手を拭いて、そして野菜チップスを食べる。
「うわぁぁ! 美味しい! 甘い! 塩味ついてるけどカリカリ! ドルフ、美味しいよ!」
「あぁ、本当に美味しそうだね。ありがとう、お嬢さん。ヴィルナやヴァーロの味覚に合うお菓子なんてすごいね! えっと……ヴィルナやヴァーロが食べているのは……もしかして」
「野菜を薄くスライスして、軽く焼いた後、塩やハーブなどで味付けしたものです」
「えっ……」
ヴィルナという少女は硬直し、目を丸くする。
「えっ? これ……野菜?」
「あ、はい。穴が開いているのはレンコン、薄くて楕円のものがゴボウ、黄色のはじゃがいも、濃い黄色がサツマイモ、半月のようなものがカボチャになります」
「……えぇぇ! こんなに美味しいのに、野菜?」
「はい。そして、そのクラッカーにつけて食べるジャムが、こちらがトマト、さつまいも、カボチャです」
どうしようかなと躊躇い出したヴィルナの横から手を伸ばし、クラッカーにトマトのジャムを乗せ、食べる。
「……これは美味しい! 多分レモン果汁か何かを足して、砂糖でコトコトしているからかな? 全くトマトらしくない。酸味はあるけれど、甘みが強いね!」
「えっ? そうなの? ドルフ、美味しい?」
「あぁ、美味しいよ。でもヴィルナは慣れないかもね……そうだ。この黄色いジャムはどう? 優しい味かもしれないよ?」
クラッカーにカボチャのジャムを乗せ、ヴィルナの口元に運ぶ。
一瞬躊躇ったものの、思い切ってアーンと口を開け、食べると、頬を緩ませ呟く。
「……お、お、美味しい! な、な、なんで? これお菓子みたい!」
「あ、私のすんでいた地域では、麦粉を練って作った皮にカボチャや芋のジャム、甘く煮た豆を包んで、焼いたり蒸したりしてお菓子として食べます。それを作って、こちらで食べる時にクラッカーに乗せたりしているのです。美味しいですか? よかったです」
「美味しいよぉ! こんな美味しいの、ドルフの料理以来! ドルフは料理得意なんだよ! あ、お芋のジャム欲しい!」
頂戴、頂戴!
と小鳥の雛のように強請るヴィルナに苦笑しつつ、
「ごめんね。私は料理は得意なんだけど、お菓子と言うのは余り種類も知らなくてね。こんなに美味しいお菓子というのは初めてかもしれないね。ありがとう」
「いいえ。褒めてくださって嬉しいです。ヴァーロくんもジャム食べる?」
「うん! あ、ボクのジャム使おうかなぁ」
「えぇぇ! ヴァーロ専用のジャムなんてあるの? ずるい~! ヴィルナにも頂戴!」
「ダメ~!」
食い意地の張った二人の言い合いに、琴葉が、
「あの……もしよければ、未開封の差し上げます。いくら保存容器に入れていても早めに食べたほうがいいと思うので……」
マジックバッグの中から野菜のジャムとベリー、マーマレード、ブドウ、モモ、リンゴジャムの瓶を出す。
他にもイチジク、キウィフルーツのジャムはひと回り小さい瓶に入れられている。
「少しずつですが、食べてくださると嬉しいです」
「えっ? いいのかな?」
「はい」
「お金……」
「大丈夫です。ヴァーロくんのご家族ですから。それにアルスさんにもソフィアさんにもお世話になってますし……あ、アルスさんから、お父様がきっとレシピを教えてくれと言われるはずだから、と前もってレシピをお渡ししています。もしつくられる時は、是非」
琴葉は微笑み、隣に座ったチャチャの頭を撫でる。
チャチャはさっきまでは落ち着かない様子だったが、今は気持ちよさそうに眠っている。
「そういえばその子は、ドラゴンの子?」
「はい。私が保護して面倒を見ています。名前はチャチャです」
「……へぇ……変わった子だね」
「えっ? 変わった子?」
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