姉妹の愚痴〜心身障害者への理解を〜

刹那玻璃

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第3章〜転

最近、写真とメッセージを送った。

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 あるサイトをよく見ている。
 イヌやネコのサイト。

 昔は、前の愛犬のことを引きずっていたが、最近は実家の犬やユエさんのおかげで、ペットロスも多少減った。
 とは言え、最近天国に逝ったアンジェとフェリシアはまだ若い……そう思った。

 前に4匹……子竜、元譲、瑠璃、麗姝(れいしゅ)を見送り、アンジェたちを見送った私が思うに、私の側にいるハムさんたちは、女の子の方が先に逝ってしまう。
 瑠璃は一歳を過ぎてすぐ。
 一歳半で、麗姝。
 アンジェとフェリシアは1歳7ヶ月、子竜は、2歳。
 一番長生きだったのが2歳半まで生きた元譲。
 病弱そうな子ほど私が可愛がっているからか、長生きしたとも言うのだろうか。

 子竜は劣悪な環境で生まれたと聞いた。
 ブリーダーが複数飼いをして、親同士が兄妹を繰り返して生まれた子だったのだと言う。
 そういった環境のせいか、お腹を壊す、毛が抜けるで、本当に気を揉んだ。

 元譲は、一種の血統書をペットショップで書いてもらった。
 でも、元譲は眼病で片目が見えなくなったが、それ以外は頑丈で名前のおかげかと感謝した。
 ちなみに、元譲は三国志の魏の武将の夏侯惇からである。

 エルシオンは今、1匹で何を考えているだろう……。
 ユエさんと昼寝をしているが、多分、何も考えていないのかもしれない。



 ところで、あるサイトに写真を送った。
 メッセージを送った。

 そこは、有名な出版社のペット雑誌のサイトで、最初Twitterでユエさんの写真を投稿していたのを見て、DMを貰った。
 そして、ユエさんとの話を写真とともに提出した。
 すると、そのペットのサイトにユエさんの写真と私との出会いの話が載った。
 普通そのご主人様の名前には名字が使われるのだが、どうしてもとお願いして名前を使ってもらった。
 苗字は使いたくなかったのだ。

 今日もユエさんは元気である。
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