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リース、完成!
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残り五つの星、ベルを完成させた京は、十一月の半ばになってから、机に倒れこむ日が増えた。
「うう……つえのキャンディにならない。変な形のなにかになっちゃう」
図案を描いてはつくってみる、をくり返しているが、どうしても納得できる見た目にならないのだ。
「なにがだめなんだろう?」
リースをかざる十二月まで時間がない。
「早くしなくちゃいけないのに……」
しかし思いつくことすべてを試した京は、もうどうすればいいのかわからなかった。自分が描いた、つえのキャンディのイラストと、つくり始めるときにお母さんのスマートフォンから印刷したイラストを見比べる。
「なにが違うんだろ?」
赤と白のしま模様。曲がった先端。なんとなく二枚を重ねて電気にすかしてみた。
「あれ?」
よく見るとしま模様の位置がずれている。京が描いたしま模様より、印刷したイラストのもののほうが、ななめになっている。
「もしかして……模様の角度が問題?」
京は自分のイラストのとなりに、新たなつえのキャンディを描く。するとそれらしくなり、京は笑顔になった。
「やっと描けたっ。これでビーズの数を……」
京は次にボールペンでつえのキャンディを描き、シャーペンでビーズを表す丸を並べた。赤いビーズの部分は赤ペンで色をつける。
「ここは三つじゃ少ないから、五つ……いや、八つくらい使って……」
京はなんとか図案を完成させると、疲れがたまった頭でベッドに倒れこみ、そのまま眠った。
次の日から試しにつくってみると、赤と白のしま模様が太くなったことでかわいらしくなった。星やベルは立体的だが、このつえのキャンディだけは平面だ。
「うーん、平面でいいのかな? でも多分平面のほうが、しま模様がわかりやすいと思うんだよねえ」
念のためつくるのは一つにしておき、ほうかちゃんに確認することにした。
その週の土曜日、京はほうかちゃんに考えを説明して、リースに合わせてもらった。すると平らなところと立体的なところとの差が、かえってよく感じた。
「うん、全部が立体より、こっちのほうがいい気がする」
「じゃあ、あと九個つくるね」
「うん」
京は赤と白のビーズで、つえのキャンディをつくった。しかしその日では一個が完成し、二個目のとちゅうまでしかできなかった。
それでも十二月には絶対間に合わせるつもりだ。ほうかちゃんとつくったリースを、少しでも長くかざっておきたい。
京は宿題を学校で終わらせ、家でつえのキャンディをつくる日が続いた。そして十一月二十九日の夜、ようやくつえのキャンディが九個完成した。
「やったあ。よし、明日ほうかちゃんに言おうっと」
京はやりきった気持ちで、心地よく布団の中に入った。
次の日、十一月三十日。京は学校に着くと、すぐにとなりのクラスに行って、ほうかちゃんを探した。ほうかちゃんはまだきていなかった。一限目終わってから、もう一回行ってみることにする。
京は授業を受けてから、再度ほうかちゃんのクラスに行った。するとほうかちゃんはクラスの子と話していた。
「ほうかちゃん」
京が勇気を出して呼ぶと、ほうかちゃんはすぐに気づいてくれた。
「どうしたの?」
「あのね、つえのキャンディが全部できたの」
「じゃあ、今日放課後に『モリス』で完成させようよ」
「うんっ」
二人は放課後に『モリス』で待ち合わせの約束をした。やっと、やっとリースが完成する。
京はその日、学校が終わるまでずっとそわそわしていた。
学校が終わると、京は急いで家に帰ってランドセルを置き、『モリス』へむかった。
ほうかちゃんはもう二階の作業場にきていた。京はいつもの席に座ると、つえのキャンディを渡した。
「私もぬいつけるの、手伝う」
「じゃあ、わたしのリースにつけて。わたしは京ちゃんのにつけるから。それならおたがいの作品をつくって、交換したことになるでしょ?」
「うんっ。どんな風に置けばいい?」
京がそう尋ねるとほうかちゃんは「京ちゃんのセンスに任せる」と言った。責任重大だ。
京はぬいつける前に、つえのキャンディを置いてみる。あちこち動かして、ようやくそれぞれの位置が決まる。仮留めをしてからぬいつけはじめる。
「いてっ」
何度も針で指をさしながら、なんとかつえのキャンディを固定していく。
ようやく五つすべてのつえのキャンディをぬいつけた。
「京ちゃん、お疲れさま」
ほうかちゃんはそう言って、手の動きをとめた。どうやら京が何度も針で指をさしているあいだに、リースを完成させたらしく、別のものまでつくりはじめていた。京はほうかちゃんのうで前に感心した。
「一、二の三、でテーブルに出そう」
「うん」
京はうなずいた。ほうかちゃんの表情からは、京と同じようにわくわくがにじみ出ていた。
「「一、二の……三っ」」
京とほうかちゃんは同時にリースをテーブルの上に置いた。ほうかちゃんがぬいつけたリースは、あちこちにいろんなかざりが散らばっている。京がぬいつけたものは、四時から八時までの位置に一個ずつ、つえのキャンディをつけた。
「わあ、ふんいきが全然ちがう」
ほうかちゃんが声を上げ、京もうなずく。
「かざりは全部同じなのに、不思議」
京がつぶやくとほうかちゃんもうなずく。
「じゃあこっちは京ちゃんの。で、こっちがわたしの」
そう言ってほうかちゃんは、リースを入れ替えた。京はリースを手に持ち、じっくりながめる。
「すっごくおしゃれでかわいい。ありがとう、ほうかちゃん」
「京ちゃんがつくってくれたやつも、かわいくてじまんしちゃいたいくらい。ありがとうっ」
京とほうかちゃんはお互いに顔を見合わせ、ふふふっと笑った。
門限になると、京はリースを持ってうきうきしながら、家に帰った。
「ただいまー」
手を洗って自分の部屋への階段を上がった。背中から「もうすぐごはんだからねえ」とお母さんの声がした。京は返事をしてからドアを閉めた。
ぐるりと部屋を見見回す。どこにかざろう。
京は机の近くやかべ、ドアなどにリースを当ててみた。窓は動かすから落ちるかもしれない、つまりドアもだめだ。それならかべでなくてはいけない。
京はもう一度部屋を見回した。机の左側はかべになっている。
京はお母さんから画びょうをもらってくると、机の左側のかべにリースを当てて位置を調節する。
京は一度画びょうでリースを固定した。いすに座ってみると、とても高いところにあるように感じたので、さらに下にする。
そんな風にリースをかざるのにちょうどいいところを探っていると、ようやく納得できる場所につけられた。いすに座って少し見上げると、リースがある。キラキラと輝いているような気がした。これからも、いろんなものをつくっていきたい。そう思った。
そのときお母さんがノックをしてから「ごはんよ」と言いながら入ってきた。
「まあ、リースきれいね。京がつくったの?」
「わたしとほうかちゃんでつくったんだ。土台がほうかちゃんで、かざりはわたし」
「いいじゃない、すてきよ。あ、そうだ。せっかくだからリビングにかざったら? きっときれいよ」
京は少し迷ったが、首を横にふった。なんとなく、このリースは自分だけのものにしておきたい気がしたからだ。
「そう、わかったわ。さあ、ごはんにしましょ」
「うん」
京はドアノブをにぎったまま、ふり返ってリースを見る。離れたところからだと、黄色のフェルトと、白と赤のビーズがうまく調和しているところに感じた。
なんとなく今年のクリスマスは、いつもより楽しくなるような気がした。
「うう……つえのキャンディにならない。変な形のなにかになっちゃう」
図案を描いてはつくってみる、をくり返しているが、どうしても納得できる見た目にならないのだ。
「なにがだめなんだろう?」
リースをかざる十二月まで時間がない。
「早くしなくちゃいけないのに……」
しかし思いつくことすべてを試した京は、もうどうすればいいのかわからなかった。自分が描いた、つえのキャンディのイラストと、つくり始めるときにお母さんのスマートフォンから印刷したイラストを見比べる。
「なにが違うんだろ?」
赤と白のしま模様。曲がった先端。なんとなく二枚を重ねて電気にすかしてみた。
「あれ?」
よく見るとしま模様の位置がずれている。京が描いたしま模様より、印刷したイラストのもののほうが、ななめになっている。
「もしかして……模様の角度が問題?」
京は自分のイラストのとなりに、新たなつえのキャンディを描く。するとそれらしくなり、京は笑顔になった。
「やっと描けたっ。これでビーズの数を……」
京は次にボールペンでつえのキャンディを描き、シャーペンでビーズを表す丸を並べた。赤いビーズの部分は赤ペンで色をつける。
「ここは三つじゃ少ないから、五つ……いや、八つくらい使って……」
京はなんとか図案を完成させると、疲れがたまった頭でベッドに倒れこみ、そのまま眠った。
次の日から試しにつくってみると、赤と白のしま模様が太くなったことでかわいらしくなった。星やベルは立体的だが、このつえのキャンディだけは平面だ。
「うーん、平面でいいのかな? でも多分平面のほうが、しま模様がわかりやすいと思うんだよねえ」
念のためつくるのは一つにしておき、ほうかちゃんに確認することにした。
その週の土曜日、京はほうかちゃんに考えを説明して、リースに合わせてもらった。すると平らなところと立体的なところとの差が、かえってよく感じた。
「うん、全部が立体より、こっちのほうがいい気がする」
「じゃあ、あと九個つくるね」
「うん」
京は赤と白のビーズで、つえのキャンディをつくった。しかしその日では一個が完成し、二個目のとちゅうまでしかできなかった。
それでも十二月には絶対間に合わせるつもりだ。ほうかちゃんとつくったリースを、少しでも長くかざっておきたい。
京は宿題を学校で終わらせ、家でつえのキャンディをつくる日が続いた。そして十一月二十九日の夜、ようやくつえのキャンディが九個完成した。
「やったあ。よし、明日ほうかちゃんに言おうっと」
京はやりきった気持ちで、心地よく布団の中に入った。
次の日、十一月三十日。京は学校に着くと、すぐにとなりのクラスに行って、ほうかちゃんを探した。ほうかちゃんはまだきていなかった。一限目終わってから、もう一回行ってみることにする。
京は授業を受けてから、再度ほうかちゃんのクラスに行った。するとほうかちゃんはクラスの子と話していた。
「ほうかちゃん」
京が勇気を出して呼ぶと、ほうかちゃんはすぐに気づいてくれた。
「どうしたの?」
「あのね、つえのキャンディが全部できたの」
「じゃあ、今日放課後に『モリス』で完成させようよ」
「うんっ」
二人は放課後に『モリス』で待ち合わせの約束をした。やっと、やっとリースが完成する。
京はその日、学校が終わるまでずっとそわそわしていた。
学校が終わると、京は急いで家に帰ってランドセルを置き、『モリス』へむかった。
ほうかちゃんはもう二階の作業場にきていた。京はいつもの席に座ると、つえのキャンディを渡した。
「私もぬいつけるの、手伝う」
「じゃあ、わたしのリースにつけて。わたしは京ちゃんのにつけるから。それならおたがいの作品をつくって、交換したことになるでしょ?」
「うんっ。どんな風に置けばいい?」
京がそう尋ねるとほうかちゃんは「京ちゃんのセンスに任せる」と言った。責任重大だ。
京はぬいつける前に、つえのキャンディを置いてみる。あちこち動かして、ようやくそれぞれの位置が決まる。仮留めをしてからぬいつけはじめる。
「いてっ」
何度も針で指をさしながら、なんとかつえのキャンディを固定していく。
ようやく五つすべてのつえのキャンディをぬいつけた。
「京ちゃん、お疲れさま」
ほうかちゃんはそう言って、手の動きをとめた。どうやら京が何度も針で指をさしているあいだに、リースを完成させたらしく、別のものまでつくりはじめていた。京はほうかちゃんのうで前に感心した。
「一、二の三、でテーブルに出そう」
「うん」
京はうなずいた。ほうかちゃんの表情からは、京と同じようにわくわくがにじみ出ていた。
「「一、二の……三っ」」
京とほうかちゃんは同時にリースをテーブルの上に置いた。ほうかちゃんがぬいつけたリースは、あちこちにいろんなかざりが散らばっている。京がぬいつけたものは、四時から八時までの位置に一個ずつ、つえのキャンディをつけた。
「わあ、ふんいきが全然ちがう」
ほうかちゃんが声を上げ、京もうなずく。
「かざりは全部同じなのに、不思議」
京がつぶやくとほうかちゃんもうなずく。
「じゃあこっちは京ちゃんの。で、こっちがわたしの」
そう言ってほうかちゃんは、リースを入れ替えた。京はリースを手に持ち、じっくりながめる。
「すっごくおしゃれでかわいい。ありがとう、ほうかちゃん」
「京ちゃんがつくってくれたやつも、かわいくてじまんしちゃいたいくらい。ありがとうっ」
京とほうかちゃんはお互いに顔を見合わせ、ふふふっと笑った。
門限になると、京はリースを持ってうきうきしながら、家に帰った。
「ただいまー」
手を洗って自分の部屋への階段を上がった。背中から「もうすぐごはんだからねえ」とお母さんの声がした。京は返事をしてからドアを閉めた。
ぐるりと部屋を見見回す。どこにかざろう。
京は机の近くやかべ、ドアなどにリースを当ててみた。窓は動かすから落ちるかもしれない、つまりドアもだめだ。それならかべでなくてはいけない。
京はもう一度部屋を見回した。机の左側はかべになっている。
京はお母さんから画びょうをもらってくると、机の左側のかべにリースを当てて位置を調節する。
京は一度画びょうでリースを固定した。いすに座ってみると、とても高いところにあるように感じたので、さらに下にする。
そんな風にリースをかざるのにちょうどいいところを探っていると、ようやく納得できる場所につけられた。いすに座って少し見上げると、リースがある。キラキラと輝いているような気がした。これからも、いろんなものをつくっていきたい。そう思った。
そのときお母さんがノックをしてから「ごはんよ」と言いながら入ってきた。
「まあ、リースきれいね。京がつくったの?」
「わたしとほうかちゃんでつくったんだ。土台がほうかちゃんで、かざりはわたし」
「いいじゃない、すてきよ。あ、そうだ。せっかくだからリビングにかざったら? きっときれいよ」
京は少し迷ったが、首を横にふった。なんとなく、このリースは自分だけのものにしておきたい気がしたからだ。
「そう、わかったわ。さあ、ごはんにしましょ」
「うん」
京はドアノブをにぎったまま、ふり返ってリースを見る。離れたところからだと、黄色のフェルトと、白と赤のビーズがうまく調和しているところに感じた。
なんとなく今年のクリスマスは、いつもより楽しくなるような気がした。
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