ホテル・コットンフラワーからの招待状

翼 翔太

文字の大きさ
13 / 22

7.ミカラちゃんの心の傷

しおりを挟む
 次の日、朝ごはんを食べるために食堂にむかうと、ミカラちゃんがいた。一足先に朝ごはんを食べている。
「おはよう。まゆかちゃん、ミルクくん」
「お、はよう」
「おはよー、ミカラちゃん」
 ミルクがミカラちゃんのところに走っていき、そのままジャンプして、むかいの席にのった。
「ぼくらもここで食べていい?」
「うん、いいよ」
「まゆかちゃん、いっしょに食べていいって」
 ミルクにおいでおいでと手を上下にふられたけれど、まゆかは迷った。本当にいっしょに朝ごはんを食べていいのか、だれかといることを楽しいと思っていいのか。
(でも……あたしはもう、苦しいって思いたくない。悲しいって気持ちになりたくない)
 立ち止まっていたまゆかは、一歩を踏み出してミカラちゃんのいるテーブルに近づいた。
「おじゃまします」
「はい、どうぞ」
 ミカラちゃんは笑顔で、まゆかをむかえてくれた。ミルクを見ると、ミルクもうれしそうに笑っている。まゆかは、ほっとしながら運ばれてきた、ベーコンエッグがのったトーストを食べた。
 ベーコンエッグトーストについていた少しのサラダと、サクサクしてとてもあまい黄緑色の果物――ミカラちゃんがナップナップ、というものだと教えてくれた――を食べ終わると、ミカラちゃんが言った。
「ねえ、このあと掃除なんでしょ? そのあいだ、いっしょに遊ばない?」
「いいの?」
「もちろん。晴れてるし、外で遊ぼう」
 まゆかは返事をしかけて、お母さんとお父さんとした約束を思い出した。
「あのね、外に行くとき、ここの支配人さんといっしょじゃないといけないの。それでもいい?」
「うん、いいよ」
 まゆかは、ほっとした。そして三人でフロントに行った。今日もジャックがカウンターの内側に立っている。
「おはよう、ジャック。外で遊びたいから、ジートさん呼んでもらってもいい?」
「わかりました。お待ちください」
 ジャックはカウンターの内側にある、ぬいぐるみ専用の階段とドアを使って、おくの部屋へと姿を消した。
「え、ジートさんって名前ってことは……支配人さんって、男の人なの?」
「うん、そうだよ」
「そう、なんだ」
 ミカラちゃんの表情が固くなった、ような気がする。けれど、まゆかには理由がわからない。ミカラちゃんに声をかけようとしたとき、おくの部屋のドアが開いて、ジートさんが出てきた。
「おはようございます、遠藤様。ミカラ様もごいっしょなんですね」
「はい。あの、外で遊びたいんですけど」
「承知しました。では行きましょうか」
 ジートさんがカウンターの内側から出てくる。ミカラちゃんを見ると、さっきまでの笑顔は消え、ジートさんをにらむように見ている。
「ミカラちゃん?」
「まゆかちゃん、アタシ、やっぱり部屋にもどる。じゃあね」
「えっ?」
 ミカラちゃんは部屋のある建物へ走り去ってしまった。名前を呼ぼうとしたときには、ミカラちゃんの背中は小さくなっていた。
「あたし、なにか悪いこと、しちゃったのかな……? せっかく、お友達になれそうだったのに」
 じんわりと、目元が熱くなる。するとジートさんが口を開いた。
「ミカラ様も、心に傷を負ったから、このホテルに来たんです。理由まではわかりませんが……。遠藤様、ミカラ様になにか変わった様子は?」
「あの、ジートさんが男の人ってわかると、なんだか、ふんいきが変わったような気がします」
「ふむ。わたしもミカラ様とは会ったことがないので、わたし個人というより男性に対して、なにか思うことがあるのかもしれません」
「どうしよう。……やっぱりあたし、だれかといたらいけないんだ。楽しいって思っちゃいけないんだ」
 まゆかの目から、なみだがぽとり、と落ちる。なみだはどんどんあふれて、心がぎゅっとしめつけられていく。
「まゆかちゃん、そんなことないよっ。まゆかちゃんのせいじゃないよ」
「そうです。それに遠藤様は、知らなかったのでしょう? ミカラ様が男の人に対して、どう思うのかを」
 ミルクがあしを、ジートさんが背中をさすってくれる。けれど、まゆかは自分が許せなかった。
(知らなかったからなんて、理由にならない。どうしよう、どうしよう……)
 きっと、ミカラちゃんは今、苦しい思いをしている。いやなことを、思い出しているかもしれない。
「まゆかちゃん、ミカラちゃんとお話しよう」
 ミルクの言葉にジートさんもうなずく。
「そうですね、そのほうがいいですよ。……もしかしたら、最初は話を聴いてくれないかもしれません。でも、無理に話そうとせずに、ミカラ様の気持ちに任せましょう」
 まゆかは、ゆっくりうなずいた。
(まずは、謝りたい。ごめんねって言いたい)
 まゆかはなみだをぬぐって、ミカラちゃんの部屋に行くことにした。

 ミカラちゃんの部屋はたしか二○五号室。まゆかは自分の部屋から二つとなりのドアの前に立つ。まだにじみ出てくるなみだを拭き、ドアをノックする。
「ミカラちゃん。あたし、まゆか」
 返事はない。けれど、それでもいい。きちんと言葉にしなくては。
「さっきジートさんと話したんだ。ミカラちゃん、もしかして男の人が怖いんじゃないかって。わからなくって、ごめんね。……あたし、ミカラちゃんがすごく明るくて、なにかに傷ついてるって気づいてなかった。このホテルは傷ついた人が泊まるところなのに。だからごめんね、ミカラちゃん」
 部屋の中から反応はない。それでも、これだけは言いたい。
「ミカラちゃん、あたし、ミカラちゃんの味方だからね。話したいことがあったり、苦しかったりしたら、いつでも言ってね」
 少なくとも、まゆかはだれかに、こう言ってほしかった。
「部屋にもどろう、ミルク」
「うん」
 まゆかはミルクを抱き上げて、自分の部屋にもどった。

 その日の夜、ばんごはんも食べてシャワーも浴び終わった。ゆっくりと夜の時間を味わおうとしていた、そのときだった。
 コンコンッとドアがノックされた。
(夜なのにだれだろう?)
 まゆかは「はーい」と返事をしながら、ドアを開けた。そこにはパジャマ姿のミカラちゃんが立っていた。
「まゆかちゃん。……今、だいじょうぶ?」
「うん、もちろん。あ、入って入って」
「おじゃまします」
 ミカラちゃんが入ってくると、ミルクがベッドの上でピョンピョンとはねながら、「ミカラちゃんだー」とよろこんだ。ミカラちゃんと、となりあってソファーに座る。
「どうしたの?」
 まゆかが首をかしげると、ミカラちゃんはまゆかのほうをむいて、思いきり頭を下げた。
「まゆかちゃん、朝はごめんっ」
「そんな。こっちこそ、ごめんね」
「ううん、まゆかちゃんは悪くない。だって、別の世界からきてるんだし、アタシも話さなかったから」
 ミカラちゃんがごくりと、つばを飲みこんだのがわかる。
「アタシね、運動が苦手なんだ。体育の授業のときに、仲がいい男子にね、『お前の走り方、怪獣みたいだな』って笑われて。担任の先生もね『そうかもしれないなあ』って笑ってたの」
「ひどい」
「ほとんどの男子に笑われた。でもね、女子はだれも笑わなかったんだ。まあ、うちのクラスって、女子十人くらいなんだけど。男子は十五人くらい」
「けっこう少ないんだね。うち合わせて三十人くらい」
「多いんだね。そう、仲がよかった子だからすっごく悲しくなっちゃって、男子とか男の人が、きらいになっちゃった。女子はね、みんな、なぐさめてくれたんだ。だから、よけいにね。ぬいぐるみたちは、なんとか平気なんだけど」
「そっか。……苦しかったね、ミカラちゃん。がんばったね」
 まゆかがそう言うと、ミカラちゃんの顔がゆがみ、大きななみだを落とした。
「そう、苦しかったの。しかも、友達だと思ってた子だったからショックで……」
「うん。そうだよね」
 まゆかはミカラちゃんを、そっと抱きしめた。ミカラちゃんは声を出して泣いた。まゆかはゆっくりと、ミカラちゃんの背中をやさしくさすった。するとミルクもやってきて、まゆかと同じ仕草をした。
 五分くらい経つと、ミカラちゃんは落ち着き、そっとまゆかから離れた。
「ありがとう、話聴いてくれて」
「ううん。全然だいじょうぶ」
「ミルクくんもありがとうね」
「だいじょうぶだよっ」
 ミカラちゃんは大きく深呼吸すると、すっきりとした表情になった。
「まだ、どんな風にすればいいかわからないけど……。とりあえず、今日は寝ることにする」
 ミカラちゃんが立ち上がろうとしたとき、ミルクが「そうだっ」と大きな声を出した。
「ミカラちゃん、今日はこの部屋でねなよ。そうすれば、お泊まりごっこができるよ」
「え、ミルクくん、天才だね。ねえ、まゆかちゃん。いっしょにねても、いい?」
 たくさん泣いたあとは、やっぱりだれかにいっしょにいてほしい。まゆかの場合はミルクがいてくれて、とても心強かった。
「うん、いいよ。ベッドも大きいし、まくらも二つあるから、いっしょにねよう」
「やった。じゃあ、歯だけ磨いてくる。またノックするね」
「わかった」
 ミカラちゃんが一度部屋を出ていった。まゆかはミルクに話しかけた。
「ありがとう、ミルク。ミカラちゃんに声かけてくれて」
「全然。まゆかちゃんも、おうちでよく泣いてたでしょ? そんなときにね、ぼく以外にも、だれかいてくれたらいいのにって、何回も思ったんだ。あっちでは、ぼくの声は、まゆかちゃんに聞こえないから」
 ミルクは、にっこりと笑うと、まゆかに寄りかかった。
「まゆかちゃんには、ぼくがいるからね」
「うん。ありがとう、ミルク」
 まゆかはミルクの頭をなでた。
 そのときコンコンッ、とドアがノックされた。ミカラちゃんだ。まゆかはドアを開け、ミカラちゃんを招いた。
「えへへ、もどりましたー」
「おかえりー」
 まゆかとミカラちゃん、ミルクはベッドの中に入った。ミルクはまんなかにすっぽりと収まった。
「ねえねえ、まゆかちゃんとミルクくんって、ずっといっしょにいるの?」
「うん。お母さんがぬいぐるみ作家なんだ。それでミルクを作ってくれたの」
「へえ、いいなあ。アタシも、そういう子がいたらいいのになあ」
 ふと疑問に思い、まゆかはミカラちゃんに尋ねた。
「この世界だと、ぬいぐるみってみんなが持ってるの?」
「うーん、持ってる人は多いと思う。でもマイスターがつくったぬいぐるみは、いいお値段なんだあ。でも、アタシはやっぱりマイスターがつくった子がいい。いっしょにいろんなところに行きたいな」
「どんなところに行きたいの? ぼくはね、まゆかちゃんと海にも山にも行ったよ」
 ミルクが会話に入ってきた。
 そんな風に三人で話していると、結局空は白くなっていた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

左左左右右左左  ~いらないモノ、売ります~

菱沼あゆ
児童書・童話
 菜乃たちの通う中学校にはあるウワサがあった。 『しとしとと雨が降る十三日の金曜日。  旧校舎の地下にヒミツの購買部があらわれる』  大富豪で負けた菜乃は、ひとりで旧校舎の地下に下りるはめになるが――。

【奨励賞】おとぎの店の白雪姫

ゆちば
児童書・童話
【第15回絵本・児童書大賞 奨励賞】 母親を亡くした小学生、白雪ましろは、おとぎ商店街でレストランを経営する叔父、白雪凛悟(りんごおじさん)に引き取られる。 ぎこちない二人の生活が始まるが、ひょんなことからりんごおじさんのお店――ファミリーレストラン《りんごの木》のお手伝いをすることになったましろ。パティシエ高校生、最速のパート主婦、そしてイケメンだけど料理脳のりんごおじさんと共に、一癖も二癖もあるお客さんをおもてなし! そしてめくるめく日常の中で、ましろはりんごおじさんとの『家族』の形を見出していく――。 小さな白雪姫が『家族』のために奔走する、おいしいほっこり物語。はじまりはじまり! 他のサイトにも掲載しています。 表紙イラストは今市阿寒様です。 絵本児童書大賞で奨励賞をいただきました。

少年騎士

克全
児童書・童話
「第1回きずな児童書大賞参加作」ポーウィス王国という辺境の小国には、12歳になるとダンジョンか魔境で一定の強さになるまで自分を鍛えなければいけないと言う全国民に対する法律があった。周囲の小国群の中で生き残るため、小国を狙う大国から自国を守るために作られた法律、義務だった。領地持ち騎士家の嫡男ハリー・グリフィスも、その義務に従い1人王都にあるダンジョンに向かって村をでた。だが、両親祖父母の計らいで平民の幼馴染2人も一緒に12歳の義務に同行する事になった。将来救国の英雄となるハリーの物語が始まった。

「いっすん坊」てなんなんだ

こいちろう
児童書・童話
 ヨシキは中学一年生。毎年お盆は瀬戸内海の小さな島に帰省する。去年は帰れなかったから二年ぶりだ。石段を上った崖の上にお寺があって、書院の裏は狭い瀬戸を見下ろす絶壁だ。その崖にあった小さなセミ穴にいとこのユキちゃんと一緒に吸い込まれた。長い長い穴の底。そこにいたのがいっすん坊だ。ずっとこの島の歴史と、生きてきた全ての人の過去を記録しているという。ユキちゃんは神様だと信じているが、どうもうさんくさいやつだ。するといっすん坊が、「それなら、おまえの振り返りたい過去を三つだけ、再現してみせてやろう」という。  自分の過去の振り返りから、両親への愛を再認識するヨシキ・・・           

大人で子供な師匠のことを、つい甘やかす僕がいる。

takemot
児童書・童話
 薬草を採りに入った森で、魔獣に襲われた僕。そんな僕を助けてくれたのは、一人の女性。胸のあたりまである長い白銀色の髪。ルビーのように綺麗な赤い瞳。身にまとうのは、真っ黒なローブ。彼女は、僕にいきなりこう尋ねました。 「シチュー作れる?」  …………へ?  彼女の正体は、『森の魔女』。  誰もが崇拝したくなるような魔女。とんでもない力を持っている魔女。魔獣がわんさか生息する森を牛耳っている魔女。  そんな噂を聞いて、目を輝かせていた時代が僕にもありました。  どういうわけか、僕は彼女の弟子になったのですが……。 「うう。早くして。お腹がすいて死にそうなんだよ」 「あ、さっきよりミルク多めで!」 「今日はダラダラするって決めてたから!」  はあ……。師匠、もっとしっかりしてくださいよ。  子供っぽい師匠。そんな師匠に、今日も僕は振り回されっぱなし。  でも時折、大人っぽい師匠がそこにいて……。  師匠と弟子がおりなす不思議な物語。師匠が子供っぽい理由とは。そして、大人っぽい師匠の壮絶な過去とは。  表紙のイラストは大崎あむさん(https://twitter.com/oosakiamu)からいただきました。

星降る夜に落ちた子

千東風子
児童書・童話
 あたしは、いらなかった?  ねえ、お父さん、お母さん。  ずっと心で泣いている女の子がいました。  名前は世羅。  いつもいつも弟ばかり。  何か買うのも出かけるのも、弟の言うことを聞いて。  ハイキングなんて、来たくなかった!  世羅が怒りながら歩いていると、急に体が浮きました。足を滑らせたのです。その先は、とても急な坂。  世羅は滑るように落ち、気を失いました。  そして、目が覚めたらそこは。  住んでいた所とはまるで違う、見知らぬ世界だったのです。  気が強いけれど寂しがり屋の女の子と、ワケ有りでいつも諦めることに慣れてしまった綺麗な男の子。  二人がお互いの心に寄り添い、成長するお話です。  全年齢ですが、けがをしたり、命を狙われたりする描写と「死」の表現があります。  苦手な方は回れ右をお願いいたします。  よろしくお願いいたします。  私が子どもの頃から温めてきたお話のひとつで、小説家になろうの冬の童話際2022に参加した作品です。  石河 翠さまが開催されている個人アワード『石河翠プレゼンツ勝手に冬童話大賞2022』で大賞をいただきまして、イラストはその副賞に相内 充希さまよりいただいたファンアートです。ありがとうございます(^-^)!  こちらは他サイトにも掲載しています。

アリアさんの幽閉教室

柚月しずく
児童書・童話
この学校には、ある噂が広まっていた。 「黒い手紙が届いたら、それはアリアさんからの招待状」 招かれた人は、夜の学校に閉じ込められて「恐怖の時間」を過ごすことになる……と。 招待状を受け取った人は、アリアさんから絶対に逃れられないらしい。 『恋の以心伝心ゲーム』 私たちならこんなの楽勝! 夜の学校に閉じ込められた杏樹と星七くん。 アリアさんによって開催されたのは以心伝心ゲーム。 心が通じ合っていれば簡単なはずなのに、なぜかうまくいかなくて……?? 『呪いの人形』 この人形、何度捨てても戻ってくる 体調が悪くなった陽菜は、原因が突然現れた人形のせいではないかと疑いはじめる。 人形の存在が恐ろしくなって捨てることにするが、ソレはまた家に現れた。 陽菜にずっと付き纏う理由とは――。 『恐怖の鬼ごっこ』 アリアさんに招待されたのは、美亜、梨々花、優斗。小さい頃から一緒にいる幼馴染の3人。 突如アリアさんに捕まってはいけない鬼ごっこがはじまるが、美亜が置いて行かれてしまう。 仲良し3人組の幼馴染に一体何があったのか。生き残るのは一体誰――? 『招かれざる人』 新聞部の七緒は、アリアさんの記事を書こうと自ら夜の学校に忍び込む。 アリアさんが見つからず意気消沈する中、代わりに現れたのは同じ新聞部の萌香だった。 強がっていたが、夜の学校に一人でいるのが怖かった七緒はホッと安心する。 しかしそこで待ち受けていたのは、予想しない出来事だった――。 ゾクッと怖くて、ハラハラドキドキ。 最後には、ゾッとするどんでん返しがあなたを待っている。

ナナの初めてのお料理

いぬぬっこ
児童書・童話
ナナは七歳の女の子。 ある日、ナナはお母さんが仕事から帰ってくるのを待っていました。 けれど、お母さんが帰ってくる前に、ナナのお腹はペコペコになってしまいました。 もう我慢できそうにありません。 だというのに、冷蔵庫の中には、すぐ食べれるものがありません。 ーーそうだ、お母さんのマネをして、自分で作ろう! ナナは、初めて自分一人で料理をすることを決めたのでした。 これは、ある日のナナのお留守番の様子です。

処理中です...