ツインの剣【剣聖】

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  【1】

 王様の憂鬱

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 シロイはクロイを起こし、大都に向かう為、兵士隊長を魔法(フライグラビテ)で体重を軽くして、クロイが運んで行った。
 大都の街城門前で、隊長は気がつくが、シロイがスリープさせて、又眠りに付いた。
 街の中では、おばさんやおじいさん達が、見送る中クロイにお菓子をくれるが、シロイが丁寧に断った。
 クロイはその後も、お菓子を渡されていた。
 クロイの背中の隊長は、逆さに足を頭の方にされて、少し顔色が悪かった。
 
 浄化施設、地下入り口で、階段に隊長の頭が、ガツガツ当たったが、クロイ、シロイは気にせず、地下まで来た。
 地下では、異臭がするが、二人共に何故か慣れた者で、ひょいひょいと、進む。
 処々で、弱い魔物等と戦うが、殆ど無傷で進む二人であった。
 そして橋が無い場所では、クロイは簡単にジャンプして、シロイは水の上を歩く、不思議な光景であった。
 又、処々に関があったが、矢張りクロイは、鍵を簡単に開け、シロイはバルブ等を魔法で開け締めしていた。
 その後最奥に到着、隊長を起こし、戸惑う隊長を余所に、大型モンスターと対峙する二人であった。
 隊長は腰を抜かし、その場で座りこけた。
 逸れを確認する二人は、モンスターに向かって、軽く魔法を、シロイが放つ。
 続いて、クロイが鉄拳制裁を繰り出す。
 まるで赤子と戦う様に、軽々と戦う二人であった。
 だが、敵の思わぬ反撃で、シロイが排水を浴びた。
 逸れを見たクロイが、慌てて隊長を担ぐ。
 モンスターの攻撃で、汚されたシロイは、怒り心頭で最大級(普通の人には)の魔法(プロトレッグバーン)を放つ。
 クロイは盾の最大級の魔法をした。
 シロイの放った魔法で、密閉空間を押し退ける、風圧が弾けて、モンスターは粉々、まだ足りない風圧は、外の世界へと飛び出して行った。
 平穏な外では、その凄まじい風圧で、排水口から逆に吹き出し、トイレ等も逆に飛び出して居た。
 その頃王様は、トイレに居た為、轟音と共に汚物を浴びて居た。
 王様は吠えた。
「何処のどいつだ~、汚水を爆破剳せたのは。」
 と、怒り心頭であった。
 それが収まり、クロイに担がれた隊長は、余りの事に、言葉を忘れて居た。
 
 その後、王宮での王座にて、隊長が王の前で陳謝していた。
 何故か物凄く臭う、王であったが、隊長は語らず、王の言を待った。
 王はシロイ、クロイ達を待った。
 そして物凄く芳しき、芳醇な其れは天日香る、匂いをさせた二人の女の者たちが、王宮の王座にやって来た。
 シロイクロイであった。
 クロイは王の異臭に即座に反応、そして要らん事を言った。
「何、物凄く、臭っさ~いんですが、何食ってんですか。」
 無言の王と、隊長であった。
 その後ろから、シロイが来て、鼻を押さえて、言った。
「すいません、お先にお風呂を頂きました。」
 此れを聞いた、隊長が言った。
「何故王より先に、風呂をこの二人が使ったのです。」
(しかし綺麗な二人だな。)
 王は頭に💢が一つ付いた。
「何故王は、この者達に良い様に扠せて居るんです。」
(私、この二人を、見て居たい。)
 王は頭に💢が2つ増えた。
「大体は、こ奴らが悪い話しですよ。」
(しかし王は臭い、顔が向けられんぞ。)
 王は等々我慢が出来ず、隊長を叱った。
「馬鹿者、この二人はこの国の恩人で、この二人の親は英雄である。」
 今まで調子をこいた隊長は、王に叱られ、小さくなった。
(クッだが、私寄りこの二人にが悪いのに。)
 王はそのまま続けた。
「そもそもお前の為、二人に来てもらったのだ、お前を案内した者は、お前の上の位の者だ、そしてこの二人は更に、儂より上の者達だ。」
 隊長は更に小さくなった。
(ぇえ、案内の兵士寄り下なんて。
 俺、悪態付いちまった。)
 王は更に続けた。
「大体は専任の者より、聞いた、お前はまだ隊長たる、事の重大性を重んじろ。」
(専任なんて、知りませんよ。)
 王は、言いたい事を、言って少し落ち着いた。
 そしてシロイが、今度は言った。
「済まなかった、私が我慢しきれずに、密閉空間で魔法等をしたばかりに、こんな事になってしまった。」
 クロイが、シロイを見て言った。
「そうそう、シロイが今回は悪い。」
 等と二人で言っていた。
 王はため息を付き、隊長に語った。
「良いか、この二人はシロイとクロイと言い、親はアキとフユだ。
 かのドラゴンを、三秒で手玉に取り、魔王に至っては、城を王座を残し半壊、せしめた強者の娘達だ。
 そして、この大都はこの二人の親が、作った。
 言わば王国を治めても、良い者達の子供達だ。」
 隊長は物凄く驚き、二人を見て丁寧にお辞儀した。
(今後とも何かと、この二人とは、お付き合いしたい者だな。)
「知らぬ事とは言え、済まなかった。」
 この行為に王は💢が一つ付いた。
(人か言っている時に。)
 クロイが又、要らん事を言った。
「しかし、王さん臭い、早く風呂行って来てよ。」
 王はもうと云う感じで、退席して行った。
 そして残された隊長は、困惑していた。
 シロイは隊長に言った。
「では、悪いけど、私達は帰らせて貰います、後の事王に報告してください。
 そして今回の報酬は、排水で壊れた所に、あげてください。」
 ハッキリ言って、足りないと思えた、隊長であった。
 そして二人は、帰って行った。
 残された隊長は、そのまま王を待ち続けた。
 王は帰って来なかった、そのまま部屋に帰った為であった。
 隊長は風邪を引いた。
(くすん、(泣))

 大都寄り帰ってきた二人は、大都で買い物をして帰ってきた。
 そして居間で休むクロイと、キチンと昼食を作るシロイであった。
 真逆、午前中にあの様な事に成るとは、夢にも思わぬ二人であった。
 クロイは普段は、眠りに付く者が、朝から起こされた事で、凄く眠かった。
 では夜中何をしているのか、元来夜の人、夜行性であったのが、クロイであった。
 朝からはシロイが魔物退治をして、暗く成る夜はクロイであった。
 その習慣が、クロイの性格に反映されたのであった。
 魔物自体、夜行性が多く、日中は余り、出歩かない者であった、その為クロイが退治をしていた。
【すいません此処で、クロイとシロイに付いて、クロイは攻撃は基本物理攻撃に、補助系です。
 シロイは基本魔法攻撃で、回復支援系です。
 又、二人共に魔法寄り剣が得意ですが、魔法は詠唱無しで、最上級が使えます。】
 クロイは目がとろ~ンと眠かった。
 シロイは作った食事が出来た為、クロイを起こす。
 二人で昼食を取ったが、クロイは箸を落とすやら、ご飯をこぼすやら、おかずを残したりして、眠気に勝てなかった。
 それでもシロイは、クロイの世話を妬いた。
 
 さて午後も半ば、三時間後、二人で仲良く雑談をしていた時、家の玄関で声がした。
 普段はこんなにも離れた土地には、人が余り来ない。
 目が冴えたクロイが、玄関に向かって行った。
 玄関を開けると、三人組の冒険者が、立っていた。
 取り敢えずクロイは、三人に話をした。
「どうしました。」
 冒険者の一人が、話出した。
「すいません、この辺りに疎くて、此処はお独りでお暮らしですか。」
 クロイはこの者達を不穏に思った、何故かと云うと、一人は魔法使いで、もう一人はハンター風で、この者は多分魔物であろうと、直感で感じ取った。
(どうしよう、一人で倒せるが…シロイ呼ば無いと後が怖いし…でも良い練習台にしたいのよね。
 まぁ良いか。)
「ァあ連れが居ますよ、女ですが。」
 その時、クロイの目に、男の笑みが見て取れた。
「待ってください、呼びますからね。
 遊び相手が来たわよ。」
 中に居たシロイは、クロイの言葉に『ピン』と来た。
(ははぁん、敵ね、又馬鹿が来たわよ。)
「分かった、でも良いわよ、一人で演っても。」
 クロイはシロイの言葉を聞き、外に出る。
 男達はクロイを取り囲み、嫌らしく手を前に、にぎにぎしていた。
 一人の魔物に、クロイは鉄拳制裁のパンチを食らわす。
 一瞬で、首から上が無くなる。
 それでも普通に動いた。
 逸れを見た他の者達は、二三歩下がる。
 魔物はそれでも、クロイに襲いかかるが、ひらりと避けるクロイであった。
 そしてシロイが、剣を持って出て来た。
 剣をクロイに投げて、逸れを簡単に片手で受けながら、くるりと円を描く様に、クロイは回り、両脚を開き、剣を構えて魔物の前に剣先を向けた。
 そしてニ三歩前に出ると、剣を身体に沿って回す、すると空気を割く音と共に、魔物は身体がバラバラになり、崩れ落ちた。
 血は一滴も落ちなかった。
 他の人は魔物に驚き、クロイに驚く。
「ヒィ~、殺さないでください。」
 男達はクロイに、懇願した。
 クロイは手を男達に出した。
「助けてやる、金を置いて行け。」
 男達は、有り金を全部を、クロイに差し出し、すたこらと逃げて行った。
 シロイはクロイの一部始終を見て、ため息を付いて居た。
 此れが何時もの風物詩であった。
 因みに今回は、魔物だけだが、普段は全員あの世に行った。
 偶々今回はクロイであったが、普段はシロイであった為に偶然にも、生きて帰れたのであった。
 そして片付けは、質ぜん的にクロイが片付ける事に成った。
(チィ、納得行かん。)
 だがお小遣いは、クロイの物であった。
(貰ったコイン1503)
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