ツインの剣【剣聖】

アポ

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  【2】

 女同士の喧嘩とは…。

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 流石にクロイの頬が、リスの頬袋の様に、腫れ上がる。
 まるまるした頬が、手形で赤アカと鬱血充血していた。
 張本人のシロイは、クロイを部屋から締め出し、何故か部屋で落ち込んで居た。
 だが肝心のクロイには、理解し難い事であった。
 寝て起きただけで、顔が腫れ上がる等とは。
 怒り心頭だが、それで居て冷静なクロイであった。
 そして手を唇に当て、何か呆然としたと同時に、お腹が鳴り出す。
『グゥ~、グゥ~ゥウ。』
 物凄く立ち眩み、お腹が減ったクロイであった、そしてシロイの作ったご飯に、お腹が誘われて来る。
 取り敢えずシロイの部屋の扉を、軽くノックして、声を掛けた。
「ねぇ、シロイご飯食べようょ。」
 シロイの部屋からは、返事が来なかった。
 その頃シロイは、布団を頭からすっぽり被って、その中で一人落ち込んでいた。
(あぁん、クロイの顔を、まともに見れ無い、なんで女の子なのよクロイは。)
【誠に申し訳ありません、作者の気まぐれです。】
 何処かでズッコケた、音がした。
 シロイは物凄く落ち込む、クロイの費では無い程に、布団の下で涙を流し、鼻をたらし、顔をぐちゃぐちゃに、落ち込む。
 何時もの冷静な感情は、微塵も無い顔に成り、軈て布団の中も熱く熱を帯びて、シロイの顔も腫れだしていた。
 そしてシロイのお腹も、減り出して、外のクロイが気になっていた。
 まるで何処ぞの、女の子の様に逸れにして、うら若き乙女の様に、熱く鼓動を、高鳴らせて居るシロイであった。
 徐々に落ち着き、かと言ってクロイに顔向け出来ず。
 クロイはシロイの部屋の前で、健気に犬や、猫の様に、餌を前に顔を張らせて『待て』をしていた。
 シロイも部屋の中、顔を泣き張らせて、ドワの前で立ち尽くす。
 クロイが声を掛けた。
「シロイ、怒って無いから、ご飯を一緒に食べようょ。」
 扉の前でシロイも、クロイに謝る。
「さっきはごめんなさい、私、怖かったの、クロイが突然唇に…」
「うんうん、私も悪かった。」
 そして二人の心が、少し離れた感じが切なかった。
 互いに思いやる心と、繋がる心がチグハグとしていた。
 そしてシロイは部屋から出て来る。
 そしてクロイに、自ら抱き付くのであった。
「さっきはごめんなさい。」
「うんうん、私シロイが好きだよ。」
【そして泥試合が、始まった。】
 二人共に折れない、間違いを正さないで、喧嘩腰に成っていった。

 二人共に顔が二倍位腫れ上がるが無言で夕食をしていた。
 しかも何時もの様に、風呂に二人して入って行った。
 
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