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此処はまだ、【序章】に過ぎず。
勇者寄り強かったとは…。
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アッィーと、勇者アタルの冒険。
アタルは、何故かレベルアップの為と辺境の林で戦闘を繰り返す。
私はと云うと、アタルに手を出す魔物を牽制する役目が主であった。
【アタル自体アッィーとの会話が出来る設定で在りますが、少しアッィーの言葉が解り辛いと成って降ります。】
「スラー、其処で右手に周り込んで敵を引き付けてください。」
アッィーは少し戸惑いつつ、言われるがまま、右手に回り込む。
「あっ私から右手なので、左側面から攻撃してください。」
意思疎通が覚束無かった為に、勇者は少し苛立つのであった。
アッィーとしては、勇者の言葉を真面目に聴いて、攻撃したのだが、まるで適切では無い為に、ダメージが少ないのであった。
終いにはアッィーが体当たりで、敵を吹き飛ばし、戦意喪失の敵を勇者が、倒すなど殆どその場の考えで敵を倒すのであった。
「勇者様、私の名前アッィーですょ。」
と聞こえる勇者であった。
そんなこんなで瞬く間に時は流れ。
約10年間もこの様な生活が、続いていた。
勇者自体レベルは、40と云うレベルに成るが、私自体レベルは相変わらず3万程度から伸びしろが大きく変化する事なくHP、MPなど又20程度を示していた。
はっきり云って一撃で沈む、体力と自身の魔法はMP不足で、使い物には成らない、至って変なスライムであった。
一度はMPをアップする為に、魔法の練習をしたのだが…回復位しか無く、その他容量を超えるMPの多さで、干からびる様に睡魔でダウンと成ってしまった。
戦闘ははっきり云って、敵の素早さで勇者の足を思い切り引っ張る、不甲斐なさであった。
だが勇者は私を見捨てず、一緒に旅をしてくれた。
【勇者曰く、硬いのでスライム自体倒れた事が、無いのは助かるとの事であった。】
いや、別に硬い訳では無く、剣や槍、弓矢に耐性でも有る様に、私を切り裂くや、刺し貫く事が出来無いだけで有った。
「スラー、敵だ。」
勇者は私を掴み、私を振り回す様に、敵を薙ぎ払う。
敵は私の体に剣など触れると剣が吹き飛んて、すかさず勇者の剣が相手にダメージを与える。
私を盾の様に器用に使う勇者であった。
何時しかこの勇者、生きたスライムの盾を使うと、評判も出て来ていた。
そんな有る時、平原で私は何時もの様に食事の為と、例の草を見つけた。
イテコマス草、であった。
触らぬ神に、祟なしとその草を避ける様に他の草を食べる私。
何故かMPアップする。
(ん……………ん、今の草って。)
速辺りを見回す、例の群生地であった。
片っ端から食べる、時折イテコマスが有るので、避ける様に他の草を食べる。
MPアップ草、MPアップ実、MPアップ種と、MPアップの群生地であった。
(なるほど、イテコマス草の近場は、確かに誰も食べ無い、流石にスライムや、他の草食魔物でも、手が出せず食事としてはレアな草が残るのだ。)
此れを気に、私はこの辺りの群生地を平らげた。
MPだけはもりもりと成、スライム
MPとは普通この様にアップしないのに、このスライムに取っては常識外に3千と最大MPもりもりと成った。
だが別に強く成った訳では無い、単にMPが増えても、詠唱を知らないのでは、使い物にはなら無いと云う事。
瞬く間に、8年の歳月が過ぎ去る。
勇者レベル70、スライムは変わらず、勇者に盾として使われた。
そして勇者には、ウザがれる様に成って来た。
人間誰しも、同じ様に同じ人と付き合うのにも、限度が有る。
勇者自身、レベルアップがする事で、初めの頃はスライムとの友情を感じていた、だが自身がこの様にレベルが上がり、新しい相方を探す様に、スライムが要らない存在と成って来たのであった。
流石に弱いスライム寄り、強いペットや、魔物を従える方が、格好いいと思う様に成りだしたのであった。
近頃はスライムを馬車や、酒場に置き去りに成りだした。
スライム自身、変わりたい願望も有るが、友情を取る様に、黙って勇者の支持を待っていた。
その後、新たな魔物も増えるが、スライム自身お呼びがかからない。
次第にやさグレルスライムであった。
仲間に成った魔物達も徐々に置き去りの様に成るなど、勇者と、冒険者同士のパーティーに成りだした。
殆どスライムは、取り残された様に、成りだした。
そして遂に魔王との、対決間近との情報が、スライムの耳に入って来た。
スライムは馬車を抜け出し、勇者の元に走る。
勇者達は冒険者と、パーティーで魔王の元に向かうのであった。
魔王城攻略。
勇者の元に向かうスライムは、勇者達を先回り、一足先に魔王の元に来てしまった。
魔王も真逆スライム如き魔物が、挑んで来るとは、思わなかった。
魔王と、スライムの一騎打ちであった。
殆ど互角の戦闘で、やや魔王が優勢であった。
スライムは渾身の体当たり、魔王は軽く避ける、スライムがステップを変え魔王に体を当てた。すると魔王に渾身のダメージが入ったけど、流石に魔王第二変形した体をスライムに晒す。
スライムは魔法で、自滅覚悟で自爆をこころみるが、自身のHPで敵を倒す魔法しか思い浮かばず、魔王会心似より吹き飛んて締まった。
吹き飛ばされた場所には、トラップの壁が有り、トラップ似よりスライムは転送されて締まった。
その後勇者が魔王の場所に、パーティーと到着、魔王を攻撃と云う様に戦闘に成り魔王に挑んで居た。
その頃スライムは、魔王の宝物庫へ飛ばされていた。
宝物庫だが、魔物が番人の様に、宝物庫の中守って居た。
ダークナイト(宝物庫番人)
ダークナイトは、侵入者を撃退の為、スライム目掛けて攻撃してきた。
スライムは先程の戦闘で、HPも辛うじて1残るのみであった。
ダークナイトの攻撃が、スライムにヒットする、スライムは死んで締まった。
教会の神官の前、スライムが立って居た。
「良く来たな、では復活の為に掛かった費用3000万を支払ってください、勇者パーティーなので、10%ご負担と成ります。」
呆気に取られたスライムであった。
【※ 次回飛んでも無い展開だけど、まだ終わらぬ序章です。
短編なのに……、そして……。】
アタルは、何故かレベルアップの為と辺境の林で戦闘を繰り返す。
私はと云うと、アタルに手を出す魔物を牽制する役目が主であった。
【アタル自体アッィーとの会話が出来る設定で在りますが、少しアッィーの言葉が解り辛いと成って降ります。】
「スラー、其処で右手に周り込んで敵を引き付けてください。」
アッィーは少し戸惑いつつ、言われるがまま、右手に回り込む。
「あっ私から右手なので、左側面から攻撃してください。」
意思疎通が覚束無かった為に、勇者は少し苛立つのであった。
アッィーとしては、勇者の言葉を真面目に聴いて、攻撃したのだが、まるで適切では無い為に、ダメージが少ないのであった。
終いにはアッィーが体当たりで、敵を吹き飛ばし、戦意喪失の敵を勇者が、倒すなど殆どその場の考えで敵を倒すのであった。
「勇者様、私の名前アッィーですょ。」
と聞こえる勇者であった。
そんなこんなで瞬く間に時は流れ。
約10年間もこの様な生活が、続いていた。
勇者自体レベルは、40と云うレベルに成るが、私自体レベルは相変わらず3万程度から伸びしろが大きく変化する事なくHP、MPなど又20程度を示していた。
はっきり云って一撃で沈む、体力と自身の魔法はMP不足で、使い物には成らない、至って変なスライムであった。
一度はMPをアップする為に、魔法の練習をしたのだが…回復位しか無く、その他容量を超えるMPの多さで、干からびる様に睡魔でダウンと成ってしまった。
戦闘ははっきり云って、敵の素早さで勇者の足を思い切り引っ張る、不甲斐なさであった。
だが勇者は私を見捨てず、一緒に旅をしてくれた。
【勇者曰く、硬いのでスライム自体倒れた事が、無いのは助かるとの事であった。】
いや、別に硬い訳では無く、剣や槍、弓矢に耐性でも有る様に、私を切り裂くや、刺し貫く事が出来無いだけで有った。
「スラー、敵だ。」
勇者は私を掴み、私を振り回す様に、敵を薙ぎ払う。
敵は私の体に剣など触れると剣が吹き飛んて、すかさず勇者の剣が相手にダメージを与える。
私を盾の様に器用に使う勇者であった。
何時しかこの勇者、生きたスライムの盾を使うと、評判も出て来ていた。
そんな有る時、平原で私は何時もの様に食事の為と、例の草を見つけた。
イテコマス草、であった。
触らぬ神に、祟なしとその草を避ける様に他の草を食べる私。
何故かMPアップする。
(ん……………ん、今の草って。)
速辺りを見回す、例の群生地であった。
片っ端から食べる、時折イテコマスが有るので、避ける様に他の草を食べる。
MPアップ草、MPアップ実、MPアップ種と、MPアップの群生地であった。
(なるほど、イテコマス草の近場は、確かに誰も食べ無い、流石にスライムや、他の草食魔物でも、手が出せず食事としてはレアな草が残るのだ。)
此れを気に、私はこの辺りの群生地を平らげた。
MPだけはもりもりと成、スライム
MPとは普通この様にアップしないのに、このスライムに取っては常識外に3千と最大MPもりもりと成った。
だが別に強く成った訳では無い、単にMPが増えても、詠唱を知らないのでは、使い物にはなら無いと云う事。
瞬く間に、8年の歳月が過ぎ去る。
勇者レベル70、スライムは変わらず、勇者に盾として使われた。
そして勇者には、ウザがれる様に成って来た。
人間誰しも、同じ様に同じ人と付き合うのにも、限度が有る。
勇者自身、レベルアップがする事で、初めの頃はスライムとの友情を感じていた、だが自身がこの様にレベルが上がり、新しい相方を探す様に、スライムが要らない存在と成って来たのであった。
流石に弱いスライム寄り、強いペットや、魔物を従える方が、格好いいと思う様に成りだしたのであった。
近頃はスライムを馬車や、酒場に置き去りに成りだした。
スライム自身、変わりたい願望も有るが、友情を取る様に、黙って勇者の支持を待っていた。
その後、新たな魔物も増えるが、スライム自身お呼びがかからない。
次第にやさグレルスライムであった。
仲間に成った魔物達も徐々に置き去りの様に成るなど、勇者と、冒険者同士のパーティーに成りだした。
殆どスライムは、取り残された様に、成りだした。
そして遂に魔王との、対決間近との情報が、スライムの耳に入って来た。
スライムは馬車を抜け出し、勇者の元に走る。
勇者達は冒険者と、パーティーで魔王の元に向かうのであった。
魔王城攻略。
勇者の元に向かうスライムは、勇者達を先回り、一足先に魔王の元に来てしまった。
魔王も真逆スライム如き魔物が、挑んで来るとは、思わなかった。
魔王と、スライムの一騎打ちであった。
殆ど互角の戦闘で、やや魔王が優勢であった。
スライムは渾身の体当たり、魔王は軽く避ける、スライムがステップを変え魔王に体を当てた。すると魔王に渾身のダメージが入ったけど、流石に魔王第二変形した体をスライムに晒す。
スライムは魔法で、自滅覚悟で自爆をこころみるが、自身のHPで敵を倒す魔法しか思い浮かばず、魔王会心似より吹き飛んて締まった。
吹き飛ばされた場所には、トラップの壁が有り、トラップ似よりスライムは転送されて締まった。
その後勇者が魔王の場所に、パーティーと到着、魔王を攻撃と云う様に戦闘に成り魔王に挑んで居た。
その頃スライムは、魔王の宝物庫へ飛ばされていた。
宝物庫だが、魔物が番人の様に、宝物庫の中守って居た。
ダークナイト(宝物庫番人)
ダークナイトは、侵入者を撃退の為、スライム目掛けて攻撃してきた。
スライムは先程の戦闘で、HPも辛うじて1残るのみであった。
ダークナイトの攻撃が、スライムにヒットする、スライムは死んで締まった。
教会の神官の前、スライムが立って居た。
「良く来たな、では復活の為に掛かった費用3000万を支払ってください、勇者パーティーなので、10%ご負担と成ります。」
呆気に取られたスライムであった。
【※ 次回飛んでも無い展開だけど、まだ終わらぬ序章です。
短編なのに……、そして……。】
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