46 / 56
過去回想に映りこむモブ編
第44話 狂った計画
しおりを挟む
ああ、やっと。やっとだわ。
アクシデントはあったけれど、概ね予定通りね。
辛くしんどい日々だったけれど、辛抱強く待ったかいがあったというものよ。
もうすぐすべてを終わらせることが出来るわ。
楽しみね。ああ、楽しいわ。
こんなに胸躍るような高まりはいつ以来かしら。
待っててね、あなた。
もうすぐ終わらせるから。
月夜に照らされて女はテラスで怪しく笑う。
***
「ねぇ。私は都合のいい女じゃないんだけど。」
ムスッとしながらエドワードをジト目で見つめてくるのはシスターマリア。
シスターマリアはマルライト=セルビーの治療の後、エドに送ってもらいイーレ村に帰っていた。
そして今日、再びイーレ村にやってきたエドワードに拉致られてここ、パドレス=ミュートの部屋に訪れている。
訪問理由は、ミュートの治療。
実は、茶会事件の時のレインの貢献―治癒魔法でキルミィとミュートを治療した―が認められたことからパドレス辺境伯からミュートの治療の依頼を受けたのだ。
茶会事件のあった日の夜、再び襲われて例の薬を盛られたパドレス=ミュートはレインの迅速な治療により一命を取り留めたものの、完治はしていなかった。
ダリウスの時と同じく治癒魔法や回復薬を投与しても回復しない状態、つまり魔力ゼロの状態になっていたのだ。
ちなみに、その時は龍の血―いざと言う時のためにヘカテから採取していた―を使い、無理やり回復させた。
「あの治療法はダメだったの?」
シスターマリアの言葉にレインは首を横に振る。
セルビーの時は壊れている魔力器官を<再建>で壊れる前の状態に戻すことで治療した。
当然、ミュートにもその治療を実施したが結果は効果なし。魔力器官の機能は停止したままだった。
ちなみにダリウスにはこの方法を試していない。この治癒魔法は古い怪我―ダリウスの場合は魔人襲撃から3年が経過している―には効果が無いからだ。
シスターマリアが気にしているのはエドワード達以外の存在。
部屋にはミュート、シスターマリア、レイン、エドワードそして、執事モドキ=セーバスがいる。
今回の治療の話を聞いた正妻リンダリンの助言により彼は監視役として同行しているのだ。
セーバスは闇ギルドに通じている男で、初対面ではシドーの刺客として襲ってきた。
エドワード達と戦った警戒すべき存在だ。
エドワード達がピリピリと警戒している一方で、セーバスはリラックスした様子でニコニコと笑顔をふりまいている。
シスターマリアは深呼吸して思考を切り替えた。
スキルを発動するとシスターマリアの顔が驚きの表情に変わるが、直ぐに気を取り直して作業を続行し、ミュートの治療は無事終わった。
***
「さて、どうしました?」
ミュートの部屋から出るとセーバスは笑顔のままシスターマリアに尋ねてきた。
シスターマリアの表情の変化をセーバスは見逃さなかった。
「あんたに言うつもりはないわ。」
「そうですか。てっきり面白いことが分かったのかと思ったのですが。
例えば、ミュート様は辺境伯の子では無い。とかね。」
「「なっ」」
セーバスの爆弾発言に驚いたのはレインとエドワード。
一方、シスターマリアは無言のまま表情を変えないでいる。
「下手なことは考えない方が身のためですよ。
今の私はリンダリン様から派遣された執事ですので。」
睨みつけるシスターマリアと笑顔で受け止めるセーバス。
やがて観念したのはシスターマリアだった。
「知ってたのね。あなた、悪趣味だわ。
だけど私は可能性があるってだけの話よ。
あのミュートって子の魔力総量は55しかなかったの。」
シスターマリアの<ステータス偽装>スキルはステータスの値を変更することが出来る。ただし、変更範囲は元々持っていた値の最高値までだ。
つまり魔力ゼロになる前までミュートが持っていた最大魔力量は55と言うことになる。
10歳の子どもの魔力平均は貴族で500、平民で50と言われている中で、この数値は貴族の子としては明らかにおかしい。
つまり、『パドレス辺境伯の子では無い』可能性が高い。
「耳が痛いですね。ですが、その証言だけで結構ですよ。
お陰で今回の事件の全容がわかりました。」
「興味深い話をしてるじゃない。私も聞かせてもらえるかしら。」
パドレス辺境伯の正妻パドレス=リンダリンがそこにいた。
***
カナン帝国には後継者指名制度というものがある。
伯爵以上の爵位を持つ貴族は事前に後継者指名を皇帝の前で宣言しなければならないという義務を負うものだ。
そして、今日はパドレス辺境伯の後継者指名の日。
現パドレス辺境伯であるパドレス=リップリングは悩んでいた。
正妻リンダリンの子ノイズと側室キルミィの子ミュート。
通常であれば、正妻の子で長男でもあるノイズ。彼は賢く優秀な少年だ。
だが、だからこそリップリングは言い知れぬ危機感を抱いている。
だから、リップリングは後継にミュートを指名しようとしていた。
ミュートはノイズと違い、お世辞にも賢いとは言い難い。
加えて自己顕示欲が強いので、裏で操ることは容易い。
その欲求さえ満たしてやれば辺境伯の位を退いた後も自分の影響力を残すことができると考えた。
幸いノイズの母であるリンダリンは愛人の男を連れ込んでいるという話は聞いている。
なので、ノイズも自分の子ではないのだろうと突っぱねればなんとでもなる。
しかし予想外の急報が舞い込んだ。
ミュートが襲撃に会い、毒を受けたと言うのだ。一命は取り留めたものの、魔力が著しく低下しているという。
ただ、同時に光明ももたらされた。
それはミュートと同じ症状に陥ったマルライト家の娘を治療した人物が給仕係として働いていると言うのだ。
リップリングは即座にその人物を治療役として依頼を出した。
もし魔力が戻ってくればまだ望みはある。
しかしリップリングの願いは叶わなかった。
続報でもたらされた情報によると、ミュートの魔力はそれほど回復せず、平民と同じくらいしか無いという。
それにより、リップリングの計画は狂い、ミュートを後継者指名は絶望的となった。
***
「後継者はノイズを指名した。」
リップリングは妻達を集めてそう宣言した。
リンダリンは口元を扇で隠すが胸を張っている様子から喜んでいるのがよくわかる。
「…、そうですか。」
一方でキルミィは肩を落とし俯きながら弱々しい声呟いた。
リンダリンはキルミィの側に行くと、彼女にだけ聞こえる声で囁く。
「どう?貴女の計画通りにいった感想は?」
キルミィはハッとして顔を上げ、険しい表情でリンダリンを睨む。
「あら、こわいこわい。でも、やっと本当の貴女の貌《かお》が見えたわね。」
扇子で顔を隠すリンダリンの目は嗤っていた。
アクシデントはあったけれど、概ね予定通りね。
辛くしんどい日々だったけれど、辛抱強く待ったかいがあったというものよ。
もうすぐすべてを終わらせることが出来るわ。
楽しみね。ああ、楽しいわ。
こんなに胸躍るような高まりはいつ以来かしら。
待っててね、あなた。
もうすぐ終わらせるから。
月夜に照らされて女はテラスで怪しく笑う。
***
「ねぇ。私は都合のいい女じゃないんだけど。」
ムスッとしながらエドワードをジト目で見つめてくるのはシスターマリア。
シスターマリアはマルライト=セルビーの治療の後、エドに送ってもらいイーレ村に帰っていた。
そして今日、再びイーレ村にやってきたエドワードに拉致られてここ、パドレス=ミュートの部屋に訪れている。
訪問理由は、ミュートの治療。
実は、茶会事件の時のレインの貢献―治癒魔法でキルミィとミュートを治療した―が認められたことからパドレス辺境伯からミュートの治療の依頼を受けたのだ。
茶会事件のあった日の夜、再び襲われて例の薬を盛られたパドレス=ミュートはレインの迅速な治療により一命を取り留めたものの、完治はしていなかった。
ダリウスの時と同じく治癒魔法や回復薬を投与しても回復しない状態、つまり魔力ゼロの状態になっていたのだ。
ちなみに、その時は龍の血―いざと言う時のためにヘカテから採取していた―を使い、無理やり回復させた。
「あの治療法はダメだったの?」
シスターマリアの言葉にレインは首を横に振る。
セルビーの時は壊れている魔力器官を<再建>で壊れる前の状態に戻すことで治療した。
当然、ミュートにもその治療を実施したが結果は効果なし。魔力器官の機能は停止したままだった。
ちなみにダリウスにはこの方法を試していない。この治癒魔法は古い怪我―ダリウスの場合は魔人襲撃から3年が経過している―には効果が無いからだ。
シスターマリアが気にしているのはエドワード達以外の存在。
部屋にはミュート、シスターマリア、レイン、エドワードそして、執事モドキ=セーバスがいる。
今回の治療の話を聞いた正妻リンダリンの助言により彼は監視役として同行しているのだ。
セーバスは闇ギルドに通じている男で、初対面ではシドーの刺客として襲ってきた。
エドワード達と戦った警戒すべき存在だ。
エドワード達がピリピリと警戒している一方で、セーバスはリラックスした様子でニコニコと笑顔をふりまいている。
シスターマリアは深呼吸して思考を切り替えた。
スキルを発動するとシスターマリアの顔が驚きの表情に変わるが、直ぐに気を取り直して作業を続行し、ミュートの治療は無事終わった。
***
「さて、どうしました?」
ミュートの部屋から出るとセーバスは笑顔のままシスターマリアに尋ねてきた。
シスターマリアの表情の変化をセーバスは見逃さなかった。
「あんたに言うつもりはないわ。」
「そうですか。てっきり面白いことが分かったのかと思ったのですが。
例えば、ミュート様は辺境伯の子では無い。とかね。」
「「なっ」」
セーバスの爆弾発言に驚いたのはレインとエドワード。
一方、シスターマリアは無言のまま表情を変えないでいる。
「下手なことは考えない方が身のためですよ。
今の私はリンダリン様から派遣された執事ですので。」
睨みつけるシスターマリアと笑顔で受け止めるセーバス。
やがて観念したのはシスターマリアだった。
「知ってたのね。あなた、悪趣味だわ。
だけど私は可能性があるってだけの話よ。
あのミュートって子の魔力総量は55しかなかったの。」
シスターマリアの<ステータス偽装>スキルはステータスの値を変更することが出来る。ただし、変更範囲は元々持っていた値の最高値までだ。
つまり魔力ゼロになる前までミュートが持っていた最大魔力量は55と言うことになる。
10歳の子どもの魔力平均は貴族で500、平民で50と言われている中で、この数値は貴族の子としては明らかにおかしい。
つまり、『パドレス辺境伯の子では無い』可能性が高い。
「耳が痛いですね。ですが、その証言だけで結構ですよ。
お陰で今回の事件の全容がわかりました。」
「興味深い話をしてるじゃない。私も聞かせてもらえるかしら。」
パドレス辺境伯の正妻パドレス=リンダリンがそこにいた。
***
カナン帝国には後継者指名制度というものがある。
伯爵以上の爵位を持つ貴族は事前に後継者指名を皇帝の前で宣言しなければならないという義務を負うものだ。
そして、今日はパドレス辺境伯の後継者指名の日。
現パドレス辺境伯であるパドレス=リップリングは悩んでいた。
正妻リンダリンの子ノイズと側室キルミィの子ミュート。
通常であれば、正妻の子で長男でもあるノイズ。彼は賢く優秀な少年だ。
だが、だからこそリップリングは言い知れぬ危機感を抱いている。
だから、リップリングは後継にミュートを指名しようとしていた。
ミュートはノイズと違い、お世辞にも賢いとは言い難い。
加えて自己顕示欲が強いので、裏で操ることは容易い。
その欲求さえ満たしてやれば辺境伯の位を退いた後も自分の影響力を残すことができると考えた。
幸いノイズの母であるリンダリンは愛人の男を連れ込んでいるという話は聞いている。
なので、ノイズも自分の子ではないのだろうと突っぱねればなんとでもなる。
しかし予想外の急報が舞い込んだ。
ミュートが襲撃に会い、毒を受けたと言うのだ。一命は取り留めたものの、魔力が著しく低下しているという。
ただ、同時に光明ももたらされた。
それはミュートと同じ症状に陥ったマルライト家の娘を治療した人物が給仕係として働いていると言うのだ。
リップリングは即座にその人物を治療役として依頼を出した。
もし魔力が戻ってくればまだ望みはある。
しかしリップリングの願いは叶わなかった。
続報でもたらされた情報によると、ミュートの魔力はそれほど回復せず、平民と同じくらいしか無いという。
それにより、リップリングの計画は狂い、ミュートを後継者指名は絶望的となった。
***
「後継者はノイズを指名した。」
リップリングは妻達を集めてそう宣言した。
リンダリンは口元を扇で隠すが胸を張っている様子から喜んでいるのがよくわかる。
「…、そうですか。」
一方でキルミィは肩を落とし俯きながら弱々しい声呟いた。
リンダリンはキルミィの側に行くと、彼女にだけ聞こえる声で囁く。
「どう?貴女の計画通りにいった感想は?」
キルミィはハッとして顔を上げ、険しい表情でリンダリンを睨む。
「あら、こわいこわい。でも、やっと本当の貴女の貌《かお》が見えたわね。」
扇子で顔を隠すリンダリンの目は嗤っていた。
0
あなたにおすすめの小説
『身長185cmの私が異世界転移したら、「ちっちゃくて可愛い」って言われました!? 〜女神ルミエール様の気まぐれ〜』
透子(とおるこ)
恋愛
身長185cmの女子大生・三浦ヨウコ。
「ちっちゃくて可愛い女の子に、私もなってみたい……」
そんな密かな願望を抱えながら、今日もバイト帰りにクタクタになっていた――はずが!
突然現れたテンションMAXの女神ルミエールに「今度はこの子に決〜めた☆」と宣言され、理由もなく異世界に強制転移!?
気づけば、森の中で虫に囲まれ、何もわからずパニック状態!
けれど、そこは“3メートル超えの巨人たち”が暮らす世界で――
「なんて可憐な子なんだ……!」
……え、私が“ちっちゃくて可愛い”枠!?
これは、背が高すぎて自信が持てなかった女子大生が、異世界でまさかのモテ無双(?)!?
ちょっと変わった視点で描く、逆転系・異世界ラブコメ、ここに開幕☆
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界に召喚されたが勇者ではなかったために放り出された夫婦は拾った赤ちゃんを守り育てる。そして3人の孤児を弟子にする。
お小遣い月3万
ファンタジー
異世界に召喚された夫婦。だけど2人は勇者の資質を持っていなかった。ステータス画面を出現させることはできなかったのだ。ステータス画面が出現できない2人はレベルが上がらなかった。
夫の淳は初級魔法は使えるけど、それ以上の魔法は使えなかった。
妻の美子は魔法すら使えなかった。だけど、のちにユニークスキルを持っていることがわかる。彼女が作った料理を食べるとHPが回復するというユニークスキルである。
勇者になれなかった夫婦は城から放り出され、見知らぬ土地である異世界で暮らし始めた。
ある日、妻は川に洗濯に、夫はゴブリンの討伐に森に出かけた。
夫は竹のような植物が光っているのを見つける。光の正体を確認するために植物を切ると、そこに現れたのは赤ちゃんだった。
夫婦は赤ちゃんを育てることになった。赤ちゃんは女の子だった。
その子を大切に育てる。
女の子が5歳の時に、彼女がステータス画面を発現させることができるのに気づいてしまう。
2人は王様に子どもが奪われないようにステータス画面が発現することを隠した。
だけど子どもはどんどんと強くなって行く。
大切な我が子が魔王討伐に向かうまでの物語。世界で一番大切なモノを守るために夫婦は奮闘する。世界で一番愛しているモノの幸せのために夫婦は奮闘する。
モブが乙女ゲームの世界に生まれてどうするの?【完結】
いつき
恋愛
リアラは貧しい男爵家に生まれた容姿も普通の女の子だった。
陰険な意地悪をする義母と義妹が来てから家族仲も悪くなり実の父にも煙たがられる日々
だが、彼女は気にも止めず使用人扱いされても挫ける事は無い
何故なら彼女は前世の記憶が有るからだ
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
世界最強の七賢者がお世話係の俺にだけはデレデレすぎる件
Y.
ファンタジー
国の頂点に君臨し、神にも等しい力を持つ『七賢者』。
火・水・風・土・光・闇・氷の属性を極めた彼女たちは、畏怖の対象として国民から崇められていた。
――だが、その「聖域」の扉を一枚隔てた先では、とんでもない光景が広がっていた。
「アルトぉ、この服脱がせてー。熱いから魔法で燃やしちゃった」
「……アルトが隣にいないと、私、一生布団から出ないから」
「いいじゃない、減るもんじゃないし。さあ、私と混ざり合いましょう?」
彼女たちの正体は、私生活が壊滅的にポンコツで、特定の一人に依存しきったデレデレな美少女たちだった!
魔法の才能ゼロの雑用係・アルトは、世界で唯一「彼女たちの暴走魔力に耐えられる」という理由で、24時間体制の身の回りのお世話をすることに。
着替え、食事の介助、添い寝(!?)まで……。
世界最強の7人に取り合われ、振り回され、いじり倒される。
胃袋と心根をガッチリ掴んだお世話係と、愛が重すぎる最強ヒロインたちによる、至福の異世界ハーレムラブコメ、開幕!
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる