45 / 56
過去回想に映りこむモブ編
第43話 茶会事件―襲撃3
しおりを挟む
ミュートが目を覚ました時、そこは自室のベッドの上だった。
既にお茶会が終了していることにがっかりするミュートだったが、枕元にメモが置いてあるのに気づく。
メモを手に取るとミュートは嬉しそうな笑みを浮かべるのだった。
夜、食事を終えて就寝の時間になるとミュートはこっそりと屋敷から抜け出した。
悪戯好きのミュートは以前から屋敷から抜け出すことが多く慣れっこだった。
彼が向かうのは街の中央公園。
ミュートは指定の場所に着くとキョロキョロとあたりを見渡し、メモに書かれていた待ち人を探す。
「来てくれたんですね。ありがとうございます。」
ミュートが声のする方を向くと、そこにいたのは見知らぬ女性。
誰か分からず首を傾げているミュートがおかしいのか女性はクスクスと笑う。
「私はパドレス家でメイドをしています、カヤと申します。
ミュート様にお伝えしたいことがありましてご足労願いました。」
「エトナに関してだと聞いたが?」
「それは口実でございます。」
そう言ってカヤはミュートに近づくと、首に針を刺した。
「!!」
反応することもできず刺されたミュートはヒドい痙攣に襲われその場に倒れる。
その直後、今度はカヤが小さな悲鳴をあげた。
公園に植林されている木に身体を押し付けられていた。首元には短剣の刃が触れている。
「ミュート様に何を刺した?」
低い声で脅すように尋ねるのは黒装束に身を包んだ男。
男の名はモドキ=セーバス。
いつもの爽やかイケメンスマイルはなりを潜め、冷徹な目でカヤを観察している。
カヤは無言のまま懐から青い液体が入った小瓶を取り出した。
それは超高濃度の魔力増強薬。
一刻も早く処置する必要がある。しかし、目の前の女の身柄も押さえたい。
セーバスのその逡巡があだとなった。
カヤは一瞬のスキをついて、セーバスから逃げ出すことに成功。
「来なさい、私のジャミー。」
カヤの言葉に呼応して<召喚>の魔法陣が出現、その中から巨大な黒い蜘蛛が現れた。
黒い蜘蛛はセーバスに向けて糸を吹きかけた。
セーバスはミュートを抱きかかえて糸を避けようとするが、避けきれずに足に糸が絡まる。
「いやー、危なかったわ。流石は帝国の影ね。警戒は怠って無かったのに気づかないなんてね。
寸止めされていなければあれで決まっていたのに残念。」
カヤはニヤニヤを笑みを浮かべている。
「僕を知っているということは裏の者かな?
昨日まではお前のようなメイドはいなかったはずだがどうやって入った?」
「うふふ、それはひ・み・つ。教えてあげないわ。
魅力的な女性は秘密を持ってるって言うでしょ。
といっても、検討はついてるんでしょ?」
「ちっ、やっぱりか。あの女狐め。」
「あら、つまんない。
でも狂気が見れて楽しい仕事だったわ。
あの女相当イかれてるからもっと面白いものが見れるかもね。
あなたはここでサヨナラだけど」
「情報提供感謝する。
じゃあお暇させてもらうよ。<炎舞>」
セーバスは足に絡みついた糸を炎で燃やす。
そのまま糸をつたい、蜘蛛本体に向けて炎が走る。
蜘蛛は即座に糸を切り離す。
一方、自由になったセーバスはミュートを抱えたままその場を離脱しようと動く。
「いかせるわけないでしょ。<石刃>」
鋭利な石の小刀がセーバス達の動線上に発射され、セーバスは思わず足を止めた。
「<土壁>」
ミュートを抱えて激しい動きが出来ないセーバスは土の障壁で小刀を防ぐ。
「ジャミー、毒霧よ。」
カヤの言葉に連動するように蜘蛛から霧状の毒がセーバス達に散布された。
蜘蛛の毒は神経毒。
霧を吸い込んだ相手は激しく咳き込み血を吐く。
その後、身体中が痙攣しだしてやがて息絶えていく。
土の障壁で防ぐことができない毒霧を吸い込んだセーバスは激しく咳き込んだ後その場で痙攣して倒れた。
やがて痙攣も収まり静かになる。
「帝国の影も無様ね。守る者がいるとこうもあっけないもの。」
カヤはセーバスだったものを見下ろし踵を返そうとした。
しかし、何故か動けないでいる。
カヤがそのことに戸惑っていると声が聞こえた。
「うふふ。無様なのはあなたよ。」
声のするほうに顔を向けると、白い翼を持つ天使が立っていた。
「居ない。どういうこと?」
セーバスとミュートの姿が見えないことを訝しんだカヤは目の前の女に尋ねる。
「あの子たちの行方のことかしら?
もういったわよ。」
「うそ。蜘蛛の毒霧を受けて動けるはず無いわ。」
「毒霧?ああ、なるほど。まだ気づいてないのね。
あなたが見ていたのは幻よ。
あの子の<幻惑>にすっかり騙されちゃったのね。
今動けないのはその証拠よ。」
急に幻惑だと言われたカヤは戸惑う。
<幻覚>魔法であればその起こりからわかる。
初見こそ見破るのは難しいが、一度コツさえ掴んでしまえば誰でも対処できるものだ。
カヤは幻惑魔法の対処法は知っているし先ほどまでそう言った違和感は無かった。
「馬鹿な。いつから…。」
カヤは思わず呟いた。
「うふふ。いい表情ね。
きっかけは最初に短剣を突き付けた時。
その時に彼は仕込みをしてたの。
彼が意味も無く寸止めするわけ無いじゃない。
<幻覚>に切り替えたのは彼が障壁を展開した時ね。
<土壁>を使ったことで彼の姿を見失ったでしょ?
その時にスイッチしたの。」
ふと横を見ると、召喚していた蜘蛛がいつの間にか倒されていた。
ご丁寧に蜘蛛の腹にはセーバスが使っていた短剣が刺さっている。
あの蜘蛛は簡単に倒せるような魔獣ではない。
<召喚>した魔獣は通常の個体とは明確な違いがある。
それは、召喚者の指示がないと動かないということだ。
もし<幻覚>に掛かっている状態なら、蜘蛛は待機状態にある。
そうであればセーバスの攻撃で倒すことは容易だ。
そのことが、カヤが<幻覚>に掛かっていたことを示していた。
カヤは茫然とした。
「あら、戦意喪失しちゃったのかしら。
それじゃチャチャッと情報いただくわね。」
カヤが最後に見たのはにっこりと微笑む天使だった。
***
酒の入ったグラスを傾けながら隣に座るシドーに語る。
「とりあえず、一命は取り留めたよ。
ほんと、レインちゃんがいてくれて助かったよ。」
ミュートが刺された後、大急ぎで屋敷に戻ったセーバスは使用人達を叩き起こした。
その中の1人にレインと懇意にしているおばさんメイドが居て、そこからレインに連絡がいったとのこと。
その結果、ミュートは無事一命を取り戻したらしい。
今は警備体制を強化してミュート様を守っているとのこと。
「あんた、自分で自分の首絞めてるよな。
最初に出会った時に刺客なんて立ち位置で会わなけりゃ普通に協力要請できただろうに。」
「それを言わないでよ、シドーさん。
頼ることになると思わなかったんだもん。
僕の立ち位置特殊だからさー。
いい子たちとは距離とっとかないと潰されちゃうじゃん。」
セーバスは帝国の影と言われる裏の組織に所属している。
そこに所属する人間は基本的に戸籍を持たないスパイとして暗躍している。
優秀な平民を子どもの頃にヘッドハンティングして組織で徹底教育する。
そうやってできたのがモドキ=セーバス。
現在、セーバスに与えられた役割はパドレス辺境伯の監視任務。
不穏な動きありとの情報を掴んだ上層部の命により、パドレス辺境伯の動向をチェックをしている。
その過程で、闇ギルドに所属することになった。
現在、セーバスの事情を知っているシドーがフォロー役として携わっている。
ちなみにシドーは帝国の影の一員ではない。
「それで?」
これからどうするのか?そう言った意味での質問。
しかし、セーバスはすぐに答えず、グラスの酒を煽った。
「なんだ?らしくないじゃないっすか。
ヘラヘラ笑って面白おかしく。それがあんたでしょうよ。」
「今回の事件なんですけどね。
どう蹴りをつけるのが穏便かなーって悩んでまして。
かといってあまり悩んでる時間も無いんですけど。」
セーバスははぁっとため息を吐く。
「何を言いたいかわかんないですけどね。
これだけは言えますよ。
今最善だと思ってる選択肢は間違いです。
これは俺の持論ですけどね、悩んだ時の最善はだいたい最善じゃないんすよ。
2番目を選んだ方が結果的に上手くいくもんなんです。」
シドーの言葉にセーバスは目を丸くして思わず笑う。
「流石『二枚舌のシドー』さん。思わず感心しちゃいましたよ。
じゃ、2番目の選択肢にします。
ということで、シドーさんはめでたく巻き込まれます。」
「はっ?いや、なんでだよ。」
シドーはしかめ面をするが、セーバスは余計笑顔になる。
「僕の予想だと、もう一波乱起きると思うんですよね。
だから付き合ってくださいね。」
既にお茶会が終了していることにがっかりするミュートだったが、枕元にメモが置いてあるのに気づく。
メモを手に取るとミュートは嬉しそうな笑みを浮かべるのだった。
夜、食事を終えて就寝の時間になるとミュートはこっそりと屋敷から抜け出した。
悪戯好きのミュートは以前から屋敷から抜け出すことが多く慣れっこだった。
彼が向かうのは街の中央公園。
ミュートは指定の場所に着くとキョロキョロとあたりを見渡し、メモに書かれていた待ち人を探す。
「来てくれたんですね。ありがとうございます。」
ミュートが声のする方を向くと、そこにいたのは見知らぬ女性。
誰か分からず首を傾げているミュートがおかしいのか女性はクスクスと笑う。
「私はパドレス家でメイドをしています、カヤと申します。
ミュート様にお伝えしたいことがありましてご足労願いました。」
「エトナに関してだと聞いたが?」
「それは口実でございます。」
そう言ってカヤはミュートに近づくと、首に針を刺した。
「!!」
反応することもできず刺されたミュートはヒドい痙攣に襲われその場に倒れる。
その直後、今度はカヤが小さな悲鳴をあげた。
公園に植林されている木に身体を押し付けられていた。首元には短剣の刃が触れている。
「ミュート様に何を刺した?」
低い声で脅すように尋ねるのは黒装束に身を包んだ男。
男の名はモドキ=セーバス。
いつもの爽やかイケメンスマイルはなりを潜め、冷徹な目でカヤを観察している。
カヤは無言のまま懐から青い液体が入った小瓶を取り出した。
それは超高濃度の魔力増強薬。
一刻も早く処置する必要がある。しかし、目の前の女の身柄も押さえたい。
セーバスのその逡巡があだとなった。
カヤは一瞬のスキをついて、セーバスから逃げ出すことに成功。
「来なさい、私のジャミー。」
カヤの言葉に呼応して<召喚>の魔法陣が出現、その中から巨大な黒い蜘蛛が現れた。
黒い蜘蛛はセーバスに向けて糸を吹きかけた。
セーバスはミュートを抱きかかえて糸を避けようとするが、避けきれずに足に糸が絡まる。
「いやー、危なかったわ。流石は帝国の影ね。警戒は怠って無かったのに気づかないなんてね。
寸止めされていなければあれで決まっていたのに残念。」
カヤはニヤニヤを笑みを浮かべている。
「僕を知っているということは裏の者かな?
昨日まではお前のようなメイドはいなかったはずだがどうやって入った?」
「うふふ、それはひ・み・つ。教えてあげないわ。
魅力的な女性は秘密を持ってるって言うでしょ。
といっても、検討はついてるんでしょ?」
「ちっ、やっぱりか。あの女狐め。」
「あら、つまんない。
でも狂気が見れて楽しい仕事だったわ。
あの女相当イかれてるからもっと面白いものが見れるかもね。
あなたはここでサヨナラだけど」
「情報提供感謝する。
じゃあお暇させてもらうよ。<炎舞>」
セーバスは足に絡みついた糸を炎で燃やす。
そのまま糸をつたい、蜘蛛本体に向けて炎が走る。
蜘蛛は即座に糸を切り離す。
一方、自由になったセーバスはミュートを抱えたままその場を離脱しようと動く。
「いかせるわけないでしょ。<石刃>」
鋭利な石の小刀がセーバス達の動線上に発射され、セーバスは思わず足を止めた。
「<土壁>」
ミュートを抱えて激しい動きが出来ないセーバスは土の障壁で小刀を防ぐ。
「ジャミー、毒霧よ。」
カヤの言葉に連動するように蜘蛛から霧状の毒がセーバス達に散布された。
蜘蛛の毒は神経毒。
霧を吸い込んだ相手は激しく咳き込み血を吐く。
その後、身体中が痙攣しだしてやがて息絶えていく。
土の障壁で防ぐことができない毒霧を吸い込んだセーバスは激しく咳き込んだ後その場で痙攣して倒れた。
やがて痙攣も収まり静かになる。
「帝国の影も無様ね。守る者がいるとこうもあっけないもの。」
カヤはセーバスだったものを見下ろし踵を返そうとした。
しかし、何故か動けないでいる。
カヤがそのことに戸惑っていると声が聞こえた。
「うふふ。無様なのはあなたよ。」
声のするほうに顔を向けると、白い翼を持つ天使が立っていた。
「居ない。どういうこと?」
セーバスとミュートの姿が見えないことを訝しんだカヤは目の前の女に尋ねる。
「あの子たちの行方のことかしら?
もういったわよ。」
「うそ。蜘蛛の毒霧を受けて動けるはず無いわ。」
「毒霧?ああ、なるほど。まだ気づいてないのね。
あなたが見ていたのは幻よ。
あの子の<幻惑>にすっかり騙されちゃったのね。
今動けないのはその証拠よ。」
急に幻惑だと言われたカヤは戸惑う。
<幻覚>魔法であればその起こりからわかる。
初見こそ見破るのは難しいが、一度コツさえ掴んでしまえば誰でも対処できるものだ。
カヤは幻惑魔法の対処法は知っているし先ほどまでそう言った違和感は無かった。
「馬鹿な。いつから…。」
カヤは思わず呟いた。
「うふふ。いい表情ね。
きっかけは最初に短剣を突き付けた時。
その時に彼は仕込みをしてたの。
彼が意味も無く寸止めするわけ無いじゃない。
<幻覚>に切り替えたのは彼が障壁を展開した時ね。
<土壁>を使ったことで彼の姿を見失ったでしょ?
その時にスイッチしたの。」
ふと横を見ると、召喚していた蜘蛛がいつの間にか倒されていた。
ご丁寧に蜘蛛の腹にはセーバスが使っていた短剣が刺さっている。
あの蜘蛛は簡単に倒せるような魔獣ではない。
<召喚>した魔獣は通常の個体とは明確な違いがある。
それは、召喚者の指示がないと動かないということだ。
もし<幻覚>に掛かっている状態なら、蜘蛛は待機状態にある。
そうであればセーバスの攻撃で倒すことは容易だ。
そのことが、カヤが<幻覚>に掛かっていたことを示していた。
カヤは茫然とした。
「あら、戦意喪失しちゃったのかしら。
それじゃチャチャッと情報いただくわね。」
カヤが最後に見たのはにっこりと微笑む天使だった。
***
酒の入ったグラスを傾けながら隣に座るシドーに語る。
「とりあえず、一命は取り留めたよ。
ほんと、レインちゃんがいてくれて助かったよ。」
ミュートが刺された後、大急ぎで屋敷に戻ったセーバスは使用人達を叩き起こした。
その中の1人にレインと懇意にしているおばさんメイドが居て、そこからレインに連絡がいったとのこと。
その結果、ミュートは無事一命を取り戻したらしい。
今は警備体制を強化してミュート様を守っているとのこと。
「あんた、自分で自分の首絞めてるよな。
最初に出会った時に刺客なんて立ち位置で会わなけりゃ普通に協力要請できただろうに。」
「それを言わないでよ、シドーさん。
頼ることになると思わなかったんだもん。
僕の立ち位置特殊だからさー。
いい子たちとは距離とっとかないと潰されちゃうじゃん。」
セーバスは帝国の影と言われる裏の組織に所属している。
そこに所属する人間は基本的に戸籍を持たないスパイとして暗躍している。
優秀な平民を子どもの頃にヘッドハンティングして組織で徹底教育する。
そうやってできたのがモドキ=セーバス。
現在、セーバスに与えられた役割はパドレス辺境伯の監視任務。
不穏な動きありとの情報を掴んだ上層部の命により、パドレス辺境伯の動向をチェックをしている。
その過程で、闇ギルドに所属することになった。
現在、セーバスの事情を知っているシドーがフォロー役として携わっている。
ちなみにシドーは帝国の影の一員ではない。
「それで?」
これからどうするのか?そう言った意味での質問。
しかし、セーバスはすぐに答えず、グラスの酒を煽った。
「なんだ?らしくないじゃないっすか。
ヘラヘラ笑って面白おかしく。それがあんたでしょうよ。」
「今回の事件なんですけどね。
どう蹴りをつけるのが穏便かなーって悩んでまして。
かといってあまり悩んでる時間も無いんですけど。」
セーバスははぁっとため息を吐く。
「何を言いたいかわかんないですけどね。
これだけは言えますよ。
今最善だと思ってる選択肢は間違いです。
これは俺の持論ですけどね、悩んだ時の最善はだいたい最善じゃないんすよ。
2番目を選んだ方が結果的に上手くいくもんなんです。」
シドーの言葉にセーバスは目を丸くして思わず笑う。
「流石『二枚舌のシドー』さん。思わず感心しちゃいましたよ。
じゃ、2番目の選択肢にします。
ということで、シドーさんはめでたく巻き込まれます。」
「はっ?いや、なんでだよ。」
シドーはしかめ面をするが、セーバスは余計笑顔になる。
「僕の予想だと、もう一波乱起きると思うんですよね。
だから付き合ってくださいね。」
0
あなたにおすすめの小説
『身長185cmの私が異世界転移したら、「ちっちゃくて可愛い」って言われました!? 〜女神ルミエール様の気まぐれ〜』
透子(とおるこ)
恋愛
身長185cmの女子大生・三浦ヨウコ。
「ちっちゃくて可愛い女の子に、私もなってみたい……」
そんな密かな願望を抱えながら、今日もバイト帰りにクタクタになっていた――はずが!
突然現れたテンションMAXの女神ルミエールに「今度はこの子に決〜めた☆」と宣言され、理由もなく異世界に強制転移!?
気づけば、森の中で虫に囲まれ、何もわからずパニック状態!
けれど、そこは“3メートル超えの巨人たち”が暮らす世界で――
「なんて可憐な子なんだ……!」
……え、私が“ちっちゃくて可愛い”枠!?
これは、背が高すぎて自信が持てなかった女子大生が、異世界でまさかのモテ無双(?)!?
ちょっと変わった視点で描く、逆転系・異世界ラブコメ、ここに開幕☆
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界に召喚されたが勇者ではなかったために放り出された夫婦は拾った赤ちゃんを守り育てる。そして3人の孤児を弟子にする。
お小遣い月3万
ファンタジー
異世界に召喚された夫婦。だけど2人は勇者の資質を持っていなかった。ステータス画面を出現させることはできなかったのだ。ステータス画面が出現できない2人はレベルが上がらなかった。
夫の淳は初級魔法は使えるけど、それ以上の魔法は使えなかった。
妻の美子は魔法すら使えなかった。だけど、のちにユニークスキルを持っていることがわかる。彼女が作った料理を食べるとHPが回復するというユニークスキルである。
勇者になれなかった夫婦は城から放り出され、見知らぬ土地である異世界で暮らし始めた。
ある日、妻は川に洗濯に、夫はゴブリンの討伐に森に出かけた。
夫は竹のような植物が光っているのを見つける。光の正体を確認するために植物を切ると、そこに現れたのは赤ちゃんだった。
夫婦は赤ちゃんを育てることになった。赤ちゃんは女の子だった。
その子を大切に育てる。
女の子が5歳の時に、彼女がステータス画面を発現させることができるのに気づいてしまう。
2人は王様に子どもが奪われないようにステータス画面が発現することを隠した。
だけど子どもはどんどんと強くなって行く。
大切な我が子が魔王討伐に向かうまでの物語。世界で一番大切なモノを守るために夫婦は奮闘する。世界で一番愛しているモノの幸せのために夫婦は奮闘する。
モブが乙女ゲームの世界に生まれてどうするの?【完結】
いつき
恋愛
リアラは貧しい男爵家に生まれた容姿も普通の女の子だった。
陰険な意地悪をする義母と義妹が来てから家族仲も悪くなり実の父にも煙たがられる日々
だが、彼女は気にも止めず使用人扱いされても挫ける事は無い
何故なら彼女は前世の記憶が有るからだ
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
世界最強の七賢者がお世話係の俺にだけはデレデレすぎる件
Y.
ファンタジー
国の頂点に君臨し、神にも等しい力を持つ『七賢者』。
火・水・風・土・光・闇・氷の属性を極めた彼女たちは、畏怖の対象として国民から崇められていた。
――だが、その「聖域」の扉を一枚隔てた先では、とんでもない光景が広がっていた。
「アルトぉ、この服脱がせてー。熱いから魔法で燃やしちゃった」
「……アルトが隣にいないと、私、一生布団から出ないから」
「いいじゃない、減るもんじゃないし。さあ、私と混ざり合いましょう?」
彼女たちの正体は、私生活が壊滅的にポンコツで、特定の一人に依存しきったデレデレな美少女たちだった!
魔法の才能ゼロの雑用係・アルトは、世界で唯一「彼女たちの暴走魔力に耐えられる」という理由で、24時間体制の身の回りのお世話をすることに。
着替え、食事の介助、添い寝(!?)まで……。
世界最強の7人に取り合われ、振り回され、いじり倒される。
胃袋と心根をガッチリ掴んだお世話係と、愛が重すぎる最強ヒロインたちによる、至福の異世界ハーレムラブコメ、開幕!
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる