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第一部 第一章 混沌の世界
16・その可愛いいきもの
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ランドルフが帰った後も私は、バックルームで羽根ペンの検証を続けていました。
出来立てのコロッケを齧りながら、思いついた言葉を適当に、ノートに書き連ねていきます。
『異世界、コンビニ、電気、カフェラテ、地球、神様お願いします私を十七歳にしてください、元の世界に返して下さい、お風呂作って下さい、ベッドも下さい、ラミパスラミパスルルルルル、雨よ降れ、ピピルマピピルマプリリンパ、ABCD、エリオット』
死んでしまったら嫌なので、人名は控えました。
そしてエリオットの名前を書いても、彼が戻って来るはずもありませんでした。
『白井沙織』
思い切って自分の名前も書いてみました。
何も起きません。もしかして書く事以外の使い道があるのでしょうか。
『天使』
「あっ」
その文字を書いた時、一瞬だけ光ったような気がしました。
『天使』
やはり一瞬だけ光ります。パスワードの一つを解いた感じがします。
「エリオットが言っていた天使の名前はなんだっけ……たしか」
『第一天使ミカエル』
第一天使という部分だけが光りました。名前を間違えたのでしょうか。
私の頭の中では、天使ミカエルだと思っていましたが。
「あっ読み方?」
ミカエルの部分を、違う読みにしてみます。
『第一天使ミシェール』
文字すべてが光りました。その光も今度は消えません。
代りに文字が消えます。一文字、一文字剥がれるように。
光が大きくなり、眩しくて目を開けていられなくなりました。
やがて光が小さくなっていくのが分かり、薄目を開けた時、私の目の前には――
「魔王? どこ?」
十歳くらいの可愛い女の子が、きょとんとした様子で、広げたノートの上に座っていました。
肩に掛かる薄い青の髪と、薄い青の瞳、白いワンピース姿のその少女は、どこからどう見ても、美少女です。
「どっ、どこから出てきたの!?」
私の問いかけに答える事もなく、可愛い少女はキョロキョロとしています。
「えっと……天使様かな?」
やっと私に、その薄い青色の瞳を向けてくれました。
「私は第三天使ラフィー。ミシェールはあの場所から動けない。私来た。魔王居ない。帰る」
なんだか片言で喋る女の子は天使らしいのですが、帰ると言い出したので、待ったをかけます。
「お願いだからすぐに帰らないで。……私はサオリよ。こんにちはラフィー。あなた神様って知ってる?」
「……」
彼女の視線の先には、私の食べかけのコロッケがありました。
「コロッケよ。食べかけだけど食べてみる?」
ラフィーは無言でうんうんと頷いて、私が齧ったコロッケを受け取って口にしました。
「なにっ! これっ! うまっ!」
あっという間に食べてしまいました。……お気に召したようです。
「よかったら新しく作るわ。食べる?」
ラフィーはうんうんと無言で首を縦に振り、それにつられて薄い青の髪がさらさらと揺れます。
エリオットの言っていた天使とも、荷物を届けていた天使とも違うようです。
あちらはミシェールという名前と、もう一人、フーゴさんの目撃した天使は金髪だと言っていました。
いったい天使は何人居るのでしょう。
「じゃあ作るからそこで待っててね、勝手に帰っちゃ駄目よ?」
ラフィーは三度頷きます。なんて可愛いのだろう。私は本物の美少女というものに、初めて出会った気がしました。
フライヤーにコロッケを四個置いて、Bモード三番のボタンを押します。あとは六分待つだけです。
天使は少食かしら? さっきの食べっぷりなら四個くらい食べちゃうかな。
バックルームのラフィーの所へ戻ると、彼女は椅子に大人しく座っていました。
「ねえラフィー、あなたは神様の元から来たの?」
「うん。ジダルジータは神。私、第三天使ラフィー」
神様きた! 本当に居るんだ!?
私の鼓動は高鳴ります。
「魔王居ないのに……呼んだ?」
ラフィーから話しかけてきました。そういえば、さっきも魔王という単語を口にしていました。
「ここには魔王は居ないわ。魔王が居たらどうするの?」
「魔王倒す人の手伝い、する。居ないなら、帰る」
「ちょっと待ってね、今コロッケ作ってるから! もうちょっとここに居てちょうだい!」
私は懇願しました。ここで帰られても困ります。せっかくの手掛かりなのです。
「……ころっけ」
あ、よだれ垂らしてる……か、かわいい……可愛すぎる。
コロッケはまだ出来ません。
待っている時間を繋ぐために、私はウォークインの中の冷えたコーラを持ってきました。
ペットボトルのキャップを開けてから、ラフィーに差し出します。
「コーラよ。飲んでみる?」
「こーな?」
両手で受け取る手の小ささと、その仕草に胸を打たれます。この可愛い生き物はいったい何なのでしょう。
……天使でした。
両手持ちでペットボトルを傾け、コクコクと飲んだラフィーは――
「おくち……しびれる。しゅわしゅわするぅ」
――初めての炭酸飲料に目を><にしています。
私は思わずラフィーを抱きしめていました。そうせずにはいられなかったのです。
「可愛すぎるよぉぉぉ!」
「ん?」
大人しく抱きしめられているラフィーは、きょとんとしながらも嫌がりませんでした。
私はいったい何をやっているのでしょう。肝心の話も聞けていないのに、ただ少女を抱きしめています。
「ごめんごめん。ゆっくり飲んでね。もうすぐコロッケも出来るわ」
小さな頭を撫でて離れます。抱きしめた時の柔らかな感触と、何とも言えない感覚に感動を覚え、私の全身は震えました。
まるで何か、とても柔らかくて温かい塊をぶつけられたような、訳の分からない感覚でした。
その何かは何故か――『慈愛』という単語が思い浮かびます。
これが……天使。
自然にそう思えました。
ピーッピーッとフライヤーの終了音が鳴っています。
私はフライヤーの所へ行き、ペーパーを敷いたトレイにコロッケ四個を移しました。
一度ペーパーの上に乗せる事で、余計な油を抜くのです。
中濃ソースは使うかしら? このままでも美味しいのでとりあえず持っていきましょう。
「はい、お待たせしました。揚げたてのコロッケよ」
一個ずつ専用の小さな紙袋に入れてあげます。
この袋は真ん中にミシン目が入っていて、そこから切れば袋の下半分が残り、上にコロッケが出るので手を汚さずに食べられるのです。
「袋ごと食べちゃだめーーーっ!」
いつの間にか一個を食べきってしまっていて、袋ごと口にしていました。
「ぺってして、ぺって」
「ぺっぺっ」
ああ……可愛いよぉ。どうしよう……私の母性が目覚めてしまったかもしれません。
いや、だからこんな事をしている場合ではないのです。早く情報が欲しいのです。
「ねえラフィー。神様って、違う世界からこっちの世界に人を転移させたり出来る人?」
まずそれが出来るか出来ないか、教えてもらわないといけません。
ラフィーは少し考えた後――
「わかんない」
一言呟いてから、残りのコロッケに取り掛かりました。
わかんない……か。これでは私が直接、神様の所へ行くしかないじゃないですか。
「ラフィーは私をその神様の所へ連れて行く事は出来る?……その、転移とかでパッと」
「ラフィーできない」
「あら、ならここからどうやって帰ろうとしてたの?」
「歩き」
「……」
もしかして神様の居る場所って近いのでしょうか。
「ここから近かったりするの? 神様の居る所」
「わかんない」
「……」
まって、確かエリオットの話では、洞窟から何日か逃げていたって言っていました。
その何日かが思い出せません。何十日とかだったと思います。
しかも魔物たちと戦いながらです。もしかしたら本当にそんなに遠くでもないのかもしれません。
でも例え近くても、私が歩いて辿りつけるとも思えませんでした。お店の外は、魔物が闊歩する恐怖の世界なのです。
ラフィーはコロッケとコーラを交互に口にして、満足げです。
「こーなおいしい」
ああ、癒される……。
ランドルフに相談したい所なのですが、明日までこの子はここに居てくれるでしょうか。
「そういえばここには結界があるんだけど、ラフィーは弾かれないのね? 体、なんともない?」
ランドルフがトイレの壁を壊した時は、結界に弾き飛ばされていました。
ラフィーは私が認める前から結界の中に居ます。
現れたのが結界の中だからでしょうか?
「けっかい?」
ラフィーは首をかしげます。仕草ひとつひとつがすべて可愛いです。
「あー」
何かを思い出したようでした。
「けっかいはー」
「結界は?」
ラフィーの可愛さに浮かれていた私は、次の瞬間、現実に引き戻されました。
私は馬鹿でした。ここは異世界なのです。しかも今相手にしているのは天使なのです。
その可愛い容姿しか私は見ていませんでした。それがどんな存在なのかも知らなかったのです。
この世のものとは思えない可愛い笑顔で、ラフィーが口にした言葉は――
「邪魔だったからけした」
――この世のものとは思えない言葉として、私に聞こえました。
出来立てのコロッケを齧りながら、思いついた言葉を適当に、ノートに書き連ねていきます。
『異世界、コンビニ、電気、カフェラテ、地球、神様お願いします私を十七歳にしてください、元の世界に返して下さい、お風呂作って下さい、ベッドも下さい、ラミパスラミパスルルルルル、雨よ降れ、ピピルマピピルマプリリンパ、ABCD、エリオット』
死んでしまったら嫌なので、人名は控えました。
そしてエリオットの名前を書いても、彼が戻って来るはずもありませんでした。
『白井沙織』
思い切って自分の名前も書いてみました。
何も起きません。もしかして書く事以外の使い道があるのでしょうか。
『天使』
「あっ」
その文字を書いた時、一瞬だけ光ったような気がしました。
『天使』
やはり一瞬だけ光ります。パスワードの一つを解いた感じがします。
「エリオットが言っていた天使の名前はなんだっけ……たしか」
『第一天使ミカエル』
第一天使という部分だけが光りました。名前を間違えたのでしょうか。
私の頭の中では、天使ミカエルだと思っていましたが。
「あっ読み方?」
ミカエルの部分を、違う読みにしてみます。
『第一天使ミシェール』
文字すべてが光りました。その光も今度は消えません。
代りに文字が消えます。一文字、一文字剥がれるように。
光が大きくなり、眩しくて目を開けていられなくなりました。
やがて光が小さくなっていくのが分かり、薄目を開けた時、私の目の前には――
「魔王? どこ?」
十歳くらいの可愛い女の子が、きょとんとした様子で、広げたノートの上に座っていました。
肩に掛かる薄い青の髪と、薄い青の瞳、白いワンピース姿のその少女は、どこからどう見ても、美少女です。
「どっ、どこから出てきたの!?」
私の問いかけに答える事もなく、可愛い少女はキョロキョロとしています。
「えっと……天使様かな?」
やっと私に、その薄い青色の瞳を向けてくれました。
「私は第三天使ラフィー。ミシェールはあの場所から動けない。私来た。魔王居ない。帰る」
なんだか片言で喋る女の子は天使らしいのですが、帰ると言い出したので、待ったをかけます。
「お願いだからすぐに帰らないで。……私はサオリよ。こんにちはラフィー。あなた神様って知ってる?」
「……」
彼女の視線の先には、私の食べかけのコロッケがありました。
「コロッケよ。食べかけだけど食べてみる?」
ラフィーは無言でうんうんと頷いて、私が齧ったコロッケを受け取って口にしました。
「なにっ! これっ! うまっ!」
あっという間に食べてしまいました。……お気に召したようです。
「よかったら新しく作るわ。食べる?」
ラフィーはうんうんと無言で首を縦に振り、それにつられて薄い青の髪がさらさらと揺れます。
エリオットの言っていた天使とも、荷物を届けていた天使とも違うようです。
あちらはミシェールという名前と、もう一人、フーゴさんの目撃した天使は金髪だと言っていました。
いったい天使は何人居るのでしょう。
「じゃあ作るからそこで待っててね、勝手に帰っちゃ駄目よ?」
ラフィーは三度頷きます。なんて可愛いのだろう。私は本物の美少女というものに、初めて出会った気がしました。
フライヤーにコロッケを四個置いて、Bモード三番のボタンを押します。あとは六分待つだけです。
天使は少食かしら? さっきの食べっぷりなら四個くらい食べちゃうかな。
バックルームのラフィーの所へ戻ると、彼女は椅子に大人しく座っていました。
「ねえラフィー、あなたは神様の元から来たの?」
「うん。ジダルジータは神。私、第三天使ラフィー」
神様きた! 本当に居るんだ!?
私の鼓動は高鳴ります。
「魔王居ないのに……呼んだ?」
ラフィーから話しかけてきました。そういえば、さっきも魔王という単語を口にしていました。
「ここには魔王は居ないわ。魔王が居たらどうするの?」
「魔王倒す人の手伝い、する。居ないなら、帰る」
「ちょっと待ってね、今コロッケ作ってるから! もうちょっとここに居てちょうだい!」
私は懇願しました。ここで帰られても困ります。せっかくの手掛かりなのです。
「……ころっけ」
あ、よだれ垂らしてる……か、かわいい……可愛すぎる。
コロッケはまだ出来ません。
待っている時間を繋ぐために、私はウォークインの中の冷えたコーラを持ってきました。
ペットボトルのキャップを開けてから、ラフィーに差し出します。
「コーラよ。飲んでみる?」
「こーな?」
両手で受け取る手の小ささと、その仕草に胸を打たれます。この可愛い生き物はいったい何なのでしょう。
……天使でした。
両手持ちでペットボトルを傾け、コクコクと飲んだラフィーは――
「おくち……しびれる。しゅわしゅわするぅ」
――初めての炭酸飲料に目を><にしています。
私は思わずラフィーを抱きしめていました。そうせずにはいられなかったのです。
「可愛すぎるよぉぉぉ!」
「ん?」
大人しく抱きしめられているラフィーは、きょとんとしながらも嫌がりませんでした。
私はいったい何をやっているのでしょう。肝心の話も聞けていないのに、ただ少女を抱きしめています。
「ごめんごめん。ゆっくり飲んでね。もうすぐコロッケも出来るわ」
小さな頭を撫でて離れます。抱きしめた時の柔らかな感触と、何とも言えない感覚に感動を覚え、私の全身は震えました。
まるで何か、とても柔らかくて温かい塊をぶつけられたような、訳の分からない感覚でした。
その何かは何故か――『慈愛』という単語が思い浮かびます。
これが……天使。
自然にそう思えました。
ピーッピーッとフライヤーの終了音が鳴っています。
私はフライヤーの所へ行き、ペーパーを敷いたトレイにコロッケ四個を移しました。
一度ペーパーの上に乗せる事で、余計な油を抜くのです。
中濃ソースは使うかしら? このままでも美味しいのでとりあえず持っていきましょう。
「はい、お待たせしました。揚げたてのコロッケよ」
一個ずつ専用の小さな紙袋に入れてあげます。
この袋は真ん中にミシン目が入っていて、そこから切れば袋の下半分が残り、上にコロッケが出るので手を汚さずに食べられるのです。
「袋ごと食べちゃだめーーーっ!」
いつの間にか一個を食べきってしまっていて、袋ごと口にしていました。
「ぺってして、ぺって」
「ぺっぺっ」
ああ……可愛いよぉ。どうしよう……私の母性が目覚めてしまったかもしれません。
いや、だからこんな事をしている場合ではないのです。早く情報が欲しいのです。
「ねえラフィー。神様って、違う世界からこっちの世界に人を転移させたり出来る人?」
まずそれが出来るか出来ないか、教えてもらわないといけません。
ラフィーは少し考えた後――
「わかんない」
一言呟いてから、残りのコロッケに取り掛かりました。
わかんない……か。これでは私が直接、神様の所へ行くしかないじゃないですか。
「ラフィーは私をその神様の所へ連れて行く事は出来る?……その、転移とかでパッと」
「ラフィーできない」
「あら、ならここからどうやって帰ろうとしてたの?」
「歩き」
「……」
もしかして神様の居る場所って近いのでしょうか。
「ここから近かったりするの? 神様の居る所」
「わかんない」
「……」
まって、確かエリオットの話では、洞窟から何日か逃げていたって言っていました。
その何日かが思い出せません。何十日とかだったと思います。
しかも魔物たちと戦いながらです。もしかしたら本当にそんなに遠くでもないのかもしれません。
でも例え近くても、私が歩いて辿りつけるとも思えませんでした。お店の外は、魔物が闊歩する恐怖の世界なのです。
ラフィーはコロッケとコーラを交互に口にして、満足げです。
「こーなおいしい」
ああ、癒される……。
ランドルフに相談したい所なのですが、明日までこの子はここに居てくれるでしょうか。
「そういえばここには結界があるんだけど、ラフィーは弾かれないのね? 体、なんともない?」
ランドルフがトイレの壁を壊した時は、結界に弾き飛ばされていました。
ラフィーは私が認める前から結界の中に居ます。
現れたのが結界の中だからでしょうか?
「けっかい?」
ラフィーは首をかしげます。仕草ひとつひとつがすべて可愛いです。
「あー」
何かを思い出したようでした。
「けっかいはー」
「結界は?」
ラフィーの可愛さに浮かれていた私は、次の瞬間、現実に引き戻されました。
私は馬鹿でした。ここは異世界なのです。しかも今相手にしているのは天使なのです。
その可愛い容姿しか私は見ていませんでした。それがどんな存在なのかも知らなかったのです。
この世のものとは思えない可愛い笑顔で、ラフィーが口にした言葉は――
「邪魔だったからけした」
――この世のものとは思えない言葉として、私に聞こえました。
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※小説家になろう様にも掲載しています。
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