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第一部 第一章 混沌の世界
18・私の叫びは虚しく響く
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「ここは……どこ?」
目が覚めると私はベッドの上でした。
視界に入った天井は――岩?
辺りを見渡せば、やはり岩の壁に囲まれています。
空間はかなり広く、壁までは十メートルはありそうです。
私はこの部屋の中央に設置されたベッドに寝かされていたようです。
そしてベッド以外、何もありません。
照明器具も見当たらないのに、ここはやけに白っぽく、明るい部屋でした。
私の唯一の所持品である、ショルダーバッグもベッドの足元に置いてあります。
「洞窟?」
どれくらい気を失っていたのでしょうか。
ここが例の洞窟だとしたら、いったいどうやって辿り着いたのでしょう。
自分の体を調べてみましたが、どこにも怪我はしていないようです。
お店から持ち出した、ペットボトルの『お~い水』をバッグの中から出して、一口飲みます。
少し……落ち着きました。
「ラフィーどこ? どこにいるの!?」
私がラフィーの名を呼ぶと、ベッドのすぐ横で光が集まりだし、急速に膨張し始めました。
エリオットの話で聞いた天使の登場シーンを思い出します。
二メートル程、宙に浮かぶ光の中から現れたのは、ラフィーではありませんでした。
透き通るような金髪を肩まで伸ばした青い瞳の少女は、真っ白なワンピースのドレープを風も無いのにたなびかせ、私の横に降り立ちました。
この世のものとは思えない程の……美少女。
「――天使?」
私の呟きに合わせて、少女の青い瞳がこちらを捉え、遅れてその小さな顔と、――小学校高学年程でしょうか―― 十二歳くらいの体を正面に置きました。
「私は第一天使ミシェール。神の間の守護者。招かれざる者よ――神ジダルジータ様より伝言があります」
エリオットが出会った天使だ! ――そして、エリオットを死に追いやった天使!
でも、でも……神って言った!? 今、神って言った! 本当に……居るの!?
「ミシェールさん、神様に会えますか? 私、是非とも伺いたい事があるの」
私の言葉を聞いているのかいないのか、天使ミシェールは淡々と口を開きます。
「神ジダルジータ様の伝言を伝えます。『サオリよ、そなたはイレギュラーじゃ――』」
天使の口から、神の伝言とやらが語られ始めてすぐに驚愕しました。
私の名前を何故!?
神様だから何でも知っているとでも言うのでしょうか?
「『そなたの今置かれている状況に関してはワシにも分からん。謎じゃ。転生ではなく、転移してきたという事例は初めてなのじゃ』」
それって……神様が関与していないっていう事なの? なら、元の世界に戻れる事は……出来ないとでも?
「『転生の失敗例としてそなたが送られて来たというのなら、膨大な魔力を正か負の状態で伴っておるはずじゃが、そなたに魔力は認められん。
じゃがもし転生失敗故の事故だとしたならばワシのせいでもある。許せ。戻れるか、戻れないかはワシにもちと分からん。すまんのぉ』」
「ちょっ……ちょっと待って! 私、戻れないの? 何とかならないの?」
「……続けます」
無表情な金髪の美少女は、私の言葉を聞くつもりもないようです。
「『そなたが戻れる手段はそのうち考えておく、期待しないで待っておるがよい。ワシはこれからちと、野暮用での。
訊きたい事があればそこのミシェールにでも聞いておくがよい。そうそう、異世界の身としてこの世界の生活は不憫なものじゃろう。
そなたの店にはこの世界の物ならば大抵発注出来るようになっておるから、活用するがよい。あのポーションのようにな。
ただしそれはそなたがイメージできるこの世界の物に限るがの。
注文を受けてワシが自ら創造するのじゃから、ワシが知らない物は作れないんじゃよ。
ちなみにユニークアイテムである唯一の物はその持ち主が手放すか死亡するかしなければワシでも複製は作れん。
フォッフォッフォッ。では、頑張って生きるのじゃぞ』――以上です」
えっと……。なんだかよく頭に入って来ませんでした。
「ミシェールさん、神様はいつごろ戻られるのですか? 直接話をする事はできませんか?」
「禁則事項です」
ちょっとなによ! 訊きたい事があれば聞けってさっき言ってなかった!?
「神様は私の事を全部知っているのですか? 状況とか、元の世界の事とか」
「禁則事項です」
……話にならない。どうしましょう。
「私、ここまでどうやって来たのです? 気を失っていたのだけど」
「禁則――ラフィーが運んできました」
ちょっと、この天使、今も禁則事項って言おうとしなかった!?
もしかして、答えるのが面倒ですべて『禁則事項です』で済まそうとしてない!?
表情を窺っても、ポーカーフェイスを貫く美少女のままです。
――そうだ! 肝心の事を訊いていませんでした。
「私が居たお店の結界がラフィーに壊されてしまったのだけど、それは何とかならないのですか?」
「禁則――あっ、それはえっと、――ラフィー!」
また禁則言おうとしてた! 絶対、答えるのが面倒なんだ!
ミシェールがラフィーの名を呼んだ瞬間、またしても光の収束と膨張が始まり、光の中から今度こそラフィーが姿を現しました。
「うーん」
ふわぁと欠伸をするラフィーは、何だか眠たそうです。……可愛い。
「ラフィー、ジダルジータ様からのお言いつけです。ジダルジータ様がお戻りになって、この方のお店に完全な結界が構築されるようになるまで、傍に付いているようにとの事です」
「こーな?」
か、可愛い……。
眠そうに目を擦りつつ、大好物となったコーラを呟くその姿はまさに天使。――いや、天使なのだけど、癒され度が尋常じゃないのです。
私は神様に会えず、話もろくに訊けなくて憤っていた心が、一瞬で蕩けてしまいました。
「ラフィーが一緒に居てくれるの?」
「はい。傍であなたをお守りします」
「こーな?」
ラフィーの実力はこの目で見ました。
何十匹もの魔獣たちを一瞬で葬ったその力は、まさに百人力です。
あ、私は気を失ってしまったので、魔獣に襲われた時の結果は見てはいませんけど、あの大爆発で魔獣たちが無傷で済むはずがありませんもの。
「ラフィーが居てくれるのなら……大丈夫かな」
可愛い生き物を差し出されて、騙された感も無きにしも非ずですが、神様が留守というのでは仕方がないのかもしれません。
「ラフィー、一緒に帰ってコーラ飲もうか」
「うん。こーなのむ」
青くてサラサラな髪を揺らしながら、コクコクと頷く姿に、もう何でもいいやって感じです。メロメロです。
「神様はいつ帰ってくるんだろうね。ラフィーは知らないの?」
何気なく訊いた一言に、ラフィーは答えてくれました。
「ジジ様、でーと行った。数年帰らない言ってた」
「え!?」
咄嗟にミシェールを見ましたが――
――居ない!
「逃げた!?」
で、デートですって?
私が生きるか死ぬかの瀬戸際に居るのを知っていながら、デートですって?
しかも数年って何? 神様のデートって数年掛かるの?
ミシェールは姿を消しました。――ラフィーの暴露を見て、逃げたのに違いありません。
なんて天使なんでしょう。
もう……もう。
「ジジイ! 今すぐ帰ってこーい!」
私の叫びは、岩に囲まれた部屋の中で、虚しく反響しました。
もう! 信じられない!
目が覚めると私はベッドの上でした。
視界に入った天井は――岩?
辺りを見渡せば、やはり岩の壁に囲まれています。
空間はかなり広く、壁までは十メートルはありそうです。
私はこの部屋の中央に設置されたベッドに寝かされていたようです。
そしてベッド以外、何もありません。
照明器具も見当たらないのに、ここはやけに白っぽく、明るい部屋でした。
私の唯一の所持品である、ショルダーバッグもベッドの足元に置いてあります。
「洞窟?」
どれくらい気を失っていたのでしょうか。
ここが例の洞窟だとしたら、いったいどうやって辿り着いたのでしょう。
自分の体を調べてみましたが、どこにも怪我はしていないようです。
お店から持ち出した、ペットボトルの『お~い水』をバッグの中から出して、一口飲みます。
少し……落ち着きました。
「ラフィーどこ? どこにいるの!?」
私がラフィーの名を呼ぶと、ベッドのすぐ横で光が集まりだし、急速に膨張し始めました。
エリオットの話で聞いた天使の登場シーンを思い出します。
二メートル程、宙に浮かぶ光の中から現れたのは、ラフィーではありませんでした。
透き通るような金髪を肩まで伸ばした青い瞳の少女は、真っ白なワンピースのドレープを風も無いのにたなびかせ、私の横に降り立ちました。
この世のものとは思えない程の……美少女。
「――天使?」
私の呟きに合わせて、少女の青い瞳がこちらを捉え、遅れてその小さな顔と、――小学校高学年程でしょうか―― 十二歳くらいの体を正面に置きました。
「私は第一天使ミシェール。神の間の守護者。招かれざる者よ――神ジダルジータ様より伝言があります」
エリオットが出会った天使だ! ――そして、エリオットを死に追いやった天使!
でも、でも……神って言った!? 今、神って言った! 本当に……居るの!?
「ミシェールさん、神様に会えますか? 私、是非とも伺いたい事があるの」
私の言葉を聞いているのかいないのか、天使ミシェールは淡々と口を開きます。
「神ジダルジータ様の伝言を伝えます。『サオリよ、そなたはイレギュラーじゃ――』」
天使の口から、神の伝言とやらが語られ始めてすぐに驚愕しました。
私の名前を何故!?
神様だから何でも知っているとでも言うのでしょうか?
「『そなたの今置かれている状況に関してはワシにも分からん。謎じゃ。転生ではなく、転移してきたという事例は初めてなのじゃ』」
それって……神様が関与していないっていう事なの? なら、元の世界に戻れる事は……出来ないとでも?
「『転生の失敗例としてそなたが送られて来たというのなら、膨大な魔力を正か負の状態で伴っておるはずじゃが、そなたに魔力は認められん。
じゃがもし転生失敗故の事故だとしたならばワシのせいでもある。許せ。戻れるか、戻れないかはワシにもちと分からん。すまんのぉ』」
「ちょっ……ちょっと待って! 私、戻れないの? 何とかならないの?」
「……続けます」
無表情な金髪の美少女は、私の言葉を聞くつもりもないようです。
「『そなたが戻れる手段はそのうち考えておく、期待しないで待っておるがよい。ワシはこれからちと、野暮用での。
訊きたい事があればそこのミシェールにでも聞いておくがよい。そうそう、異世界の身としてこの世界の生活は不憫なものじゃろう。
そなたの店にはこの世界の物ならば大抵発注出来るようになっておるから、活用するがよい。あのポーションのようにな。
ただしそれはそなたがイメージできるこの世界の物に限るがの。
注文を受けてワシが自ら創造するのじゃから、ワシが知らない物は作れないんじゃよ。
ちなみにユニークアイテムである唯一の物はその持ち主が手放すか死亡するかしなければワシでも複製は作れん。
フォッフォッフォッ。では、頑張って生きるのじゃぞ』――以上です」
えっと……。なんだかよく頭に入って来ませんでした。
「ミシェールさん、神様はいつごろ戻られるのですか? 直接話をする事はできませんか?」
「禁則事項です」
ちょっとなによ! 訊きたい事があれば聞けってさっき言ってなかった!?
「神様は私の事を全部知っているのですか? 状況とか、元の世界の事とか」
「禁則事項です」
……話にならない。どうしましょう。
「私、ここまでどうやって来たのです? 気を失っていたのだけど」
「禁則――ラフィーが運んできました」
ちょっと、この天使、今も禁則事項って言おうとしなかった!?
もしかして、答えるのが面倒ですべて『禁則事項です』で済まそうとしてない!?
表情を窺っても、ポーカーフェイスを貫く美少女のままです。
――そうだ! 肝心の事を訊いていませんでした。
「私が居たお店の結界がラフィーに壊されてしまったのだけど、それは何とかならないのですか?」
「禁則――あっ、それはえっと、――ラフィー!」
また禁則言おうとしてた! 絶対、答えるのが面倒なんだ!
ミシェールがラフィーの名を呼んだ瞬間、またしても光の収束と膨張が始まり、光の中から今度こそラフィーが姿を現しました。
「うーん」
ふわぁと欠伸をするラフィーは、何だか眠たそうです。……可愛い。
「ラフィー、ジダルジータ様からのお言いつけです。ジダルジータ様がお戻りになって、この方のお店に完全な結界が構築されるようになるまで、傍に付いているようにとの事です」
「こーな?」
か、可愛い……。
眠そうに目を擦りつつ、大好物となったコーラを呟くその姿はまさに天使。――いや、天使なのだけど、癒され度が尋常じゃないのです。
私は神様に会えず、話もろくに訊けなくて憤っていた心が、一瞬で蕩けてしまいました。
「ラフィーが一緒に居てくれるの?」
「はい。傍であなたをお守りします」
「こーな?」
ラフィーの実力はこの目で見ました。
何十匹もの魔獣たちを一瞬で葬ったその力は、まさに百人力です。
あ、私は気を失ってしまったので、魔獣に襲われた時の結果は見てはいませんけど、あの大爆発で魔獣たちが無傷で済むはずがありませんもの。
「ラフィーが居てくれるのなら……大丈夫かな」
可愛い生き物を差し出されて、騙された感も無きにしも非ずですが、神様が留守というのでは仕方がないのかもしれません。
「ラフィー、一緒に帰ってコーラ飲もうか」
「うん。こーなのむ」
青くてサラサラな髪を揺らしながら、コクコクと頷く姿に、もう何でもいいやって感じです。メロメロです。
「神様はいつ帰ってくるんだろうね。ラフィーは知らないの?」
何気なく訊いた一言に、ラフィーは答えてくれました。
「ジジ様、でーと行った。数年帰らない言ってた」
「え!?」
咄嗟にミシェールを見ましたが――
――居ない!
「逃げた!?」
で、デートですって?
私が生きるか死ぬかの瀬戸際に居るのを知っていながら、デートですって?
しかも数年って何? 神様のデートって数年掛かるの?
ミシェールは姿を消しました。――ラフィーの暴露を見て、逃げたのに違いありません。
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