19 / 107
第一部 第一章 混沌の世界
19・そして私は途方に暮れる
しおりを挟む
洞窟の部屋の、岩の壁の一か所にだけ、扉があります。
私はラフィーと一緒に扉を抜けようとしたその時、またしても光の収束現象が起きました。
ミシェールが戻ったのかと思いましたが、また違う少女が降り立ちます。
その身長を越えた長い金髪は、床に流れるように垂らし、天使の共通点なのか、青い瞳を私に向けました。
「私は第五天使カーマイル。あなたにこれを渡しておきます」
手にしているのは手紙でしょうか。
小さく折り畳まれた紙を一枚、差し出してきました。
「これは?」
「天使の羽根ペンはあなたに差し上げます。これにその使い方が書いてあります。神ジダルジータ様からの贈り物だそうです」
羽根ペン! すっかり忘れていました。
返す事になるかもしれないと、今持っているショルダーバッグの中に入れてあるのを思い出しました。
「羽根ペン……貰えるのですか?」
「はい。神ジダルジータ様がそのようにおっしゃっています。どうぞそのままお持ちください」
受け取った紙切れを広げると、一瞬見た事もない文字が見えたのですが、すぐに私の知る日本語――漢字と平仮名の文字へと変化しました。
ここでも謎変換が作用しているようです。
『お品書き――』
「ちょっとこれ、献立でも書いて――」
最初の一行に反応して、これを渡してくれた天使に視線を戻すと、……既に居ませんでした。
「もう居ないし……天使ってみんなマイペースなの?」
私はフゥと溜息を一つつき、紙切れに書かれた文字を読み始めました。
◇ ◇ ◇
「本当に着いた!」
「こーな!」
お品書きに書かれていた『転移魔法陣・簡略文字列版』を天使の羽根ペンを使って実践したら、本当に転移出来てしまいました。
私とラフィーは今、洞窟からコンビニに瞬間移動して来たのです。
「すごい……」
私はすぐにノートを開き、この簡略文字列に元の世界の自宅住所を記入してみました。
――私は次の瞬間には自宅の自室に……という事にはなりませんでした。
「この世界限定か……。神様も戻る方法を考えておくって言ってたし、そんなに簡単な事ではないのね」
この魔法の文字列は、見た事もないとても複雑な文字の羅列ですが、貰ったメモを見ながらなんとか書けます。
どういう文字かというと、――あ、『禁則事項』らしいので秘密です。
「こーな」
「はいはい。待っててねラフィー」
ウォークインで冷えたコーラと、私の分のミルクティーを手に取り、バックルームの椅子に座って待つラフィーの元へと戻ります。
「数に限りがあるから、大事に飲んでね。ラフィー」
「うん。こーなだいじ」
瞳をキラキラさせて、コーラを受け取るラフィーの姿はもう……可愛すぎて……なんて言っていいのか……天使です。
語彙力のない私は、天使の事を天使としか表現できないようです。
「可愛いなぁ……」
いやいや、目を覚ませ、私!
このお店の結界が無くなった元凶は、この子じゃないですか。
ペットボトルのミルクティーの蓋を取って、一口飲みます。
この『午後から紅茶・ミルクティー』(略して午後ティー)は私のお気に入りです。
「でも、ラフィーが居れば、安全……よね?」
クラーケンみたいな魔物が来てもラフィーは対抗出来るのでしょうか。
もし大物の魔物でさえ、どうにでもなるようでしたら――
「可愛い分、お得じゃないですか」
コーラのペットボトルを、両手で持ってコクコク飲んでいるラフィー。
この可愛い生き物を私はじっと見つめました。
椅子に座っているラフィーに、体を屈めて目線の高さを合わせ、大きなブルーの瞳を覗きこみます。
「ねえ、ラフィー」
「ん? げふっ」
炭酸飲料のせいで、げっぷをする天使も可愛いです!
いえ、そんな事よりも。――私はこの子にお願いがあったのです。
「あのね、ラフィー。えっとね。えっと……」
「なあに?」
私は思い切って口にしました。
「私の事……『おねえちゃん』って呼んでみて!」
私は一人っ子なのです。
前から、可愛い弟か妹が欲しかったのです。
天使の子を妹設定にしようというのも、どうかと思いますけど、こんな可愛い子、妹にしないでどうすると言うのでしょうか。
「おねえちゃん?」
「あうっ」
眩暈がしました。――可愛すぎて。
「も、もう一回言って」
「おねえちゃん」
「ラフィー!」
思い切り抱きしめました。
「今日からあなたは私の妹よ? 分かった?」
「ん?」
本人はよく分かっていないようですけど、この際どうでもいいです。
これからゆっくりと調教すればいいのです。
「これからは私の事は、おねえちゃんって呼ぶのよ? いい?」
「んー?」
「そう呼ばなければもうコーラは無しよ」
「おねえちゃん!」
よし!
心の中でガッツポーズを決めます。
超絶可愛い妹ゲットよ!
「いい子ね、ラフィー。お姉ちゃん嬉しいわ」
「ん?」
「コロッケ食べる?」
怪訝な表情が途端に笑顔になって、コクコクと頷いています。
か、……可愛い……私の妹。
「待っててね、すぐに作るから」
私は業務用冷凍庫からコロッケの入った袋を取り出し、フライヤーの所に行きます。
私たちが転移して出現した場所は、バックルームでした。店内の様子はまだ確認していません。
そういえば私はいったい何日の間、お店を空けていたのでしょう。
何の気なしに、フライヤーの位置から右側――お店のカウンターの方に視線をやりました。
「え?」
もの凄い違和感が私を襲います。
「どうして?」
カウンターに出ました。
店内を一望します。
「どういう事?」
違和感どころではありません。
私は元の世界に戻ったのかと錯覚しました。
すぐに外に視線をやれば、そこには昼間の草原の景色が広がっています。
――異世界のままです。
変化は店内だけのようです。
その変化とは――
「お店が……綺麗になってる!」
荒れに荒れていた店内は、ものの見事に元の綺麗な店内へと戻っていました。
散らかっていた商品は跡形もなく、何故か綺麗さっぱり消えていました。
空っぽの棚が綺麗な状態で整列しています。
エリオットがよく座って寄り掛かっていた、破壊されたお弁当の陳列棚も、新品同様の状態で収まっていました。
「神様の仕業?」
綺麗な状態の店内を見ても、私は喜べませんでした。
逆に、背筋に悪寒が走ります。
嫌な予感しかしません。
バックルームに戻り、羽根ペンの使用方法が書かれている、折りたたまれたメモを開きました。
全部は読んでいませんでした。
『お品書き』と書かれたメモを、流し読みで最後まで目を通しました。
最後の最後に書かれた文字に、目を見開きます。
「なんて事……」
最後の方に書かれていた文字は――
『回復魔法』
その次に――
『蘇生魔法』
最後の最後に――
『結界魔法』
本日二度目の眩暈に襲われます。
「これって……」
新装された店内、そしてただの人間である私に、過保護とでも言うべき魔法の羽根ペン。
出来ないと思っていた『結界』の魔法。
天使|(おそらく最強)の護衛付き。
神様がここまでしてくれる理由を考えて、私は愕然としました。
だって……だって。
これって、そういう事なのですか?
私、……私……。
「帰れないのかもしれない」
私はラフィーと一緒に扉を抜けようとしたその時、またしても光の収束現象が起きました。
ミシェールが戻ったのかと思いましたが、また違う少女が降り立ちます。
その身長を越えた長い金髪は、床に流れるように垂らし、天使の共通点なのか、青い瞳を私に向けました。
「私は第五天使カーマイル。あなたにこれを渡しておきます」
手にしているのは手紙でしょうか。
小さく折り畳まれた紙を一枚、差し出してきました。
「これは?」
「天使の羽根ペンはあなたに差し上げます。これにその使い方が書いてあります。神ジダルジータ様からの贈り物だそうです」
羽根ペン! すっかり忘れていました。
返す事になるかもしれないと、今持っているショルダーバッグの中に入れてあるのを思い出しました。
「羽根ペン……貰えるのですか?」
「はい。神ジダルジータ様がそのようにおっしゃっています。どうぞそのままお持ちください」
受け取った紙切れを広げると、一瞬見た事もない文字が見えたのですが、すぐに私の知る日本語――漢字と平仮名の文字へと変化しました。
ここでも謎変換が作用しているようです。
『お品書き――』
「ちょっとこれ、献立でも書いて――」
最初の一行に反応して、これを渡してくれた天使に視線を戻すと、……既に居ませんでした。
「もう居ないし……天使ってみんなマイペースなの?」
私はフゥと溜息を一つつき、紙切れに書かれた文字を読み始めました。
◇ ◇ ◇
「本当に着いた!」
「こーな!」
お品書きに書かれていた『転移魔法陣・簡略文字列版』を天使の羽根ペンを使って実践したら、本当に転移出来てしまいました。
私とラフィーは今、洞窟からコンビニに瞬間移動して来たのです。
「すごい……」
私はすぐにノートを開き、この簡略文字列に元の世界の自宅住所を記入してみました。
――私は次の瞬間には自宅の自室に……という事にはなりませんでした。
「この世界限定か……。神様も戻る方法を考えておくって言ってたし、そんなに簡単な事ではないのね」
この魔法の文字列は、見た事もないとても複雑な文字の羅列ですが、貰ったメモを見ながらなんとか書けます。
どういう文字かというと、――あ、『禁則事項』らしいので秘密です。
「こーな」
「はいはい。待っててねラフィー」
ウォークインで冷えたコーラと、私の分のミルクティーを手に取り、バックルームの椅子に座って待つラフィーの元へと戻ります。
「数に限りがあるから、大事に飲んでね。ラフィー」
「うん。こーなだいじ」
瞳をキラキラさせて、コーラを受け取るラフィーの姿はもう……可愛すぎて……なんて言っていいのか……天使です。
語彙力のない私は、天使の事を天使としか表現できないようです。
「可愛いなぁ……」
いやいや、目を覚ませ、私!
このお店の結界が無くなった元凶は、この子じゃないですか。
ペットボトルのミルクティーの蓋を取って、一口飲みます。
この『午後から紅茶・ミルクティー』(略して午後ティー)は私のお気に入りです。
「でも、ラフィーが居れば、安全……よね?」
クラーケンみたいな魔物が来てもラフィーは対抗出来るのでしょうか。
もし大物の魔物でさえ、どうにでもなるようでしたら――
「可愛い分、お得じゃないですか」
コーラのペットボトルを、両手で持ってコクコク飲んでいるラフィー。
この可愛い生き物を私はじっと見つめました。
椅子に座っているラフィーに、体を屈めて目線の高さを合わせ、大きなブルーの瞳を覗きこみます。
「ねえ、ラフィー」
「ん? げふっ」
炭酸飲料のせいで、げっぷをする天使も可愛いです!
いえ、そんな事よりも。――私はこの子にお願いがあったのです。
「あのね、ラフィー。えっとね。えっと……」
「なあに?」
私は思い切って口にしました。
「私の事……『おねえちゃん』って呼んでみて!」
私は一人っ子なのです。
前から、可愛い弟か妹が欲しかったのです。
天使の子を妹設定にしようというのも、どうかと思いますけど、こんな可愛い子、妹にしないでどうすると言うのでしょうか。
「おねえちゃん?」
「あうっ」
眩暈がしました。――可愛すぎて。
「も、もう一回言って」
「おねえちゃん」
「ラフィー!」
思い切り抱きしめました。
「今日からあなたは私の妹よ? 分かった?」
「ん?」
本人はよく分かっていないようですけど、この際どうでもいいです。
これからゆっくりと調教すればいいのです。
「これからは私の事は、おねえちゃんって呼ぶのよ? いい?」
「んー?」
「そう呼ばなければもうコーラは無しよ」
「おねえちゃん!」
よし!
心の中でガッツポーズを決めます。
超絶可愛い妹ゲットよ!
「いい子ね、ラフィー。お姉ちゃん嬉しいわ」
「ん?」
「コロッケ食べる?」
怪訝な表情が途端に笑顔になって、コクコクと頷いています。
か、……可愛い……私の妹。
「待っててね、すぐに作るから」
私は業務用冷凍庫からコロッケの入った袋を取り出し、フライヤーの所に行きます。
私たちが転移して出現した場所は、バックルームでした。店内の様子はまだ確認していません。
そういえば私はいったい何日の間、お店を空けていたのでしょう。
何の気なしに、フライヤーの位置から右側――お店のカウンターの方に視線をやりました。
「え?」
もの凄い違和感が私を襲います。
「どうして?」
カウンターに出ました。
店内を一望します。
「どういう事?」
違和感どころではありません。
私は元の世界に戻ったのかと錯覚しました。
すぐに外に視線をやれば、そこには昼間の草原の景色が広がっています。
――異世界のままです。
変化は店内だけのようです。
その変化とは――
「お店が……綺麗になってる!」
荒れに荒れていた店内は、ものの見事に元の綺麗な店内へと戻っていました。
散らかっていた商品は跡形もなく、何故か綺麗さっぱり消えていました。
空っぽの棚が綺麗な状態で整列しています。
エリオットがよく座って寄り掛かっていた、破壊されたお弁当の陳列棚も、新品同様の状態で収まっていました。
「神様の仕業?」
綺麗な状態の店内を見ても、私は喜べませんでした。
逆に、背筋に悪寒が走ります。
嫌な予感しかしません。
バックルームに戻り、羽根ペンの使用方法が書かれている、折りたたまれたメモを開きました。
全部は読んでいませんでした。
『お品書き』と書かれたメモを、流し読みで最後まで目を通しました。
最後の最後に書かれた文字に、目を見開きます。
「なんて事……」
最後の方に書かれていた文字は――
『回復魔法』
その次に――
『蘇生魔法』
最後の最後に――
『結界魔法』
本日二度目の眩暈に襲われます。
「これって……」
新装された店内、そしてただの人間である私に、過保護とでも言うべき魔法の羽根ペン。
出来ないと思っていた『結界』の魔法。
天使|(おそらく最強)の護衛付き。
神様がここまでしてくれる理由を考えて、私は愕然としました。
だって……だって。
これって、そういう事なのですか?
私、……私……。
「帰れないのかもしれない」
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
合成師
盾乃あに
ファンタジー
里見瑠夏32歳は仕事をクビになって、やけ酒を飲んでいた。ビールが切れるとコンビニに買いに行く、帰り道でゴブリンを倒して覚醒に気付くとギルドで登録し、夢の探索者になる。自分の合成師というレアジョブは生産職だろうと初心者ダンジョンに向かう。
そのうち合成師の本領発揮し、うまいこと立ち回ったり、パーティーメンバーなどとともに成長していく物語だ。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
あっとさん
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
【完結】おじいちゃんは元勇者
三園 七詩
ファンタジー
元勇者のおじいさんに拾われた子供の話…
親に捨てられ、周りからも見放され生きる事をあきらめた子供の前に国から追放された元勇者のおじいさんが現れる。
エイトを息子のように可愛がり…いつしか子供は強くなり過ぎてしまっていた…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる