39 / 107
第一部 第三章 魔王と勇者
39・いろいろありました。登校初日
しおりを挟む
「返り討ちにあった……というか、これはラフィーの『爆炎』が跳ね返されただけのようですね」
冷静に分析するカーマイルは、呆れ顔でラフィーを見つめます。
ラフィーはというと既に目を覚まし、バックルームの机の上に座りコーラを飲んでいます。
全回復できたようです。
「でも治ってよかった。……死んだかと思った……」
「魔王、倒す。勇者呼ぶ」
まだ諦めていないようです。ラフィーはこんなにも真面目に、仕事に取り組む天使だったのですね。
「しばらくは手を出さないでラフィー。お願いだから。ほら……勇者だって居ないでしょう?」
復活したはずの勇者ローランドは、今やエクスカリバーも持てない、魔力の減ったアンデッドなのです。
そういえば今頃、何処で何をしているのでしょう。
アンデッドといえば、エリオットの事も少し気になります。
そろそろ体も腐り始めてると思います。
そして今回の件については、あの魔王は何もしていません。
ラフィーが勝手に攻撃して、撥ね返った自分の魔法でやられてしまったのです。
そのためにラフィーが死に掛けたとしても、魔王――アランを責める事なんてできません。
転生した日本の高校生だったのです。
魔王となって討伐される運命だなんて、悲し過ぎます。
まあ、あの魔王を討伐出来る者が居るとも思えませんけど。
「極大魔法を跳ね返せるようなヤツを、倒そうなんて思わない方がいいですね。私は遠慮しますよ」
酔っぱらっていない天使、カーマイルは冷静です。
「だいたい向こうには第二天使と第四天使が居るっていうじゃないですか、第二天使のニナは回復魔法持ちなんですよ? ダメージを与えた所ですぐに回復されてしまうので、即死させるしか倒す方法がないんですよ」
「そうよね。勝てるわけがないわよね」
私も納得です。
あんな連中に戦いを挑んで無事に済むとは思えません。
実際、ラフィーは一瞬で死に掛けました。
「あとこれはジダルジータ、――神様情報なのですが、サーラという少女は『大魔導師の杖』という恐ろしいアイテムを持っています。これは魔王をも倒す事が出来る杖として有名ですが、その杖を持っている者が魔王の側近だとか、冗談にしか聞こえませんね」
その杖の話は以前、エリオットの洞窟での出来事の話の中に出てきたような気もします。
あのおどおどとした大人しそうな少女が、そんなにも恐ろしい杖の使用者だとはとても思えませんが、魔王になりかけたという経歴だけを取っても、只者ではないという事でしょう。
「魔王討伐はしばらく考えない方がいいわね」
明日からの通学はどうしましょう。
魔王に色々と聞かれたら、何と答えればいいのでしょう。
そんな事を考えていたら、お店のカウンターの方から一羽の鳥が飛び込んできました。
「鳩?」
真っ白な鳩は机の上に座ったラフィーの横に着地すると、小さな口を開いて人の言葉を発しました。
『あー、あー、てすてす。こちら特Sクラス担当のマルゲリーテよっ。何勝手に教室抜けてサボってんのよっ。特Sだから自由って聞いてるでしょうけど、初日くらい私に挨拶しなさいよっ。あと教室でなんかでっかい魔法使用の痕跡あるんだけど、説明してもらうからっ。さっさと戻んなさい!』
うわあ……担当の先生が怒ってる。
これは戻って説明しないと、いけないのでしょうか。
白い鳩はそれだけを伝えると、すぐに飛んで行ってしまいました。
「伝書鳩だ……便利ね」
私は戻る前に、学院側にどこまで話をしてもいいのかを、カーマイルに相談しました。
学院は魔王の存在を学院内で公開しているのか、隠しているのかも分からないので、こちらからは何も言わない方がいいと思われます。
もちろん天使の事も黙っている方向で行く事にしました。
アランを攻撃した事については、大きな魔力に驚いたラフィーがつい攻撃してしまった……で通るでしょうか。
通らなくても、押し通すくらいのつもりでいいでしょう。
やっちゃったものは仕方ないのです。
面倒だな……と思いながら、学院に戻る事にしました。
またラフィーが暴れても困るので、カーマイルも同行させます。
「じゃあ学院に戻るわよ」
「こーな」
「私もですか? 店番の仕事が……」
いつからカーマイルは、コンビ二の店番がメインの仕事になったのでしょう。
「盗難防止機能が商品には付いているから盗まれる心配はないわ。売る人が居ないってだけで」
商品は盗まれなくても、結界の無い店内が荒らされる事は考えられましたが、最近は天使が居座っているせいか魔物も来なくなりました。
たぶん、大丈夫でしょう。
カーマイルも連れて、学院へと転移します。
院長室に行くと、オルリード学院長は心配顔で待っていました。
「よく戻られました。いきなり嫌になって帰ってしまったのかと思いましたよ。あらあら、可愛い方が増えていますね」
「あの、すいません。……マルゲリーテさんの伝言を聞いて戻りました。この子はカーマイルです。えっと、同居人です」
自分の身長よりも長い金髪を、頭の後ろで巨大なお団子にして丸めたカーマイルは、勝手にソファに座っています。
「はじめまして、カーマイルさん。ラフィーさんと同じように魅力的な方ですね。特に魔力が。……で、ラフィーさんが教室で魔法を使ったようですが、他の人に訊いても何も答えてくれないのですよ、エリーシア様は驚いて帰ってしまったようですし……説明して頂けますか?」
仕方がないので、カーマイルと先ほど決めたばかりの言い訳をする事にしました。
私の説明を黙って聞いているオルリード学院長は、何度もうんうん、と頷いています。
「なるほど、分かりました。ラフィーさんがアランさんの魔力にびっくりして、思わず極大魔法をぶちまけてしまったのですね。はい、よくある事です。ご心配なく」
よくある事なんだ……本当でしょうか。
「アランさんは特別に魔力が高いので、魔力感知に長けている人はそれに驚いてしまうのですよ。まあ極大魔法を発動させる程の人は居ませんけれども、つい構えてしまうというか、思わず防御魔法を展開させる人はよく居ます」
あれ? やっぱり魔王という事は秘密っぽいですね。
こっちから余計な事を言わなくて正解でした。
「マルゲリーテ先生は怒っていたようですけど」
「ああ、そちらもご心配なく、マルゲリーテ先生も忙しい人でしてね、今日はたまたま学院に来ていましたが、本来は探偵業の方が忙しくてあまり学院には顔を出さない人なのですよ。たまたま来た学院で面倒そうな事が起こったかもしれないという事で、ちょっとイライラしていたかもしれませんけれども」
探偵業? フォレスの会った人でしょうか。
「でも一応謝っておいた方がいいですよね? 私、教室に行ってきます……」
「ああ、大丈夫ですよ。もう帰ってしまいましたから」
帰ったって……先生も随分と自由なのですね。
「それと教室にはもう誰も居ませんし。今日全員が揃っていたのは珍しい事だったのですよ。普段はエリーシア様くらいしか登校してこないのですよ。金髪巻き髪の子が居たと思いますが、その子がエリーシア様です」
「そうなのですか」
では、魔王パーティーは毎日学院に来てるわけでもなかったのですね。
ん? エリーシア様? さっきもちらっと会話に出てきた気がしますが、様付けで呼ぶなんて……それは。
話を聞いていると、その金髪巻き髪の子は魔王パーティーではなさそうですが、一応その子の情報も手に入れておいた方がいいかもしれませんね。
「エリーシアさんはどんな子なのですか? 特Sクラスに居るくらいだから、やっぱりすごい魔法が使えるとか」
「いえいえ、エリーシア様は魔法に関しては普通ですよ。ですが家柄が普通ではないという事で特Sクラスなのです」
家柄? また王族か何かでしょうか。
「彼女は王族直系の血筋でもあり、勇者ローランド様の妹君でもあるのですよ」
やっぱり……しかも勇者ローランドの妹。
「はぁ……そうなんですか」
魔王は元日本人だし、ラフィーは死に掛けるし、元勇者の妹は居るし――
私の登校初日は、頭の痛くなる事だらけでした。
もうこの先、嫌な予感しかしません。
冷静に分析するカーマイルは、呆れ顔でラフィーを見つめます。
ラフィーはというと既に目を覚まし、バックルームの机の上に座りコーラを飲んでいます。
全回復できたようです。
「でも治ってよかった。……死んだかと思った……」
「魔王、倒す。勇者呼ぶ」
まだ諦めていないようです。ラフィーはこんなにも真面目に、仕事に取り組む天使だったのですね。
「しばらくは手を出さないでラフィー。お願いだから。ほら……勇者だって居ないでしょう?」
復活したはずの勇者ローランドは、今やエクスカリバーも持てない、魔力の減ったアンデッドなのです。
そういえば今頃、何処で何をしているのでしょう。
アンデッドといえば、エリオットの事も少し気になります。
そろそろ体も腐り始めてると思います。
そして今回の件については、あの魔王は何もしていません。
ラフィーが勝手に攻撃して、撥ね返った自分の魔法でやられてしまったのです。
そのためにラフィーが死に掛けたとしても、魔王――アランを責める事なんてできません。
転生した日本の高校生だったのです。
魔王となって討伐される運命だなんて、悲し過ぎます。
まあ、あの魔王を討伐出来る者が居るとも思えませんけど。
「極大魔法を跳ね返せるようなヤツを、倒そうなんて思わない方がいいですね。私は遠慮しますよ」
酔っぱらっていない天使、カーマイルは冷静です。
「だいたい向こうには第二天使と第四天使が居るっていうじゃないですか、第二天使のニナは回復魔法持ちなんですよ? ダメージを与えた所ですぐに回復されてしまうので、即死させるしか倒す方法がないんですよ」
「そうよね。勝てるわけがないわよね」
私も納得です。
あんな連中に戦いを挑んで無事に済むとは思えません。
実際、ラフィーは一瞬で死に掛けました。
「あとこれはジダルジータ、――神様情報なのですが、サーラという少女は『大魔導師の杖』という恐ろしいアイテムを持っています。これは魔王をも倒す事が出来る杖として有名ですが、その杖を持っている者が魔王の側近だとか、冗談にしか聞こえませんね」
その杖の話は以前、エリオットの洞窟での出来事の話の中に出てきたような気もします。
あのおどおどとした大人しそうな少女が、そんなにも恐ろしい杖の使用者だとはとても思えませんが、魔王になりかけたという経歴だけを取っても、只者ではないという事でしょう。
「魔王討伐はしばらく考えない方がいいわね」
明日からの通学はどうしましょう。
魔王に色々と聞かれたら、何と答えればいいのでしょう。
そんな事を考えていたら、お店のカウンターの方から一羽の鳥が飛び込んできました。
「鳩?」
真っ白な鳩は机の上に座ったラフィーの横に着地すると、小さな口を開いて人の言葉を発しました。
『あー、あー、てすてす。こちら特Sクラス担当のマルゲリーテよっ。何勝手に教室抜けてサボってんのよっ。特Sだから自由って聞いてるでしょうけど、初日くらい私に挨拶しなさいよっ。あと教室でなんかでっかい魔法使用の痕跡あるんだけど、説明してもらうからっ。さっさと戻んなさい!』
うわあ……担当の先生が怒ってる。
これは戻って説明しないと、いけないのでしょうか。
白い鳩はそれだけを伝えると、すぐに飛んで行ってしまいました。
「伝書鳩だ……便利ね」
私は戻る前に、学院側にどこまで話をしてもいいのかを、カーマイルに相談しました。
学院は魔王の存在を学院内で公開しているのか、隠しているのかも分からないので、こちらからは何も言わない方がいいと思われます。
もちろん天使の事も黙っている方向で行く事にしました。
アランを攻撃した事については、大きな魔力に驚いたラフィーがつい攻撃してしまった……で通るでしょうか。
通らなくても、押し通すくらいのつもりでいいでしょう。
やっちゃったものは仕方ないのです。
面倒だな……と思いながら、学院に戻る事にしました。
またラフィーが暴れても困るので、カーマイルも同行させます。
「じゃあ学院に戻るわよ」
「こーな」
「私もですか? 店番の仕事が……」
いつからカーマイルは、コンビ二の店番がメインの仕事になったのでしょう。
「盗難防止機能が商品には付いているから盗まれる心配はないわ。売る人が居ないってだけで」
商品は盗まれなくても、結界の無い店内が荒らされる事は考えられましたが、最近は天使が居座っているせいか魔物も来なくなりました。
たぶん、大丈夫でしょう。
カーマイルも連れて、学院へと転移します。
院長室に行くと、オルリード学院長は心配顔で待っていました。
「よく戻られました。いきなり嫌になって帰ってしまったのかと思いましたよ。あらあら、可愛い方が増えていますね」
「あの、すいません。……マルゲリーテさんの伝言を聞いて戻りました。この子はカーマイルです。えっと、同居人です」
自分の身長よりも長い金髪を、頭の後ろで巨大なお団子にして丸めたカーマイルは、勝手にソファに座っています。
「はじめまして、カーマイルさん。ラフィーさんと同じように魅力的な方ですね。特に魔力が。……で、ラフィーさんが教室で魔法を使ったようですが、他の人に訊いても何も答えてくれないのですよ、エリーシア様は驚いて帰ってしまったようですし……説明して頂けますか?」
仕方がないので、カーマイルと先ほど決めたばかりの言い訳をする事にしました。
私の説明を黙って聞いているオルリード学院長は、何度もうんうん、と頷いています。
「なるほど、分かりました。ラフィーさんがアランさんの魔力にびっくりして、思わず極大魔法をぶちまけてしまったのですね。はい、よくある事です。ご心配なく」
よくある事なんだ……本当でしょうか。
「アランさんは特別に魔力が高いので、魔力感知に長けている人はそれに驚いてしまうのですよ。まあ極大魔法を発動させる程の人は居ませんけれども、つい構えてしまうというか、思わず防御魔法を展開させる人はよく居ます」
あれ? やっぱり魔王という事は秘密っぽいですね。
こっちから余計な事を言わなくて正解でした。
「マルゲリーテ先生は怒っていたようですけど」
「ああ、そちらもご心配なく、マルゲリーテ先生も忙しい人でしてね、今日はたまたま学院に来ていましたが、本来は探偵業の方が忙しくてあまり学院には顔を出さない人なのですよ。たまたま来た学院で面倒そうな事が起こったかもしれないという事で、ちょっとイライラしていたかもしれませんけれども」
探偵業? フォレスの会った人でしょうか。
「でも一応謝っておいた方がいいですよね? 私、教室に行ってきます……」
「ああ、大丈夫ですよ。もう帰ってしまいましたから」
帰ったって……先生も随分と自由なのですね。
「それと教室にはもう誰も居ませんし。今日全員が揃っていたのは珍しい事だったのですよ。普段はエリーシア様くらいしか登校してこないのですよ。金髪巻き髪の子が居たと思いますが、その子がエリーシア様です」
「そうなのですか」
では、魔王パーティーは毎日学院に来てるわけでもなかったのですね。
ん? エリーシア様? さっきもちらっと会話に出てきた気がしますが、様付けで呼ぶなんて……それは。
話を聞いていると、その金髪巻き髪の子は魔王パーティーではなさそうですが、一応その子の情報も手に入れておいた方がいいかもしれませんね。
「エリーシアさんはどんな子なのですか? 特Sクラスに居るくらいだから、やっぱりすごい魔法が使えるとか」
「いえいえ、エリーシア様は魔法に関しては普通ですよ。ですが家柄が普通ではないという事で特Sクラスなのです」
家柄? また王族か何かでしょうか。
「彼女は王族直系の血筋でもあり、勇者ローランド様の妹君でもあるのですよ」
やっぱり……しかも勇者ローランドの妹。
「はぁ……そうなんですか」
魔王は元日本人だし、ラフィーは死に掛けるし、元勇者の妹は居るし――
私の登校初日は、頭の痛くなる事だらけでした。
もうこの先、嫌な予感しかしません。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
転生したら世界一の御曹司だった〜巨乳エルフメイド10人と美少女騎士に溺愛されています〜
まさき
青春
異世界転生した最強の金持ち嫡男、
専属エルフメイドと美少女騎士に囲まれて至福のハーレム生活
現代日本で「地味だが実は超大富豪」という特殊な人生を送っていた青年は、ある日事故で命を落とす。
しかし目を覚ますと、そこは魔法と様々な種族が存在する異世界だった。
彼は大陸一の富を誇る名門貴族――
ヴァン・バレンティン家の嫡男カイルとして転生していたのだ。
カイルに与えられたのは
・世界一とも言える圧倒的な財力
・財力に比例して増大する規格外の魔力
そして何より彼を驚かせたのは――
彼に仕える十人の専属メイド全員が、巨乳美少女だったことである。
献身的なエルフのメイド長リリア。
護衛騎士でありながら隙あらば誘惑してくる女騎士シルヴィア。
さらに個性豊かな巨乳メイドたち。
カイルは持ち前の財力で彼女たちの願いを叶え、最高級の装備や生活を与えていく。
すると彼女たちの忠誠心と愛情はどんどん加速していき――
「カイル様……今日は私が、お世話をさせてください」
領地を狙う貴族を金と魔力で圧倒し、
時にはメイドたちの愛が暴走して甘すぎる時間に巻き込まれながらも、
最強の御曹司カイルは
世界一幸せなハーレムを築いていく。
最後までお読みいただきありがとうございました。よろしければ応援をお願いいたします。
酒好きおじさんの異世界酒造スローライフ
天野 恵
ファンタジー
酒井健一(51歳)は大の酒好きで、酒類マスターの称号を持ち世界各国を飛び回っていたほどの実力だった。
ある日、深酒して帰宅途中に事故に遭い、気がついたら異世界に転生していた。転移した際に一つの“スキル”を授かった。
そのスキルというのは【酒聖(しゅせい)】という名のスキル。
よくわからないスキルのせいで見捨てられてしまう。
そんな時、修道院シスターのアリアと出会う。
こうして、2人は異世界で仲間と出会い、お酒作りや飲み歩きスローライフが始まる。
最弱スライムに転生した俺、捕食スキルで無限進化していたら魔王軍すら支配してました
チー牛Y
ファンタジー
残業中に倒れた俺が次に目を覚ました時、なぜか異世界で最弱モンスターのスライムになっていた。
完全に詰んだ、戦う力もない。そう思っていた時、俺には一つだけ、とんでもないスキルがあった。
【捕食】
それは、倒した相手を取り込み、能力・スキル・力のすべてを奪うチート能力だった。
ゴブリンを食べれば腕力を獲得。
魔物を食べれば新スキルを習得。
レベルは爆速で上がり、進化は止まらない。
森の魔物を支配し、ダンジョンを制圧し、気づけば俺は魔物たちの王になっていた。
やがてその力は魔王軍すら飲み込み、世界の勢力図を塗り替えていく。
これは――
最弱スライムから始まる、無限進化の成り上がり無双譚。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
【完結】異世界で魔道具チートでのんびり商売生活
シマセイ
ファンタジー
大学生・誠也は工事現場の穴に落ちて異世界へ。 物体に魔力を付与できるチートスキルを見つけ、 能力を隠しつつ魔道具を作って商業ギルドで商売開始。 のんびりスローライフを目指す毎日が幕を開ける!
ジャングリラ~悪魔に屠られ魔王転生。死の森を楽園に変える物語~
とんがり頭のカモノハシ
ファンタジー
「別の世界から勇者を召喚する卑怯な手口」に業を煮やした堕天使・ルシファーにより、異世界へ魔王として転生させられた大学生・左丹龍之介。
先代・魔王が勇者により討伐されて100年――。
龍之介が見たものは、人魔戦争に敗れた魔族が、辺境の森で厳しい生活を余儀なくされている姿だった。
魔族の生活向上を目指し、龍之介は元魔王軍の四天王、悪魔公のリリス、フェンリルのロキア、妖狐の緋魅狐、古代龍のアモンを次々に配下に収めていく。
バラバラだった魔族を再び一つにした龍之介は、転生前の知識と異世界の人間の暮らしを参考に、森の中へ楽園を作るべく奔走するのだが……
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる