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第一部 第四章 これが私の生きる道
50・どうする!? 私!!
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火の海と化した妖精の森。
煙がもうもうと立ち込め、燃えていない木はないというくらいに、森が真っ赤に染まっていました。
「フォレスどこ!?」
すぐに私の目の前でつむじ風が巻き起こり、フォレスが姿を現します。
「サオリ様……」
「フォレス!」
見るからに瀕死な状態のフォレスを抱きしめます。
森の精気が無くなれば、この森の妖精であるフォレスは生きていけないのです。
「すぐに合体して! フォレス!」
膝の力が抜けてくずおれそうになるフォレスに呼びかけながら、視線をカーマイルに移すと――
カーマイルと目が合いました。――随分と嫌そうな顔をしています。
「カーマイル、ごめん」
「なんでいつも私なのですか!?」
フォレスと合体した瞬間、すぐにカーマイルに触れて『ドレイン』を発動。
魔力を吸収して分かりましたが、フォレスは危ない所でした。
もう少し遅かったらこの妖精は、森と共に消え去っていた事でしょう。
「おい、サオリ……やばい予感がする。俺の『第六感』だ。すぐに離脱しよう」
エリオットがそう言うのでしたら、間違いないのでしょう。
私のドレインで魔力が減って、聖剣を持てなくなったカーマイルから聖剣を受け取り、すぐにノートと羽根ペンを用意します。
その間にも私と一体化したフォレスの意識から、この森の顛末が頭の中に流れ込んできます。
押し寄せる魔族の大軍。
強大な魔法による森への放火。
そして――その魔族の軍隊を指揮する先頭の男。
「え? これって……」
フォレスの記憶の中のこの男は、どこかで見た事がある気がしました。
もちろん魔族に知り合いなど居ません。
だったらいったい何処で!?
いえ、私はこの男を知っています。
知っているはずなのに、魔族軍という事でまったく結びつかなかったのです。
まさか……魔族とは正反対に位置していたはずの――
豪華な鎧に身を包むこの男は。
フォレスの記憶の映像と、リアルの情景が重なります。
燃え盛る森の木々の間から、姿を現したのは――
「やあ、久しぶりだね。僕をアンデッドにしてくれた女|(笑)」
間違いありません。……この語尾に薄ら笑いを含むこの男!
「ローランド!?」
ランドルフがすぐに気付いて叫びました。
見覚えのある顔は、やはりローランドだったのです。
(サオリ様……森の火を消すことは出来ませんか?)
私の中のフォレスが消え入りそうに囁きます。
「ラフィー! 学院でやったアレをお願い!」
「あい。おねえちゃん」
発光するラフィーの左手。
上空に発生する巨大な雨雲。
すぐに激しく降りだす大量の雨粒。
まだ燃え盛る木々を背に、ゆっくりとこちらへ歩を進めるローランド。
鞭を手にして、構えるエリオット。
気象操作の魔法を繰り出すラフィーを庇うように、前に出るカーマイル。
「カーマイルは下がって! 魔力が無いでしょう!?」
「そうでした。ではお任せします」
さっさと下がるカーマイルと入れ代りに、ラフィーの前に出る私。
「おやおや? すぐに逃げなくていいのかい? 僕と遊んでくれるのかな?(笑)」
「ローランド! これはいったいどういう事だ!? 何があった!?」
私の更に前に出たランドルフが、ローランドに向かって叫びます。
「何があったって……ひどいな、ランドルフも。ご存じのようにそこの女にアンデッドにされたんじゃないか(笑)」
「だからって何で魔族の軍勢と一緒に居るんだ!? お前は……お前は……元勇者だろうに!」
ローランドの後ろには二十万の魔族が控えています。
その軍勢全てが視界に収まるわけではないのですが、少しずつ、じわり、じわりと黒い影が膨れていきます。
「そうだよ? 僕は元勇者だ。……元ね。そして今はアンデッド。……つまり魔物って事なんだよねえ(笑)」
「違う! お前は人間だ! ローランド、頼むから目を覚ましてくれ!」
「いや違うよランドルフ。目を覚ましたからこそなんだよ。……死んで生き返り、そして魔物として目を覚まし、同族である魔族と関わっただけだ。何かおかしな事でもあるかい?(笑)」
降りしきる雨があらかた森の炎を消しました。
ここに長居は不要だと私は判断します。
私たちが立つ場所には、雨は降っていません。
つまり――
濡れていないノートに、文字を書き込む事が出来るのです!
「みんな!」
私のその一言と、ノートと羽根ペンを持つ姿に、皆すぐに理解してくれたようです。
それぞれが私の体に触れたと同時に、最後の一文字を書き終え、空間が裂けました。
「おいおい、逃げ――」
ローランドの言葉を置き去りにして、私たちはコンビ二へと戻ったのです。
「あいつを殺らなくてよかったのか?」
エリオットはそう言いますが、あそこで戦闘になれば、ローランドの背後に控える二十万もの魔族たちもなだれ込んで来た事でしょう。
「相手はローランド一人ではない。軍隊だ。サオリの判断は正しかった」
「まあそうだけどよ。しかしアンデッドになったから魔族になりましたって……アホかあいつは」
「それに解せないのは魔族になったからと言って、二十万もの軍隊を指揮する立場に何故ローランドが成っているのか、という事だ」
エリオットとランドルフが話をしているのを、黙って聞いていたカーマイルが口を挟みます。
「手引きした魔族が居るのではないでしょうか」
「ローランドを引き抜いたってのか?」
確かに元勇者が魔族に宛てがあるとも思えません。
「陰で糸を引いているやつが居るかもしれないって事か」
「在り得るだろう。ローランドが魔族と繋がっているという素振りは一切無かったし、少なくともいとこの俺にも分からなかった。もっとも最近のあいつは行方不明だったのだが……」
アンデッドになって、行方不明の間に何かがあった、もしくは誰かが接触してきた……という事でしょうか。
「それよりも二十万の魔族をどうする? 王国の軍だけでは何も出来ないんじゃないのか? 王国騎士団のランドルフさんよ」
「うむ。そもそも魔族というやつは我々と比べて個々の魔力値が高いからな。二十万で来たからと言ってこっちも同じ数を出しても戦闘力の差で劣ってしまう」
カーマイルがやれやれと言った態で二人の間に入ります。
「何も私らや王都の軍が相手にする必要はないじゃありませんか」
「どういう事だ?」
まさか、カーマイルは……彼を頼ろうとしているのでしょうか?
「そもそも魔族の目的は何でしょう。シルバニア国に向かっているのは間違いないようですが、ではそのシルバニア国にはいったい何があるのでしょうね?」
「あっ……魔王か!」
やっぱり。……でもそれって敵を増やす事になるのではないでしょうか。
もし彼が魔王として魔族の王に君臨などしようものなら、世界の破滅が早まるだけのような気がします。
私と同じ元日本人のはずなのですが、丸こげになったラフィーを見ても平然としていたあの魔王では、どう転ぶか分かりません。
「魔王が協力すると思うか? むしろ魔族のボスになって人間を滅ぼしに掛かるんじゃねえのか?」
エリオットは私と同じ意見のようです。
「どうせ半年後には世界は崩壊するのですよ? なら一縷の望みを抱いてここに居るサオリに賭けてもいいのではないでしょうか」
「え?」
「サオリに?」
何で私に振るかな……カーマイルは。
私にどうしろと――
「戦えとは言いませんよ、サオリ。サオリは魔王を説得するのです。サオリにしか出来ませんし、サオリなら出来ますよ……たぶん」
最後の「たぶん」の部分の声がめちゃくちゃ小さいんですけど……。
「いや……私じゃたぶん無理――」
「そうだな。サオリなら何とかしてくれそうだ」
「戦っても無理そうならそれで行くしかないだろう」
ランドルフもエリオットも、私の言葉を遮ってカーマイルの言う事に納得してしまっています。
「ちょっとランドルフ……」
「二十万の魔族がこの国に辿り着くのは一ヶ月後だ。それまでに魔王を説得できればいい。ローランドの事は……追々考える事としよう」
なんという事でしょう。
私があの魔王を説得? 味方になって魔族軍を倒せとでも言えばいいのでしょうか。
倒さずとも魔族たちを魔王から説得してもらい、帰ってもらうように頼めばいいのでしょうか。
「無理ぃ……」
魔王とはそれ程会話も交わしてはいないのですが、あの性格はだいたい分かります。
私が苦手なタイプなのです。
「とりあえず俺は戻って王国軍の方針を確かめてくるよ、サオリ」
「え、ええ……」
あの国王なら、私に丸投げしてくるような気がします。
ああ、……何でいつもこういう事になるのでしょう。
迫りくる二十万の魔族。
燃えてしまった妖精の森。
魔族を指揮する元勇者のローランド。
そして魔王を説得しなければならない私。
私は小さく呟きました。
「どうする……どうする私ぃ……」
煙がもうもうと立ち込め、燃えていない木はないというくらいに、森が真っ赤に染まっていました。
「フォレスどこ!?」
すぐに私の目の前でつむじ風が巻き起こり、フォレスが姿を現します。
「サオリ様……」
「フォレス!」
見るからに瀕死な状態のフォレスを抱きしめます。
森の精気が無くなれば、この森の妖精であるフォレスは生きていけないのです。
「すぐに合体して! フォレス!」
膝の力が抜けてくずおれそうになるフォレスに呼びかけながら、視線をカーマイルに移すと――
カーマイルと目が合いました。――随分と嫌そうな顔をしています。
「カーマイル、ごめん」
「なんでいつも私なのですか!?」
フォレスと合体した瞬間、すぐにカーマイルに触れて『ドレイン』を発動。
魔力を吸収して分かりましたが、フォレスは危ない所でした。
もう少し遅かったらこの妖精は、森と共に消え去っていた事でしょう。
「おい、サオリ……やばい予感がする。俺の『第六感』だ。すぐに離脱しよう」
エリオットがそう言うのでしたら、間違いないのでしょう。
私のドレインで魔力が減って、聖剣を持てなくなったカーマイルから聖剣を受け取り、すぐにノートと羽根ペンを用意します。
その間にも私と一体化したフォレスの意識から、この森の顛末が頭の中に流れ込んできます。
押し寄せる魔族の大軍。
強大な魔法による森への放火。
そして――その魔族の軍隊を指揮する先頭の男。
「え? これって……」
フォレスの記憶の中のこの男は、どこかで見た事がある気がしました。
もちろん魔族に知り合いなど居ません。
だったらいったい何処で!?
いえ、私はこの男を知っています。
知っているはずなのに、魔族軍という事でまったく結びつかなかったのです。
まさか……魔族とは正反対に位置していたはずの――
豪華な鎧に身を包むこの男は。
フォレスの記憶の映像と、リアルの情景が重なります。
燃え盛る森の木々の間から、姿を現したのは――
「やあ、久しぶりだね。僕をアンデッドにしてくれた女|(笑)」
間違いありません。……この語尾に薄ら笑いを含むこの男!
「ローランド!?」
ランドルフがすぐに気付いて叫びました。
見覚えのある顔は、やはりローランドだったのです。
(サオリ様……森の火を消すことは出来ませんか?)
私の中のフォレスが消え入りそうに囁きます。
「ラフィー! 学院でやったアレをお願い!」
「あい。おねえちゃん」
発光するラフィーの左手。
上空に発生する巨大な雨雲。
すぐに激しく降りだす大量の雨粒。
まだ燃え盛る木々を背に、ゆっくりとこちらへ歩を進めるローランド。
鞭を手にして、構えるエリオット。
気象操作の魔法を繰り出すラフィーを庇うように、前に出るカーマイル。
「カーマイルは下がって! 魔力が無いでしょう!?」
「そうでした。ではお任せします」
さっさと下がるカーマイルと入れ代りに、ラフィーの前に出る私。
「おやおや? すぐに逃げなくていいのかい? 僕と遊んでくれるのかな?(笑)」
「ローランド! これはいったいどういう事だ!? 何があった!?」
私の更に前に出たランドルフが、ローランドに向かって叫びます。
「何があったって……ひどいな、ランドルフも。ご存じのようにそこの女にアンデッドにされたんじゃないか(笑)」
「だからって何で魔族の軍勢と一緒に居るんだ!? お前は……お前は……元勇者だろうに!」
ローランドの後ろには二十万の魔族が控えています。
その軍勢全てが視界に収まるわけではないのですが、少しずつ、じわり、じわりと黒い影が膨れていきます。
「そうだよ? 僕は元勇者だ。……元ね。そして今はアンデッド。……つまり魔物って事なんだよねえ(笑)」
「違う! お前は人間だ! ローランド、頼むから目を覚ましてくれ!」
「いや違うよランドルフ。目を覚ましたからこそなんだよ。……死んで生き返り、そして魔物として目を覚まし、同族である魔族と関わっただけだ。何かおかしな事でもあるかい?(笑)」
降りしきる雨があらかた森の炎を消しました。
ここに長居は不要だと私は判断します。
私たちが立つ場所には、雨は降っていません。
つまり――
濡れていないノートに、文字を書き込む事が出来るのです!
「みんな!」
私のその一言と、ノートと羽根ペンを持つ姿に、皆すぐに理解してくれたようです。
それぞれが私の体に触れたと同時に、最後の一文字を書き終え、空間が裂けました。
「おいおい、逃げ――」
ローランドの言葉を置き去りにして、私たちはコンビ二へと戻ったのです。
「あいつを殺らなくてよかったのか?」
エリオットはそう言いますが、あそこで戦闘になれば、ローランドの背後に控える二十万もの魔族たちもなだれ込んで来た事でしょう。
「相手はローランド一人ではない。軍隊だ。サオリの判断は正しかった」
「まあそうだけどよ。しかしアンデッドになったから魔族になりましたって……アホかあいつは」
「それに解せないのは魔族になったからと言って、二十万もの軍隊を指揮する立場に何故ローランドが成っているのか、という事だ」
エリオットとランドルフが話をしているのを、黙って聞いていたカーマイルが口を挟みます。
「手引きした魔族が居るのではないでしょうか」
「ローランドを引き抜いたってのか?」
確かに元勇者が魔族に宛てがあるとも思えません。
「陰で糸を引いているやつが居るかもしれないって事か」
「在り得るだろう。ローランドが魔族と繋がっているという素振りは一切無かったし、少なくともいとこの俺にも分からなかった。もっとも最近のあいつは行方不明だったのだが……」
アンデッドになって、行方不明の間に何かがあった、もしくは誰かが接触してきた……という事でしょうか。
「それよりも二十万の魔族をどうする? 王国の軍だけでは何も出来ないんじゃないのか? 王国騎士団のランドルフさんよ」
「うむ。そもそも魔族というやつは我々と比べて個々の魔力値が高いからな。二十万で来たからと言ってこっちも同じ数を出しても戦闘力の差で劣ってしまう」
カーマイルがやれやれと言った態で二人の間に入ります。
「何も私らや王都の軍が相手にする必要はないじゃありませんか」
「どういう事だ?」
まさか、カーマイルは……彼を頼ろうとしているのでしょうか?
「そもそも魔族の目的は何でしょう。シルバニア国に向かっているのは間違いないようですが、ではそのシルバニア国にはいったい何があるのでしょうね?」
「あっ……魔王か!」
やっぱり。……でもそれって敵を増やす事になるのではないでしょうか。
もし彼が魔王として魔族の王に君臨などしようものなら、世界の破滅が早まるだけのような気がします。
私と同じ元日本人のはずなのですが、丸こげになったラフィーを見ても平然としていたあの魔王では、どう転ぶか分かりません。
「魔王が協力すると思うか? むしろ魔族のボスになって人間を滅ぼしに掛かるんじゃねえのか?」
エリオットは私と同じ意見のようです。
「どうせ半年後には世界は崩壊するのですよ? なら一縷の望みを抱いてここに居るサオリに賭けてもいいのではないでしょうか」
「え?」
「サオリに?」
何で私に振るかな……カーマイルは。
私にどうしろと――
「戦えとは言いませんよ、サオリ。サオリは魔王を説得するのです。サオリにしか出来ませんし、サオリなら出来ますよ……たぶん」
最後の「たぶん」の部分の声がめちゃくちゃ小さいんですけど……。
「いや……私じゃたぶん無理――」
「そうだな。サオリなら何とかしてくれそうだ」
「戦っても無理そうならそれで行くしかないだろう」
ランドルフもエリオットも、私の言葉を遮ってカーマイルの言う事に納得してしまっています。
「ちょっとランドルフ……」
「二十万の魔族がこの国に辿り着くのは一ヶ月後だ。それまでに魔王を説得できればいい。ローランドの事は……追々考える事としよう」
なんという事でしょう。
私があの魔王を説得? 味方になって魔族軍を倒せとでも言えばいいのでしょうか。
倒さずとも魔族たちを魔王から説得してもらい、帰ってもらうように頼めばいいのでしょうか。
「無理ぃ……」
魔王とはそれ程会話も交わしてはいないのですが、あの性格はだいたい分かります。
私が苦手なタイプなのです。
「とりあえず俺は戻って王国軍の方針を確かめてくるよ、サオリ」
「え、ええ……」
あの国王なら、私に丸投げしてくるような気がします。
ああ、……何でいつもこういう事になるのでしょう。
迫りくる二十万の魔族。
燃えてしまった妖精の森。
魔族を指揮する元勇者のローランド。
そして魔王を説得しなければならない私。
私は小さく呟きました。
「どうする……どうする私ぃ……」
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