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第二部 第一章 新たなる目標
59・立ち上がれ、私
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「スライムのゼラチナ入りスープよ。ありがたく召し上がりなさい。作ったのはエリオットですけど」
ベッドで横になる私に食事を持って来てくれたカーマイルは、それだけを言うとさっさと退室しました。
なんだかんだと看病はしてくれるので、助かります。
しかし……スライムって食べられたんでしょうか。
確かに食用として納品されたエリオットは、原型はスライム状でしたけれど。
ちなみにラフィーとカーマイルの両天使は、引き続き私の元で暮らしています。
あの神様は次の魔王討伐も私にさせる気なのですから、当然と言えば当然の措置です。
ベッドの上で上半身だけを起こして、スープを頂きました。
一口飲んだ瞬間から予想外な美味しさが口の中に広がり、少し驚きました。
エリオットは料理の才能もあったのですね。
思えばこれまでにカーマイルやラフィーが運んでくれた料理はどれも美味しく調理されていましたので、いつもエリオットがやってくれていたのでしょうか。
私はそんな事にも考えが及ばない程、弱っていたようです。
私は本当に動けなくなっていました。
十五日間も寝たきり状態で、おトイレと食事以外はほとんどベッドで横になっていました。
お風呂に入るのも億劫で、ラフィーの水魔法で体洗浄、風魔法で乾燥してもらうという手の抜きようです。――全自動洗濯天使ラフィーさまさまです。
食欲は無いのですが、先日サーラがお見舞いに来てくれた時に掛けてくれた回復魔法のおかげで、体調だけはなんとか元に戻ったようです。
私のノートによる回復魔法は、使っていませんでした。
本当に何もかも、やる気が失せてしまっていました。
アラン側の二人の天使とサーラは、アランの屋敷で待機しています。
私が魔王討伐に乗り出す時には、加勢として参加してくれるという事です。
今でもわずかな時間だったとは言え、あの現実世界の――リアルな元の世界の光景が、目に焼き付いています。
神様は夢では無いと言っていました。
つまり私は一度、帰ったのです。
体は付いて来れませんでしたが、あの光景は紛れもなく今の現実世界だったのです。
私だけが居ない、元の世界だったのです。
それなのに、……それなのに、何でまだこの世界に居るのでしょう。
毎日、毎日、そんな事を考えては泣いて過ごしていました。
よく涙が枯れないものだと、自分で感心する程です。
初めてこの世界に来た時から、こんなにも望郷の念に悩まされた事はありませんでした。
生きるのに精いっぱいだったとも言えますが、あの光景を、……あんな景色を見せられたばっかりに……。
私の中にフォレスが居たせいで、この世界に引き留められたと聞きました。
でも違います、フォレスのせいではありません。……神様のせいなのです。
すべてはあの神様の陰謀によって、私たちは動かされていたのです。
けれども一心同体であるフォレスに私の思考を読まれてしまい、彼女は責任を感じてショックのあまり、殻に閉じこもってしまいました。
私の心の奥底に沈んでしまったのです。
私の体から分離する事も、何故か出来なくなっているようです。
このままでは、いけない。……そうは思うのですが、体が言う事を聞きません。
早くアランを何とかしなければいけないのに、動く事が出来ないのです。
私は身も心も勇者になったわけではありません。
ただ、聖剣が持てたというだけなのです。
それもフォレスのおかげで。
アランの魂は、新しい魔王に持って行かれたと神様は言っていました。
アランの中の魔王因子が聖剣によって破壊された時、まるで順番を待っていたかのように、すぐさま新しい魔王が誕生したらしいのです。
その際、魔王の因子成分がアランの魂ごと、次の魔王に引き継がれてしまったと言うのです。
本来なら魔王が討伐された後は、次の魔王が誕生するまでに、数十年から数百年のブランクがあるという事でした。
それが今回は一瞬の間を置く事もなく、どういうわけか次の魔王が誕生してしまったらしいのです。
その副作用とも言える効果で、アランの魂は巻き添えを食ったというのが、あの神様の説明でした。
神様が説明をしてくれても、何を言っているのかよく分からなかったのですが、つまるところ新しい魔王を倒してアランの魂を取り戻せばアランは生き返るという事らしいです。
今のアランは魂が抜けたまま時間が止まっている状態らしいので、魂を取り戻した後に蘇生されれば、アンデッドになる事もないとも聞きました。
あの神様の言う事なので全部を信じる事は出来ませんが、他に真実を語れる者も居ないので確かめようがありません。
私の取るべき行動は新たな魔王を倒し、アランの魂を取り戻す事。
分かってはいるのですが、体が動かないのです。……気力が湧かないのです。
新たな魔王を討伐して、また私が元の世界に戻れるという保証もありません。
あの神様の言い方では、「たぶん戻れると思う、戻れるんじゃないかな? ま、ちと覚悟はしておけ」という事だったので、あまり信用できません。
「お風呂、……入りたい」
スライムのゼラチナ入りスープを時間をかけて完食した私は、ヨロヨロとベッドから出て立ち上がりました。
少し立ち眩みもありましたが、なんとか体勢を維持してゆっくりと歩き出します。
「完全に運動不足ね。――あっ」
しかし足がもつれて転びそうになってしまい、危うく床に叩きつけられそうになった瞬間、部屋の扉が開かれて飛び出してきた影が、私の体を抱き留めてくれました。
「大丈夫かい? まだ無理はしない方がいいよ」
「あ、ありがとう」
ランドルフでした。
ランドルフは騎士団の仕事もあるというのに、毎日見舞いにやって来てくれます。
「まだ昼間よ、ランドルフ。仕事は?」
「ちょうど近くを通ったものでね、様子を見に来たんだよ」
そうは言っても、仕事中という事には変わりありません。
毎日時間を作って来てくれるのも、ありがたいと思うと同時に申し訳ないという気持ちになります。
彼のその優しさに応えるためにも、私はもうベッドから抜け出して外に出なければならないのだと、気持ちを奮い立たせました。
「もう大丈夫よ、ランドルフ。いつまでも落ち込んでいられないわよね」
まだ空元気ですが無理にでも気力を振り絞らないと、私はいつまでたっても引きこもりのままになってしまいそうです。
「どこかに行こうとしてたのかい? サオリ」
「うん、ちょっとお風呂に入ろうと思って」
ランドルフに肩を預けたまま答えると、彼は私の両足をすくい上げ、突然お姫様だっこをしてきました。
「ちょっ、ちょっとランドルフ、恥ずかしい」
「いいから気にするな。このまま風呂場まで運んであげるから」
人生初のお姫様だっこをされてしまい、私は顔を赤くしたまま、お風呂場まで運ばれる事になりました。
ランドルフと密着している状態は私の鼓動を跳ね上げましたが、全身鎧の彼からは体温さえも感じ取れず、少し残念な気持ちにもなります。
途中で冷ややかな視線のカーマイルや、羨望の眼差しのラフィーとすれ違いましたが、エリオットは居ませんでした。
たぶんお店番をやってくれている事でしょう。
「あっ、ラフィーお風呂お願い」
「こーな?」
魔法でお湯を出してもらうために、ラフィーを呼びました。
「ついでに一緒に入ろうか、ラフィー」
「はいるー」
ラフィーが魔法で出すお湯は普通のお湯ではありません。
ただの水魔法ではなく、化学魔法を使って温泉成分のお湯を作れるのです。
「ランドルフも一緒に入る?」
「え? それは! え!?」
今度はランドルフが顔を真っ赤にする番でした。
真面目な彼に言う台詞では無かったですね。
私も本気で言ったわけではありません。
「冗談よ、ランドルフ。運んでくれてありがとう」
ランドルフは仕事に戻り、私は久しぶりのお風呂に、ラフィーと一緒に浸かりました。
湯加減の調整もバッチリで、とても気持ち良く――心の奥底にわだかまる汚泥さえも、洗い流されるようでした。
「ごめんなさい、アラン。私、そろそろ動くから……待っててね」
私の小さな呟きは、湯船で泳ぎだしたラフィーのバタ足に、泡沫となって消えました。
ベッドで横になる私に食事を持って来てくれたカーマイルは、それだけを言うとさっさと退室しました。
なんだかんだと看病はしてくれるので、助かります。
しかし……スライムって食べられたんでしょうか。
確かに食用として納品されたエリオットは、原型はスライム状でしたけれど。
ちなみにラフィーとカーマイルの両天使は、引き続き私の元で暮らしています。
あの神様は次の魔王討伐も私にさせる気なのですから、当然と言えば当然の措置です。
ベッドの上で上半身だけを起こして、スープを頂きました。
一口飲んだ瞬間から予想外な美味しさが口の中に広がり、少し驚きました。
エリオットは料理の才能もあったのですね。
思えばこれまでにカーマイルやラフィーが運んでくれた料理はどれも美味しく調理されていましたので、いつもエリオットがやってくれていたのでしょうか。
私はそんな事にも考えが及ばない程、弱っていたようです。
私は本当に動けなくなっていました。
十五日間も寝たきり状態で、おトイレと食事以外はほとんどベッドで横になっていました。
お風呂に入るのも億劫で、ラフィーの水魔法で体洗浄、風魔法で乾燥してもらうという手の抜きようです。――全自動洗濯天使ラフィーさまさまです。
食欲は無いのですが、先日サーラがお見舞いに来てくれた時に掛けてくれた回復魔法のおかげで、体調だけはなんとか元に戻ったようです。
私のノートによる回復魔法は、使っていませんでした。
本当に何もかも、やる気が失せてしまっていました。
アラン側の二人の天使とサーラは、アランの屋敷で待機しています。
私が魔王討伐に乗り出す時には、加勢として参加してくれるという事です。
今でもわずかな時間だったとは言え、あの現実世界の――リアルな元の世界の光景が、目に焼き付いています。
神様は夢では無いと言っていました。
つまり私は一度、帰ったのです。
体は付いて来れませんでしたが、あの光景は紛れもなく今の現実世界だったのです。
私だけが居ない、元の世界だったのです。
それなのに、……それなのに、何でまだこの世界に居るのでしょう。
毎日、毎日、そんな事を考えては泣いて過ごしていました。
よく涙が枯れないものだと、自分で感心する程です。
初めてこの世界に来た時から、こんなにも望郷の念に悩まされた事はありませんでした。
生きるのに精いっぱいだったとも言えますが、あの光景を、……あんな景色を見せられたばっかりに……。
私の中にフォレスが居たせいで、この世界に引き留められたと聞きました。
でも違います、フォレスのせいではありません。……神様のせいなのです。
すべてはあの神様の陰謀によって、私たちは動かされていたのです。
けれども一心同体であるフォレスに私の思考を読まれてしまい、彼女は責任を感じてショックのあまり、殻に閉じこもってしまいました。
私の心の奥底に沈んでしまったのです。
私の体から分離する事も、何故か出来なくなっているようです。
このままでは、いけない。……そうは思うのですが、体が言う事を聞きません。
早くアランを何とかしなければいけないのに、動く事が出来ないのです。
私は身も心も勇者になったわけではありません。
ただ、聖剣が持てたというだけなのです。
それもフォレスのおかげで。
アランの魂は、新しい魔王に持って行かれたと神様は言っていました。
アランの中の魔王因子が聖剣によって破壊された時、まるで順番を待っていたかのように、すぐさま新しい魔王が誕生したらしいのです。
その際、魔王の因子成分がアランの魂ごと、次の魔王に引き継がれてしまったと言うのです。
本来なら魔王が討伐された後は、次の魔王が誕生するまでに、数十年から数百年のブランクがあるという事でした。
それが今回は一瞬の間を置く事もなく、どういうわけか次の魔王が誕生してしまったらしいのです。
その副作用とも言える効果で、アランの魂は巻き添えを食ったというのが、あの神様の説明でした。
神様が説明をしてくれても、何を言っているのかよく分からなかったのですが、つまるところ新しい魔王を倒してアランの魂を取り戻せばアランは生き返るという事らしいです。
今のアランは魂が抜けたまま時間が止まっている状態らしいので、魂を取り戻した後に蘇生されれば、アンデッドになる事もないとも聞きました。
あの神様の言う事なので全部を信じる事は出来ませんが、他に真実を語れる者も居ないので確かめようがありません。
私の取るべき行動は新たな魔王を倒し、アランの魂を取り戻す事。
分かってはいるのですが、体が動かないのです。……気力が湧かないのです。
新たな魔王を討伐して、また私が元の世界に戻れるという保証もありません。
あの神様の言い方では、「たぶん戻れると思う、戻れるんじゃないかな? ま、ちと覚悟はしておけ」という事だったので、あまり信用できません。
「お風呂、……入りたい」
スライムのゼラチナ入りスープを時間をかけて完食した私は、ヨロヨロとベッドから出て立ち上がりました。
少し立ち眩みもありましたが、なんとか体勢を維持してゆっくりと歩き出します。
「完全に運動不足ね。――あっ」
しかし足がもつれて転びそうになってしまい、危うく床に叩きつけられそうになった瞬間、部屋の扉が開かれて飛び出してきた影が、私の体を抱き留めてくれました。
「大丈夫かい? まだ無理はしない方がいいよ」
「あ、ありがとう」
ランドルフでした。
ランドルフは騎士団の仕事もあるというのに、毎日見舞いにやって来てくれます。
「まだ昼間よ、ランドルフ。仕事は?」
「ちょうど近くを通ったものでね、様子を見に来たんだよ」
そうは言っても、仕事中という事には変わりありません。
毎日時間を作って来てくれるのも、ありがたいと思うと同時に申し訳ないという気持ちになります。
彼のその優しさに応えるためにも、私はもうベッドから抜け出して外に出なければならないのだと、気持ちを奮い立たせました。
「もう大丈夫よ、ランドルフ。いつまでも落ち込んでいられないわよね」
まだ空元気ですが無理にでも気力を振り絞らないと、私はいつまでたっても引きこもりのままになってしまいそうです。
「どこかに行こうとしてたのかい? サオリ」
「うん、ちょっとお風呂に入ろうと思って」
ランドルフに肩を預けたまま答えると、彼は私の両足をすくい上げ、突然お姫様だっこをしてきました。
「ちょっ、ちょっとランドルフ、恥ずかしい」
「いいから気にするな。このまま風呂場まで運んであげるから」
人生初のお姫様だっこをされてしまい、私は顔を赤くしたまま、お風呂場まで運ばれる事になりました。
ランドルフと密着している状態は私の鼓動を跳ね上げましたが、全身鎧の彼からは体温さえも感じ取れず、少し残念な気持ちにもなります。
途中で冷ややかな視線のカーマイルや、羨望の眼差しのラフィーとすれ違いましたが、エリオットは居ませんでした。
たぶんお店番をやってくれている事でしょう。
「あっ、ラフィーお風呂お願い」
「こーな?」
魔法でお湯を出してもらうために、ラフィーを呼びました。
「ついでに一緒に入ろうか、ラフィー」
「はいるー」
ラフィーが魔法で出すお湯は普通のお湯ではありません。
ただの水魔法ではなく、化学魔法を使って温泉成分のお湯を作れるのです。
「ランドルフも一緒に入る?」
「え? それは! え!?」
今度はランドルフが顔を真っ赤にする番でした。
真面目な彼に言う台詞では無かったですね。
私も本気で言ったわけではありません。
「冗談よ、ランドルフ。運んでくれてありがとう」
ランドルフは仕事に戻り、私は久しぶりのお風呂に、ラフィーと一緒に浸かりました。
湯加減の調整もバッチリで、とても気持ち良く――心の奥底にわだかまる汚泥さえも、洗い流されるようでした。
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