61 / 107
第二部 第一章 新たなる目標
61・魔王討伐旅行
しおりを挟む
ひとつ、問題がありました。
私の中に居るフォレスが目覚めないのです。
心の奥に引きこもったまま、出てきてくれません。
その存在は感じるのですが、固い殻に閉じこもって何もかもを遮断してしまっているようなイメージだけが伝わって来ます。
いくらあなたに責任はないのよと話しかけても、反応がないのです。
この状態で試しに聖剣エクスカリバーを持とうとしたら、案の定持てませんでした。
フォレスの能力が使えないようになっていました。
それだけ深い所に潜ってしまったという事なのでしょう。
「どうしましょう」
このまま魔王討伐に向かおうにも、勇者になれない私では何の意味もありません。
魔王を倒すためには必ず『勇者』が必要なのであって、『天使』や『大魔法使い』では駄目なのです。
アランの次に魔力の高いサーラは一度魔王になりかけたという経験があって、今は人間というカテゴリーでは無くなっているそうです。
魔族ではないものの、『人間|(仮)』になってしまっていると聞きました。
天使よりも高い魔力を持っていて、聖剣を持つ事は出来るサーラですが、『人間|(仮)』が『勇者』になる事はないようです。
魔力の高い『人間』が聖剣を持って初めて『勇者』になり、魔王の『絶対防御』を破る事が出来ます。
だからアランは『魔王』である自身では自決する事が出来なくて、私にトドメを刺させたのです。
「旅行がてら、のんびり魔族領に向かえばいいんじゃね? その間にきっと妖精も目覚めるだろうよ」
エリオットが呑気に言いますが、フォレスがいつ目覚めるのかは誰にも分かりません。
「魔王は魔族領の魔王城に居るって事なんだろ? ここからだと馬車でゆっくり行けば一年近く掛かる。それだけ時間があれば何とかなりそうじゃないか?」
「そうでふね。気分転換に旅行もいいのではないでひゅか? ここで腐っていても仕方ないでちょ? サオリ」
エリオットの提案に、トマトジュースで酔っぱらったカーマイルが賛同しています。
天使が何故トマトジュースで酔っぱらうのかは、いまだに謎です。
新たな魔王は魔王城で誕生したという情報は神様から聞いています。
それにしても、旅行だなんて。……塞ぎがちな私を気遣ってくれているのでしょうか。
「でも魔王討伐は魔王が誕生してから一年以内というのがルールなのでしょう? そんなにのんびり移動してていいの?」
「急いでもゆっくり行っても、妖精が目覚めなかったら結局は終わりだ。どうせなら最後の旅路は楽しく行こうぜ」
「もしかしてエリオットも同行するつもりなの?」
「え? 駄目だった?」
魔王討伐のパーティーは、私とサーラと、四人の天使で組むつもりでした。
このメンバーなら余程油断をしない限り、どのような敵と戦っても負ける気がしません。
魔王に関しては、フォレスが目覚めるのが前提なのですけれど。
「やっぱりエリオットは来なくてもいいわ。お店番をする人が居なくなっちゃうもの」
「まじかよ!? 俺は仲間外れかよ!」
「だってランドルフだって行かないのに、なんでエリオットを連れて行かなきゃならないのよ。女だけのメンバーの方が気が楽だし」
サーラが一人入るだけで、そのパーティーは世界最強になります。
そこへ四人もの天使が一緒に居るとなれば、もう宇宙最強ではないでしょうか。
なので今更エリオットが入る余地など無いのです。
たとえアンデッド化して、不死身であろうとも。
「つまんねえな、留守番かよ! 仲間外れかよ! いじめ反対!」
などと叫びながら、エリオットはお店に向かいました。
きっとお店番をしてくれるのでしょう。
「ラフィー、お姉ちゃんと旅行する?」
リビングのソファに座って、足をバタバタさせているラフィーに訊きました。
「りょこー? よくわかんないけど、するー」
ああ、すべての所作が可愛いとか、なんて罪な子なのでしょう。
ぎゅっと抱きしめたい、という衝動に駆られます。
いえ、実際に抱きしめようと、ラフィーの元へ足が向いていました。
「私は別に旅行とかいいので、後で迎えに来て下さい」
「え?」
カーマイルが横から突然、一緒に行かないと言い出しました。
「駄目よ、カーマイル。魔王討伐なのよ? パーティーは一緒に居るべきよ」
「面倒くさいです。後からでも合流すればいいじゃないですか。一度行った場所なら何度でも転移出来るのですから、討伐する直前で私が必要でしたら迎えに来ればいいのです」
さっきは旅行もいいだろうと言っていたカーマイルでしたが、よく見ると酔いは醒めているようなので、もしかしたら自分で発言した事も忘れているのかも知れません。
ラフィーを後ろから抱きしめながら、カーマイルを睨みました。
「ジーッ」
「ふん」
私はおもむろにノートと羽根ペンを取り出し、空いたページに天使フォウの名前を書きました。アランの所の二人の天使のうちの一人です。
この羽根ペンで天使の名前を書くと、その天使を召喚する事が出来るという、勇者のための機能です。
天使を呼ぶためには、その天使に割り振られた番号も記入しなければならないのですが。――確か。
「確か、フォウは……第四天使……と」
ノートに書いた文字が、ペリペリと剥がれるようにして一文字ずつ消えて行き、すべての文字が消え去るのと引き換えに発生した眩い光が、天使フォウを吐き出しました。
ラフィーと同じ青い髪に青い瞳、顔立ちも似てはいますけれどフォウはどちらかというと、とても知的な印象を受けます。
「サオリ様。いよいよ討伐に向かわれるのですね。お待ちしておりました」
「こんにちは、フォウ。討伐にはもちろん行くのだけど、その前にやって欲しい事があるの」
「はい。何なりとお申し付けください」
「お店にあるトマトジュースを全部、あなたのその袖口のポケットにしまって欲しいの。魔王討伐に持って行くわ」
「ちょっ……」
それを聞いたカーマイルが絶句しています。
フォウの袖口ポケットは、何でも入る魔法のアイテムボックスなのです。
「ひ、卑怯じゃないですか! それは脅しですか!? 私にトマトジュース無しで暮らせと言うのですか!?」
「一緒に来てくれたら毎日飲めるわよ? カーマイル。どうする?」
「ぐぬぬ……」
とても下らない手を使ってしまいましたが、カーマイルも一緒に来て欲しかったのです。
皆で長い時間を過ごし一緒に行動する事で、気持ちが一つになるのではと考えました。
その上で魔王討伐という偉業を、成し遂げたかったのです。
サーラが居るから、天使が四人も居るから、……だから魔王討伐なんて簡単だ、などと思ってはいけません。
イレギュラーで討伐不可能な魔王アランが誕生したように、何が起きるか分からないのです。
万全の態勢で挑まなければならないと思うのです。
「行けばいいのでしょう? 行けば? どうせつまらない旅になると思いますけど、行くならさっさとして下さい」
「ありがとう、カーマイル。皆仲良く行きましょうね」
「ふんっ」
宣言通り、お店のウォークインにあるトマトジュースを全部、フォウのポケットにしまってもらってから、アランの屋敷で待機しているサーラと天使ニナを呼びに行く事にしました。
「ニナとサーラはすぐに出れる?」
「準備は整っております。いつでも出発は可能でございます」
「では、迎えに行くわよ」
ノートにあらかじめ書いてある『転移魔法』の簡略文字列のあるページに、目的地を記入しました。
ここに来てようやく、私も前向きに進もうと思えるようになれました。
もし楽しく旅行が出来たなら、私のその気持ちを感じ取ったフォレスが安心して出て来てくれるかもしれませんから。
スパン! と空気と空間、そして時間という概念さえも切り裂く音を置き去りにして、私とフォウはアランの屋敷へと転移しました。
私の中に居るフォレスが目覚めないのです。
心の奥に引きこもったまま、出てきてくれません。
その存在は感じるのですが、固い殻に閉じこもって何もかもを遮断してしまっているようなイメージだけが伝わって来ます。
いくらあなたに責任はないのよと話しかけても、反応がないのです。
この状態で試しに聖剣エクスカリバーを持とうとしたら、案の定持てませんでした。
フォレスの能力が使えないようになっていました。
それだけ深い所に潜ってしまったという事なのでしょう。
「どうしましょう」
このまま魔王討伐に向かおうにも、勇者になれない私では何の意味もありません。
魔王を倒すためには必ず『勇者』が必要なのであって、『天使』や『大魔法使い』では駄目なのです。
アランの次に魔力の高いサーラは一度魔王になりかけたという経験があって、今は人間というカテゴリーでは無くなっているそうです。
魔族ではないものの、『人間|(仮)』になってしまっていると聞きました。
天使よりも高い魔力を持っていて、聖剣を持つ事は出来るサーラですが、『人間|(仮)』が『勇者』になる事はないようです。
魔力の高い『人間』が聖剣を持って初めて『勇者』になり、魔王の『絶対防御』を破る事が出来ます。
だからアランは『魔王』である自身では自決する事が出来なくて、私にトドメを刺させたのです。
「旅行がてら、のんびり魔族領に向かえばいいんじゃね? その間にきっと妖精も目覚めるだろうよ」
エリオットが呑気に言いますが、フォレスがいつ目覚めるのかは誰にも分かりません。
「魔王は魔族領の魔王城に居るって事なんだろ? ここからだと馬車でゆっくり行けば一年近く掛かる。それだけ時間があれば何とかなりそうじゃないか?」
「そうでふね。気分転換に旅行もいいのではないでひゅか? ここで腐っていても仕方ないでちょ? サオリ」
エリオットの提案に、トマトジュースで酔っぱらったカーマイルが賛同しています。
天使が何故トマトジュースで酔っぱらうのかは、いまだに謎です。
新たな魔王は魔王城で誕生したという情報は神様から聞いています。
それにしても、旅行だなんて。……塞ぎがちな私を気遣ってくれているのでしょうか。
「でも魔王討伐は魔王が誕生してから一年以内というのがルールなのでしょう? そんなにのんびり移動してていいの?」
「急いでもゆっくり行っても、妖精が目覚めなかったら結局は終わりだ。どうせなら最後の旅路は楽しく行こうぜ」
「もしかしてエリオットも同行するつもりなの?」
「え? 駄目だった?」
魔王討伐のパーティーは、私とサーラと、四人の天使で組むつもりでした。
このメンバーなら余程油断をしない限り、どのような敵と戦っても負ける気がしません。
魔王に関しては、フォレスが目覚めるのが前提なのですけれど。
「やっぱりエリオットは来なくてもいいわ。お店番をする人が居なくなっちゃうもの」
「まじかよ!? 俺は仲間外れかよ!」
「だってランドルフだって行かないのに、なんでエリオットを連れて行かなきゃならないのよ。女だけのメンバーの方が気が楽だし」
サーラが一人入るだけで、そのパーティーは世界最強になります。
そこへ四人もの天使が一緒に居るとなれば、もう宇宙最強ではないでしょうか。
なので今更エリオットが入る余地など無いのです。
たとえアンデッド化して、不死身であろうとも。
「つまんねえな、留守番かよ! 仲間外れかよ! いじめ反対!」
などと叫びながら、エリオットはお店に向かいました。
きっとお店番をしてくれるのでしょう。
「ラフィー、お姉ちゃんと旅行する?」
リビングのソファに座って、足をバタバタさせているラフィーに訊きました。
「りょこー? よくわかんないけど、するー」
ああ、すべての所作が可愛いとか、なんて罪な子なのでしょう。
ぎゅっと抱きしめたい、という衝動に駆られます。
いえ、実際に抱きしめようと、ラフィーの元へ足が向いていました。
「私は別に旅行とかいいので、後で迎えに来て下さい」
「え?」
カーマイルが横から突然、一緒に行かないと言い出しました。
「駄目よ、カーマイル。魔王討伐なのよ? パーティーは一緒に居るべきよ」
「面倒くさいです。後からでも合流すればいいじゃないですか。一度行った場所なら何度でも転移出来るのですから、討伐する直前で私が必要でしたら迎えに来ればいいのです」
さっきは旅行もいいだろうと言っていたカーマイルでしたが、よく見ると酔いは醒めているようなので、もしかしたら自分で発言した事も忘れているのかも知れません。
ラフィーを後ろから抱きしめながら、カーマイルを睨みました。
「ジーッ」
「ふん」
私はおもむろにノートと羽根ペンを取り出し、空いたページに天使フォウの名前を書きました。アランの所の二人の天使のうちの一人です。
この羽根ペンで天使の名前を書くと、その天使を召喚する事が出来るという、勇者のための機能です。
天使を呼ぶためには、その天使に割り振られた番号も記入しなければならないのですが。――確か。
「確か、フォウは……第四天使……と」
ノートに書いた文字が、ペリペリと剥がれるようにして一文字ずつ消えて行き、すべての文字が消え去るのと引き換えに発生した眩い光が、天使フォウを吐き出しました。
ラフィーと同じ青い髪に青い瞳、顔立ちも似てはいますけれどフォウはどちらかというと、とても知的な印象を受けます。
「サオリ様。いよいよ討伐に向かわれるのですね。お待ちしておりました」
「こんにちは、フォウ。討伐にはもちろん行くのだけど、その前にやって欲しい事があるの」
「はい。何なりとお申し付けください」
「お店にあるトマトジュースを全部、あなたのその袖口のポケットにしまって欲しいの。魔王討伐に持って行くわ」
「ちょっ……」
それを聞いたカーマイルが絶句しています。
フォウの袖口ポケットは、何でも入る魔法のアイテムボックスなのです。
「ひ、卑怯じゃないですか! それは脅しですか!? 私にトマトジュース無しで暮らせと言うのですか!?」
「一緒に来てくれたら毎日飲めるわよ? カーマイル。どうする?」
「ぐぬぬ……」
とても下らない手を使ってしまいましたが、カーマイルも一緒に来て欲しかったのです。
皆で長い時間を過ごし一緒に行動する事で、気持ちが一つになるのではと考えました。
その上で魔王討伐という偉業を、成し遂げたかったのです。
サーラが居るから、天使が四人も居るから、……だから魔王討伐なんて簡単だ、などと思ってはいけません。
イレギュラーで討伐不可能な魔王アランが誕生したように、何が起きるか分からないのです。
万全の態勢で挑まなければならないと思うのです。
「行けばいいのでしょう? 行けば? どうせつまらない旅になると思いますけど、行くならさっさとして下さい」
「ありがとう、カーマイル。皆仲良く行きましょうね」
「ふんっ」
宣言通り、お店のウォークインにあるトマトジュースを全部、フォウのポケットにしまってもらってから、アランの屋敷で待機しているサーラと天使ニナを呼びに行く事にしました。
「ニナとサーラはすぐに出れる?」
「準備は整っております。いつでも出発は可能でございます」
「では、迎えに行くわよ」
ノートにあらかじめ書いてある『転移魔法』の簡略文字列のあるページに、目的地を記入しました。
ここに来てようやく、私も前向きに進もうと思えるようになれました。
もし楽しく旅行が出来たなら、私のその気持ちを感じ取ったフォレスが安心して出て来てくれるかもしれませんから。
スパン! と空気と空間、そして時間という概念さえも切り裂く音を置き去りにして、私とフォウはアランの屋敷へと転移しました。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
転生したら世界一の御曹司だった〜巨乳エルフメイド10人と美少女騎士に溺愛されています〜
まさき
青春
異世界転生した最強の金持ち嫡男、
専属エルフメイドと美少女騎士に囲まれて至福のハーレム生活
現代日本で「地味だが実は超大富豪」という特殊な人生を送っていた青年は、ある日事故で命を落とす。
しかし目を覚ますと、そこは魔法と様々な種族が存在する異世界だった。
彼は大陸一の富を誇る名門貴族――
ヴァン・バレンティン家の嫡男カイルとして転生していたのだ。
カイルに与えられたのは
・世界一とも言える圧倒的な財力
・財力に比例して増大する規格外の魔力
そして何より彼を驚かせたのは――
彼に仕える十人の専属メイド全員が、巨乳美少女だったことである。
献身的なエルフのメイド長リリア。
護衛騎士でありながら隙あらば誘惑してくる女騎士シルヴィア。
さらに個性豊かな巨乳メイドたち。
カイルは持ち前の財力で彼女たちの願いを叶え、最高級の装備や生活を与えていく。
すると彼女たちの忠誠心と愛情はどんどん加速していき――
「カイル様……今日は私が、お世話をさせてください」
領地を狙う貴族を金と魔力で圧倒し、
時にはメイドたちの愛が暴走して甘すぎる時間に巻き込まれながらも、
最強の御曹司カイルは
世界一幸せなハーレムを築いていく。
最後までお読みいただきありがとうございました。よろしければ応援をお願いいたします。
酒好きおじさんの異世界酒造スローライフ
天野 恵
ファンタジー
酒井健一(51歳)は大の酒好きで、酒類マスターの称号を持ち世界各国を飛び回っていたほどの実力だった。
ある日、深酒して帰宅途中に事故に遭い、気がついたら異世界に転生していた。転移した際に一つの“スキル”を授かった。
そのスキルというのは【酒聖(しゅせい)】という名のスキル。
よくわからないスキルのせいで見捨てられてしまう。
そんな時、修道院シスターのアリアと出会う。
こうして、2人は異世界で仲間と出会い、お酒作りや飲み歩きスローライフが始まる。
最弱スライムに転生した俺、捕食スキルで無限進化していたら魔王軍すら支配してました
チー牛Y
ファンタジー
残業中に倒れた俺が次に目を覚ました時、なぜか異世界で最弱モンスターのスライムになっていた。
完全に詰んだ、戦う力もない。そう思っていた時、俺には一つだけ、とんでもないスキルがあった。
【捕食】
それは、倒した相手を取り込み、能力・スキル・力のすべてを奪うチート能力だった。
ゴブリンを食べれば腕力を獲得。
魔物を食べれば新スキルを習得。
レベルは爆速で上がり、進化は止まらない。
森の魔物を支配し、ダンジョンを制圧し、気づけば俺は魔物たちの王になっていた。
やがてその力は魔王軍すら飲み込み、世界の勢力図を塗り替えていく。
これは――
最弱スライムから始まる、無限進化の成り上がり無双譚。
【完結】異世界で魔道具チートでのんびり商売生活
シマセイ
ファンタジー
大学生・誠也は工事現場の穴に落ちて異世界へ。 物体に魔力を付与できるチートスキルを見つけ、 能力を隠しつつ魔道具を作って商業ギルドで商売開始。 のんびりスローライフを目指す毎日が幕を開ける!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ジャングリラ~悪魔に屠られ魔王転生。死の森を楽園に変える物語~
とんがり頭のカモノハシ
ファンタジー
「別の世界から勇者を召喚する卑怯な手口」に業を煮やした堕天使・ルシファーにより、異世界へ魔王として転生させられた大学生・左丹龍之介。
先代・魔王が勇者により討伐されて100年――。
龍之介が見たものは、人魔戦争に敗れた魔族が、辺境の森で厳しい生活を余儀なくされている姿だった。
魔族の生活向上を目指し、龍之介は元魔王軍の四天王、悪魔公のリリス、フェンリルのロキア、妖狐の緋魅狐、古代龍のアモンを次々に配下に収めていく。
バラバラだった魔族を再び一つにした龍之介は、転生前の知識と異世界の人間の暮らしを参考に、森の中へ楽園を作るべく奔走するのだが……
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる