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第二部 第二章 追跡者
68・ローランドの妹
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私たちは一度、王都に戻る事にしました。
ジークが生きている事を、王国の騎士団でもあり王族でもある、ランドルフに知らせるためです。
ジークは以前、王都の闘技場に現れた事もあったらしく、その行動範囲は広いと予想されるので注意を促しておこうと思ったのです。
ランドルフは王宮に居ました。
アポなしで王宮に大勢で行くのもどうかと思い、サーラたちには外で待っててもらい、私とラフィーだけで侵入する事にしました。
ランドルフから貰ったシルバニア家のペンダントがあるので、表から堂々と入る事も出来たのですが、王宮の中は入った事もあるので転移が可能ですし、そっちの方が早いですものね。
居場所はスマホで検索したらすぐに分かりました。
天使たちも対象の魔力を覚えていれば、同じような事は出来るみたいですが、強い魔力を持つ者や見知った相手など、特徴を知っていたり分かりやすいものでない限り、このスマホのように瞬時に特定する事は難しいとの事でした。
それにしてもこの検索機能、必ず探知アプリが起動するのですが、普通に打ちこんだワードの意味とか説明を表示しないのは何故でしょう。
もしかしたら、あの神様の言う『検索』というのは、『人を捜す』という事と同義なのでしょうか。
だから『健作くん』という人名がアプリの名称になっているのではないかと、私は思い始めていました。
見知らぬ健作君を検索するという事は、無いと思いますけど。
王宮の自室で一人で事務処理をしていたランドルフは、旅に出たはずの私の突然の訪問に少し驚いたようですが、すぐに笑顔で迎え入れてくれました。
いつでもどこでも、鎧姿なのですね……この人は。
私は早速、状況を説明しました。
「やっかいな魔族が生き返っただって? この国に、いやこの世界に今は勇者は不在だから何かあって対処するにしても、騎士団では手に余りそうだな」
「そこは何とか頑張って、ランドルフ。王都にはSランクの冒険者も大勢いるのでしょう?」
「冒険者は所詮、冒険者なのだけれどね。魔物と戦う事には慣れていても、魔族となるとそうも行かない……まあこっちは心配しなくても大丈夫だよ、サオリ。何とかするさ」
何とかするさと言いながらも、ランドルフの顔は少し渋いものになっています。
王国の騎士団はお貴族様の集団のようですが、それ以外にも軍隊というものがあるはずです。
ただ、その軍隊の規模とか強さは、私は何も聞かされていないので分かりませんが、もしかしたら魔族に対してはあまり期待出来ないのではないかと、今のランドルフの表情を見ているとそう思ってしまいます。
「でも今は王都に勇者も居ないのだから、魔族がちょっかいを出してくる理由は無いとも言えるし、大丈夫なのかしら」
「それもそうなのだけどね。以前そのジークとかいう魔族が闘技場へ現れたのは、アランパーティーの偵察という事だったらしい。アランパーティーと鉢合わせして戦闘にもなったみたいだが、敵わぬと見たらすぐに逃げだしたそうだ。けれどもそれも相手の戦力を測るためのものだったのかも知れないね」
ランドルフから聞くまでも無く、直接関わった天使たちの情報で知れば知る程、ジークという魔族の嫌らしさがジワジワと沁みて来ます。
アランたちを偵察したり下調べをして情報を集めた上で、一番手強いサーラをパーティーから引き離すという罠を仕組んで成功させるなど、本当に用心深くて用意周到で、油断も隙もない狡猾なやつで、それでいてしっかり強さも兼ね備えていて――
「ああ……勝てる気がしないんですけど……」
まさか天使を四人も連れていて、自信を無くすとは思いもしませんでした。
アランとの妖精の森での戦いでは、実際にジークは天使二人と魔法探偵の少女と竜さえも同時に相手にして翻弄していたのです。
アランがかろうじて勝てたのは、合体したフォレスの能力があったからこそだったのです。
そのフォレスがまさか今の私と合体しているとは相手も思ってはいないはずですが、肝心のフォレスが目覚めていないこの状況では、こちらのアドバンテージとはならないのです。
頭を抱える私を見つめながらランドルフは、少し逡巡した後、「それとは関係のない話なんだが……」と、切り出しました。
「ローランドが……あんな事になる前の話なんだが」
「あんな事……魔物になって魔族と共に襲って来た時の事?」
「うん、そのもうちょっと前の、……君がローランドを蘇生した後の事だ」
ランドルフは少し話し辛そうにしています。私の知らない所で何かあったのでしょうか。
「蘇生してアンデッドになった後は、魔族と一緒に姿を現すまで、しばらく失踪していたのよね」
「そうだ、その通りなのだが、実は……君に余計な心労を掛けたくもなかったし、王族の身内の事だから言ってはいなかったのだけれど……」
少し間を置いてから、ゆっくりと口を開きました。
「実は、ローランドが失踪した後、妹のエリーシアが兄を捜すと言って家を出て行ってしまったんだ。とても兄思いな子だったから、じっとして居られなかったのだろうね」
「エリーシア?」
勇者の妹と聞いて思い出しました。
魔法学院に入った時の同じクラスに、金髪巻き髪の女の子が居ましたが、その子が確かエリーシアのはずです。
学院長の話では魔力や魔法は普通だけれど、家柄が王族という特別な地位の者なので、少人数しか居ない特Sクラスに入っているとの事でした。
そんな魔力も魔法も普通の女の子が、たった一人で兄を捜すために家を出たというのは、少し無謀に思えます。
「ローランドは結局、最期はあんな事になってしまったが、エリーシアはいまだに行方不明のままなんだよ」
「そう……だったんだ」
「もちろん捜索隊も組まれたし、俺も率先して捜したりもしているんだが、まだ見つかっていない」
たった一人の女の子も見つけられないだなんて、この国の警察とも言うべき騎士団も使えないものなのですね。
――なんて、騎士団長のランドルフを前に、口には出せませんけれど。
「ギルドに依頼はしたの? 冒険者ならあちこちに散らばってるし、王族の娘なら顔を知っている人もたくさん居るんじゃないの?」
「ギルドには、頼めないんだ。……王族の身内が行方不明なんて一般には知られてはいけない事件だからね。だからこの事は他言無用で頼むよ」
エリーシアが行方不明という事は、私にとっても初耳でした。
ランドルフが私に余計な負担を掛けないように配慮してくれていたみたいですが、魔法学院にも最初に行ったきり登校していない私は、まったく気付いていませんでした。
「まさか魔族領にまで行っているとは思わないが、今回サオリが旅をする途中で、噂くらいでも聞いたら教えて欲しい。余計な仕事を増やして済まないが、頭の隅にでも覚えておいてくれたら助かる」
「分かったわ、ランドルフ。見つけたら連れて来るから、まかせて」
一度だけですが面識もありますし、フォウとニナそれにサーラも同じクラスに居たわけですから、まったく知らない人物の捜索をするよりはやりやすいはずです。
「あっ、そうだ」
こういう時こそ、神様特製スマホの出番ではないですか。
私はスマホを取り出すと、すぐにエリーシアの名前で検索しました。
「なんだい? それは」
「スマホ……と言っても分からないでしょうけど、これで色々出来るレアアイテムよ」
ですが、画面には何も表示されませんでした。
「つまり……この王都には居ないという事ね」
「そんな事が分かるのかい?」
「たぶん、ね」
行く先々で検索を掛けていれば、そのうちにヒットするかも知れませんね。
「……こーな」
一緒に連れて来たラフィーが飽きてきたみたいなので、お暇する事にしました。
「じゃあ、そろそろ行くわね」
「ああ、気を付けて。死ぬなよ」
「ええ、死なないわ」
元の世界に戻れないと悟った時、私はいっそ殺してくれと願ったものでした。
けれども、好意を寄せている男性が目の前に居る状況では、まだ死にたくないと思ってしまうのは――
いいえ、それは当然の事よ。
私は鎧姿のランドルフに抱き付いて数秒後――キスはねだらずに素早く離れて、踵を返しました。
だって、生きて帰って来ますから。
これが最後では、ないのですから。
ジークが生きている事を、王国の騎士団でもあり王族でもある、ランドルフに知らせるためです。
ジークは以前、王都の闘技場に現れた事もあったらしく、その行動範囲は広いと予想されるので注意を促しておこうと思ったのです。
ランドルフは王宮に居ました。
アポなしで王宮に大勢で行くのもどうかと思い、サーラたちには外で待っててもらい、私とラフィーだけで侵入する事にしました。
ランドルフから貰ったシルバニア家のペンダントがあるので、表から堂々と入る事も出来たのですが、王宮の中は入った事もあるので転移が可能ですし、そっちの方が早いですものね。
居場所はスマホで検索したらすぐに分かりました。
天使たちも対象の魔力を覚えていれば、同じような事は出来るみたいですが、強い魔力を持つ者や見知った相手など、特徴を知っていたり分かりやすいものでない限り、このスマホのように瞬時に特定する事は難しいとの事でした。
それにしてもこの検索機能、必ず探知アプリが起動するのですが、普通に打ちこんだワードの意味とか説明を表示しないのは何故でしょう。
もしかしたら、あの神様の言う『検索』というのは、『人を捜す』という事と同義なのでしょうか。
だから『健作くん』という人名がアプリの名称になっているのではないかと、私は思い始めていました。
見知らぬ健作君を検索するという事は、無いと思いますけど。
王宮の自室で一人で事務処理をしていたランドルフは、旅に出たはずの私の突然の訪問に少し驚いたようですが、すぐに笑顔で迎え入れてくれました。
いつでもどこでも、鎧姿なのですね……この人は。
私は早速、状況を説明しました。
「やっかいな魔族が生き返っただって? この国に、いやこの世界に今は勇者は不在だから何かあって対処するにしても、騎士団では手に余りそうだな」
「そこは何とか頑張って、ランドルフ。王都にはSランクの冒険者も大勢いるのでしょう?」
「冒険者は所詮、冒険者なのだけれどね。魔物と戦う事には慣れていても、魔族となるとそうも行かない……まあこっちは心配しなくても大丈夫だよ、サオリ。何とかするさ」
何とかするさと言いながらも、ランドルフの顔は少し渋いものになっています。
王国の騎士団はお貴族様の集団のようですが、それ以外にも軍隊というものがあるはずです。
ただ、その軍隊の規模とか強さは、私は何も聞かされていないので分かりませんが、もしかしたら魔族に対してはあまり期待出来ないのではないかと、今のランドルフの表情を見ているとそう思ってしまいます。
「でも今は王都に勇者も居ないのだから、魔族がちょっかいを出してくる理由は無いとも言えるし、大丈夫なのかしら」
「それもそうなのだけどね。以前そのジークとかいう魔族が闘技場へ現れたのは、アランパーティーの偵察という事だったらしい。アランパーティーと鉢合わせして戦闘にもなったみたいだが、敵わぬと見たらすぐに逃げだしたそうだ。けれどもそれも相手の戦力を測るためのものだったのかも知れないね」
ランドルフから聞くまでも無く、直接関わった天使たちの情報で知れば知る程、ジークという魔族の嫌らしさがジワジワと沁みて来ます。
アランたちを偵察したり下調べをして情報を集めた上で、一番手強いサーラをパーティーから引き離すという罠を仕組んで成功させるなど、本当に用心深くて用意周到で、油断も隙もない狡猾なやつで、それでいてしっかり強さも兼ね備えていて――
「ああ……勝てる気がしないんですけど……」
まさか天使を四人も連れていて、自信を無くすとは思いもしませんでした。
アランとの妖精の森での戦いでは、実際にジークは天使二人と魔法探偵の少女と竜さえも同時に相手にして翻弄していたのです。
アランがかろうじて勝てたのは、合体したフォレスの能力があったからこそだったのです。
そのフォレスがまさか今の私と合体しているとは相手も思ってはいないはずですが、肝心のフォレスが目覚めていないこの状況では、こちらのアドバンテージとはならないのです。
頭を抱える私を見つめながらランドルフは、少し逡巡した後、「それとは関係のない話なんだが……」と、切り出しました。
「ローランドが……あんな事になる前の話なんだが」
「あんな事……魔物になって魔族と共に襲って来た時の事?」
「うん、そのもうちょっと前の、……君がローランドを蘇生した後の事だ」
ランドルフは少し話し辛そうにしています。私の知らない所で何かあったのでしょうか。
「蘇生してアンデッドになった後は、魔族と一緒に姿を現すまで、しばらく失踪していたのよね」
「そうだ、その通りなのだが、実は……君に余計な心労を掛けたくもなかったし、王族の身内の事だから言ってはいなかったのだけれど……」
少し間を置いてから、ゆっくりと口を開きました。
「実は、ローランドが失踪した後、妹のエリーシアが兄を捜すと言って家を出て行ってしまったんだ。とても兄思いな子だったから、じっとして居られなかったのだろうね」
「エリーシア?」
勇者の妹と聞いて思い出しました。
魔法学院に入った時の同じクラスに、金髪巻き髪の女の子が居ましたが、その子が確かエリーシアのはずです。
学院長の話では魔力や魔法は普通だけれど、家柄が王族という特別な地位の者なので、少人数しか居ない特Sクラスに入っているとの事でした。
そんな魔力も魔法も普通の女の子が、たった一人で兄を捜すために家を出たというのは、少し無謀に思えます。
「ローランドは結局、最期はあんな事になってしまったが、エリーシアはいまだに行方不明のままなんだよ」
「そう……だったんだ」
「もちろん捜索隊も組まれたし、俺も率先して捜したりもしているんだが、まだ見つかっていない」
たった一人の女の子も見つけられないだなんて、この国の警察とも言うべき騎士団も使えないものなのですね。
――なんて、騎士団長のランドルフを前に、口には出せませんけれど。
「ギルドに依頼はしたの? 冒険者ならあちこちに散らばってるし、王族の娘なら顔を知っている人もたくさん居るんじゃないの?」
「ギルドには、頼めないんだ。……王族の身内が行方不明なんて一般には知られてはいけない事件だからね。だからこの事は他言無用で頼むよ」
エリーシアが行方不明という事は、私にとっても初耳でした。
ランドルフが私に余計な負担を掛けないように配慮してくれていたみたいですが、魔法学院にも最初に行ったきり登校していない私は、まったく気付いていませんでした。
「まさか魔族領にまで行っているとは思わないが、今回サオリが旅をする途中で、噂くらいでも聞いたら教えて欲しい。余計な仕事を増やして済まないが、頭の隅にでも覚えておいてくれたら助かる」
「分かったわ、ランドルフ。見つけたら連れて来るから、まかせて」
一度だけですが面識もありますし、フォウとニナそれにサーラも同じクラスに居たわけですから、まったく知らない人物の捜索をするよりはやりやすいはずです。
「あっ、そうだ」
こういう時こそ、神様特製スマホの出番ではないですか。
私はスマホを取り出すと、すぐにエリーシアの名前で検索しました。
「なんだい? それは」
「スマホ……と言っても分からないでしょうけど、これで色々出来るレアアイテムよ」
ですが、画面には何も表示されませんでした。
「つまり……この王都には居ないという事ね」
「そんな事が分かるのかい?」
「たぶん、ね」
行く先々で検索を掛けていれば、そのうちにヒットするかも知れませんね。
「……こーな」
一緒に連れて来たラフィーが飽きてきたみたいなので、お暇する事にしました。
「じゃあ、そろそろ行くわね」
「ああ、気を付けて。死ぬなよ」
「ええ、死なないわ」
元の世界に戻れないと悟った時、私はいっそ殺してくれと願ったものでした。
けれども、好意を寄せている男性が目の前に居る状況では、まだ死にたくないと思ってしまうのは――
いいえ、それは当然の事よ。
私は鎧姿のランドルフに抱き付いて数秒後――キスはねだらずに素早く離れて、踵を返しました。
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