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第二部 第二章 追跡者
70・手掛かりは突然に
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ふて寝していた私ですが、日も傾いてそろそろ夕方という時間帯になった頃、御者台のニナが「街が見えるなの」と伝えて来たので起きだしました。
外を見てみると、そこそこ大きそうな街が見えているではありませんか。
「街よ! 何か美味しいものでも食べましょう!」
「もう機嫌は直ったのですか? サオリ」
「これから美味しいものを食べたら直るのよ!」
カーマイルの口の悪さは、今に始まった事でもありません。
いちいち気にしていたら、この先メンタルが持たないと思います。
馬車は街に入る手前で、フォウのポケットに仕舞ってもらいました。
どこかに預けるより、面倒が無くていいのです。
「おにく?」
「こーな?」
「何でも好きなものを食べていいのよ。お金はあるから」
旅行資金として現金を三億円ほど、フォウのポケットに預けてあります。
この世界の通貨で、金貨三千枚です。
そんなに使う事もないだろうとは思いますが、旅先で何があるか分からないので多めに持ち出してきたのです。
何故私がそんなにリッチなのかと言うと――
コンビニで扱うメインの商品はポーションですが、その売り上げがもの凄い事になっていて、原価ゼロのそれは既に数十億の利益をもたらしているのです。
シルバニア王国では品薄状態が何年も続いていたポーションでしたが、最近ではうちのお店で大量に買い取りをして、他国へと輸出している商人も居ますし、逆に他国から私の元に直接買い付けに来る商人も居る程です。
今やシルバニア王国は私のせいで『ポーションと言えばシルバニア』『ポーションが欲しければシルバニア』というようにポーションの代名詞のように呼ばれ、国も知らぬうちにポーション大国となっていたのでした。
私の傍にランドルフのような王族が居るという事もあって、売上は誤魔化す事もせずに申告して真面目に税金を払っていますから、国もそこそこ潤ったはずです。
最近になって、ポーションの流通経路を調べて私が絡んでいると知った国の大臣が、国で一括で取り扱い出来るようにさせてくれとお願いしに来ましたが、そんな事をしてしまうとお店番をする事が多いエリオットが暇になってしまうので、お断りしました。
今頃、そのエリオットがワンオペで、せっせとポーションを売りさばいている事でしょう。
「街に入ったばかりですが、人の往来が盛んで中々賑わっていますね」
「おにく」
「これだけ人が集まる街なら、食べる所もたくさんありそうね」
「おにく」
先ほどから私に引っ付いて離れないニナが、隙あらば「おにく」という単語をサブリミナルを狙ったかのように突っ込んできます。
「ニナはお肉が食べたいのね? 分かったわ、お肉が食べられるお店に行きましょうか」
「なの!」
フォウのポケットにも、数々の謎のお肉が保存されているはずなのですが、お店で提供される独自の味付けの料理も、また別の楽しみがありますものね。
「サオリ様……あぶ、あぶ――」
「危ない!」
「え?」
サーラが言おうとしていた言葉に言葉を被せたフォウが、勢いよく袖を引っ張って来たため、私はよろめいて転びそうになってしまいました。
すると、直前まで私の立っていた場所に、後ろから走ってきた男が勢いよく飛び込んできたのです。
「どけどけ! 邪魔だ!」
男はそのまま、何度も通行人にぶつかりそうになりながら、あるいはぶつかりながら、走り去って行きました。
人通りが多い場所で走るには、無理がありそうです。
「なんなの?」
「どろぼうよ! 誰かあの男を捕まえて!」
私たちの後ろの方から、女性の叫ぶ声が聞こえてきました。
その言葉で瞬時に状況を理解した私は、天使の中の特攻組、ニナとラフィーに目配せをすると――
「確保!」
走り去った男に向けて指を差しました。
ニナとラフィーは、電光石火――次の瞬間にはこの場から姿を消して、男の後を追っていました。
「首を突っ込むつもりですか? サオリ」
「あまり余計な事をして目立ちたくはないけど、成り行きで仕方ないわね」
後ろを振り向いて先ほどの声の主を確認しようとしたら、ちょうど息を切らした女性が私たちに追いついた所でした。
「今うちの者が追跡しています。すぐに捕まえて戻るでしょう。……何があったのですか?」
「え? そ、そうなのですか? ありがとうございます」
私とたいして年齢が違わないだろうと思える女性は、男が消えた先を見た後、私に視線を戻して一息つきました。
「実は、大切なペンダントが盗まれてしまったのです。それはお金にはかえられないとても大事なものだったのです」
「それをさっきの男が?」
「はい、ずっと狙われていたのかもしれません。私が誰かに後をつけられていると気付いた時にはもう、押し倒されて体を抑え込まれてしまい、無理やりに奪われてしまいました」
よく見れば服装が少し乱れています。ペンダントは身に付けていたものを奪われたのでしょう。
彼女が話し終わったと同時に、私たちの周りで砂埃が舞って、ニナとラフィーが姿を現しました。――例の男を引きずって。
「あっ、その男です!」
「ご苦労様、ニナ、ラフィー」
「おにく?」
「こーな?」
何故返事が食べ物飲み物になってしまうのでしょう。しかも疑問形で。……もの凄くストレートに、ねだられているのでしょうか。
コーラは持ってきていないのですが……まぁ、それは置いておいて――
男は……どうやら気を失っているようですね。
見た感じでは特に目立った怪我もしてなさそうなので、恐らくどちらかの天使のパンチ一発で終わったのでしょう。
「ペンダントを持っているはずよ」
ラフィーとニナが地面に横たわる男を、指でツンツンしています。
そのうち上着のポケットにあるものを探し当てたらしく、ラフィーが手を突っ込むと、紛れもなくペンダントが取り出されました。
身に付けていたものを無理やり引っ張って奪ったらしく、ペンダントの鎖は千切れています。
そのペンダントは銀色で丸く、何かの形が浮き彫りにされて――
「え!?」
銀色に輝くその模様を見た瞬間、私は驚きを隠せませんでした。
何故ならそれは――その紋章は――
「シルバニア家の紋章!?」
「ご存じでしたか。……無事戻ってきてよかった……ありがとうございます」
この人はまさか――王族の関係者か、エリーシア本人? と、一瞬思ってしまいましたが――
私の知る王族の人たちの雰囲気や、エリーシアの容姿とはまったく違います。
そもそもエリーシアはもっと若くて金髪の巻き髪で、貴族然としたオーラを纏っていましたし、他の王族の人たちにしたって、どこかしら華のある雰囲気を醸し出していたものでした。
目の前のこの女性は正直に言ってしまえば、いかにも庶民だと言える印象です。
エリーシア本人でもなく、王族にも見えないこの女性は、いったいどうやってこのペンダントを手に入れたのでしょう。
「失礼ですけど、あなたが何故これを?」
「取り戻していただいてとても感謝しておりますが、何も聞かずにこの事は見逃してくださいませんか?」
ラフィーからペンダントを受け取った彼女は、大事そうに胸に抱いています。
見逃せですって? この人はこれを王族から盗んだのでしょうか。
とてもそんな事をするような人には見えませんが、……何か事情があるのかも知れません。
「悪いけど、見逃す事は出来ないの。……少し話を聞かせてもらうわ」
そう言った私は懐に手を入れて、あるものを取り出しました。
それを見た彼女は、目を丸くして驚いています。
「そ、それは……あなたは……あなた様はいったい?」
「私はシルバニア王国の、王族関係者よ(たぶん)」
私の手には彼女の持つペンダントと瓜二つの、例のシルバニア家の紋章のペンダントが、夕陽に照らされて赤く光っていました。
外を見てみると、そこそこ大きそうな街が見えているではありませんか。
「街よ! 何か美味しいものでも食べましょう!」
「もう機嫌は直ったのですか? サオリ」
「これから美味しいものを食べたら直るのよ!」
カーマイルの口の悪さは、今に始まった事でもありません。
いちいち気にしていたら、この先メンタルが持たないと思います。
馬車は街に入る手前で、フォウのポケットに仕舞ってもらいました。
どこかに預けるより、面倒が無くていいのです。
「おにく?」
「こーな?」
「何でも好きなものを食べていいのよ。お金はあるから」
旅行資金として現金を三億円ほど、フォウのポケットに預けてあります。
この世界の通貨で、金貨三千枚です。
そんなに使う事もないだろうとは思いますが、旅先で何があるか分からないので多めに持ち出してきたのです。
何故私がそんなにリッチなのかと言うと――
コンビニで扱うメインの商品はポーションですが、その売り上げがもの凄い事になっていて、原価ゼロのそれは既に数十億の利益をもたらしているのです。
シルバニア王国では品薄状態が何年も続いていたポーションでしたが、最近ではうちのお店で大量に買い取りをして、他国へと輸出している商人も居ますし、逆に他国から私の元に直接買い付けに来る商人も居る程です。
今やシルバニア王国は私のせいで『ポーションと言えばシルバニア』『ポーションが欲しければシルバニア』というようにポーションの代名詞のように呼ばれ、国も知らぬうちにポーション大国となっていたのでした。
私の傍にランドルフのような王族が居るという事もあって、売上は誤魔化す事もせずに申告して真面目に税金を払っていますから、国もそこそこ潤ったはずです。
最近になって、ポーションの流通経路を調べて私が絡んでいると知った国の大臣が、国で一括で取り扱い出来るようにさせてくれとお願いしに来ましたが、そんな事をしてしまうとお店番をする事が多いエリオットが暇になってしまうので、お断りしました。
今頃、そのエリオットがワンオペで、せっせとポーションを売りさばいている事でしょう。
「街に入ったばかりですが、人の往来が盛んで中々賑わっていますね」
「おにく」
「これだけ人が集まる街なら、食べる所もたくさんありそうね」
「おにく」
先ほどから私に引っ付いて離れないニナが、隙あらば「おにく」という単語をサブリミナルを狙ったかのように突っ込んできます。
「ニナはお肉が食べたいのね? 分かったわ、お肉が食べられるお店に行きましょうか」
「なの!」
フォウのポケットにも、数々の謎のお肉が保存されているはずなのですが、お店で提供される独自の味付けの料理も、また別の楽しみがありますものね。
「サオリ様……あぶ、あぶ――」
「危ない!」
「え?」
サーラが言おうとしていた言葉に言葉を被せたフォウが、勢いよく袖を引っ張って来たため、私はよろめいて転びそうになってしまいました。
すると、直前まで私の立っていた場所に、後ろから走ってきた男が勢いよく飛び込んできたのです。
「どけどけ! 邪魔だ!」
男はそのまま、何度も通行人にぶつかりそうになりながら、あるいはぶつかりながら、走り去って行きました。
人通りが多い場所で走るには、無理がありそうです。
「なんなの?」
「どろぼうよ! 誰かあの男を捕まえて!」
私たちの後ろの方から、女性の叫ぶ声が聞こえてきました。
その言葉で瞬時に状況を理解した私は、天使の中の特攻組、ニナとラフィーに目配せをすると――
「確保!」
走り去った男に向けて指を差しました。
ニナとラフィーは、電光石火――次の瞬間にはこの場から姿を消して、男の後を追っていました。
「首を突っ込むつもりですか? サオリ」
「あまり余計な事をして目立ちたくはないけど、成り行きで仕方ないわね」
後ろを振り向いて先ほどの声の主を確認しようとしたら、ちょうど息を切らした女性が私たちに追いついた所でした。
「今うちの者が追跡しています。すぐに捕まえて戻るでしょう。……何があったのですか?」
「え? そ、そうなのですか? ありがとうございます」
私とたいして年齢が違わないだろうと思える女性は、男が消えた先を見た後、私に視線を戻して一息つきました。
「実は、大切なペンダントが盗まれてしまったのです。それはお金にはかえられないとても大事なものだったのです」
「それをさっきの男が?」
「はい、ずっと狙われていたのかもしれません。私が誰かに後をつけられていると気付いた時にはもう、押し倒されて体を抑え込まれてしまい、無理やりに奪われてしまいました」
よく見れば服装が少し乱れています。ペンダントは身に付けていたものを奪われたのでしょう。
彼女が話し終わったと同時に、私たちの周りで砂埃が舞って、ニナとラフィーが姿を現しました。――例の男を引きずって。
「あっ、その男です!」
「ご苦労様、ニナ、ラフィー」
「おにく?」
「こーな?」
何故返事が食べ物飲み物になってしまうのでしょう。しかも疑問形で。……もの凄くストレートに、ねだられているのでしょうか。
コーラは持ってきていないのですが……まぁ、それは置いておいて――
男は……どうやら気を失っているようですね。
見た感じでは特に目立った怪我もしてなさそうなので、恐らくどちらかの天使のパンチ一発で終わったのでしょう。
「ペンダントを持っているはずよ」
ラフィーとニナが地面に横たわる男を、指でツンツンしています。
そのうち上着のポケットにあるものを探し当てたらしく、ラフィーが手を突っ込むと、紛れもなくペンダントが取り出されました。
身に付けていたものを無理やり引っ張って奪ったらしく、ペンダントの鎖は千切れています。
そのペンダントは銀色で丸く、何かの形が浮き彫りにされて――
「え!?」
銀色に輝くその模様を見た瞬間、私は驚きを隠せませんでした。
何故ならそれは――その紋章は――
「シルバニア家の紋章!?」
「ご存じでしたか。……無事戻ってきてよかった……ありがとうございます」
この人はまさか――王族の関係者か、エリーシア本人? と、一瞬思ってしまいましたが――
私の知る王族の人たちの雰囲気や、エリーシアの容姿とはまったく違います。
そもそもエリーシアはもっと若くて金髪の巻き髪で、貴族然としたオーラを纏っていましたし、他の王族の人たちにしたって、どこかしら華のある雰囲気を醸し出していたものでした。
目の前のこの女性は正直に言ってしまえば、いかにも庶民だと言える印象です。
エリーシア本人でもなく、王族にも見えないこの女性は、いったいどうやってこのペンダントを手に入れたのでしょう。
「失礼ですけど、あなたが何故これを?」
「取り戻していただいてとても感謝しておりますが、何も聞かずにこの事は見逃してくださいませんか?」
ラフィーからペンダントを受け取った彼女は、大事そうに胸に抱いています。
見逃せですって? この人はこれを王族から盗んだのでしょうか。
とてもそんな事をするような人には見えませんが、……何か事情があるのかも知れません。
「悪いけど、見逃す事は出来ないの。……少し話を聞かせてもらうわ」
そう言った私は懐に手を入れて、あるものを取り出しました。
それを見た彼女は、目を丸くして驚いています。
「そ、それは……あなたは……あなた様はいったい?」
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