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第二部 第二章 追跡者
74・カルミナ
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私と向き合ったカルミナは、体を固くして緊張しているようでした。
先ほどまで、カーマイルのめちゃくちゃな尋問劇を見せつけられていたのですから、無理もありません。
「たぶんもう分かっていると思いますけど、これの前では嘘はつけないので、そのつもりで話してくれますか?」
スマホを彼女に見せて確認をしましたが、余計に緊張させてしまったようです。
「は、はい。……う、嘘はつきません。絶対につきません!……だから、痛い事は……ううう」
「な、泣かないでください。さっきのはカーマイルが勝手にした事ですけど、私はあんな事は絶対にしませんし、させません」
話を聞く前に、彼女を落ち着かせる事の方が先でした。
カルミナの肩に手を置いて、やさしく語りかけました。
「心配しないでください。あなたをどうこうしようなんて、これっぽっちも思ってませんから。私はそのペンダントの事を聞きたいだけなんです」
この宿屋の一階は、カフェのようにテーブルが並んでいます。
適当なテーブルを選んで、カルミナを席に着かせて、私も向かいに座りました。
「せっかくですから、お茶にしませんか?……フォウ、紅茶があったわね?」
「はい、サオリ様。すぐにお出しします」
フォウの袖口ポケットから、ティーセットが取り出されて、テーブルに置かれました。
ティーカップ、ソーサー、ティースプーン、ティーポット、ミルクポット、シュガーポット、すべてを配置し終えると、フォウはポットからカップに、既に抽出済みの紅茶を注ぎました。
この状態で保存出来るのが、フォウのポケットの最大の利点なのです。
あっという間に用意された目の前の紅茶を見て、カルミナは目を丸くして驚いています。
「え? 湯気が……出てる」
「そうですよ。淹れたてですから」
私はシュガーポットから砂糖をスプーンで二杯分すくって、カップに入れてかき混ぜました。
「カルミナさんもどうぞ、遠慮なく」
「は、はい。……いただきます」
「おにく……」
「こーな……」
なんだか横から、悲痛な声を出すニナとラフィーがテーブルに顎を乗せてきて、その目で訴えていました。
「そういえば夕飯がまだだったわね。フォウ、この子たちのご飯をお願い出来る?」
「かしこまりました」
ニナとラフィーはフォウに手を引かれて、このフロアの奥にある厨房へと消えました。
いつもの保存された謎肉になってしまいそうですが、とりあえず何か食べるものを与えて、落ち着いてもらいましょう。
「サーラはお茶の方が良いかしら、ご一緒する?」
「は、はい……ありがとう……ございます」
「私はここで見張っていてあげます」
カーマイルも私たちと同席するようです。
ティーカップも余分にあるので、二人の分の紅茶は私が注いであげました。
紅茶を一口飲んだカルミナが、明るい表情を浮かべました。
「とても美味しいです。サオリ様」
「よかった。ちょっとは落ち着きましたか?」
「はい」
「では、そろそろ聞かせてもらってもいいですか? あなたの持つペンダントの事を」
ティーカップを静かに置いて、カルミナはポケットからペンダントを取り出すと、私の前にそれを差し出してきました。
「これは、私のものではないんです」
「どこで、手に入れたのですか?」
「ある王族の方を少し、……ほんの少しだけ、お助けした事があって……」
カルミナはペンダントを手にした経緯を、ぽつぽつと語ってくれました。
「その晩、私はいつものように、酒場で歌を歌っていたのです……」
彼女が話してくれた内容は、だいたいこのような事でした。
カルミナが酒場でいつものように歌っていると、店の入り口の両開きの扉が開かれて、一人の女性が転がるようにして飛び込んできました。
その女性はとても憔悴している様子で、その場に崩れ落ちてしまいました。
店の中の客たちは、一瞬だけ女性に視線を向けただけで、それがこの街の常なのか、誰もその女性を気にする者はいませんでした。
カルミナは歌を中断して、女性の元に行き、「どうしました?」と訊ねます。
すると女性は「追われています」と一言だけ告げると、その場で気絶してしまいました。
そのままにしてはおけないので、カルミナは酒場の裏手にある、自分が仮住まいにしている小屋に運んで寝かせました。
酒場で働いている間の住まいを提供されていたカルミナは、街から街へと旅をしながら渡り歩く、所謂『流し』の歌手でした。
仕事を終えて小屋に戻ると、女性は目を覚ましていました。
カルミナは食事と飲み物を与え、事情を聞きました。
女性は自分の事を、アイシェルと名乗りました。
アイシェルは数日間に渡って、何者かに付け狙われていたと言います。
それは姿が見えず、いつも黒い影だけが後を追ってくると言うのです。
アイシェルは、旅をしている途中だとも言いました。
いつの間にか影に追われる状況になり、そのまま数日経ってこの街に辿り着き、カルミナの居る酒場で気を失ったという事でした。
影はそれまで付きまとう事以外では、特に危害を加えてくるという事もありませんでしたが、アイシェルの精神的疲労は積み重なり、この街に辿り着く前の数日間は、眠る事も出来ないでいたそうです。
さらに詳しく話を聞くと、アイシェルはなんと王族の関係者でした。
驚いたカルミナはこの街の自警団に相談をするように持ちかけましたが、アイシェルは頑なに拒みます。
ある目的を持って旅をしているので、途中で帰る事は望んでいない。ここで王族という身分で事件に巻き込まれると、王都に強制的に戻されてしまうから嫌だと言うのです。
カルミナは酒場の客から聞いて知っていた、貴族向けの宿屋がある事をアイシェルに教えました。
場所もだいたい分かっていました。
身分の高い者が利用する宿で、警備もしっかりしているという話だったので、王族関係者だと言うアイシェルにすすめたのです。
アイシェルもそれならばと、カルミナと一緒にその宿に向かいます。
宿屋では通常、貴族の紹介状などで、身元が保証された者だけを宿泊させていたそうですが、そんなものは持たないアイシェルは、そこの女主人に証拠として、王族の紋章のペンダントを見せました。
女主人は紋章こそ知ってはいましたが、それが王族直系の者だけが持つペンダントだとは知りませんでした。
それはカルミナも知らなかった事でしたが、アイシェルがこの時にエメドーラに教えていたのです。
その当時から、宿屋の女主人はエメドーラで間違いはないそうです。
それから数日経ってから、酒場にまたアイシェルが現れました。
明日には街を出ると、カルミナに伝えに来たのです。
どうやら宿屋に泊ってからは、例の影の追っ手が現れなくなったそうなので、これからまた旅を続けるとの事でした。
カルミナは最後に、アイシェルと二人で酒場で食事をし、翌朝旅立つという彼女に今夜くらいはと、自分の寝泊まりする小屋を提供して、同じ部屋で寝ました。
二人は寝床に並んで横になったまま、眠るまで色々な話を交わしたそうです。
国の事。旅をして経験した事。楽しかった事。食べ物の事。兄弟の事。
カルミナが朝起きた頃には、既にアイシェルの姿はなく、王族の紋章の銀のペンダントだけが寝床に置いてありました。
それは忘れてしまったものなのか、カルミナに残していったものなのかは、分からないままです。
アイシェルが何処に向かったのかも、カルミナは知りません。
ただ、寝る前の会話の中でアイシェルは、これは偽名だと教えてくれたそうです。
本名もその時に、一度だけ名乗ってくれました。
彼女はこう言っていたそうです。
「私の本当の名はエリーシア。また会う事があったら、この名前で呼んでくださいな」
先ほどまで、カーマイルのめちゃくちゃな尋問劇を見せつけられていたのですから、無理もありません。
「たぶんもう分かっていると思いますけど、これの前では嘘はつけないので、そのつもりで話してくれますか?」
スマホを彼女に見せて確認をしましたが、余計に緊張させてしまったようです。
「は、はい。……う、嘘はつきません。絶対につきません!……だから、痛い事は……ううう」
「な、泣かないでください。さっきのはカーマイルが勝手にした事ですけど、私はあんな事は絶対にしませんし、させません」
話を聞く前に、彼女を落ち着かせる事の方が先でした。
カルミナの肩に手を置いて、やさしく語りかけました。
「心配しないでください。あなたをどうこうしようなんて、これっぽっちも思ってませんから。私はそのペンダントの事を聞きたいだけなんです」
この宿屋の一階は、カフェのようにテーブルが並んでいます。
適当なテーブルを選んで、カルミナを席に着かせて、私も向かいに座りました。
「せっかくですから、お茶にしませんか?……フォウ、紅茶があったわね?」
「はい、サオリ様。すぐにお出しします」
フォウの袖口ポケットから、ティーセットが取り出されて、テーブルに置かれました。
ティーカップ、ソーサー、ティースプーン、ティーポット、ミルクポット、シュガーポット、すべてを配置し終えると、フォウはポットからカップに、既に抽出済みの紅茶を注ぎました。
この状態で保存出来るのが、フォウのポケットの最大の利点なのです。
あっという間に用意された目の前の紅茶を見て、カルミナは目を丸くして驚いています。
「え? 湯気が……出てる」
「そうですよ。淹れたてですから」
私はシュガーポットから砂糖をスプーンで二杯分すくって、カップに入れてかき混ぜました。
「カルミナさんもどうぞ、遠慮なく」
「は、はい。……いただきます」
「おにく……」
「こーな……」
なんだか横から、悲痛な声を出すニナとラフィーがテーブルに顎を乗せてきて、その目で訴えていました。
「そういえば夕飯がまだだったわね。フォウ、この子たちのご飯をお願い出来る?」
「かしこまりました」
ニナとラフィーはフォウに手を引かれて、このフロアの奥にある厨房へと消えました。
いつもの保存された謎肉になってしまいそうですが、とりあえず何か食べるものを与えて、落ち着いてもらいましょう。
「サーラはお茶の方が良いかしら、ご一緒する?」
「は、はい……ありがとう……ございます」
「私はここで見張っていてあげます」
カーマイルも私たちと同席するようです。
ティーカップも余分にあるので、二人の分の紅茶は私が注いであげました。
紅茶を一口飲んだカルミナが、明るい表情を浮かべました。
「とても美味しいです。サオリ様」
「よかった。ちょっとは落ち着きましたか?」
「はい」
「では、そろそろ聞かせてもらってもいいですか? あなたの持つペンダントの事を」
ティーカップを静かに置いて、カルミナはポケットからペンダントを取り出すと、私の前にそれを差し出してきました。
「これは、私のものではないんです」
「どこで、手に入れたのですか?」
「ある王族の方を少し、……ほんの少しだけ、お助けした事があって……」
カルミナはペンダントを手にした経緯を、ぽつぽつと語ってくれました。
「その晩、私はいつものように、酒場で歌を歌っていたのです……」
彼女が話してくれた内容は、だいたいこのような事でした。
カルミナが酒場でいつものように歌っていると、店の入り口の両開きの扉が開かれて、一人の女性が転がるようにして飛び込んできました。
その女性はとても憔悴している様子で、その場に崩れ落ちてしまいました。
店の中の客たちは、一瞬だけ女性に視線を向けただけで、それがこの街の常なのか、誰もその女性を気にする者はいませんでした。
カルミナは歌を中断して、女性の元に行き、「どうしました?」と訊ねます。
すると女性は「追われています」と一言だけ告げると、その場で気絶してしまいました。
そのままにしてはおけないので、カルミナは酒場の裏手にある、自分が仮住まいにしている小屋に運んで寝かせました。
酒場で働いている間の住まいを提供されていたカルミナは、街から街へと旅をしながら渡り歩く、所謂『流し』の歌手でした。
仕事を終えて小屋に戻ると、女性は目を覚ましていました。
カルミナは食事と飲み物を与え、事情を聞きました。
女性は自分の事を、アイシェルと名乗りました。
アイシェルは数日間に渡って、何者かに付け狙われていたと言います。
それは姿が見えず、いつも黒い影だけが後を追ってくると言うのです。
アイシェルは、旅をしている途中だとも言いました。
いつの間にか影に追われる状況になり、そのまま数日経ってこの街に辿り着き、カルミナの居る酒場で気を失ったという事でした。
影はそれまで付きまとう事以外では、特に危害を加えてくるという事もありませんでしたが、アイシェルの精神的疲労は積み重なり、この街に辿り着く前の数日間は、眠る事も出来ないでいたそうです。
さらに詳しく話を聞くと、アイシェルはなんと王族の関係者でした。
驚いたカルミナはこの街の自警団に相談をするように持ちかけましたが、アイシェルは頑なに拒みます。
ある目的を持って旅をしているので、途中で帰る事は望んでいない。ここで王族という身分で事件に巻き込まれると、王都に強制的に戻されてしまうから嫌だと言うのです。
カルミナは酒場の客から聞いて知っていた、貴族向けの宿屋がある事をアイシェルに教えました。
場所もだいたい分かっていました。
身分の高い者が利用する宿で、警備もしっかりしているという話だったので、王族関係者だと言うアイシェルにすすめたのです。
アイシェルもそれならばと、カルミナと一緒にその宿に向かいます。
宿屋では通常、貴族の紹介状などで、身元が保証された者だけを宿泊させていたそうですが、そんなものは持たないアイシェルは、そこの女主人に証拠として、王族の紋章のペンダントを見せました。
女主人は紋章こそ知ってはいましたが、それが王族直系の者だけが持つペンダントだとは知りませんでした。
それはカルミナも知らなかった事でしたが、アイシェルがこの時にエメドーラに教えていたのです。
その当時から、宿屋の女主人はエメドーラで間違いはないそうです。
それから数日経ってから、酒場にまたアイシェルが現れました。
明日には街を出ると、カルミナに伝えに来たのです。
どうやら宿屋に泊ってからは、例の影の追っ手が現れなくなったそうなので、これからまた旅を続けるとの事でした。
カルミナは最後に、アイシェルと二人で酒場で食事をし、翌朝旅立つという彼女に今夜くらいはと、自分の寝泊まりする小屋を提供して、同じ部屋で寝ました。
二人は寝床に並んで横になったまま、眠るまで色々な話を交わしたそうです。
国の事。旅をして経験した事。楽しかった事。食べ物の事。兄弟の事。
カルミナが朝起きた頃には、既にアイシェルの姿はなく、王族の紋章の銀のペンダントだけが寝床に置いてありました。
それは忘れてしまったものなのか、カルミナに残していったものなのかは、分からないままです。
アイシェルが何処に向かったのかも、カルミナは知りません。
ただ、寝る前の会話の中でアイシェルは、これは偽名だと教えてくれたそうです。
本名もその時に、一度だけ名乗ってくれました。
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