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第二部 第三章 対決
78・道の途中2
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「きゃあ!」
サーラが驚いたのは、スマホから黒い影がサーラに向かって飛び出したからでした。
彼女が無意識で発動した炎系の極大魔法は、黒い影を飲み込んで一瞬で塵に変え、その延長線上の大地一面を焼け野原と化したのです。
「危ない所でした……」
私の横で冷や汗をかくフォウが、珍しく焦った表情をしています。
直前でサーラがフォウを呼びに行っていた事は、僥倖でした。
何故ならフォウが傍に居なかったら、彼女が展開する結界に守られる事もなく、私は黒焦げになり――いえ、骨すらも残らずに灰となっていた事でしょう。
「死んだかと、思った……」
「す、す、す……すみません! わ、わ。わたし……とんでも、ない事を!」
「だ、大丈夫よ。サーラ。ちゃんとフォウが守ってくれたわ」
涙目のサーラが繰り返し謝っていますが、彼女は悪くありません。
思えば私は洞窟の天使、ミシェールにも殺されかけた事がありましたが、魔族の敵なんかよりも身内と思っている者に、いつか本当に命を奪われるのではないでしょうか。
それぞれ一撃必殺の攻撃魔法を持つ仲間たちは、ちょっとした間違いでも、ただの人間である私を一瞬で消し去る事が出来るのです。
「さっきのはいったい、何だったのでしょう。サオリ様」
落ち着きを取り戻したフォウが、首をかしげています。
スマホから飛び出した黒い影は、一瞬でサーラの魔法で消し飛んでしまったので、その形さえも把握出来ていませんでした。
「え、えっと。もう一度やってみるから。……えっと、今度はサーラは杖を構えなくてもいいわ」
「は、は、はい……本当に、申し訳……ありません……でした」
馬車からニナとラフィーにカーマイルさえも、こちらに駆けつけて来ました。
「何事ですか、サオリ」
「ちょっとアプリの実験をしてたのだけど、サーラが間違って魔法を撃ってしまったの」
カーマイルが焼けた大地を眺めてから、呆れ顔を私に向けて来ます。――何故サーラではなく、私を見て呆れているのでしょう。
「間違いのレベルがおかしいのではないですか? どうすれば間違いで、こんな地獄みたいな景色が出来るのですか」
「す、すみません! す、すみません!」
サーラはさっきから、謝る事しか知らない子になってしまいました。
ただでさえ受け身の子なのに今以上に消極的になってしまったら、このパーティーで攻撃の要のはずの大魔法使いが機能しなくなりそうで、危機感を覚えます。
黒焦げの地面は私の居る地点から、放射状に広がって遥か彼方まで続いていました。
本当に他に人が居ない場所で良かったと、それだけは安堵できました。
「すみま……せん。サオリ様……何故か、結界ではなくて……攻撃魔法が、出てしまいました……」
「ごめんちゃ! 撃ったのウチ!」
サーラの持つ大魔導師の杖が、一日一回だけ可能な言葉をしゃべりました。
「ルルね。サーラを守ろうとしたのね」
どうやら、サーラの身に危険が迫ると、杖は独自の判断で魔法を行使出来るみたいです。
流石、意志を持つ杖ならではと感心したい所ですが、肝心のルルがおっちょこちょいだと、少し困りますね。
「うちの子が……やったみたいです……すみません、でした」
「大丈夫よ、サーラ。私、生きてるし……。じゃあ皆の居る前で、もう一度やってみるわね。何か飛び出すと思うけど、攻撃魔法は止めてね」
「サーラは最初からこちら側で結界を張ってください。わたくしはサオリ様がスマホのアプリ? とやらを起動してから、サオリ様に結界を展開します」
「は、はい……フォウ様」
「それの方が無難ね。では、行くわよ」
私はあらためて、『獣』のアイコンを押しました。
――ポチっと。
先程と同じように、スマホを向けている方向に黒い影が飛び出します。
けれども今度はサーラの結界に弾かれて、その足元に落ちました。
その時には既に私の周りにも、フォウの結界が展開されていました。
「何ですか、これは?」
「さあ?」
カーマイルの足元には、黒い塊りがプヨプヨと蠢いています。
特に危険は感じません。
「またしても、スライムですか?」
「いえ、形を変えているみたいよ」
黒い謎の物体は、徐々にその形を変えて行き、やがてそれは犬の姿となって安定しました。
体長一メートルくらいのスリムな体型は、中型犬といった所でしょうか。
「犬になったわね」
なるほど……アイコンの文字は『獣』でした。
「これは……なんという事でしょう、サオリ。これの魔力は……」
何だかカーマイルが驚いています。
「これは魔獣のウルフとは違うの?」
「とんでもない。この犬の形をしたものの魔力は……ジダルジータ様の魔力の塊りそのものです」
まあ、神様がカスタマイズしたスマホから出てきたものですから、そうなのだろうとも思いますが。
「まだ分からないのですか? 馬鹿ですか? 目の前の奇跡を、理解出来ないのですか?」
「だって、神様が作ったアプリだもの、神様の魔力なのは不思議じゃないでしょう?」
カーマイルは目を丸くして、本気で呆れた顔をしました。
「今までは八十五パーセントでしたが、今回ばかりは百パーセントの気持ちを込めて言わせて下さい。馬鹿ですね?」
「なによ、それ」
足元の黒い犬を指差して、カーマイルは力説します。
「いいですか、神ジダルジータ様の魔力そのものが形となって顕現しているのですよ。何か別の物体に籠められた魔力でも、ジダルジータ様の魔法が掛かったものでも無いのですよ。これが、これそのものが、神ジダルジータ様なのですよ!」
「へえ、じゃあこれ、神様なのね?」
「これって言うな!」
「カーマイルだって今、これって言ってたわよ」
「言ってません!」
見た所ただの、大人しい黒い犬です。
私は犬の目の前にしゃがみました。
「おすわり」
黒い犬が、ペタっと座りました。
「お手」
ちゃんとお手も出来ました。
「中々頭がいいわね」
「神になんて事をしてくれてんですか!? 馬鹿ですか? いっぺん死にますか!?」
神様の事になると、カーマイルはやけに感情的になるようです。
「神様なら、しゃべれるかしら?」
「……」
「神様なら、何か特別な事が出来るかしら?」
「……」
「この犬、何にも役に立ちそうもないわよ、カーマイル」
「馬鹿な事を言わないで下さい。神がここに居るというだけで奇跡なのですよ、ありがたく思うがいいです」
これは神様なので、崇め奉りなさいと、カーマイルは言いたいのでしょうか。
「まあいいわ。とりあえずペットという事で」
「ぺ? ペット?」
「名前はどうしましょうか」
せっかくですから、名前を付けておきましょう。
「ジダルジータ様の名前は、絶対に付けないで下さい」
「これは神様なのでしょう? ジータとか可愛くない?」
「サオリに呼び捨てにされるのがオチですからね。それは許されません」
元の世界の私の家では、犬を飼っていました。
真っ白なマルチーズです。
色も見た目も違いますが、同じ名前をこの黒い犬に付けようと思い付きました。
「じゃあこの子は、『ロデム』で」
黒い犬は吠える事も唸る事もなく、ただ静かにその場に佇んでいました。
サーラが驚いたのは、スマホから黒い影がサーラに向かって飛び出したからでした。
彼女が無意識で発動した炎系の極大魔法は、黒い影を飲み込んで一瞬で塵に変え、その延長線上の大地一面を焼け野原と化したのです。
「危ない所でした……」
私の横で冷や汗をかくフォウが、珍しく焦った表情をしています。
直前でサーラがフォウを呼びに行っていた事は、僥倖でした。
何故ならフォウが傍に居なかったら、彼女が展開する結界に守られる事もなく、私は黒焦げになり――いえ、骨すらも残らずに灰となっていた事でしょう。
「死んだかと、思った……」
「す、す、す……すみません! わ、わ。わたし……とんでも、ない事を!」
「だ、大丈夫よ。サーラ。ちゃんとフォウが守ってくれたわ」
涙目のサーラが繰り返し謝っていますが、彼女は悪くありません。
思えば私は洞窟の天使、ミシェールにも殺されかけた事がありましたが、魔族の敵なんかよりも身内と思っている者に、いつか本当に命を奪われるのではないでしょうか。
それぞれ一撃必殺の攻撃魔法を持つ仲間たちは、ちょっとした間違いでも、ただの人間である私を一瞬で消し去る事が出来るのです。
「さっきのはいったい、何だったのでしょう。サオリ様」
落ち着きを取り戻したフォウが、首をかしげています。
スマホから飛び出した黒い影は、一瞬でサーラの魔法で消し飛んでしまったので、その形さえも把握出来ていませんでした。
「え、えっと。もう一度やってみるから。……えっと、今度はサーラは杖を構えなくてもいいわ」
「は、は、はい……本当に、申し訳……ありません……でした」
馬車からニナとラフィーにカーマイルさえも、こちらに駆けつけて来ました。
「何事ですか、サオリ」
「ちょっとアプリの実験をしてたのだけど、サーラが間違って魔法を撃ってしまったの」
カーマイルが焼けた大地を眺めてから、呆れ顔を私に向けて来ます。――何故サーラではなく、私を見て呆れているのでしょう。
「間違いのレベルがおかしいのではないですか? どうすれば間違いで、こんな地獄みたいな景色が出来るのですか」
「す、すみません! す、すみません!」
サーラはさっきから、謝る事しか知らない子になってしまいました。
ただでさえ受け身の子なのに今以上に消極的になってしまったら、このパーティーで攻撃の要のはずの大魔法使いが機能しなくなりそうで、危機感を覚えます。
黒焦げの地面は私の居る地点から、放射状に広がって遥か彼方まで続いていました。
本当に他に人が居ない場所で良かったと、それだけは安堵できました。
「すみま……せん。サオリ様……何故か、結界ではなくて……攻撃魔法が、出てしまいました……」
「ごめんちゃ! 撃ったのウチ!」
サーラの持つ大魔導師の杖が、一日一回だけ可能な言葉をしゃべりました。
「ルルね。サーラを守ろうとしたのね」
どうやら、サーラの身に危険が迫ると、杖は独自の判断で魔法を行使出来るみたいです。
流石、意志を持つ杖ならではと感心したい所ですが、肝心のルルがおっちょこちょいだと、少し困りますね。
「うちの子が……やったみたいです……すみません、でした」
「大丈夫よ、サーラ。私、生きてるし……。じゃあ皆の居る前で、もう一度やってみるわね。何か飛び出すと思うけど、攻撃魔法は止めてね」
「サーラは最初からこちら側で結界を張ってください。わたくしはサオリ様がスマホのアプリ? とやらを起動してから、サオリ様に結界を展開します」
「は、はい……フォウ様」
「それの方が無難ね。では、行くわよ」
私はあらためて、『獣』のアイコンを押しました。
――ポチっと。
先程と同じように、スマホを向けている方向に黒い影が飛び出します。
けれども今度はサーラの結界に弾かれて、その足元に落ちました。
その時には既に私の周りにも、フォウの結界が展開されていました。
「何ですか、これは?」
「さあ?」
カーマイルの足元には、黒い塊りがプヨプヨと蠢いています。
特に危険は感じません。
「またしても、スライムですか?」
「いえ、形を変えているみたいよ」
黒い謎の物体は、徐々にその形を変えて行き、やがてそれは犬の姿となって安定しました。
体長一メートルくらいのスリムな体型は、中型犬といった所でしょうか。
「犬になったわね」
なるほど……アイコンの文字は『獣』でした。
「これは……なんという事でしょう、サオリ。これの魔力は……」
何だかカーマイルが驚いています。
「これは魔獣のウルフとは違うの?」
「とんでもない。この犬の形をしたものの魔力は……ジダルジータ様の魔力の塊りそのものです」
まあ、神様がカスタマイズしたスマホから出てきたものですから、そうなのだろうとも思いますが。
「まだ分からないのですか? 馬鹿ですか? 目の前の奇跡を、理解出来ないのですか?」
「だって、神様が作ったアプリだもの、神様の魔力なのは不思議じゃないでしょう?」
カーマイルは目を丸くして、本気で呆れた顔をしました。
「今までは八十五パーセントでしたが、今回ばかりは百パーセントの気持ちを込めて言わせて下さい。馬鹿ですね?」
「なによ、それ」
足元の黒い犬を指差して、カーマイルは力説します。
「いいですか、神ジダルジータ様の魔力そのものが形となって顕現しているのですよ。何か別の物体に籠められた魔力でも、ジダルジータ様の魔法が掛かったものでも無いのですよ。これが、これそのものが、神ジダルジータ様なのですよ!」
「へえ、じゃあこれ、神様なのね?」
「これって言うな!」
「カーマイルだって今、これって言ってたわよ」
「言ってません!」
見た所ただの、大人しい黒い犬です。
私は犬の目の前にしゃがみました。
「おすわり」
黒い犬が、ペタっと座りました。
「お手」
ちゃんとお手も出来ました。
「中々頭がいいわね」
「神になんて事をしてくれてんですか!? 馬鹿ですか? いっぺん死にますか!?」
神様の事になると、カーマイルはやけに感情的になるようです。
「神様なら、しゃべれるかしら?」
「……」
「神様なら、何か特別な事が出来るかしら?」
「……」
「この犬、何にも役に立ちそうもないわよ、カーマイル」
「馬鹿な事を言わないで下さい。神がここに居るというだけで奇跡なのですよ、ありがたく思うがいいです」
これは神様なので、崇め奉りなさいと、カーマイルは言いたいのでしょうか。
「まあいいわ。とりあえずペットという事で」
「ぺ? ペット?」
「名前はどうしましょうか」
せっかくですから、名前を付けておきましょう。
「ジダルジータ様の名前は、絶対に付けないで下さい」
「これは神様なのでしょう? ジータとか可愛くない?」
「サオリに呼び捨てにされるのがオチですからね。それは許されません」
元の世界の私の家では、犬を飼っていました。
真っ白なマルチーズです。
色も見た目も違いますが、同じ名前をこの黒い犬に付けようと思い付きました。
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