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第二部 第四章 終わる世界
102・そして、異世界で
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アランが蘇りました。
フォウのポケットに保存されていたアランの肉体に、魂が戻って来たのです。
「……」
「自分が誰だか、分かる?」
「アラン、だ」
「これから、どうする?」
「この世界で、生きて行くさ」
このアランは、自分の事を『荒木信吾』とは名乗りませんでした。
私はあえて、どちらのアランかも、訊きません。
私がフォレスの最期をアランに伝えると、アランは何も答えずに、ただ黙って静かに、聞いていただけでした。
勇者も魔王も、存在する必要が無くなったこの世界。
魔王因子がこの世から消えて、アランに掛けられていた呪縛が解かれたのです。
彼は彼として、この世界で生きて行く事でしょう。
……まぁ今は、うちに居候しているのですけれどね。
◇ ◇ ◇
「宇宙とやらはどうだった?」
エリオットがお店のカウンターから、話しかけてきます。
「何にも、無かった」
「そうか、まぁ気晴らしくらいにはなったんだろ?」
ロケットに乗れる条件が揃ったので、せっかくだからと宇宙まで旅行に行って来たのです。
乗るための資格だけでしたら、この世界が改変された時に既に持ってはいたのですが、万全を期すために、私がいくつかの究極魔法を取得するまでは見あわせていたのです。
そしてその旅行では、地球の女神に会う事もなく、ただ宇宙空間に漂ってきただけでした。
帰ってきて真っ先に、お店に顔を出した所だったのです。
バックルームのロッカーに行き、コンビニの制服に着替えました。
「お店番、交代するわ。ありがとうね」
「久しぶりだな、その制服は」
「そう、かも」
今の所、お客様は見えていませんが、カウンターに立った私は、自分の心がとても落ち着いて行くのを感じます。
「ここが、本当の居場所って感じがするわ」
「おかえりなさい。魔王様」
お店の天井付近から、デビが声を掛けてきました。
翼は回復して、ちゃんと一対の羽として機能しています。
「お店は狭いんだから、飛ばないでって言ったのに。それにデビ、この世界にはもう魔王は存在しないのよ?」
「アタシにとっては、サオリ様が生きている限り、ずっと魔王様です。それよりも、この服、可愛い」
デビは私が創造ったオリジナルの服を、気に入ったようです。
ちゃんと背中の羽が干渉しないように、デザインされています。
そしてこの世界では珍しいレースを多用していて、フレアスカートの上にフリルの付いたエプロン姿は、小さなメイドさんなのです。
「いつも同じ服しか着ない天使たちより、よっぽど天使に見えるわよ、デビ。……飛んでるし」
「えへへー、アタシ、嬉しい。ありがとう、魔王様」
ニコニコしながらパタパタと、お店の外に飛んで行きました。
デビがいまだに恐れている、怖い怖い光の天使たちと、鉢合わせしない事を祈ります。
「しかし、妖精の件は残念だったな。今のお前でも駄目だったとは」
「そうね。……妖精そのものは創造する事は出来るのだけど、フォレスの魂を呼び戻す事は、不可能だったわ」
「全能ってわけでも無いんだな。……じゃあ俺は久しぶりに遠出でもしてくるぜ」
「行ってらっしゃい、エリオット。もう体が腐る事は無いから、ごゆっくり。あと、西のダンジョンにはゴッズアイテムが入った宝箱を設置したから、オススメよ」
「いや、直接俺にくれても良いのに……」
腰に『教授の鞭』というレアな武器を携え、冒険者として旅立つエリオットを見送りました。
店内は静かな時間が流れ、来店するお客様を待ちわびます。
しかし、暇です。
コンビニの商品ラインナップも、考え直した方がいいかも知れませんね。
ポーション以外の商品が売れているのを、見た事がありません。
お店の入り口のセンサーが、来客を知らせるチャイムを鳴らしました。
「いらっしゃいませ!」
反射的に反応しましたが、入り口を見れば、いつもの天使たちでした。
「いらっしゃいましたなの」
「こーな」
「馬鹿ですか」
「お帰りになったと聞いて」
「わた、わた……」
いつものメンバーが勢ぞろいです。
私が帰って来た事を、エリオットから聞いたのでしょうか。
宇宙旅行から戻ってすぐに、お店に来てしまいましたが、王宮にも挨拶に行っていなかった事を思い出しました。
そうそう王宮と言えば、エリーシアは無事に目を覚ました後、王宮へと帰っていましたが、元勇者の兄ローランドの事や、ジークに攫われた事など、トラウマになりそうな出来事はすべて、どういうわけか記憶から抹消されているようでした。
そんなわけでエリーシアは、魔法学院にも復帰したそうです。
私もあそこの生徒のままなので、そのうち顔を出したいと思っています。
そして、スタンプラリーの最後のハンコは、王都にありました。
マスを全部埋めたら、何処かへの招待状が届くとされていたのに、結局何も起きませんでした。
恐らくこれは、あの神様のいたずらだったのでしょう。どこまでもゲーム好きと言いますか……。
でも、何も起きないという事は、そういう事なのです。
「ミシェールはどうしたの?」
「第一天使は、サオリの部屋を掃除しています。毎日サオリの部屋だけです。他の部屋の掃除もするように言ってください」
「わ、わかったわ……」
カーマイルには一応、約束はしましたが、あのミシェールは自分の信念に基づいて行動するだけなので、私の言う事も聞かなかったりするのです。
いまだに『禁則事項です』という言葉を私に使う程の、意味不明さです。
「カミ! ころっけなの!」
「カミ! こーな!」
「もう、その呼び方は止めてって言ったでしょう? ここでは店長と呼びなさい」
二人の能天気天使は、分かったのか分かっていないのか、元気に叫びました。
「「カミてんちょ!」」
そうだ、肝心な事を忘れていました。
私――
ランドルフと婚約しました!
フォウのポケットに保存されていたアランの肉体に、魂が戻って来たのです。
「……」
「自分が誰だか、分かる?」
「アラン、だ」
「これから、どうする?」
「この世界で、生きて行くさ」
このアランは、自分の事を『荒木信吾』とは名乗りませんでした。
私はあえて、どちらのアランかも、訊きません。
私がフォレスの最期をアランに伝えると、アランは何も答えずに、ただ黙って静かに、聞いていただけでした。
勇者も魔王も、存在する必要が無くなったこの世界。
魔王因子がこの世から消えて、アランに掛けられていた呪縛が解かれたのです。
彼は彼として、この世界で生きて行く事でしょう。
……まぁ今は、うちに居候しているのですけれどね。
◇ ◇ ◇
「宇宙とやらはどうだった?」
エリオットがお店のカウンターから、話しかけてきます。
「何にも、無かった」
「そうか、まぁ気晴らしくらいにはなったんだろ?」
ロケットに乗れる条件が揃ったので、せっかくだからと宇宙まで旅行に行って来たのです。
乗るための資格だけでしたら、この世界が改変された時に既に持ってはいたのですが、万全を期すために、私がいくつかの究極魔法を取得するまでは見あわせていたのです。
そしてその旅行では、地球の女神に会う事もなく、ただ宇宙空間に漂ってきただけでした。
帰ってきて真っ先に、お店に顔を出した所だったのです。
バックルームのロッカーに行き、コンビニの制服に着替えました。
「お店番、交代するわ。ありがとうね」
「久しぶりだな、その制服は」
「そう、かも」
今の所、お客様は見えていませんが、カウンターに立った私は、自分の心がとても落ち着いて行くのを感じます。
「ここが、本当の居場所って感じがするわ」
「おかえりなさい。魔王様」
お店の天井付近から、デビが声を掛けてきました。
翼は回復して、ちゃんと一対の羽として機能しています。
「お店は狭いんだから、飛ばないでって言ったのに。それにデビ、この世界にはもう魔王は存在しないのよ?」
「アタシにとっては、サオリ様が生きている限り、ずっと魔王様です。それよりも、この服、可愛い」
デビは私が創造ったオリジナルの服を、気に入ったようです。
ちゃんと背中の羽が干渉しないように、デザインされています。
そしてこの世界では珍しいレースを多用していて、フレアスカートの上にフリルの付いたエプロン姿は、小さなメイドさんなのです。
「いつも同じ服しか着ない天使たちより、よっぽど天使に見えるわよ、デビ。……飛んでるし」
「えへへー、アタシ、嬉しい。ありがとう、魔王様」
ニコニコしながらパタパタと、お店の外に飛んで行きました。
デビがいまだに恐れている、怖い怖い光の天使たちと、鉢合わせしない事を祈ります。
「しかし、妖精の件は残念だったな。今のお前でも駄目だったとは」
「そうね。……妖精そのものは創造する事は出来るのだけど、フォレスの魂を呼び戻す事は、不可能だったわ」
「全能ってわけでも無いんだな。……じゃあ俺は久しぶりに遠出でもしてくるぜ」
「行ってらっしゃい、エリオット。もう体が腐る事は無いから、ごゆっくり。あと、西のダンジョンにはゴッズアイテムが入った宝箱を設置したから、オススメよ」
「いや、直接俺にくれても良いのに……」
腰に『教授の鞭』というレアな武器を携え、冒険者として旅立つエリオットを見送りました。
店内は静かな時間が流れ、来店するお客様を待ちわびます。
しかし、暇です。
コンビニの商品ラインナップも、考え直した方がいいかも知れませんね。
ポーション以外の商品が売れているのを、見た事がありません。
お店の入り口のセンサーが、来客を知らせるチャイムを鳴らしました。
「いらっしゃいませ!」
反射的に反応しましたが、入り口を見れば、いつもの天使たちでした。
「いらっしゃいましたなの」
「こーな」
「馬鹿ですか」
「お帰りになったと聞いて」
「わた、わた……」
いつものメンバーが勢ぞろいです。
私が帰って来た事を、エリオットから聞いたのでしょうか。
宇宙旅行から戻ってすぐに、お店に来てしまいましたが、王宮にも挨拶に行っていなかった事を思い出しました。
そうそう王宮と言えば、エリーシアは無事に目を覚ました後、王宮へと帰っていましたが、元勇者の兄ローランドの事や、ジークに攫われた事など、トラウマになりそうな出来事はすべて、どういうわけか記憶から抹消されているようでした。
そんなわけでエリーシアは、魔法学院にも復帰したそうです。
私もあそこの生徒のままなので、そのうち顔を出したいと思っています。
そして、スタンプラリーの最後のハンコは、王都にありました。
マスを全部埋めたら、何処かへの招待状が届くとされていたのに、結局何も起きませんでした。
恐らくこれは、あの神様のいたずらだったのでしょう。どこまでもゲーム好きと言いますか……。
でも、何も起きないという事は、そういう事なのです。
「ミシェールはどうしたの?」
「第一天使は、サオリの部屋を掃除しています。毎日サオリの部屋だけです。他の部屋の掃除もするように言ってください」
「わ、わかったわ……」
カーマイルには一応、約束はしましたが、あのミシェールは自分の信念に基づいて行動するだけなので、私の言う事も聞かなかったりするのです。
いまだに『禁則事項です』という言葉を私に使う程の、意味不明さです。
「カミ! ころっけなの!」
「カミ! こーな!」
「もう、その呼び方は止めてって言ったでしょう? ここでは店長と呼びなさい」
二人の能天気天使は、分かったのか分かっていないのか、元気に叫びました。
「「カミてんちょ!」」
そうだ、肝心な事を忘れていました。
私――
ランドルフと婚約しました!
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